スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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お待たせしました。
今日から投稿再開です。

そしてキュアコスモが登場したのでここで発表しますが、この小説のヒロインはユニとララで、メインヒロインはユニです。

この小説を書き始めたのは元々、スタプリとニュージェネをコラボさせたいという気持ちもあったのですが、スタプリの二次小説でユニがメインヒロインの小説が少ないと思ったのがもう一つの理由です。

現在のこうたに対するユニの気持ちですが、実力は認めているけど恋愛対象としてはみていません。
なのでそんな2人が今後どうなっていくのかも注目してもらえたらと思います。

それでは第6章スタートです!



第6章 十二星座とフワの覚醒! 編
第59話 おかえりお父さん! 星奈家の大切な一日 前編


惑星レインボーでの戦いから数日が経過したある日の朝、こうたはギンガのペンを手に入れた湖に向かってスペースの技を放っていた。

 

「ハァ・・・・ハァ・・・・」

 

そしてウルトラマンの力を纏っていた姿とプリキュアへの変身を解除したこうたは右手に持ったオーブとジードのペンを見ていた。

 

「凄い力だ。ガイさんとリクさんの力はその場の状況に応じて力や能力を変化させて戦えるのか・・・・ちゃんと考えて使わないとな・・・・」

 

こうたはここでオーブとジードの力の扱い方の練習をしていたのだ。

 

「けど、オーブさんのあの力、ゾフィーさんとベリアルさんの力だけはどうしても使えないんだよな・・・・」

 

こうたはオーブ(サンダーブレスター)の力を制御どころか力を使うことすらできなかった。

 

「こんな朝早くから何してるの?」

 

「え? ユニ?」

 

するとこうたは背後から声が聞こえてきたので振り向くとそこにはユニが立っていた。

 

「どうしてここに?」

 

「この辺で凄い音がしたから気になって様子を見に来たのよ。それで? 何をしてたわけ?」

 

「ちょっと新しい力の練習をしてたんだ。まだ全部を使いこなせてるわけじゃないけどな」

 

「そう、随分と頑張るのね」

 

「まぁな、いつまたノットレイダーの連中が襲ってくるかわからないからな」

 

こうたはこの前の戦いでダークネストの力を目の当たりにして彼らへの警戒心は更に強くなっていた。

だからこそ、自分が持っている力についてちゃんと把握する意味もあってこうして練習をしているのだ。

 

「まっ、せいぜい頑張りなさい」

 

「あのさユニ、この後ひかる達と会う約束をしてるんだけどユニも来ないか?」

 

「遠慮するわ。団体行動は苦手ニャン。それじゃ!」

 

「あっ! ちょ!」

 

こうたの誘いを断るとユニはそのまま森の方へと姿を消した。

 

「ハァ・・・・ちゃんと仲間になってもらうにはまだまだ先が長そうだな・・・・っと、俺もそろそろ行かないと・・・・」

 

こうたもひかる達と待ち合わせをしているララのロケットのある場所へと向かった。

 

その後、ロケットに到着したこうたはプルンスやえれな、まどかと一緒にロケットの掃除を行い、その間にララはロケットのメンテナンスを行っていた。

そしてフワはそんなララに付き添っていた。

 

「異常なしルン」

 

「みんな〜!」

 

そこへ笹を持ったひかるがやってきた。

 

「今日、バーベキューするんだ。みんなも来て!」

 

「いいねぇ!」

 

ひかるは他のメンバーをバーベキューに誘うと周りをキョロキョロし始めた。

 

「ユニ、まだ戻ってきてないの? どこ行っちゃったのかなぁ?」

 

「ユニなら今朝会ったぞ」

 

「えぇ!? ホント!? どこどこ!? どこにいたの!?」

 

こうたがユニに会ったと言うとひかるはこうたに詰め寄り話を聞こうとしていた。

 

「近い近い! 森で練習してる時に会ったんだよ。その後はまたすぐにいなくなったけどな。一緒に来るかって誘ったけど断られたし・・・・」

 

「そっか・・・・」

 

「きっとフラッと戻ってくるでプルンス」

 

「それで、練習って何の練習ルン?」

 

「あぁ、これだよ」

 

「それって・・・・」

 

「サーディスが持っていたペンですか?」

 

ひかるはユニがまたいなくなったと聞いてしょんぼりしているとララの質問に答えるためにこうたがオーブとジードのペンを取り出すとえれなとまどかがそれはサーディスが持っていたペンではないかと言ってきた。

 

「あぁ、この2人のウルトラマンの力はこれまで使ってきたウルトラマン達の力と少し違ってて姿や能力が多彩に変化するみたいだからちゃんと使いこなせるようになりたいんだ」

 

「そうだったんだ」

 

「ですが、あまり無理はしないで下さいね」

 

「そうルン。 こうた一人が頑張る必要はないルン。みんなで一緒に頑張るルン!」

 

「あぁ、2人ともありがとな」

 

こうたの説明にえれなが納得するとまどかとララがこうたに一人で頑張らずにみんなで頑張ろうという気持ちを伝えるとこうたもそれに対して感謝の気持ちを伝えた。

 

「そういえばひかる、その木なにルン?」

 

「七夕の笹だよ」

 

「七夕?」

 

こうたのペンの話がひと段落したところでララはひかるが持っていた笹の木が気になっていたので質問した。

 

「織姫と彦星が一年に一度天の川を渡って会えると言われている日。それが今日、7月7日の七夕です。」

 

『本日はララ様の誕生日です。』

 

『えぇ!?』

 

まどかが七夕について説明するとAIが今日はララの誕生日だと伝えるとみんな驚いていた。

 

「オヨ?」

 

「キラやば〜っ☆ 今日はいい日だな・・・・嬉しいことがいっぱいある!」

 

「そっか今日だったか」

 

「他にも何かあるの?」

 

「フワーーーッ!」

 

ひかるの言葉に納得するこうたにえれなは何があるのかと聞くと突然フワの悲鳴が聞こえてきたのでフワのいる場所を見ると・・・・

 

「フワ!」

 

「こ、これは・・・・」

 

「あぁ!」

 

「ケサランパサランか? キラやば~っ☆」

 

「お父さん!」

 

『えぇぇぇぇぇ!?』

 

いま目を輝かせながら、フワを両手で掴んで観察をしている髭を生やして日焼けした男性はひかるの父『星奈 陽一』だった。

 

「お父さん! おかえり!」

 

「ただいまひかる!」

 

「お久しぶりです。陽一さん」

 

「こうた君! 久しぶり、元気にしてたかい?」

 

「はい!陽一さんもお元気そうで・・・・」

 

「いやいや、それにしても凄いな・・・・」

 

「フワ!?」

 

「ケサランパサラン、宇宙生物説がこれで証明されるかもしれない! ヒューマノイドに! タコクラゲ型宇宙人もいる!! キラやば~っ☆」

 

ひかるやこうたと挨拶を終えると陽一は暴走しているかのようにフワやララ、プルンスのことを観察し始めた。その様子を見ていたひかるも瞳を輝かせていて、まさしく親子という感じだった。

 

「キラやば~はお父さん譲りだったんだね。」

 

「うわ〜っ! やめるでプルンス!」

 

「流石はひかるの父ルン」

 

「お父さんはUMA(ユーマ)とか宇宙人を研究しているんだ。」

 

「UMAって・・・・」

 

「ネッシーとかツチノコと言った存在が確認されていない生物のことです」

 

「詳しいねまどか」

 

「父の資料で見ましたので」

 

えれながUMA(ユーマ)とは何かを考えているとまどかは過去に読んだ資料を元にえれなに説明した。

 

「お父さんは研究のために世界中を旅していて、一年に一度七夕の日に帰ってくるんだ!」

 

「嬉しいこととはこのことだったのですね?」

 

「うん!」

 

「いやちょっと待て、これ何かまずくないか?」

 

ひかるが嬉しそうにまどかと話していると陽一の姿を見ていたこうたが焦り始めた。

 

「これでUMAと各地の伝承の秘密を解き明かせるかもしれない」

 

「こうたの言う通り、喜んでいる場合じゃないルン! 地球人に存在を知られたら・・・・」

 

「そうだった! お願い、お父さん!このことは内緒にして! じゃないとみんな地球にいられなくなっちゃうの!」

 

「陽一さん、お願いします!」

 

「え?」

 

『・・・・・・・・』

 

プルンスの乗っていた小型のUFOを虫眼鏡で調べた後に今度はプルンス自身を観察し始めた陽一にひかるは両手を合わせてララ達のことを秘密にしてほしいとこうたも一緒に頼んだ。

そう頼まれた陽一は改めてプルンスやララ、他のみんなの顔を見るとみんなとても緊張した表情をしていた。

 

「・・・・よし、わかった!」

 

「ありがとう!」

 

「えぇ!? 理解はやっ!?」

 

「流石ひかるの父ルン!」

 

「そんな解釈でいいのか?」

 

プルンスは陽一の理解の早さに驚き、ララはそれはひかるの父だからと納得し、こうたはそういう解釈でいいのかと疑問に思っていた。

 

「驚かせて悪かったね。ひかるの父、星奈陽一です」

 

すると陽一はえれなとまどかに近づいて挨拶をした。

 

「え? もしかしてあの星奈陽一さんですか!? ご本読ませていただきました!」

 

「え? 僕の本を?」

 

「はい! 父の書斎にあったので、UMA伝承と人間心理の相関、UMAに関する深い考察が素晴らしかったです!」

 

「いや・・・・」

 

陽一が2人に挨拶をするとまどかは過去に陽一の本を読んだことがあるらしくそれを少し興奮気味に語ると陽一は頭の後ろをかきながら照れていた。

 

「お父さん、いこ!みんな待ってるよ!」

 

そう言ってひかるは陽一が背負っていたリュックを持って早く帰ろうと伝えた。

それから一行はひかるの家に到着すると家の前にある犬小屋の中にいた星奈家の全身真っ白な愛犬『イエティ』が陽一を出迎えた。

 

「ワン! ワン!」

 

「よしよし! イエティ、久しぶりだな!」

 

「イエティとはヒマラヤに生息していると言われているUMAですね?」

 

「似てるでしょ?」

 

まどかはイエティという単語に反応して自身の知識を語りだした。

 

「まどか、結構詳しいんだね?」

 

「まぁ、まどかは昔から勉強熱心だったからなぁ・・・・」

 

えれなはまどかにUMAに関する知識がたくさんあることに驚いているとまどかと小学生の頃から友達だったこうたはまどかのことを知っているからこそ知ってて当然だと思っていた。

 

「お父さん帰ってきたよ!」

 

「おかえりなさい!」

 

「ただいま!」

 

ひかるが陽一を連れて家の中に入るとひかるの母、輝美が出迎えてくれた。

 

「うわっ! 日焼けしてる」

 

「南の島に行ってたからね。輝美も元気そうだ。」

 

「元気元気!漫画もバリバリ描いてる!」

 

「おかえり陽一」

 

「ただいま、お袋」

 

すると今度は陽一の母でひかるの祖母である星奈陽子がスミレの花を花瓶にさし、それを持って出てきた。

すると部屋の奥に台所へと歩く陽一の父でひかるの祖父である春吉の姿があった。

 

「親父・・・・ただいま」

 

「・・・・・・・・」

 

陽一が春吉に話しかけると春吉は立ち止まり、それから何も言わずに陽一を睨みつけていた。

 

「・・・・・・・・」

 

「お父さん、「ただいま帰りました!」だよ」

 

「そういうことではない!」

 

そう言って怒った春吉は新聞を持ってそのまま行ってしまい、その様子を見ていた陽一はどこか寂しそうな表情をしていた。

 

「ワンワン!」

 

「わかったわかった! 輝美、イエティの散歩に行ってくるよ」

 

「ワン!」

 

「うん! バーベキューするから早めに帰ってきてね!」

 

「OK!」

 

するとイエティが陽一の足元に来ておねだりをしていると陽一はイエティの散歩に出かけていった。

 

それからみんなで陽一の帰還とララの誕生日を祝うバーベキューの準備が始まった。

 

「わたしも何が手伝うルン!」

 

「いいからいいから! ララは今日の主役なんだからゆっくりしててくれ」  

 

「でも・・・・何かしてないと落ち着かないルン」

 

「じゃあ、俺達が準備してる間フワの世話を頼む」

 

「わかったルン」

 

こうたにフワの世話ん頼まれたララはトゥインクルブックでミルクを具現化させてそれをフワに飲ませていた。

 

「そういえば、なんでひかるの父は一年に一回しか返ってこないルン?」

 

「前はね、一緒に住んでたんだよ」

 

そしてひかるはどうして陽一が普段から家にいないのかを説明した。

陽一は元々UMAについての調査をするために世界中のいろんな所に行きたいと思っていたが、当時陽一は大学の教師として働いていた事やひかる達家族に寂しい思いをさせてしまうという理由でそれらをずっと我慢していた。

だが、幼いひかるや輝美に後押しされて陽一は研究をして、その内容を本にするために海外に行く決心をした。

しかし春吉はそれに反対したが陽一はそのまま海外へと出発した。

 

「お爺さまは反対なさったのですね」

 

「うん。でもお父さんは外国に出かけて今は一年に一度七夕の日に帰ってくるんだ」

 

「会いたくならない?」

 

「たまにはね。でもお父さん、世界中からいっぱい手紙を送ってくれるから!」

 

「そっか・・・・」

 

えれなが会いたくならないかと聞くとひかるは陽一がたくさん手紙を送ってくれるから大丈夫だと伝えた。

それから外の机の上にバーベキュー用の食材や飲み物にお皿などの準備も完了し、あとは陽一が帰ってくるのを待つだけとなった。

 

「お腹空いた・・・・」

 

「お父さんが帰ってきたらね」

 

「うん!」

 

しかしひかるのお腹がなり、自身が空腹であるとひかるの身体も知らせるとひかる本人は恥ずかしそうに苦笑いしながら頬を赤く染めていた。

 

「ルン。ドーナツ持ってきたルン」

 

ララはプルンスが作ったドーナツを持ってきたことを思い出すとドーナツを取りにひかるの家の中へと入っていった。

 

「何もないな・・・・」

 

「何してるルン?」

 

「っ!」

 

ララは冷蔵庫の中を見ている春吉に声をかけた。

 

「な、何もしておらん!」

 

「バーベキュー、一緒にしないルン?」

 

「私は、いい・・・・」

 

春吉は強がってみせるが、身体は正直で先程のひかるみたいに春吉のお腹がなると強がっていることがララにバレてしまった。

 

「くっ・・・・」

 

「オヨ?」

 

そんなララは首を傾げて何で春吉がみんなとバーベキューをしないのか不思議に思っていた。

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


家族が離れ離れになったのは自分の所為だと思っている春吉

そんな春吉にひかるとこうたの思いは届くのか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第60話 おかえりお父さん! 星奈家の大切な一日 後編

次回もお楽しみ!



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