スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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第79話 重なる想いと絆! 目覚める新たな力! 前編

遂に12星座のペン全てを手に入れたプリキュア達だったがスタープリンセス達からフワに食事をさせるように言われて言う通りにするとフワの身体が輝き出して新たなペンが現れるのと同時にフワの姿が変化してしまった。

 

 

「フワを育てるってこういう事だったの!?」

 

「フワァ!」

 

「ですが、まだです。フワの力は完全ではありません。フワはまだ成長の途中・・・・「途中って? ま、ま、ま、まさか!? あのふわふわのフワが!?」」

 

おうし座のプリンセスが説明してる途中でスターは勝手に大きな馬の姿に成長したフワを想像していた。

 

「あの・・・・もしもし?」

 

「落ち着け」

 

「あいた!」

 

そんなスターの頭にスペースがチョップをくらわせてツッコミをいれた。

 

「あははは・・・・とにかくフワを成長させなければなりません」

 

「星の輝きも戻らず、宇宙の平和も戻りません」

 

「惑星レインボーも・・・・」

 

「「・・・・・・・・」」

 

うお座、おうし座のプリンセスの話を聞いたコスモは今のままでは惑星レインボーは元に戻らないと言われてショックを受けているとスターとスペースはコスモを見ながら心配していた。

それからスター達は地球へ戻ると時間が夜という事もあり続きは明日考えようという事になるとこうた達はそれぞれの家に帰り、トッパー達も月周辺に宇宙船を待機させつつ破損部分の修復を行う事になった。

 

それからこうたの家ではララとユニ、プルンスの歓迎会としてみんなで海鮮料理を美味しく食べた。

 

「ふぅ・・・・こうた、お風呂上がったルン」

 

「あぁ。服は俺が前に着てたやつだけど大丈夫か?」

 

「大丈夫ルン。大きさも丁度いいし問題ないルン」

 

そこには以前こうたが着ていた白い半袖のTシャツと水色の短パンを穿いて首元に巻いたタオルで髪を拭くララの姿があった。

 

「そっか、なら良かった」

 

「今度、ララちゃん達が着る寝巻とか必要な物を一緒に買いに行きましょうか?」

 

「ルン!」

 

ララはしずかから買い物の提案をされて喜んでいた。

 

「あっ、こうた、悪いんだけどユニちゃんを呼んできてくれる? 次はユニちゃんにお風呂に入ってもらいたいから」

 

「わかった」

 

しずかに言われてこうたはユニが使う事になっている2階にあるユニの部屋へと向かった。

 

コンコン!

 

「ユニ? いるか?」

 

「いるけど、どうしたの?」

 

こうたがユニの部屋の扉を叩いて話しかけると部屋の中からユニが返事をしてきた。

 

「母さんが次はユニがお風呂に入る番だから呼んできてくれってさ」

 

「そう・・・・私は遠慮しておくわ。お先にどうぞ」

 

「・・・・・・・・部屋に入ってもいいか?」

 

「・・・・・・・・好きにすれば」

 

先程のユニの姿を思い出したこうたはユニの許可を得て彼女の部屋に入るとそこには普段着のままベッドの上に座るユニの姿があった。しかし部屋の電気は消えているが外からの街頭や月の光が入ってきていたので真っ暗ではなかった。部屋の中は引っ越してきたばかりだから仕方ないが机やベッド、箪笥に絨毯と必要最低限の物しかなかった。

 

「・・・・・・・・」

 

「どうした?」

 

こうたはユニの左隣に座るとそのまま彼女に話しかけた。

 

「やっと全てのペンが、スタープリンセスが揃って惑星レインボーが救えると思ったのに・・・・」

 

「ユニ・・・・」

 

ユニはノットレイダーにいた頃から全てのペンが揃えば願いが叶うと思っていたからこそ、それだけでは足りないと知らされてショックだったのだ。

 

「俺達は全てのペンを揃えてその力をフワに与えて育てる事が宇宙を救う唯一の方法だって初めてスタープリンセスに会った時に聞いてたからそれを信じてこれまでやってきたけど・・・・そこへ辿り着くにはまだまだ先が長そうだな」

 

「私は一刻も早くみんなを、オリーフィオを救いたいのに・・・・」

 

「ユニ・・・・」

 

こうたは隣で落ち込んでいるユニの頭を右手で優しく撫でた。

 

「っ!」

 

「大丈夫。惑星レインボーも、石になった人達もきっと助けられるって俺はそう信じてる。だから、これからも一緒に頑張ろう。なっ!」

 

「・・・・えぇ」

 

それから夜が明けて朝になるとこうた達はいつもロケットを着陸させていた場所に集合し、トッパー達星空連合に12星座のペンが揃い、スタープリンセスが全員スターパレスに戻った事を伝えた。

 

「そうか、12星座のスタープリンセスがお戻りに・・・・良かったのである」

 

「トッパーさん」

 

「フワ? フワも大きくなったフワ! とっても高く飛べるフワァ!」

 

「ちょっとフワ!」

 

「わかったからとりあえず降りてこ〜い!」

 

トッパーがスタープリンセス達の期間に嬉しそうにしている時にフワは以前よりも高く飛べるようになっていて、飛んでいったフワをひかるとこうたが呼び戻そうとしていた。

 

「しかし、これがあの時のフワとはな、君達色々と展開が激しいである」

 

「まぁ、そうですね」

 

「えぇ、今回はとくに」

 

「うん」

 

トッパーの発言にこうたとまどか、ひかるの3人は同意した。

 

「はぁ、フワを成長させるって言われてもなぁ・・・・」

 

「悠長な事を言ってられんである!」

 

「ガルオウガも出てきたし・・・・」

 

「こちらからノットレイダーに攻め込めれば・・・・」

 

「無理よ。ガルオウガのワープでしたかノットレイダーがいる星には行けないわ」 

 

「では場所もわからずか・・・・」

 

「言えるのはブラックホールが近い宇宙の片隅とだけ」

 

ユニとトッパーがノットレイダーの拠点について話しているがそれでも彼らの所へ行く手段が今のこうた達や星空連合にはなかった。

 

そのノットレイダーはというとガルオウガがダークネストの前で膝をつき、前回の戦いでの失態を反省していた。

 

「この度の一件、私めの失態、全ては私めの責任、ダークネスト様より賜った力も無駄に・・・・」

 

『12星座は戻った。だが・・・・まだだ」

 

「っ!」

 

するとダークネストが手を前に出すとガルオウガが持っていた腕輪が宙に浮かび上がり、その腕輪にダークネストが今まで以上に自身の力を腕輪に注ぎ込んだ。

 

『まだ力を得ていない』

 

「力?」

 

「奪うのだ!」

 

「フワをですね。ではこのカッパードにお任せを・・・・「言ったはず!」」

 

カッパードが出撃しようとするがガルオウガに止められた。

 

「全ては私の責任と、私が行く!」

 

「ガルオウガ様?」

 

「必ずや、 ご期待に添えてみせます!」

 

『行け!』

 

「はっ!」

 

こうして新たな力を得た腕輪を左手につけたガルオウガは地球に向けて出発した。

 

その頃、地球ではひかる、ララ、えれな、まどかの4人がフワを囲むように集まっている側でトッパー達星空連合のメンバーは何かを話していて、ユニは靴と靴下を脱いだ両足を近くの川に入れて座っているとその側でこうたは仰向けに寝転がって寛いでいた。

 

「成長といえば、まずご飯!」

 

「オヨ?」 

 

「たい焼きフワ!」

 

ひかるがうお座のペンでトィンクルブックにたい焼きを書いて具現化させるとそのたい焼きをフワに食べさせた。

 

「美味しくフワ!」

 

「次は私ルン!」

 

すると今度はララがかに座のペンでたこ焼きを書いて具現化させるとそれをフワに食べさせた。

 

「今度はたこ焼きフワ!」

 

「今度はあたしが!」

 

「わたくしも!」

 

それに続いてえれなはさそり座、まどかはやぎ座のペンを使って次々と食べ物を具現化させてそれらをフワに食べさせた。

 

「ドンドンいくでプルンス!」

 

「次はおうし座ペンで!」

 

「今度はふたご座ペンルン!」

 

「ふぁ〜っ、ん?」

 

みんなドンドンフワに食べ物を与えている時にこうたは欠伸をしながらのんびりしているとユニは濡れた足を拭いて靴下と靴を履いてひかる達の様子を見に行った。

 

「どう? って、これでホントに大丈夫ニャン?」

 

「成長というか・・・・」

 

「お腹はぽっこりだね」

 

「あんまり食べ過ぎるとお腹を壊すから気をつけろよ」

 

「は〜い」

 

フワは満腹を言わんばかりにお腹がぽっこり膨れていた。

 

「ご馳走様フワ!じゃ、みんなで遊ぶフワ!」

 

「ちょっとフワ!」

 

「どこ行くでプルンス!?」

 

お腹いっぱい食べたフワはそのまま森の方へ飛んで行ってしまうとみんな慌ててフワの後を追いかけていった。

 

「フゥワァ! みんな遅いフワ!」

 

「待つでプルンス!」

 

「え? アレって!?」

 

フワん追いかけていたひかるは頭上にノットレイダーのワープホールが開いた事に気づいた。

 

「フワッ! ビックリしたフワ。 誰フワ?」

 

するとよそ見をしていたフワが目の前の何かにぶつかって地面に落ちると目の前にはガルオウガが立っていた。

 

「フワァ!」

 

「あっ!」

 

「プリキュア」

 

そしてようやくこうた達がフワに追いつくとそこには右手でフワを掴んだガルオウガが立っていた。

 

「ガルオウガ! フワを「フワをよこせ!」 えっ? フワ!」

 

「何っ!? フワだと!?」

 

ガルオウガがフワを投げるとひかるがそれを受け止めて、そのひかるが自分が投げたものをフワと呼んだ事にガルオウガは驚いた。

 

「全く姿形が違う。 くっ、はかったな」

 

『いやいやいや』

 

「そういう訳では・・・・」

 

「そっちが勝手に勘違いしただけだろ」

 

ガルオウガの勘違いにみんなでツッコんだ。

 

「ふん! まぁいい、お前達を倒して奪い取る!」

 

「プルンス」

 

「任せるでプルンス!」

 

「みんな、いくよ!」

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

「光輝く聖なる宇宙!キュアスペース!」

 

 

『スター☆トゥインクルプリキュア!!』

 

 

「うおおおおおおっ!」

 

『はああああああっ!』

 

プリキュアへの変身を終えるとガルオウガ、そしてプリキュア達は真っ直ぐ相手に向かって突っ込んでいった。

 

「っ!」

 

しかしガルオウガはその途中でワープしてプリキュア達の背後に回り込むと回し蹴りで横並びになっているプリキュア達を蹴り飛ばした。

 

「プリキュア!」

 

「何事であるか?」

 

「渡せ! そいつを!」

 

「ノットレイダー!?」

 

後からやってきたトッパーは状況を確認しようとすると月煙からガルオウガが現れて驚いていた。

 

「渡さない! おうし座・スターパンチ!!」

 

スターが技を放つがガルオウガはワープでそれを回避した。

 

「っ!」

 

「奴を守る事ばかりに意識を集中しているから隙ができる!」

 

「うわぁぁぁっ!」

 

スターはワープしたガルオウガに蹴り飛ばされてしまう。

 

「違うよ! 守るものが多ければ、大きければ、それだけ! 強い力になるんだ!」

 

ソレイユが炎を纏った左足で踵落としをするが、ガルオウガは左腕でそれを受け止めた。

 

「知ったような口を!」

 

「うわぁ!」

 

その左足をガルオウガは右手で掴むとそのままソレイユを投げ飛ばした。するとそこへセレーネが3本同時に矢を放つがガルオウガはそれをジャンプしてかわした。

 

「フワを守りたい思いは誰にも負けません!」

 

ガルオウガの着地地点にスター、ミルキー、コスモ、セレーネが囲むように着地するとガルオウガは再びワープでセレーネの背後にまわった。

 

「え?」

 

「自分を捨てる覚悟のないものが・・・・」

 

「っ!」

 

「何を守る!」

 

「セレーネ!」

 

ガルオウガはセレーネの頭上からパンチを叩き込むと周りには再び土煙が漂っていた。

 

「守るものが多ければ強くなる? お前達は何も知らない。力なきものは何も救えぬ! 私のようにな。圧倒的な力の前では全ては無力。私は星を、仲間を、失った」

 

「・・・・・・・・」

 

ガルオウガの言葉を聞いてコスモは惑星レインボーやそこに住む仲間達の事を思い出していた。

 

「お前ならわかるな。この憤り!」

 

「うわああああっ!」

 

「コスモ!」

 

「私は失った星の近くに居続けた。やがて、星を追われ、居場所を失ったもの達が集う地となり我らの元にダークネスト様が現れた」

 

『闇に追われし者達よ、我に従え。さすれば力を与えよう』

 

ガルオウガは戦いながら自身の過去とノットレイダーが結成された経緯を語っていた。

 

「私は全てを捧げ力を得た。お前達は甘い! 守るべきものが多ければ力が出るだと? 偶々拾ったそいつの為に力が? 笑わせるな!お前達のその思いはただの可愛がり! そいつを子供扱いしているだけ! 自分の力が上だと思っているゆえの発想!」

 

「うわあああっ!」

 

ガルオウガがミルキーの正面にワープするとそのまま右手を振りかぶってパンチを繰り出すとミルキーも両手をクロスしてガードするが衝撃までは抑えられず後方へ吹き飛ばされてしまった。

 

「ミルキー!」

 

ミルキーを所は行こうとするスターだったがそんなスターの腕をワープしたガルオウガが掴んで動きを封じた。

 

「うああっ!」

 

ガルオウガはスターを空中に放り投げるとそんなスターの頭上にワープして両手を握った状態で頭上からその手を振り落としてスターを地面に叩きつけた。

 

「スター!」

 

「驕るな、プリキュア」

 

「・・・・言いたい事は、それだけか?」

 

「何?」

 

ガルオウガは背後から声が聞こえてきたので振り向くとそこにはキュアスペース・エクシードXがスターをお姫様抱っこして立っていた。

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


ガルオウガの前に立ちはだかるキュアスペース

そんなスペースの想いに応えるかようにあの究極の力が解放される

果たしてプリキュア達はフワを守り抜く事ができるのか?



次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第80話 重なる想いと絆! 目覚める新たな力! 後編

次回もお楽しみ!



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