スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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第82話 フワのお手伝い! みんなの役に立つ為に! 後編

ユニとプルンス、そしてロケットのパーソナルAIはロケットの中で朝からトゥインクルイマジネーションについてずっと調べていた。

 

『トゥインクルイマジネーションに関連するデータは星空連合加盟惑星内には一件も見当たりません』

 

「これだけ調べて何も出ないってどういう事でプルンス?」

 

「謎は深まるばかりって事ニャン」

 

しかしどれだけ調べてもトゥインクルイマジネーションに関する情報は何も見つからなかった。

 

「ユニ! ここにいたフワ!」

 

「フワ? 一人で来たの?」

 

そこへこうたと別れたフワがやって来た。

 

「ひかる達はどうしたでプルンス?」

 

「ひかるとララは宿題フワ、まどかとえれなは忙しいフワ。こうたは・・・・知らないフワ! だからユニとトゥインクルイマジネーション探しに行くフワ!」

 

「探したくてもこっちも手掛かりゼロ。お手上げニャン」

 

「フワ・・・・」

 

フワはユニから探したくてもどうしたら良いかわからないと聞かされて落ち込んでいた。

 

「あぁあ、何処かに宇宙の事なら何でも知ってる魔法つかいみたいな人いないニャン?」

 

「魔法・・・・いるフワ!」

 

「単独行動はダメでプルンス!」

 

プルンスが何処かへ行こうとするフワを捕まえようとするがフワはそれを回避してロケットから出て行ってしまった。

 

『ユニ様、こうた様から通信です』

 

「こうたから?」

 

 

その頃・・・・

 

「魔法つかいと所に行くフワ!」

 

「ワン! ワン!」

 

そしてフワを追いかけてロケットまでやって来たイエティだったが、再び何処かへ飛んで行ったフワを見るその後を追いかけて行った。

 

 

「ほう? 君があのフワか、こんなに立派に育つとは・・・・長生きするもんだね」

 

「宇宙の事、何でも知ってる遼じぃ、教えてほしいフワ!」

 

「宇宙人よりも宇宙に詳しいか自身はないが、どんな事かな?」

 

「トゥインクル「ワン! ワン!」」

 

「イエティ! こっちにフワがいるのか?」

 

そこへイエティの後を追ってこうたとユニ、そしてこうたのリュックに変装したプルンスがやって来た。こうたはフワと別れた後にロケットにいるユニと連絡を取ってフワが再び何処かへ行ってしまったと知らされる。こうたは一旦ユニ達と合流しようとロケットへ向かっているとその途中でイエティと遭遇してユニ達にも連絡してイエティの後を追いかけてきて今に至る。

 

「・・・・確かに魔法つかいっぽいけど・・・・」

 

「こうたの新しい友達かい?」

 

「まぁね」

 

お互い初対面の遼じぃとユニだったが遼じぃはユニはこうたの友達か聞いてきてこうたはそうだと返事した。

 

「・・・・こうた、何しに来たフワ?」

 

フワは先程の事を気にしているのかこうたの事を見るなり不機嫌になってしまった。

 

「決まってるだろ? フワを迎えに来たんだ。俺はひかる達からフワの事を任されてるんだ。だからあんまり勝手な事しないでくれ。頼むからさ」

 

「・・・・勝手じゃないフワ!」

 

「あっ! フワ!」

 

フワは再び何処かへ飛んで行くとみんなでその後を追いかけた。

 

「仲良くな」

 

遼じぃはこうた達が喧嘩していると思い走って行くこうた達に言葉を送った。

 

「フワ! 待てって!」

 

「待たないフワ! こうた、何にもわかってないフワ!」

 

「フワ!」

 

「フーーーワーーープ!」

 

「ワン!」

 

「イエティ!?」

 

フワは再びワープを使うとフワの尻尾に捕まったイエティも一緒にワープしてしまった。

 

「ガルオウガの悪影響でワープ使いまくりでプルンス」

 

「フワ・・・・」

 

「こうた・・・・」

 

こうたの元気が若干なくなってきた事を気にしてユニはこうたの事を心配そうに見ていた。

 

「・・・・ユニ、手分けしてフワを探そう」

 

「わかったわ」

 

「プルンス、悪いんだけどひかる達にこの事を知らせてくれ。みんな忙しいとは思うけど、それでも・・・・」

 

「わかってるでプルンスよ。みんなもきっとフワの捜索を手伝ってくれるはずでプルンス」

 

「あぁ、頼んだ」

 

それからこうた達は手分けしてフワの捜索を開始した。

 

 

「フワ! プリキュア! 何処にいる!」

 

「フワーーッ!」

 

「ん?」

 

一方、カッパードが湖の上で停滞させたUFOの上に乗った状態でフワやプリキュアの捜索をしていると何かが湖に落ちた事に気づいてそちらを見た。

 

「フワ、またワープ失敗フワ」

 

「ふん、姿は多少変わったが、正にフワ! それに・・・・」

 

カッパードはフワを見つけるとその近くで陸に向かって泳いでいるイエティの姿を見ていた。

 

「ワウン・・・・」

 

「ほう? 辺境の星の下等生物にも歪んだイマジネーションはあるらしい」

 

「イエティ! 何処フワ!」

 

「我が刃よ! とくと吸え! 歪んだ! イマジネーション!」

 

カッパードが自身の武器にイエティの歪んだイマジネーションを吸収させると右手にはイエティの顔の形をした金色の盾を、左手にはイエティの尻尾の形をしたビームの剣へと変化した武器を持っていた。

 

「ふむ、不格好だがやむを得んか・・・・」

 

「フワ! イエティを返すフワ!」

 

「愚かな奴め!」

 

するとカッパードが自身に向かってくるフワ目掛けて持っていた盾を向けるとその盾の口が開いてそこから衝撃波が放たれてそれに直撃したフワが吹き飛ばされてしまった。

 

「フワ!」

 

そこへ駆けつけたこうたが落ちてきたフワを受け止めた。

 

「来たな! キュアスペース!」

 

「フワ! 大丈夫か!」

 

「フワの所為で、イエティが、イエティが・・・・」

 

「違う。フワの所為なんかじゃない!」

 

「ごめんなさいフワ。フワ、みんなの役に立ちたかったフワ」

 

「フワ・・・・そっか、ごめんなフワ。俺、フワの気持ち全然考えてなかった。けどな、俺もみんなもトゥインクルイマジネーションを探すのと同じくらい今の生活が大切なんだ」

 

「大切フワ?」

 

「あぁ、今の生活があるから今の俺達がある。だからとても大切で大事なんだ」

 

そしてこうたはフワを抱き抱えたままゆっくり立ち上がりカッパードを睨みつけた。

 

「だから絶対、フワを守って、イエティも助けてみせる!」

 

「友情ごっこは終わりだ。フワとペンを奪い取るのだ!」

 

『ノットレーイ!』

 

カッパードの合図でこうたの周りを囲んでいたノットレイ達が全員こうたに突っ込んでいくとこうたの身体から強烈な光が放たれて向かってきたノットレイ達は全員吹き飛ばされた。

 

「・・・・・・・・」

 

その中心にはフワを抱き抱えたまま目を瞑っているキュアスペースが立っていて、スペースはゆっくりと目を開けるとそのままカッパード目掛けて飛んで行った。

 

「ハアッ!」

 

「くっ!」

 

スペースはフワを左手で抱えた状態のまま右手を振りかぶってカッパードを赤い光を纏った右手の拳で殴るがカッパードは持っていた盾でそれを防いだ。

 

「フン」

 

『ノットレーイ!』

 

そしてカッパードが余裕の笑みを見せると先程スペースに吹き飛ばされたノットレイ達が足の裏のブースターを点火してスペースに向かってきていた。

 

「ちっ!」

 

スペースは背後から向かってくるノットレイ達をどうするか考えていると・・・・

 

「セレーネアロー!!」

 

「ソレイユシュート!!」

 

「ミルキーショック!!」

 

「スターパンチ!!」

 

「プリキュア・コスモシャイニング!!」

 

『ノットレーイ』

 

そのノットレイ達は駆けつけたスター達によって再び吹き飛ばされた。

 

「みんな!」

 

「遅くなったでプルンス!」

 

「スペース! フワを!」

 

「あぁ、頼んだ!」

 

そしてスターが星形のエネルギーを生み出してそれを足場にしてスペースが戦っているUFOまでやって来るスペースはフワをスターに預けてカッパードとの戦いに専念した。

 

「スター!」

 

「もう大丈夫だよ」

 

フワは自身を抱き抱えているスターに抱きついた。

 

「ごめんなさいフワ」

 

「ううん。私もフワのお願い聞いてあげられなくてごめんね」

 

「ちっ!逃すか!」

 

「お前の相手は俺だ!」

 

カッパードがフワの所へ行こうとするがスペースがそれを妨害した。

 

「キュアスペース、貴様どこまで我々の邪魔を・・・・」

 

「するに決まってるだろ。フワも、この宇宙も、お前達の好きにはさせない!」

 

「ならばこの場で貴様を倒してウルトラマンの力諸共奪うのみ!」

 

カッパードはビームの剣でスペースに斬りかかるがスペースはそれを何とか回避し続けたがカッパードが持つ盾の口から衝撃波が放たれるとそれを受けたスペースがUFOの上に落ちてしまう。

 

「「「「「っ!」」」」」

 

「スペース!」

 

「スペースを援護するルン!」

 

スター達他のプリキュア達がスペースを援護しようとするがそこへノットレイ達が割り込んできてそれを妨害した。

 

『ノットレーイ!』

 

「これじゃあスペースを援護できない」

 

「くっ! この!」

 

「させん!」

 

「ちっ!」

 

スペースは何とかウルトラマンの力を使おうとするが、その隙を狙ってカッパードが攻撃してくるのでウルトラマンの力を使えずにいた。

 

「もらった!」

 

「っ!」

 

カッパードは再びスペースに向かって盾の口から衝撃波を放とうとしていた。

 

「スペース・・・・フワも、助けたい・・・・みんなを、助けたいフワ!」

 

「フワ!?」

 

「フーーーワーーープ!」

 

するとスターに抱き抱えられていたフワがワープしてカッパードとスペースがいる近くの空中に現れるとそのまま盾を持つカッパードの右手に体当たりした。

 

「フワーーーッ!」

 

「のわっ!」

 

「っ! 今だ! ウルトラスターカラーペン! ビクトリー! ウルトラカラーチャージ!!」

 

フワのおかげで衝撃波がスペースから外れるとその隙にスペースはビクトリーのペンを使って変身した。

 

「この、よくも邪魔を!」

 

『ウルトランス!シャパードン!セイバー!』

 

「くっ!」

 

カッパードが盾から放つ衝撃波でフワを狙おうとするとスペースがシェパードンセイバーを召喚して斬りかかり、カッパードは盾でそれを防いだ。

 

「ハアッ!」

 

「のわっ!」

 

その後スペースはシェパードンセイバーフラッシュでV字型にカッパードを斬ろうとしたがカッパードは盾でそれを防ぐも勢いまでは止められず後方へと吹き飛ばされた。

 

「フワ!」

 

「スペース! ワープ成功フワ!」

 

「フワ、ありがとな。おかげで助かった」

 

「どういたしましてフワ!フワも仲間フワ! だからフワもみんなを守るフワ!」

 

「そうだな。フワも俺達の仲間だ。一緒にみんなを守るぞ!」

 

「フワ!」

 

そしてスペースはフワと共にスター達のいる地上へと降りた。

 

「フワ! 大丈夫?」

 

「大丈夫フワ! フワもみんなと一緒に守るフワ!」

 

「フワ・・・・うん!」

 

「おのれ・・・・」

 

そして体勢を立て直したカッパードがプリキュア達を睨みつけていた。

 

「よぉし! 見せてやるぜ! 俺達の絆!」

 

するとキュアスペースビクトリーの胸のペンダントから光が放出されてそれがスペースの両手に集まっていくと右手にはビクトリーランサー、左腕にはウルトラフュージョンブレスが装着された。

 

「ウルトラタッチ!」

 

そしてスペースがウルトラフュージョンブレスのディスクを縦から横向きにするとビクトリーランサーの先端でウルトラフュージョンブレスにタッチしてスペースはキュアスペースギンガビクトリーに変身する。

 

「その姿は・・・・」

 

「ウルトラマンメビウスの力よ!」

 

ディスクがウルトラマンメビウスの絵柄の所で止まるとスペースは両腕を重ねた。

 

「プリキュア・メビュームシュート!!」

 

「ぐあああっ!」

 

スペースは重ねた両腕を左右に広げるとその両手を頭上まで運んでいき、その頭上でエネルギーが集められた両腕を十字に組んで放つ技『メビュームシュート』を放つとカッパードは盾の衝撃波で対抗するが、その衝撃波はあっさり押し負けてカッパードに光線が直撃するとその衝撃でカッパードは持っていた盾と剣を手放してしまった。

 

「今だよ!」

 

「みんなの想い、重ねるフワ!」

 

スターの掛け声にスペース以外のプリキュア達とフワが技を放つ体勢に入った。

 

「シャイニートゥインクルペン!」

 

「声を重ねるフワ! キラキラ〜!」

 

『トゥインクル!』

 

「キラキラ〜!」

 

『トゥインクル!』

 

「フーーーワーーーッ!」

 

『イマジネーションの輝き! なりたい自分に!』

 

そしてスター達はトィンクルスタイルへと変身する。

 

「星の力〜! 輝くフーーーワーーーッ!」

 

『想いを重ねて!』

 

そしてみんなの想いと力が一つになると彼女達の目の前に輝く大きな五角形の星が姿を現した。

 

「ウルトラマンマックスの力よ!」

 

ブレスのディスクがウルトラマンマックスの絵柄の所で止まり、スペースが左手を頭上に上げるとその左腕のクリスタルに大気中の光が集中していた。

 

『プリキュア!』

 

『スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』

 

「マクシウムカノン!!」

 

スペースはクリスタルに光が集まると両腕を逆L字形に組む事で放つ技『マクシウムカノン』を放ち、2つの技が盾と剣にそれぞれ命中するとイエティから奪った歪んだイマジネーションは浄化されて元のカッパードの武器に戻った。

 

「この程度では歪みが足りぬ」

 

カッパードはイエティの歪んだイマジネーションに文句を言うとそのままワープホールを通って撤退した。

 

 

 

「イエティ、良かった! フワも危ない事しちゃダメだよ」

 

「イエティ、ごめんなさいフワ」

 

それからイエティは元気を取り戻すとひかるとフワがイエティに抱きついた。

 

「ワウン」

 

「くすぐったいフワ」

 

フワがイエティに謝るとイエティはフワの頬を舐めた事からもうフワを許しているようだ。

 

「全く、誰かさんに良く似てるでプルンス」

 

「そうですね」

 

「暴走っぷりとかね」

 

「けど、決して揺るがない思いはある」

 

「そういう所、育ての親にそっくりルン」

 

「え? それって私?」

 

プルンス、まどか、えれな、こうた、ララの言葉を聞いてひかるはそれは自分なのかとみんなに聞いた。

 

「あぁ!」

 

「どうしたの?」

 

「宿題! まだ終わってないよ!」

 

「もう手遅れルン!」

 

「急げばまだ間に合うかも」

 

「学校に戻るフワ! フーーーワーーー・・・・」

 

「ワープはだ・・・・」

 

フワがワープしようとしたのでひかるが止めようとしたが、時すでに遅く2人は何処かへワープしてしまった。

 

「とんだ技を覚えたもんでプルンス」

 

「同感だ」

 

プルンスが呆れているとこうたもそれに同意した。

 

その頃ひかるとフワは学校ではなくひかるの家の前にワープしてしまい、結局その日のうちに宿題は終わらず、先生にお願いして何とか翌日に残りを宿題を全て終わらせて提出したのであった。

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


突如地球に宇宙ハンターのナックル星人バッカスが現れた

彼の目的はこうたの持つウルトラスターカラーペンを奪い取る事だった。

そんなバッカスを追って今度はカレンと名乗る謎の女性まで現れる


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第83話 狙われたウルトラマンの力 宇宙ハンターバッカス登場! 前編

次回もお楽しみ!


※次回はオリジナルストーリーを前後編でお送りします。

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