スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
3人は湖の近くの橋の前にあるベンチに座って話をしていた。
「実はペンダントから音がしたんだ」
「え?どうして早く言わなかったルン?」
「言おうとしたけど・・・・」
「聞いてなかったルン」
「何で音が出るのか良くわかんないし、何かヒントないかなって、商店街のスタードーナツに行ったの。」
「成る程。確かにあそこなら色々な噂が集まってくるからもしかしたら何か情報があるかもしれない。だからひかるはスタードーナツに行ったんだな」
「うん。色んな噂が集まるお店だから、何かヒントないかなって思ったら、そしたら蛍の話が出たから何かあるかもって思って」
「それで・・・・」
「うん」
「分析によると、プリンセスの力はペンの形をしている可能性が高いルン」
「ペン?」
「2人の話を纏めると、プリンセスの力は蛍のように光るペン。ペンダントは向きを変えて使うレーダーって事でプルンス」
「「っ!」」
「確かに、その可能性が一番高そうだな」
「「ルン!(うん!)」」
そしてひかるとこうたはペンダントを水平に持ってペンダントが反応するか試していた。
「これで良いかな?」
「あぁ、それで良いと思うぞ」
「分析してルン」
『はい。コンパスのように水平に向けて下さい』
「いくよ」
「あぁ」
そうして2人はペンダントを水平に向けて回りました。
すると2人は全く別の方向を向いている時にペンダントが反応した。
「鳴った!」
「こっちもだ」
「あっ!光ったルン!」
すると橋の向こう側に光る何かがあるのをララが見つけた。
「じゃあ俺は別の方向にあるみたいだから、また後で落ち合おう」
「わかった」
「了解ルン」
こうたは1人別の方角に反応した場所へ向かい、ひかる達はその光る何かの所へ向かった。
ひかる達はその光る物体の所にたどり着くと
「あった!光るペン!」
そしてひかるが落ちているペンを拾おうとするとひかるより先にノットレイがペンを拾ってしまった。
「ノットレイ⁉︎」
「ルン⁉︎」
「ノットレイ、ノットレーイ!」
「ペンが」
ノットレイはそのままジャンプして着地するとそのまま走って逃げてしまった。
「待って、ちょっと!え⁉︎」
それを追いかけるひかる達が見たのは大量なノットレイ達だった。
そして、さっき逃げたノットレイが1人の女性にペンを渡してしまった。
「良くやった」
「ノットレーイ」
「待って!」
「あら?地球人じゃないわね。という事は・・・・」
「プリンセスの力を貸して!」
「ルン!」
そして2人は自分達のペンを持って構えた。
「「スターカラーペンダント!カラーチャージ!」」
「「キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!」」
「「トゥインクル!トゥインクルプリキュア!」」
「「トゥインクル!トゥインクルプリキュア!」」
「「トゥインクル!トゥインクルプリキュア!」」
「「スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!」」
「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」
「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」
2人はプリキュアに変身して真っ直ぐ突っ込んで行った。
「やっぱりプリキュアね」
「「やぁーーーっ!」」
一方その頃、こうたはというと
「マジですか?」
こうたのペンダントの反応は湖の中を示していた。
「これって、湖の中に入らないとダメだよなぁ。けど、着替えも水着も持って来てないし、仕方ない・・・・スターカラーペンダント!カラーチャージ!」
こうたは懐からペンを取り出してキュアスペースに変身した。
「良し!」
スペースはそのまま湖に入ってペンダントが反応していた物を探していた。
「やっぱり、宇宙でも普通に呼吸が出来てたから、水中でも呼吸が出来ると思ったんだ」
そうしてスペースは泳ぎながら水中を探していると・・・・
「っ!アレだ!」
スペースは水中で光る何かを見つけた。
そしてそれを掴むと光が弾けて中からペンが出てきた。
「コレがプリンセスの力?それにしては何か違うような・・・・」
スペースが手にしたのは、見た目はスターカラーペンとそっくりだが、色は赤と白の縞々模様のペンでペンには誰かの上半身が写っているがそれは人ではなく、テレビで良く見る正義のヒーローのような姿だった。
「兎に角、ひかる達の所に行かなくちゃな」
そう言ってスペースは湖から出た直後に何処からか何かが爆発する音が聞こえた。
「あっちは確か、ひかる達が行った方角・・・・もしかして!」
スペースは何か嫌な予感がして、爆発があったと思われる場所に飛んでいった。
そして、スターとミルキーは・・・・
「大丈夫ルン?」
「だ、大丈夫」
先程の爆発はスターが陣形を組んだノットレイ達を飛び越えてペンを取り返そうとした時にノットレイ達の攻撃を受けて起きた爆発だった。
「ふふっ、可愛いコマちゃん達はこうして使うのよ」
『ノットレイ!』
「さぁ、一気にトドメよ!」
『ノットレイ!』
「「っ!」」
さっきスターに向かって打った銃の光線が再びスター達に向けて放たれた。
2人は防御の体制をとりそのまま爆発が起きた。
「ふふっ、もう終わり?随分と呆気なかったわね」
『ノットレイ!』
「何が終わったって?」
「っ!」
爆発で起きた土煙が晴れると中から赤い大きな光るバリヤが見えて、そのバリアが消えると・・・・
「何も終わっちゃいないぜ!」
「「スペース!」」
そう、さっきの攻撃はギリギリ間に合ったスペースが大きなバリアを貼って防いだのだ。
「ふっ、やっと3人目が来たわね。」
「アンタ、カッパードの仲間か?」
「そうね。私はノットレイダーの1人、テンジョウ!プリキュアの坊や、ここで纏めて始末してあげる!」
『ノットレイ!』
「そんな簡単にやられてたまるかよ!」
「スペース!ペンはどうなったの?」
「そうルン!ちゃんと手に入れたルン?」
「まぁ一応、手に入れたは入れたんだけど・・・・」
そこでスペースは先程手に入れたペンをスター達に見せた。
「あのペンはもしかして!プリンセスの力?コマちゃん達!アイツの持ってるペンも奪うんだよ!」
『ノットレイ!』
「渡すかよ!それに、スターもミルキーも俺の大切な友達で大切な仲間なんだ!だから、絶対に守ってみせる!」
「「スペース・・・・」」
それからスペースはペンをケースにしまい、こちらに向かって来るノットレイを格闘戦で1人ずつ確実に倒していった。
そんな中でスペースとノットレイ達との間に距離が出来た時・・・・
「今だ!プリキュア!スペースレイ!」
『ノットレーイ!』
スペースは必殺技を使い、中央のノットレイ達を一気に倒すが両サイドのノットレイ達がその空いた隙間に入り、直ぐに陣形は立て直された。
「無駄よ!その程度の攻撃じゃ、この陣形は崩せないわ!」
『ノットレイ!』
「くっ」
「・・・・ミルキー、どうすればいい?」
「え?」
「ミルキーなら、分析、出来るんじゃないかな?・・・・お願い!」
「っ!ルン!任せるルン!」
ミルキーはスターの頼みを聞いて分析を開始する。
「ふふっ、手も足も出ないようね」
「そんな事ない!必ず突破口はある!」
「これなら、何とかなるかもしれないルン!」
「OK!いくよ!」
「え?」
スペースはこの状況の突破口を考えていると後ろからスターとミルキーの声を聞いて振り向くと2人が高くジャンプしていた。
「何度やっても同じよ!」
テンジョウの言葉を受けてノットレイ達が2人を攻撃したがミルキーのハート形のバリアに防がれていた。
「何⁉︎」
「今ルン!」
「いっけーっ!」
スター達は両手を繋いで、スターの足元に星形のエネルギーを生成し、それを足場にして加速しながらテンジョウの所へ突っ込んで行った。
「一人ではだめでも・・・・」
「二人なら!」
「プリキュア!ミルキーショック!」
ミルキーが必殺技を地上のノットレイダーに向けて放ち、大きな爆発が起こり土煙が上がった
「何も見えない・・・・」
「2人じゃなくて、3人だろ!」
「っ⁉︎しまった⁉︎」
スペースはこの土煙を利用してテンジョウとの距離を詰めて彼女が持っているペンを奪った。
「スター!」
スペースも高くジャンプして空中にいるスターに向けてペンを投げ、スターがそれを受け取ると光が弾けてピンク色のペンが現れた。
「っ!ペンが・・・・」
『星座の力を・・・・』
「はっ!・・・・」
『今だ!俺の力を使え!』
「え?何でペンから声が?」
『いいから早く!』
「は、はい!」
スターとスペースはペンからの声を聞き、技を打つ体制に入った。
「「プリキュア!」」
2人はペンで星の形を描くとその星がそれぞれのマークの形に変化して、それがペンダントに入るとペンの力が開放された。
「おうし座!」
「ギンガ!」
「スターパンチ!」
「スペースレイ!」
スターの技は今までの技と違い、星の色が黄色ではなくピンク色になり、スペースの光線も今までの赤い光線ではなく、虹色の光線が放たれて今までより強い力が発動した。
「っ!」
テンジョウは直前で逃げたが、2人の攻撃が地面に直撃した時に大きな爆発が起きた。
「凄いルン」
それからテンジョウとノットレイ達の姿はなく、どうやら完全に逃げたようだ。
「凄い力だ・・・・うわっ⁉︎」
スペースは自分が手に入れたペンを見ながら、その力について考えていると突然、そのペンが光り出して、光の影響で周りが見えなくなった。
こうたは恐る恐る目を開けると、周りには何もない真っ白な空間で自分以外誰もいなくていつの間にか変身も解けていた。
すると・・・・
「よっ!」
こうたは声のした方に振り向くと、そこには左手に見た事もない青いブレスレットをした何処かの隊員と思われる服を着た男性が立っていた。
「貴方は?」
「俺の名前は礼堂ヒカル。よろしくな!」
「(ひかると同じ名前・・・・)はじめまして!如月こうたといいます!」
こうたは青年、礼堂ヒカルに自己紹介をした。
「あぁ、よろしくなこうた!さっきの戦い見てたぞ!良くやったな!」
「ありがとうございます!」
「お前の仲間を、友達を思うその優しさ。これからも大切にするんだぜ。」
「はい。」
「お前になら、安心して俺達の、ギンガの力が宿ったペンを預けられそうだ。」
「ギンガ?」
こうたはギンガという存在がどういう存在なのか、イマイチ理解していなかった。
「ウルトラマンギンガ・・・・平和の為に、大切な物を守る為に戦うウルトラマンの内の1人で、俺に未来は変えられる事を教えてくれたウルトラマンなんだ。」
「ウルトラマン?」
「まぁ簡単に言えば、悪と戦う正義の味方ってやつだな。」
ヒカルはギンガに、ウルトラマンについて簡単に説明した。
「それが、ウルトラマン?」
「あぁ!んで、お前が今持ってるそのペンにはギンガの力が宿っている。あの悪そうなら連中はごめんだが、お前なら安心だ。だから、お前にそのペンを託すぜ。」
「礼堂さん・・・・」
「ヒカルで良いぜ!俺もお前を名前で呼んでるしな。」
「はい!ありがとうございます!ヒカルさん!」
「おう!・・・・おっと、そろそろ時間だな。もし困った事があったら遠慮なくギンガの力を使ってくれ!そして忘れるな。俺達は、この空で繋がってる!遠く離れた所からだけど、応援してるぜ!」
「はい!」
「じゃあな!また会おうぜ!」
ヒカルは右手の拳を突き出してきた。
こうたも同じように右手の拳を突き出して2人の拳が重なるとその拳の中心が光だした。こうたは再び目を瞑り、その光が収まってこうたは目を開けると、そこはさっきまでノットレイダーと戦っていた場所で、こうたは戻ってきたと直ぐにわかった。
「戻ってきたんだ。」
「こうた!」
こうたは呼ばれて振り向くとひかる達がこうたに近づいてきていた。
「ねぇ、今の光ってなんだったの?」
「私も気になるルン!」
「一体、何だったでプルンス?」
「フワ?」
「あぁ、ちょっと、このペンの力の持ち主と話してたんだ。」
「えぇ⁉︎話できたの⁉︎ キラやば~っ☆ねぇねぇどんな人だったの⁉︎もしかして宇宙人⁉︎」
「落ち着けよひかる。ちゃんと話すからさ。」
こうたの話を聞いてひかるがグイグイこうたに近づいて話を聞こうとしているとひかるが持っていたプリンセスの力のペンが突然浮かび上がった。
『フワに、力を!』
そしてそのペンをトゥインクルブックに差し込むと、トゥインクルブックから大きな星が浮かび上がり、その星の中に小さな宇宙があった。
『星座の想いを、描くのです。』
「よぉし!」
ひかるがその宇宙の中の星にペンでタッチすると、おうし座の星座が浮かび上がり、その力がフワに注がれた。
「おうし座フワ!フーーワーーッ!」
すると今度はフワの掛け声とともに足元に大きな星が現れるとその星に乗って、全員別の場所へと移動した。
「星の輝き戻るフーーワーーッ!」
そして、フワから宇宙に放たれた輝きが、おうし座のスタープリンセスを復活させた。
「おうし座のプリンセスが、スターパレスに戻ったでプルンス!」
「キラやば~っ☆ 綺麗〜」
プルンスはおうし座のプリンセスが戻った事に感動し、ひかるはその姿に見惚れていた。
「伝説の戦士プリキュア、プルンス、それに・・・・」
「フワ!」
「フワ、星座の力を取り戻してくれて感謝します。しかし、余談を許しません。残り11星座のスタープリンセスの力を取り戻さねば、全宇宙の星々はいずれ消えゆきます。」
「ルン!そんな・・・・」
「星が、消えちゃうなんて、そんなの嫌!」
「あぁ、絶対にさせない!」
「・・・・ルン」
ひかるとこうたは星が消えるのを阻止すると宣言し、ララも静かに気を引き締めていた。
「先の戦いで力を使い果たし、私も完全な復活には至っておりません。宇宙を救う為には、残りのプリンセススターカラーペンを集め、フワに授け、育てるのです。」
「「っ!」」
「フワに?」
「フワ?」
「「うん(ルン)!」」
「はい!」
「大好きな星も、宇宙も、それにフワも、守るよ!」
「頑張るルン!」
「絶対に、守ってみせます!」
「頼みます。プリキュアよ。」
「あの、こうたの持ってるペンってプリンセスのペンとは違うんですか?」
「私も気になってたルン」
ひかるとララはこうたが持ってるペンがプリンセスのペンと違う事を気にしてスタープリンセスに質問した。
「彼の持つペンには、ウルトラマンと呼ばれる光の巨人の力が宿っています。」
「ウルトラマン?」
「って何ルン?」
「簡単に説明すると悪い奴と戦ったり、平和の為、大切な物を守る為に戦う戦士なんだって」
「何で知ってるルン?」
「さっき聞いたから・・・・」
「そうです。彼らは自分達の信じる物の為、大切な物を守る為にその力を使い、これまでに数多くの宇宙の、星の危機を救ってきました。」
「キラやば~っ☆ じゃあこうたはそのウルトラマンの力を使えるって事ですか?」
「えぇ、そのペンを名付けるなら『ウルトラスターカラーペン』といった所でしょうか?」
「ウルトラスターカラーペン・・・・」
こうたは改めてギンガのウルトラスターカラーペンを見つめた。
「貴方、お名前は?」
「え?如月こうたといいます。」
「こうたさん、どうか私達に、力を貸して頂けないでしょうか?この宇宙を、星を救う為に」
「勿論です。俺に出来る事なら喜んで協力しますよ。」
「ありがとう。では皆さん、どうかこの宇宙を、星をよろしくお願いします。」
そしてひかる達はスターパレスから元いた場所へと戻った。
「ねぇ?」
「ルン?」
「ごめん!」
「え?」
ひかるは真っ先にララに頭を下げて謝った。
「私、ララちゃんに酷い事、勝手な事ばっかり・・・・」
「ひかる・・・・」
ひかるが両手を握りしめているとその両手をララのセンサーがタッチした。
「っ!」
「私の方こそ、ごめんルン、ひかる!」
「っ!ララ・・ちゃん?」
「ララでいいルン。その方が、効率的ルン。」
「うん!ララ!」
「良かった。2人が仲直り出来て」
「うん!」
「こうたも、迷惑かけてごめんルン。」
「え?ララ、俺の事も名前で・・・・」
「嫌、だったルン?」
「そんな事ないよ。これからもよろしく!ララ!」
「ルン!」
「フワ!」
「青春でプルンス!」
こうしてみんな名前呼びになって、3人の絆は更に強くなったのであった。
To Be Continued
次回予告
ロケットの修理がある為にララ達を残してはぐくみ市のプラネタリウムを見にやって来たひかるとこうた。
しかし、そんなはぐくみ市に見た事もない怪物が現れて・・・・
次回、『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第7話 行くぞ!はぐくみ市へ!新たな出会い!
次回も楽しみに!