スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

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今回からオリジナルストーリーが数話続きます。

皆さんに楽しんでもらえたら嬉しいです。

今後ともよろしくお願いします。



第87話 狙われたプリキュアと生命の石

生徒会選挙も終わり、落ち着いた日常を取り戻したひかる達だったがそれでも全ての問題が解決したわけではなかった。

 

『・・・・・・・・』

 

こうたの家でお世話になっているララとユニはこうたの母、しずかが作った朝食を食べているが2人とも何も言わず黙々と食べ続けるだけだった。

 

「2人ともどうしたの? 元気ないけどもしかしてご飯美味しくなかった?」

 

「そんな事ないわ」

 

「ルン。ご飯はとっても美味しいルン! でも・・・・」

 

「こうたの事か?」

 

それまでずっと新聞を読んでいたこうたの父、さとしが話に入ってきた。

 

「ルン。最初の内はこうたはすぐに帰って来ると思ってたルン。でも・・・・」

 

「アイツがいなくなってもうすぐ一カ月、流石に心配するなっていうのは無理な話よ」

 

「確かにな」

 

「貴方はこうたの父親でしょ? 息子が心配じゃないの?」

 

「心配に決まってるだろ。可能なら今すぐ探しに行きたいくらいだ」

 

「だったら・・・・」

 

「だが、何の手掛かりもない状況で闇雲に探すのは得策じゃない。それはわかるだろ?」

 

「それは・・・・」

 

ユニはさとしの冷静な判断に納得せざるを得なかった。

 

「こうたが心配なのは私達も同じよ。けど私達は待つ事にしたの」

 

「待つ?」

 

「えぇ。あの子がいつ帰って来ても良いように私達はここでこうたの帰りを待って、そして帰って来たら【おかえり】って言ってあげるの。だってこの家はあの子にとっても大切な場所だから・・・・」

 

『っ!』

 

しずかは冷静に話してるように見えるがその手が震えている事にユニとララは気づいた。きっと本当はすぐにでも探しに行きたいのを我慢しているのだと2人は理解した。

 

その後、出かけた2人はロケットでひかる達と待ち合わせるとここでもこうたの話をしていた。

 

「こうた、何処に行っちゃったんだろう」

 

「ちゃんとご飯食べてるかな」

 

「心配です」

 

「心配フワ」

 

「そうでプルンスなぁ」

 

そこでもひかる、えれな、まどか、フワ、プルンスがこうたの事を心配していた。

 

「プルンス、星空連合から何か連絡はきた?」

 

「いや、サボローの一件以来連絡はないでプルンスよ」

 

「そっか・・・・」

 

ひかるがこうたの捜索をお願いした星空連合から連絡がきているかを聞くがまだその連絡はないらしい。

 

 

 

 

 

 

一方その頃・・・・

 

「どうだクライス、そっちの状況は?」

 

「ダラスか? 問題ない。順調過ぎて欠伸が出るくらいだ」

 

デラスト海賊団の宇宙船【ガルザーグ】の中にあるコンピュータールームでバット星人の【クライス】が何かを調べている所にザラブ星人の【ダラス】がやって来た。

 

「宇宙星空連合のシステムにハッキングしてプリキュアに関する情報を入手したらそれをダラスに伝えろってオリバスは言ってたが、これっていつもの潜入だろ?」

 

「だろうな。ったく、いつもいつも人をこき使いやがって・・・・んで、どうなんだよ?」

 

「もう少しだ・・・・よし、データのコピー完了。どれどれ・・・・」

 

クライスは星空連合からコピーして盗んだ情報を早速閲覧し始めた。

 

「・・・・成る程、プリキュアのメンバーが1人行方不明になってるのか。丁度いい。ダラス、今回はコイツに化けろ。んでもんってここにある情報をしっかりと頭に叩き込んでおけ」

 

「りょーかい」

 

そしてダラスはこうたの姿に変身すると星空連合が知る限りのプリキュアに関する情報を頭に叩き込んだ。

 

 

 

結局この日も何も進展はなく、外は既に夕方という事もあってみんなそれぞれの家に帰る事になってみんなで一緒に森の中を歩いていた。

 

「ひかる! こうたを探しに行くフワ!」

 

「私だってそうしたいよ。けど、こうたが何処にいるかわからないんだよ」

 

「わからなくても探すフワ!」

 

「そんな無茶苦茶な・・・・」

 

「俺がどうしたって?」

 

「え?」

 

ひかるが声のする方向を向くと木の後ろからこうたが出てきた。

 

「こう、た?」

 

「ただいま、ひかる」

 

「・・・・こうた!」

 

するとひかるは駆け出してこうたに抱きついた。

 

「もう! 何処に行ってたの? ずっと・・・・ずっと心配してたんだから!」

 

「ごめんごめん。けどもう大丈夫だから」

 

「本当に、心配したルン!」

 

「けど、無事で良かった」

 

「もう、何処にも行かないでくださいね」

 

「あぁ、みんなも心配かけてごめん」

 

ひかるに続いてララ、えれな、まどかもこうたの近くに集まるとそれぞれ思っていた事をそのまま口にした。

 

「全く、連絡の一つぐらいしなさいよ。みんな貴方がいなくなって心配してたんだから」

 

「あぁ、ユニも悪かったな」

 

「フン!」

 

「こうた、おかえりフワ!」

 

「おかえりでプルンス!」

 

「あぁ、フワとプルンスもありがとな」

 

後から続いて来たユニやフワ、プルンスにもこうたは声をかけた。

 

しかし・・・・

 

「(よしよし、まずは接触に成功っと)」

 

みんなと一緒にいるこうたはダラスが化けた偽物だった。しかしその事にひかる達は気づいておらず、完全にこうただと思い込んでいた。

 

「そうだ。俺、みんなに聞きたい事があったんだ」

 

「聞きたい事?」

 

「あぁ、実は探してる物があってそれをみんなが持ってるって知ったんだけど・・・・」

 

「探してる物?」

 

「それってどんな物ですか?」

 

こうたから探している物があると聞いてひかるやえれな、まどかはそれが何なのかわからなかった。

 

「あぁそれは・・・・」

 

「見つけたわよ!」

 

するとそこに沢山のノットレイ達を連れたテンジョウが現れた。

 

「ノットレイダー!?」

 

「(チッ、あと少しだったのに・・・・)」

 

こうた(ダラス)はあと少しで知りたい事がわかったのに邪魔された事に苛立ちを覚えた。

 

「あら? 今日はキュアスペースがいるのね。丁度いいわ。全員纏めて相手してあげる。コマちゃん達!」

 

『ノットレーイ!』

 

「みんな、いくよ!」

 

『うん!』

 

『スターカラーペンダント!カラーチャージ!』

 

『キラめく~星の力で~!憧れの~私描くよ~!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『トゥインクル!トゥインクルプリキュア!』

 

『スター☆トゥインクル〜!スター☆トゥインクルプリキュア~~!』

 

 

「宇宙(そら)に輝く〜キラキラ星!キュアスター!」

 

「天にあまねく〜ミルキーウェイ!キュアミルキー!」

 

「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

 

「夜空に輝く!神秘の月明かり!キュアセレーネ!」

 

「銀河に光る!虹色のスペクトル!キュアコスモ!」

 

 

「あれ? こうたは変身しないの?」

 

「え? あぁ、俺は・・・・」

 

スターからこうたは変身しないのかと指摘されて戸惑っているとコスモはそんなこうたに違和感を覚えた。

 

「(まずい。変身するだけなら問題ないが、俺には連中のようなアイテムはない。それがバレたら潜入は失敗だ) あぁ・・・・ごめんみんな、俺、まだ戦うのはちょっと・・・・」

 

「そっか、まだあの時の戦いの事を気にして・・・・」

 

「わかりました。ここはわたくし達に任せてください」

 

「こうたはフワ達と一緒に隠れてるルン」

 

「あぁ、頼んだ!」

 

こうたはまだバッカスとの戦いでの心の傷がまだ癒えていないと判断したソレイユ、セレーネ、ミルキーがこうたはフワやプルンスと一緒に隠れているように指示されてそれに従った。

 

「ハアッ!」

 

『ノットレーイ』

 

こうしてプリキュア達とノットレイダーの戦いが始まりこうた(ダラス)は隠れながらその様子を見守っていた。

 

「(これがプリキュア・・・・)」

 

「あぁもう焦ったいわね! 煽れ団扇よ! 膨れろ! 歪んだイマジネーション!」

 

テンジョウは一ヶ所に集まったノットレイ達に歪んだイマジネーションを送り込むとノットレイ達は一つになり、いつものグレーの戦闘服を着た巨大ノットレイが誕生した。

 

「ノットレーイ!」

 

『うわああああっ!』

 

「くっ! うわああっ!」

 

巨大ノットレイが地面にパンチするとその衝撃でプリキュア達は吹き飛ばされてしまい、こうた(ダラス)にも衝撃は飛んできたので最初は必死にたえていたが結局吹き飛ばされてしまった。

 

「良いわよ! その調子でドンドンやっちゃいなさい!」

 

「ノットレーイ!」

 

その後も巨大ノットレイからの猛攻に襲われたプリキュア達は防戦一方だった。

 

「こうた! 今こそこうたの力が必要でプルンス!」

 

「えぇ!?」

 

「何してるでプルンス! いつもみたいにみんなのピンチを助けるでプルンスよ!」

 

プルンスはこうたが偽物だと気づかずこうたに戦うように頼んだ。

 

「けど俺は・・・・」

 

「お願いでプルンス!」

 

「こうた! みんなを助けるフワ!」 

 

「・・・・・・・・」

 

「そんな所に隠れていたのね」

 

「っ!」

 

そしてテンジョウ達にこうた達の位置がバレてしまった。

 

「(チッ、最悪コイツらを見殺しにしてでも・・・・)」

 

こうた(ダラス)は最悪フワ達を犠牲にしてでも自分だけは助かろうと考えていて、そんなこうた(ダラス)の動きにコスモは再び違和感を覚えた。

 

「(アイツ、もしかして・・・・)」

 

「さぁ、今までのお返しよ!」

 

「ノットレーイ!」

 

巨大ノットレイからのパンチが繰り出されようとしたその時・・・・

 

「ノットレーイ!」

 

「何っ!?」

 

「え?」

 

巨大ノットレイは何処からかはわからないが別方向からの攻撃によりダメージを受けた。

 

「どうなってるんだい? 一体どこから・・・・うっ!」

 

すると今度は辺り一面に強烈な光が放たれると敵味方問わず視界を遮られた。

 

「(今だ!)」

 

その隙にこうた(ダラス)はキュアスペースに変身する事に成功した。

 

「あぁ!」

 

「スペース!」

 

「やっと戦う気になったでプルンスか!」

 

スペースの姿にスター、ソレイユ、プルンスが嬉しそうにしていた。

 

その様子を1人の人物が離れた場所から見ていた。

 

「ったく、手間かけさせやがって・・・・」

 

そこにいたのはデラスト海賊団の一員にして海賊団一のスナイパーであるブライがいた。

 

先程の攻撃や光はブライの狙撃と閃光弾によるものだった。

 

「連中から情報を得る為だからって俺までサポートにまわすとか、オリバスは慎重過ぎるんだよ」

 

「プリキュア・スペースレイ!!」

 

「ノットレーイ!」

 

スペース(ダラス)の攻撃が巨大ノットレイの身体に直撃した。

 

「今だみんな!」

 

「うん!」

 

「みんなの想い、重ねるフワ!」

 

「シャイニートゥインクルペン!」

 

「声を重ねるフワ! キラキラ〜!」

 

『トゥインクル!』

 

「キラキラ〜!」

 

『トゥインクル!』

 

「フーーーワーーーッ!」

 

『イマジネーションの輝き! なりたい自分に!』

 

「星の力〜! 輝くフーーーワーーーッ!」

 

『想いを重ねて!』

 

『プリキュア・スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』

 

「ノットレーイ」

 

「くそっ! 次こそは必ず!」

 

巨大ノットレイが倒されたテンジョウはそのままノットレイ達と共に撤退した。

 

「ありがとうスペース!」

 

「スペースのおかげで助かったルン!」

 

「あぁ、みんなも無事で良かったよ」  

 

「待って!」

 

スターとミルキーがスペース(ダラス)の所に駆け寄ってお礼を伝えているとそこにコスモが割り込んできた。

 

「貴方、本物のスペースじゃないわね?」

 

「え?」

 

「何言ってるのコスモ?」

 

「そうですよ。彼は紛れもなくスペースですよ」 

 

コスモの発言をソレイユとセレーネが否定した。

 

「同じ変身能力を持つ私だからわかる。貴方、スペースに化けた偽物ね!」

 

『えぇぇぇぇ!?』

 

コスモの発言にスペース(ダラス)以外の全員が驚いた。

 

「ちょっ!? ちょっと待ってくれ! 俺が偽物? そんなわけないだろ。俺は・・・・」

 

「じゃあどうして真っ先に私達を守ろうとしなかったの?」

 

「守る?」

 

「そうよ。変身しなかったのはバッカスの件があったからだと百歩譲って認めても、フワやプルンスがピンチになった時、いつもの貴方なら例え変身しなくても2人を守ろうとするんじゃない?」 

 

「そういえば・・・・」

 

「言われてみれば確かに・・・・」

 

コスモの推理にミルキーとセレーネはそれに納得した。

 

「いや、だから俺は・・・・」

 

「いい加減に正体をみせない!」

 

「ぐはっ!」

 

コスモが思いっきりスペース(ダラス)の顔を殴るとスペース(ダラス)は思いっきり吹っ飛んで仰向けに倒れた。するとスペース(ダラス)の身体が歪み初めて元のザラブ星人の姿に戻った。

 

『ああっ!』

 

「ん? ・・・・しまった!?」

 

「遂に正体を現したわね。この偽物!」

 

「くっ」

 

「凄い! コスモよくわかったね!」

 

「当然ニャン。宇宙怪盗を甘くみない事ね」

 

スターから称賛されるとコスモは珍しく胸を張って威張った。

 

「まさかこうたに化けてあたし達に近づくなんて・・・・」

 

「許せないルン!」

 

「覚悟してください!」

 

自分達が騙されていた事を知ったソレイユ、ミルキー、セレーネはその怒りをダラスにぶつけようとしていた。

 

すると・・・・

 

ドカーン!

 

『ううっ!』

 

ダラスとプリキュア達の間に紫色のもの凄いエネルギーを纏った何が降り立ち、その衝撃がプリキュア達を襲った。

 

「よう。随分と楽しそうじゃねぇか」

 

「貴方は?」

 

「俺の名はデラスト。一応宇宙海賊ってのをやっててな。んでソイツは俺の部下だ」

 

そこから現れたのはまさかの団長であるデラスト本人だった。

 

「宇宙海賊!? キラやば〜っ☆! かっちょいい!」

 

「ほう? お前、俺のカッコよさに気づくとは中々見所があるな」

 

「スター! 興奮してる場合じゃないルン!」

 

スターが宇宙海賊という単語に興奮しているデラストにも何故か認められてそんなスターをミルキーが落ち着かせようとしていた。

 

「そうだよ! さっきこの人、あの宇宙人を自分の部下って言ったんだよ!」

 

「えぇ、それに先程の力、只者ではありません」

 

側にいたソレイユとセレーネもデラストの登場にもの凄いプレッシャーを感じていた。

 

「デラストですって!?」

 

「知ってるでプルンスか?」

 

「えぇ、前にこうたから聞いた事があるわ。アイツがサーディスの両親を殺し、様々な星で暴れ回ってる宇宙海賊だって」

 

コスモは過去にこうたから聞いた話をプルンスにも話した。

 

「怖いフワ」

 

「大丈夫ルン」

 

怯えていたフワをミルキーが優しく抱きしめた。

 

「お前達がプリキュアか?」

 

「だったら何?」

 

「単刀直入に言う。生命(いのち)のリンクルストーン【エメラルド】を渡せ」

 

コスモがプリキュアかと聞かれて答えるとデラストは更なる要求を言ってきた。

 

「生命のリンクルストーン?」

 

「エメラルド?」

 

「って何ルン?」

 

スター、ソレイユ、ミルキーはエメラルドと聞いて心当たりが全くなかった。

 

「惚けるな。俺の部下達が調べた情報ではこの星に存在するエメラルドをプリキュアと呼ばれる者達が持っていると既に調べはついている」

 

「と言われましても・・・・」

 

「知らないんだから仕方ないじゃない」

 

デラストから追求されるもセレーネもコスモも知らないものは知らないと答えた。

 

「そうか・・・・だったら!」

 

『っ!』 

 

すると突然デラストの周りからもの凄い量のエネルギーが放出され始めた。

 

「お前達を痛めつけて情報をはかせてやる」

 

「っ! ううっ!」

 

「スター!」

 

近くにいたスターがデラストのパンチを受けると数本の木をへし折りながら後方へと吹き飛ばされていった。

 

「次は誰だ?」

 

「このぉ!」

 

ソレイユが炎を纏った右足で踵落としをするがデラストはそんなソレイユの右足を右手一本で受け止めた。

 

「そんな!?」

 

「ふむ、大した熱さじゃないな。そら!」

 

「うあああああっ!」

 

「ソレイユ!?」

 

そのままは右手を掴まれたまま投げ飛ばされてしまった。

 

「ミルキー!」

 

「ルン!」

 

「「プリキュア!」」

 

「いて座・セレーネアロー!!」

 

「しし座・ミルキーショック!!」

 

「フン!」

 

デラストはセレーネとミルキーの技を両手を使ってそれぞれ受け止めた。

 

「そんな!?」

 

「ありえないルン!」

 

「ほら、お返しだ!」

 

「「うわああああっ!」」

 

そしてデラストは受け止めたエネルギーをそのままセレーネとミルキーに投げ返すとそれを受けた2人も吹き飛ばされてダメージを負った。

 

「ハアッ!」

 

「最後はお前か?」

 

コスモはジャンプして猫の手の形をしたパンチを繰り出すがデラストは右手の掌でそれを受け止めた。

 

「ハアッ!」

 

「カハッ!」

 

コスモはそのまま仰向けに地面に叩きつけられてしまう。

 

「終わりだな」

 

「コスモォォォォ!」

 

「っ!」

 

そこへ最初に倒されたスターが右手に星のエネルギーを集めた拳で殴りかかって来たのを見たデラストは右手を出してそれをガードし、その隙に倒れていたコスモはその場から離脱するとそれを見たスターもデラストから距離を取った。

 

「どうした? お前達の力はその程度か?」

 

「みんな! 行くよ!」

 

『うん!』

 

 

「みんなの想い、重ねるフワ!」

 

「シャイニートゥインクルペン!」

 

「声を重ねるフワ! キラキラ〜!」

 

『トゥインクル!』

 

「キラキラ〜!」

 

『トゥインクル!』

 

「フーーーワーーーッ!」

 

『イマジネーションの輝き! なりたい自分に!』

 

「星の力〜! 輝くフーーーワーーーッ!」

 

『想いを重ねて!』

 

『プリキュア・スタートゥインクル・・・・イマジネーション!!』

 

「おおおおおおっ!」

 

デラストの右手のグローブの魔石が光ると全身が魔石のエネルギーに満たされていった。

そんなデラストがスタートゥインクルイマジネーションの星を右手の拳で殴ると最初は拮抗していた力も徐々にデラストが上回り最後には星が砕けてプリキュア達の技はデラストには通じなかった。

 

「そんな!?」

 

「ハアアアアアーッ!」

 

『うわあああああっ!』

 

そしてデラストの紫色のエネルギーがそのままプリキュア達に襲いかかるとプリキュア達は全員吹き飛ばされてしまった。

 

「プリキュア! うあああっ!」

 

その衝撃は近くにいたプルンスも一緒に吹き飛ばす程の威力でデラストが力を放った後には木は跡形もなく消し飛び、残っていたのはデラストの力で更地になった地面と変身が解除されて倒れているひかる達だけだった。

 

「うぅ・・・・」

 

「つ、強すぎルン・・・・」

 

ひかるやララ、そして他のメンバーも意識はあるが今の彼女達にはもう戦う力は残っていなかった。

 

「さぁ、これが最後だ。エメラルドを渡せ」

 

「だから・・・・知らないって・・・・言ってるでしょ・・・・」

 

「そうか、それなら・・・・」

 

ユニが残った力で知らないと伝えるとデラストは自分よりも大きな紫色の球体のエネルギーを生成した。

 

「これで終わりだ」

 

「(こうた!)」

 

ひかるは目を瞑りながらこうたの名前を心の中で叫んだ。

 

そして・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「プリキュア!」

 

『っ!』

 

「ダイヤモンド・エターナル!!」

 

突然デラストが生成した球体がダイヤモンド型のケージに閉じ込められるとダイヤモンドはそのまま宇宙に放出されてから爆発し浄化された。

 

「誰だ!」

 

デラストが自身の邪魔したのは誰かと叫ぶと空から3人の女の子達がひかる達とデラストの間に降り立った。

 

「お前達は・・・・」

 

「ふたりの奇跡!キュアミラクル!」

 

「ふたりの魔法!キュアマジカル!」

 

「あまねく生命に祝福を! キュアフェリーチェ!」

 

『魔法つかいプリキュア!』

 

 

ひかる達の絶対絶命のピンチを救ったのは【ダイヤスタイル】のキュアミラクルとキュアマジカル、そしてキュアフェリーチェの3人で結成されたチーム、【魔法つかいプリキュア】だった。

 

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


ひかる達のピンチを救ったのは伝説の魔法つかいと言われている魔法つかいプリキュアだった。

なぜ彼女達は現れたのか?

今後のプリキュアとデラスト海賊団との戦いはどうなるのか?


次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第88話 キュアップ・ラパパ! 舞い降りる魔法つかい!

次回もお楽しみ!


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