スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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お待たせして申し訳ありません m(_ _)m

体調不良や他の小説の執筆など約2ヶ月の間投稿できずにいてすいませんでした。

今日からまた投稿を再開していくのでよろしくお願いします。

そして昨日で『ウルトラマンデッカー』が最終回を迎えて素晴らしいハッピーエンドだったと思います。

因みにそんな昨日は私の誕生日でもあったので私が生まれた日にデッカーが最終回を迎えたと勝手に運命を感じている自分がいます。

そんなわけで今年もよろしくお願いします。

それでは本編をどうぞ!



第71話 熱く燃えるぜ! みんなでロケット修理! 前編

壊れたロケットを修理する為にヤンヤンの故郷『プルルン星』へとやってきたこうた達、途中でアイワーンからの襲撃を受けるも何とかそれを撃退し、一行は無事にヤンヤンの家とロケットを直せる職人がいると言われている星の中心部へと到着した。

 

 

「ここがプルルン星の中心部ヤンか!」

 


「やっと着いたでプルンス・・・・」

 

「お疲れプルンス」

 

プルンスはここまでずっとロケットを運んできてくれていたのでこうたは疲れきっているプルンスに労いの言葉をかけた。

 

「キラやば〜っ☆!竜宮城みたい!」

 


「楽しそうな場所ルン!」

 

そこは磯巾着や珊瑚などと同じ形をした岩や建物だけでなく、地球の海にも生息している海の生き物達に似た姿の宇宙人達がたくさんいてとても賑わっていた。

 

「フワ!」

 

「・・・・美味しそう・・・・」

 


「ガクッ! 絶対に食べるなよ」

 

「うっ」

 

そんな宇宙人達の姿を見てユニが美味しそうな目線を送っているのに気づいたこうたは念の為にとユニに注意をした。

 

「どんなロケットでも直せる職人さんはどこにいらっしゃるんですか?」



 

「こっちヤン!」

 

まどかが自分達が探している職人がどこにいるのかをヤンヤンに尋ねるとその場所へ案内してくれて、町から離れた場所まで歩いてきたこうた達は目的地となる立派な工房のある建物の前に到着した。

 

「ここヤン!」

 

『おぉ・・・・」

 

「フレアさんは元々プラズマ星人で、めっちゃ熱いヤンか!」

 


「プラズマ星人?」

 

「フレアさん!こんにちは・・・・ん?アチチチチチチチ! 何なの!?」

 

ひかるが工房の出入口に扉に向かって駆け込んで挨拶をしようとするが、床の熱さに耐えられず火傷しそうになっていた。


 

「凄い熱だ」

 

「一体、何の用じゃけ?」

 


『えぇぇぇぇっ!?』

 

すると中から炎に目や手足がついたような姿をした凄い熱を発する宇宙人が出てきて、この宇宙人こそヤンヤンが言っていたプラズマ星人のフレアだった。

そしてその燃え上がる炎のような姿を見たこうた達はみんなとても驚いていた。

 

『カニ!カニ!カニ!カニ!』

 


「美味しそう・・・・」

 


「だからダメだって・・・・」

 

それからヤンヤンから事情を聞いたフレアは小型の蟹のような姿をした宇宙人達に指示してロケットを大きな板に乗せてここまで運んできてもらった。


その姿を見ていたユニが再び美味しそうな視線を送っている事に気づいたこうたは改めて注意した。

 

「ストーップタツ!」

 


『カニー!』

 

竜の落とし子のような姿をした宇宙人・タツの指示で、蟹達はゆっくりとロケットを乗せた板をその場に下ろした。

 

「親方!」

 


「おう!」

 


「フレアさんはあの炎でどんな硬い物でも飴みたいに溶かせるヤンか!」

 


「キラやば〜っ☆!」

 

ヤンヤンからフレアについての説明を聞いたひかるはいつものように興奮していた。

 

「こいつは、中々個性的なロケットじゃの・・・・」

 

「フレアさん・・・・」

 


「親方って呼ぶタツ!」

 


「あっ、はい・・・・ えっと、親方!ロケットの修理、お願いします!」

 


「お願いヤン」

 

ひかるがフレアの事を呼ぼうとするとタツに呼び方を注意されてしまい、改めてひかるとヤンヤンはフレアにロケットの修理をお願いした。

 

「まっ、ご近所のヤンヤンちゃんの頼みなら、聞かん訳にはいかんのぉ・・・・」

 


「ありがとうございます!」

 

フレアがロケットの修理を引き受けてくれる事になり、こうたはフレアにお礼を言った。

 

「どれくらいで直る?」

 

「・・・・こんだけのロケットを修理するとなると特大の炎が必要じゃけ・・・・おいタツ! 支度しろ!」

 


「へい!親方!」

 

ユニの質問に対してフレアは特大の炎が必要と判断してタツや周りの蟹達はさっそく準備に取り掛かった。


その後、蟹達が互いに向き合う形で2列に並んで太鼓を構え、その近くには巨大な釜戸とそして空気を送るシーソー型の器具が用意されていて、そのシーソーの近くにはイカとタコのような姿をした2人の宇宙人が立っていた。

 

「これは何でプルンス?」

 


「風を送って、親方の炎をメラメラさせるタツ!」

 


「そうすれば、ロケットが直せるの?」

 


「その通りタツ!」

 

そしてフレアは釜戸の上に乗り配置についた。

 

「親方!いつでもいけるじゃなイカ!」

 


「オクトパス!」

 


「・・・・まぁ、待つじゃけ・・・・おう!嬢ちゃん達と兄ちゃん!」

 


『?』

 


「ロケットを直したいっちゅうなら・・・・ハートを見せい!!」

 

フレアは修理を始める前にこうた達に彼らのハートを見せろと言ってきた。

 


「ハートを見せるって?」

 

「どういう意味ですか?」

 

「・・・・お前とお前とお前とお前は燃料をよこすじゃ・・・・」

 

ひかるとこうたがフレアに質問をするとフレアはララ、ひかる、ユニ、こうたの4人に自身に必要な燃料を送る係に選ばれた。

 

「お前とお前、体力ありそうじゃけ・・・・イカリンとタコリンの代わりに吹子を踏むじゃけ!」

 

そしてえれなとまどかには吹子を踏んでフレアに風を送る係に任命された。

 

「イカリン?」

 

「タコリン?」

 

「多分あそこにいる2人のことだろ? あの! 俺も体力には自信があるのでえれな達と同じ事をしたらダメですか?」

 

「ダメじゃけ! お前さんは怪我しとるじゃろ? 怪我人は大人しくしとれ!」

 

「わ、わかりました」

 

フレアはこうたの顔や身体に貼ってある絆創膏やガーゼを見て怪我をしている事を考慮し、あえてえれな達とは別の役割をこうたに与えたのであった。

 

 

「自分らのロケットは自分らで直せ」

 


「頑張ろう、みんな!」

 

『おぉ!』

 

燃料送りを担当するこうた達は、団扇を持ちながら炭火で焼かれているステーキの周囲を囲むように立っていて、えれなとまどかは空気を送るシーソーの両脇に立っていた。

 

「準備はいいタツ?」

 


『うん(はい)!』

 


「フワもやりたいフワ!」

 


「オヨ?」

 

するとフワも応援がしたいと言い出し、ララがトゥインクルブックから小さなドラムを具現化させた。

 

「応援するフワ!」

 

「始めるタツ!」

 

タツの掛け声と共にイカリンとタコリン、蟹達、そしてフワがそれぞれ太鼓やドラムを叩き始めた。

 

「ファイヤーじゃけ!」

 


「イカ!」

 


「タコ!」

 


「イカ!」

 


「タコ!」

 

えれなとまどかは掛け声を合わせながら、交互に吹子を踏んでフレアに空気を送っていた。


 

「いい匂い・・・・」



 

「プルルン星名物、『サンゴインステーキ』ヤンか!」

 

「めちゃくちゃ美味しそう・・・・」

 

「食べたらダメよ」

 

「わかってるって・・・・それさっきのお返しか?」

 

「さぁ? どうかしらね?」

 

こうた達は『サンゴインステーキ』を焼き続けている中でこうたが美味しそうと言ったのに対してユニが反応して先程までの仕返しとばかりにこうたに注意をした。


 

「じゃんじゃん燃料よこさんかい!」

 


『はい(ルン)!』


 

「プルンス!フレアさんに届けてヤン!」

 


「お任せでプルンス!親方!」

 

ヤンヤンがステーキをプレートに乗せてそれをプルンスに託し、それをフレアの所へ運ぶとフレアが口を開けてプルンスがステーキを放り込み、フレアはそれを1口で食べてしまった。

 

「・・・・おう、風が足りないじゃけ」

 

「イカ!」


 

「タコ!」

 


「イカ!」

 


「タコ!」

 

「いまいち燃えないじゃけ!」

 


「えぇっ!?」

 


「もっと早く踏んでみましょう!」

 


「OK!」

 

えれなとまどかが吹子を踏み続けるが、いまいち燃えないと言われてしまう。


そう言われた2人は早く踏もうとまどかが提案し、えれながそれを承諾して再び吹子を踏み始めた。

 

「イカ!」

 


「タコ!」

 


「イカ!」

 


「タコ!」

 


「イカ!」

 


「タコ!」

 


「うぉぉぉぉっ!」

 

2人が早いペースを吹子を踏むとフレアの身体が青白く燃え上がった。

 

「凄いパワーでプルンス!」

 


「流石、観星中の太陽と月!」

 


「太陽と月じゃ?」

 

えれなとまどかの姿をひかるが褒めるとフレアがその言葉に反応した。

 

「イカ!」

 


「タコ!」

 


「イカ・・・・!」

 


「タコ・・・・!」

 


「イカ・・・・」

 


「タコ・・・・」

 


「イカ・・・・」

 


「タコ・・・・」

 

えれなとまどかは疲労がみえてきて徐々にペースが落ちてきた。

 

「ん?」

 

そして先程まてま青白く燃え上がっていたフレアの身体が元の色に戻ってしまった。

 

「イ・・・・カ・・・・」

 

「タ・・・・コ・・・・」

 

「はぁ・・・・はぁ・・・・イ・・・・カ・・・・」

 

「はぁ・・・・はぁ・・・・タ・・・・コ・・・・」

 

「まずいな」

 

2人の疲労が限界に達している事に気づいたこうたは2人の事を気にかけてた視線を送っていた。

そしてえれな達は吹子を踏む足の動きを止めてしまった。

 


「なんじゃ?そんなもんか?」

 


「あ、足が・・・・」

 


「動けません・・・・」

 

「えれなさん、まどかさん!」

 


「大丈夫ルン?」

 

その様子に、ひかる達も心配そうに見つめた。

 

そして・・・・

 

「はぁ・・・ はぁ・・・ もう限界かも・・・」

 


「はぁ・・・ はぁ・・・ はい・・・ これ以上は無理です・・・」

 


「・・・・ふん!情けないのぉ・・・・お前らのハートはそんなもんか!?」

 

『っ!?』

 

息を切らす2人に対するフレアの叫びを聞いた2人は表情を曇らせてしまう。

 

するとみんなの頭上から雨が降ってきた。

 

「あれ?」

 


「やめじゃ!やめじゃ!」

 

『えっ?』

 


「スコールがくるタツ」

 


「プルルン星名物、スコールヤン!」

 


「消えちまうといけねぇ。スコールが行っちまうまで休憩じゃけ」

 

その時、天候が変わって雨が降り始めた。


フレアは自身の炎を守る為に大皿を傘代わりに使って他の仲間達と一緒に工房の中へと入っていった。

 

『ん? うわああああっ!?』

 

その直後に大雨が降り出してきてこうた達も慌てて工房の中へと入っていった。

 

「えれなさん、まどかさん!大丈夫?」


 

しかしえれなとまどかはフレアに言われた言葉がショックだったのか大雨が降っているにも関わらずその場に座り込んで一歩も動こうとしなかった。

 


「ごめんね・・・・」

 


「わたくし達の所為で、修理が遅れてしまって・・・・」

 


「・・・・・・・・っ!」

 

「こうた!?」

 

「どこ行くルン!?」

 

するとこうたは走って工房の奥へと向かっていき、それから少しして戻ってくると、その手には3枚の白いタオルが握られていた。

 

「ちょっとこれ持っててくれ!」

 

「えっ? うん・・・・」

 

それをひかるに預けるとこうたはえれな達の所まで走っていった。

 

「んな事気にしてる場合じゃないだろ! 今はとにかく中に入れ!」

 

「でも・・・・」

 

「わたくし達がもっとちゃんとできていたら・・・・」

 

「反省なんて後でいくらでもできるだろ!それよりここで体調を崩される方がよっぽど俺達に迷惑をかける事になるんじゃないのか!」

 

『っ!』

 

こうたの言葉を聞いた2人はゆっくりとだが立ち上がった。

 

「ほら! 早く行くぞ!」

 

そんな2人の手を引いて、こうたはひかる達のいる工房の中へと入っていった。

 

 

 

To Be Continued

 




         次回予告


ロケットの修理が上手くいかずに落ち込んでしまうえれなとまどか

しかし、互いの良さを知った2人の炎は熱く激しく燃え上がる

果たしてその熱はフレアに届くのだろうか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第72話 熱く燃えるぜ! みんなでロケット修理! 後編

次回もお楽しみ!



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