スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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読んでくれる皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。



第64話 心の氷を溶かせ! 氷の星の演奏会! 後編

みずがめ座のペンを探しに星空界のアイスノー星へとやってきたこうた達。その星の住人であるユキオとイルマに出会うとユキオの笑ったことのないイルマを笑わせたいという願いを叶えるお手伝いをする為に行動するこうた達は洞窟内の氷柱を使って音楽会を開催することにした。

 

 

「どうしたの?こんなところに連れてきて」

 

「氷柱を使った音楽会さ」

 

「音楽会?」

 

そしてイルマを連れてユキオが戻ってきた。

 

「まどかさんお願い!」

 

「わたくしですか?」

 

「まどかならピアノも上手いしね」

 

「確かに、この中ならまどかが一番適任かもな」

 

「・・・・わかりました」

 

そしてひかるから指名されたまどかはスプーンを受け取り氷柱の前に立つと演奏を始める前に一度イルマのことを見た。

イルマは相変わらず無表情のままだった。それからまどかは一度深呼吸をした後に演奏を始めた。

 

〜〜♫

 

それはとても綺麗な音で最初はみんなその音を聞き入っていた。

しかしユキオがイルマの表情を見るとその表情に変化はなく、他のメンバーの表情も徐々に困惑した表情になっていた。

 

「(まどか、頑張れ!)」

 

そんな中でこうたは心の中でまどかのことを応援していた。

 

「イルマ・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「(笑顔を見せてくれない・・・・わたくしに、何が足りないの?)」

 

まどかは自分に何が足りないのか必死に考えるがそれがどうしてもわからなかった。

 

そんな時に・・・・

 

「好きよ、嫌いよ、どっちが本音〜」

 

するとユニがマオの歌をアカペラで歌い始めた。

そしてユニはまどかの顔を見ながら歌い続けて何かを訴えかけるとそれを理解したまどかはユニの歌に合わせて氷柱で音楽を奏で始める。

 

パン! パン!

 

「(え?)」

 

すると今度はその音楽に合わせてひかるとララ、えれなとこうたが手拍子をしたりフワとプルンスが踊りだしたりと周りが楽しそうに盛り上げ始めた。

 

「(わたくしに足りなかったのは・・・・楽しむ心!)」

 

まどかは自分に足りなかったもの、それは楽しむ心だと理解した。

そんな中でユニも過去にオリーフィオの前で歌った時のことを思い出していた。

 

『いい歌声だ』

 

オリーフィオに褒められた時のことを思い出したユニの表情も自然と笑顔になっていた。

 

「(あんな表情のユニ初めて見たけど、いい笑顔じゃないか)」

 

こうたも初めて見たユニの笑顔がとても素敵だと思っていた。

 

「あっ、鼻、鼻が!」

 

そしてユキオも楽しそうに踊っているとその中で転んでしまい、鼻につけていたペンが落ちてしまった。

 

「えへへ・・・・」

 

そしてその鼻に再びペンをつけて笑って見せると、それを見たイルマは両手で顔を隠して走り去ってしまった。

 

「あっ、イルマ!」

 

「イルマちゃん!」

 

「え?」

 

「イルマ!」

 

ユキオはそれを追いかけて行ってしまった。

 

「ダメだったんでしょうか?」

 

「そんなことない」

 

「こうた君・・・・」

 

落ち込んでいるまどかにこうたが話しかけた。

 

「まどかの気持ちはきっと届いてるさ。だって、俺達すっごく楽しかったんだからさ!」

 

「そうだよ!」

 

「ルン!」

 

「みんな・・・・」

 

こうたの意思に賛同するかのようにひかるとララも2人の会話に入ってきた。

 

「とにかく、俺達も追いかけよう!」

 

「はい!」

 

そしてこうた達もイルマとユキオを追いかけた。

 

すると・・・・

 

「おいアレ!」

 

「ノットレーイ」

 

「踏み潰しておしまい」

 

「うわあああっ!」

 

こうた達が見たのはテンジョウによって両肩に大砲をつけた巨大ノットレイになったイルマがユキオに襲い掛かろうとしている姿だった。

 

「ユキオ! みんな!」

 

「ルン!」

 

「いくぞ!」

 

ひかるの声にララが返事をしてまどかとユニも頷いていた。

 

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

「光輝く聖なる宇宙!キュアスペース!」

 

 

『スター☆トゥインクルプリキュア!!』

 

 

 

「ノットレーイ!」

 

『ノットレーイ』

 

そしてプリキュアに変身したスペース達を巨大ノットレイの大砲による雪玉攻撃をみんなそれぞれ回避すると今度はノットレイ達が襲いかかってきた。

 

「しし座・ミルキーショック!!」

 

「てんびん座・ソレイユシュート!!」

 

『ノットレーイ・・・・』

 

そんなノットレイ達はミルキーとソレイユの技で吹き飛ばされた。

 

「「ハアアアアッ!」」

 

その頃、スターとスペースは巨大ノットレイの雪玉攻撃を殴ったり蹴ったりしながら対処していた。

 

「くっ、キリがない!」

 

「俺がなんとかする!」

 

そしてスペースはジードのペンを取り出した。

 

「ウルトラスターカラーペン・ジード! ウルトラカラーチャージ!!」

 

そしてスペースはキュアスペースジードへと変身してスターの前に出た。

 

「プリキュア・レッキングロアー!!」

 

スペースは口から超音波を放射して敵を攻撃する絶叫技『レッキングロアー』で雪玉達を相殺した。

 

「イルマ!」

 

「っ! ユキオ! くるな!」

 

そんな中でスペースはユキオが巨大ノットレイの近くまで来ていたことに気づいて叫んだ。

 

「目を覚ましてくれよ!」

 

しかしユキオの声はイルマには届かず、ユキオは巨大ノットレイの雪玉攻撃を受けて吹き飛ばされてしまった。

 

「ぐああああっ!」

 

「「ユキオ!」」

 

そんなユキオをセレーネとコスモが支えて助けたがユキオは気絶していた。

 

「目を覚まして! ぐあっ!」

 

「スター!」

 

スペースがユキオに気を取られている間にスターが雪玉攻撃を受けてしまい吹き飛ばされてしまい、スペースは慌ててスターのところへ向かった。

 

「大丈夫か?」

 

「うん。 けどイルマちゃんが・・・・」

 

「わかってる。イルマちゃんも、ユキオも、みんなの笑顔もアイツらの好きにはさせない!」

 

そしてスペースのペンダントから光の粒子がスペースの胸元に集まるとそれが形となり、そこに浮いているのはリクがジードに変身する時に使うアイテム『ジードライザー』とリクがレムと通信する時にも使っている『ライザー』、そして『ウルトラカプセル』呼ばれる2本のカプセルだった。

 

「スペース?」

 

「大丈夫だ。任せろ!」

 

「うん」

 

そしてスペースはスターより少し前に出た。

 

「ジーッとしてても、ドーにもならねぇ!」

 

そしてスペースは2本あるカプセルの内の一つを掴んだ。

 

「融合!」

 

スペースがカプセルを起動するとそこから右手を頭上に翳した青いウルトラマン『ウルトラマンヒカリ』が現れて、そのカプセルをライザーにセットした。

 

「アイゴー!」

 

そしてもう一つのカプセルも起動するとそこからもう一人の青いウルトラマン『ウルトラマンコスモス』も左手を頭上に翳して現れるとそのカプセルもライザーにセットしてジードライザーを起動した。

 

「ヒアウィーゴー !」

 

そしてスペースは右手に持ったジードライザーでカプセルをセットしたライザーをリードしてジードライザーにそのウルトラマン達の力を送った。

 

『フュージョンライズ』

 

「見せるぜ! 衝撃!!」

 

そしてスペースはジードライザーを頭上に掲げるとそれを胸元の位置に持ってきた。

 

「ジード!」

 

『ウルトラマンヒカリ! ウルトラマンコスモス! キュアスペースジード・アクロスマッシャー!』

 

そして2人のウルトラマンが光となってスペースと一つになると、スペースの身体が光り輝いてその光が消えるとそこには青い上着と銀色の服、その銀の服には青いラインがいくつも入った『キュアスペースジード・アクロスマッシャー』が姿を現した。

 

「スペースの新しい姿ルン?」

 

「キラやば〜っ☆ 綺麗・・・・」

 

それを見たミルキーとスターはスペースの新たな姿に見惚れていた。

 

「また姿が変わった!? とっととやっておしまい!」

 

「ノットレーイ!」

 

テンジョウの命令で巨大ノットレイがスペースに狙いを集中して攻撃してきた。

 

「プリキュア・スマッシュビームブレード!!」

 

スペースはウルトラマンヒカリのナイトビームブレードを継承した右手首から光の剣『スマッシュビームブレード』を形成して放たれた雪玉を高速で次々と切り裂いた。

 

「早っ!」

 

ソレイユはそのスピードに驚いた。

 

「まだまだ!」

 

それからスペースは巨大ノットレイの周りを高速で飛びながら巨大ノットレイを連続で切り裂いた。

 

「ノットレーイ」

 

巨大ノットレイはスペースの連続攻撃を受けて膝をついた。

 

「何してんだい! 早く立つんだよ! 」

 

テンジョウからの命令を聞いた巨大ノットレイは何とか立ち上がると、今度はユキオの側にいるセレーネとコスモを狙って雪玉を複数放った。

 

「「っ!」」

 

「させるか! プリキュア・アトモスインパクト!!」

 

スペースは両腕を回しながらエネルギーを貯め、左手を右腕の関節に乗せて十字を組み、大気中のエネルギーをスパークさせて収束させた青い光線『アトモスインパクト』を放ち、その腕を動かしながら光線を打ち続けることでスペースはセレーネ達に襲いかかる雪玉を全て打ち落とした。

 

「何ですって!?」

 

これにはテンジョウも驚きを隠せなかった。

 

「プリキュア・スマッシュムーンヒーリング!!」

 

そしてスペースは両手を回しながら両脇に寄せて、それを前方に突き出しながら放つ興奮抑制効果のある鎮静化光線『スマッシュムーンヒーリング』を巨大ノットレイに放つとそれを受けた巨大ノットレイは大人しくなった。

 

「大人しくなったルン」

 

「凄い!」

 

それを見たミルキーとスターは凄いと思っていた。

 

「イルマちゃん! もうやめるんだ! こんなことしちゃダメだ!」

 

『私は・・・・』

 

「何してんだい! さっさとソイツらをやっつけてペンを奪うんだよ!」

 

『うっ、うぅ・・・・』

 

「ノットレーイ!」

 

「イルマちゃん!」

 

しかしテンジョウが持っていた扇子に歪んだイマジネーションを注ぎ込みそれを巨大ノットレイに送ると巨大ノットレイは再び暴れ出した。

 

「さぁ、とっととやっておしまい!」

 

「そんなことさせない!」

 

すると再びスペースのペンダントから光の粒子がスペースの胸元に集まって形になると、ジードライザーとライザー、そして先程とは別のウルトラカプセルが2本現れた。

 

「融合!」

 

スペースがカプセルを起動するとそこから右手を頭上に翳した赤いウルトラマン『ウルトラセブン』が現れて、そのカプセルをライザーにセットした。

 

「アイゴー!」

 

そしてもう一つのカプセルも起動するとそこからもう一人の赤いウルトラマン『ウルトラマンレオ』も右手を頭上に翳して現れるとそのカプセルもライザーにセットしてジードライザーを起動した。

 

「ヒアウィーゴー !」

 

そしてスペースは右手に持ったジードライザーでカプセルをセットしたライザーをリードしてジードライザーにそのウルトラマン達の力を送った。

 

『フュージョンライズ』

 

「燃やすぜ! 勇気!!」

 

そしてスペースはジードライザーを頭上に掲げるとそれを胸元の位置に持ってきた。

 

「ジード!」

 

『ウルトラセブン! ウルトラマンレオ! キュアスペースジード・ソリッドバーニング!』

 

そして2人のウルトラマンが光となってスペースと一つになると、スペースの身体が光り輝いてその光が消えると全身が赤く染まり、両肩とペンダントの周りの胸には銀色の鎧のようなものが装着されていて、両手、両足にも何かをセットできるような長方形の窪みがあり、そして両手首にも赤い装甲がついていて、身体の前後と両手、両足にはブースターのようなものもついている。

更に額の細い銀色のバンダナには緑色のビームランプがついている『キュアスペースジード・ソリッドバーニング』へと変身した。

 

※因みにウルトラマンジードが頭につけている『ジードスラッガー』をスペースは頭につけてなくて、必要な時は頭の上に手を翳すと現れるようになっている。

 

 

「また変わりました!」

 

「いつものことよ」

 

それを見たセレーネは驚き、コスモはもう驚くこともなくいつもの事と受け流した。

 

「いけ!」

 

「ノットレイ!」

 

テンジョウの命令で巨大ノットレイが雪玉による攻撃を再開させるがスペースはブースターを点火して後方へとバク転するような形で飛んで回避した。

 

「ノットレーイ・・・・」

 

それからスペースは額のビームランプから放つ必殺光線『エメリウムブーストビーム』を放ち、巨大ノットレイを攻撃してそれが巨大ノットレイの身体に直撃した。

 

しかし負けじと巨大ノットレイは攻撃を再開するが、スペースは頭上に両手を添えるとそこにはジードスラッガーが現れてスペースが両手を前に出すとジードスラッガーはそれに合わせて飛んでいき、次々と雪玉を切り裂いていった。

 

「そんな!?」

 

「プリキュア・ソーラーブースト!!」  

 

「きゃああああっ!」

 

『ノットレーイ!!』

 

そしてスペースの胸部のプロテクターがいくつか開き、そこから発射する71万度の熱量を秘めた破壊光線『ソーラーブースト』がテンジョウと他のノットレイ達に直撃してダメージを受けていた。

 

「うぅ・・・・」

 

「ユキオ!?」

 

「しっかり!」

 

そんな中で気絶していたユキオが目を覚ました。

 

「イルマ・・・・俺は・・・・君の・・・・笑顔が見たいんだ」

 

「笑顔? ペンを渡せば私がいくらでも見せてやるわよ」

 

「お前は黙ってろ!」

 

「きゃあああっ!」

 

ユキオの言葉に反応したテンジョウにスペースが思いっきりパンチするとテンジョウは後方へ吹っ飛んでいった。

 

ピカーン!

 

すると、ユキオの鼻についていたみずがめ座のペンが急に光り輝きだした。

 

「みずがめ座のペンが!?」

 

「これがあればイルマは元に戻るのか?」

 

「えぇ、必ず元に戻してみせます!」

 

「頼む」

 

「ユキオ、任せてください!」

 

ユキオがセレーネにペンを渡すと光が弾けて中から全体が青色のみずがめ座のプリンセススターカラーペンが姿を現した。

 

「プリキュア・みずがめ座・セレーネアロー!!」

 

そしてセレーネはみずがめ座の力で強化された水の弓矢で放ったセレーネアローが2つに分裂すると巨大ノットレイの両肩に乗っていた大砲を同時に破壊した。

 

「ノットレイ!」

 

「ちっ!」

 

「コスモ!」

 

「え?」

 

そしてセレーネはコスモにペンを投げるとコスモもそれを片手でキャッチするがどうしてか理解できず戸惑っていた。

 

「スペースもお願いします!」

 

「あぁ!」

 

セレーネはスペースに呼びかけた後に再びコスモの顔を見て頷くと、その意志を理解したコスモも頷いた。

 

その頃スペースは、右手首の周りについていた装甲を開いてエネルギーを右手に集中していた。

その光景はまるで右手が燃えているようにも見えた。

 

「レインボーパフューム! いくニャン!」

 

コスモはみずがめ座のペンをレインボーパフュームにセットした。

 

「プリンセススターカラーペン! みずがめ座! くるくるチャージ!」

 

「「プリキュア!」」

 

「ストライクブースト!!」

 

「レインボースプラッシュ!!」

 

スペースの装甲を展開した右手首の発射口にエネルギーを集中させて高熱火炎をまとった72万度の爆熱光線を正拳突きの姿勢で放つ技『ストライクブースト』とレインボースプラッシュの2つの技が左右から巨大ノットレイに命中すると巨大ノットレイは浄化されて元のイルマに戻り、彼女はその場に倒れて気絶していた。

 

「ノットレーイ・・・・」

 

「くっ、いくわよ!」

 

『ノットレイ』

 

敗北したテンジョウ達は転移して撤退した。

 

そしてプリキュア達はトィンクルブックにみずがめ座のプリンセススターカラーペンでタッチするとそこにはみずがめ座の星座が浮かび上がった。

 

「フワ・・・・みずがめ座フワ!フーーーワーーー!」

 

フワの姿が全体的に青色に変化し、両耳は水の雫のような形になった。

フワの掛け声とともに全員スターパレスへと移動させられた。

 

「星の輝きーーー戻るフーーーワーーー!!」

 

フワから青色の星形の光が宇宙の空へ向かって放たれると、その光が飛ばされた場所に光が満ちて、そこにみずがめ座のスタープリンセスの姿が映ると、スターパレスの玉座にみずがめ座のスタープリンセスが姿を現した。

 

「プリキュア、感謝します。 残りのペンはあと2本。プリキュアとして6人の心を一つにして・・・・頼みます」

 

みずがめ座のプリンセスから感謝の言葉を受けたプリキュア達はその後アイスノー星に戻り、変身を解除して今も気を失っているイルマに付き添うユキオのところへと向かった。

 

「イルマ、大丈夫?」

 

ユキオがイルマに声をかけ続けているとイルマが目を覚ました。

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・ぷっ」

 

「イルマ?」

 

「ユキオ、可愛い!」

 

なんと目を覚ましたイルマはユキオを顔を見るなりいきなり笑い出した。

 

「わ、笑った。イルマが笑った!」

 

「笑った!」

 

「いいねぇ!」

 

「ルン!」

 

「本当に素敵な笑顔ですね」

 

「あぁ、そうだな」

 

イルマが笑ったことにひかるとえれな、ララ、まどか、こうたも喜んだ。

 

「嬉しいよ。笑ってくれて・・・・イルマ?」

 

するとイルマの笑いは止まることなくずっと笑い続けていた。

 

「うふふふっ、アハハハハハ・・・・お腹いたい・・・・アハハハハハ・・・・」

 

「ひょっとしてイルマちゃんって・・・・」

 

「笑い上戸?」

 

「私ね、笑いだすと止まらなくなるの、だから・・・・」

 

「ワザと笑わないようにしてたの?」

 

どうやらイルマは笑い上戸らしく一度笑い出すと自分でも止められないらしい。

 

「だって、ユキオに嫌われたくなくて・・・・アハハハハ・・・・可愛い・・・・最高・・・・さっきの歌も演奏も凄く素敵だったんだけどユキオが転んで鼻を・・・・笑い出して止まらなくなったら失礼だと思って・・・・」

 

「そうだったんですか・・・・」

 

「なんか・・・・思ってた理由と全然違ったな・・・・うん」

 

イルマが演奏中に抜け出したのは笑いを必死に堪えていたのが理由だったと知ったまどかとこうたは少し拍子抜けしていた。

 

「イルマ、全然気にしなくていいよ。笑ってくれよ。俺、嬉しいよ!」

 

「凄く、楽しい!」

 

ユキオとイルマはお互いに笑顔で楽しそうに話していた。

 

「ありがとう」

 

まどかがユニに演奏会でのお礼を言うとユニもそれに頷いた。

 

「にしてもユニもあんな笑顔ができるなんて知らなかったな・・・・」

 

「なっ、何よ?」

 

「いやさ、普段からああやって笑っててもいいのになって思ってな」

 

「余計なお世話よ!」

 

そう言うとユニはこうたの足を思いっきり踏んづけた。

 

「いってぇ! 何すんだよ!」

 

「フン!」

 

ユニは知らん顔で先に歩いていくとそれに合わせてみんなもユキオ達にお別れの挨拶をしてアイスノー星を後にした。

 

それからまどかは音楽に大事なのは楽しむ心だと知り積極的にピアノの練習を再開したのだった。

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


観星町星祭が今年も開催される日がやってきた!

今年はこうた達もみんなで一緒に参加することに・・・・

最初は乗り気じゃなかったユニを楽しませることができるのだろうか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第65話 ユニの思い出 みんなで夏祭り! 前編

次回もお楽しみ!



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