スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES 作:hayato0121
9月からはその2年後が舞台の新章スタート!
しかも今度の舞台は宇宙という事で今後も目が離せません!
ひかる達の元にこうたが帰って来たかと思えばそのこうたは偽物だった。それが判明した直後にデラスト海賊団の団長デラストが現れてひかる達はピンチに陥る。そんなひかる達のピンチを救ったのはひかる達が会った事のないプリキュアだった。
「魔法つかいプリキュア? ん?」
デラストが右手のグローブについた魔石をフェリーチェに向けると今までよりも強く魔石が反応していた。
「こいつは・・・・成る程、どうやら俺が探してたプリキュアはお前達だったみたいだな」
「あの紫色の石、もしかしてアレが校長先生の言ってた・・・・」
「えぇ、多分そうでしょうね」
ミラクルがデラストの持つ魔石を見るとマジカルと何かを話していた。
「おいプリキュア! お前が持ってるそのエメラルドを渡せ!」
「お断りします! 貴方にエメラルドを渡すわけにはいきません!」
デラストからの申し出をフェリーチェははっきりと断った。
「そうかよ。なら力尽くで頂くだけだ!」
「リンクル・ピンクトルマリン!」
フェリーチェがフラワーエコーワンドにリンクルストーン・ピンクトルマリンをセットして唱えると花形のバリアを発生させて突撃してきたデラストのパンチを受け止めた。
「ハアアッ!」
しかしデラストが力を込めると徐々に押され始める。
「くっ」
「リンクル・タンザナイト!」
続いてミラクルとマジカルがフェリーチェの後ろでジャンプするとミラクルがリンクルステッキにリンクルストーン・タンザナイトをセットして唱えると強い光を放ってデラストの目をくらませた。
「リンクル・アクアマリン!」
今度はマジカルがリンクルステッキにリンクルストーン・アクアマリンをセットして唱えると吹雪を起こしてデラストの身体の一部が凍りついた隙にミラクルとマジカルがダブルキックでデラストを後方へと蹴り飛ばした。
「「ハアアアッ!」」
「ううっ!」
「エメラルド! キュアー・アップ!」
キックの後に着地した2人の後ろではフェリーチェがリンクルストーン・エメラルドをフラワーエコーワンドにセットして技を発動する体制に入っていた。
「プリキュア・エメラルド・リンカネーション!!」
そして自身の周りで咲いた花達の力を借りたフェリーチェは∞(無限大マーク)を描いて濃いピンク色の光線と∞から分かれた2つの緑色のリングを放ち、光線で動きを封じた後に花とリングで包み込んで浄化する技【エメラルド・リンカネーション】をデラストに向けて放った。
「こぉんのぉぉぉぉ!」
しかしデラストは両腕をクロスして気合いでフェリーチェの技を耐え切った。
「そんな・・・・」
「あの人達の技も通じないなんて・・・・」
その様子を見ていたえれなとまどかは技が破られた事に動揺していた。
「大丈夫モフ!」
「え?」
「貴方は?」
「モフルンモフ! よろしくモフ!」
そんなえれなとまどかの側にミラクルが大切にしている人形のモフルンがやってきた。
「人形が・・・・」
「喋ってるルン!?」
人形が動いて喋っている事にユニとララはかなり驚いていた。
「キラやば〜っ☆! 私、星奈ひかる! よろしくねモフルン!」
「よろしくモフ!」
そんなモフルンをひかるが両手で抱っこして挨拶をした。
「これがエメラルドの力か・・・・いいな。益々欲しくなったぜ」
「何なのよコイツ・・・・」
「マジカル・・・・」
マジカルはミラクルの方を見るとミラクルが背後にいるひかる達の方に視線を送った。そしてミラクルが何を考えているのかを理解したマジカルが頷くとミラクルも頷いた。
「リンクル・ペリドット!」
「くそっ、前が見えねぇ・・・・」
マジカルがリンクルステッキにリンクルストーン・ペリドットをセットして唱えると葉の吹雪を放ちデラストの身体を包んだ。
動きを封じるまでには至らないが視界を遮るには十分だった。
「リンクル・アメジスト」
その隙にミラクルがリンクルステッキにリンクルストーン・アメジストをセットして唱えると自身だけでなく、マジカルやフェリーチェも一緒にひかる達の所に瞬間移動した。
「早く、今のうちに!」
それからミラクル達はひかる達を連れてアメジストの力でその場から離脱した。
「くっ・・・・アイツらは? 何処に行った!?」
「どうやら逃げられたようですね」
デラストが辺りを見渡しているとその背後から紫色の短髪に眼鏡をかけたデラストの側近的な存在であるオリバスと先程まで隠れていたダラスがやってきた。
「たく、せっかくお膳立てしてやったっていうのにまんまと逃げられやがって・・・・」
そこへ今度は先程巨大ノットレイを狙撃したブライがライフルを肩に背負って歩いてきた。
「オリバス! 俺に何も伝えずにコソコソ動くたぁどういう事だ!」
「申し訳ありません。エメラルドがこの地球にあるという所まではわかっていましたが、その正確な位置までは把握出来ていませんでしたので、まずはそれを突き止める所からと思い動いていた所存です」
「だったら俺にも探させろ! 欲しい物の場所は教えてもらうより自分で探してみつけた方が面白いからな」
「承知しました。ですが今日はもう日が暮れます。続きは明日にしましょう」
「ちっ、仕方ねぇな」
そうしてデラスト達は引き上げてその場から姿を消した。
一方、ミラクル達はデラスト達がいる場所からかなり離れた場所の森の中にいた。
「ふぅ〜、ここまで来れば大丈夫じゃないかな」
「貴女達は一体・・・・」
ミラクルが安全確認をしているとまどかが代表してミラクル達に質問をした。
「私達は魔法つかいプリキュアです」
「魔法つかいルン?」
「そうなの」
ミラクル達は変身を解除するとそれぞれ魔法学校の制服姿に戻った。
「私、朝比奈みらい。よろしくね!」
「花海ことはだよ! はーちゃんって呼んでね!」
「十六夜リコよ。貴女達がはな達が言ってた【スター☆トゥインクルプリキュア】ね」
「えぇ!? 何で私達の事知ってる? それにはなちゃん達の事まで!?」
みらい達が自己紹介する中でリコがはな達の事、そして自分達の事を知っている事にひかるは驚いた。
「うん。はなちゃん達とは何度か一緒に戦った事もあるし、たまにだけど一緒に遊んだり連絡を取り合ったりもしてるの。だからその時に貴女達の事も聞いたんだ」
「成る程」
みらいの説明を聞いてひかるは納得していた。
「まぁ、それより前から貴方達の事は知ってたんだけどね」
「どうして?」
みらいの言った事が気になってひかるが質問した。
「私達も宇宙大魔王との戦いの時に地球から貴方達にミラクルライトの光を届けていたからよ」
「そうだったんだ」
「あの時はありがとうルン」
リコの話を聞いてえれなとララはみらい達にお礼を伝えた。
「ていうか・・・・さっき魔法つかいって言った!? キラやば〜っ☆! まさか本物の魔法つかいさんに会えるなんて! ねぇねぇ! 何か魔法見せてよ! お願い!」
「あのね、今はそんな事してる場合じゃないでしょ」
「はい・・・・」
ひかるは初めて会った魔法つかいに興奮して魔法を見せてほしいと強請るが、ユニが後ろからひかるの服の首根っこを引っ張って落ち着かせた。
「教えて、アイツらが欲しがってるエメラルドって一体何なの」
「エメラルドは世界の誕生と共に現れた伝説のリンクルストーンで、もの凄い力を秘めていると言われているの。それこそ、その力を悪用したら世界に大きな影響を及ぼす程にね」
「それ程の力がこの石に・・・・」
ユニがエメラルドについて質問するとリコがそれに答えてくれてそれを聞いたまどかはことはの掌の上にあるエメラルドを見て改めてエメラルドがどういうものなのかを理解した。
「そう言えばまだお礼も言ってませんでしたね。先程は助けていただきありがとうございました」
「ありがとうフワ!」
「助かったでプルンス」
「どういたしまして」
「ていうか、貴方何?」
「プルンスはプルンスでプルンスよ!」
「そ、そう・・・・」
まどかとフワ、プルンスがお礼を伝えるとプルンスを初めて見たリコはプルンスの事が気になっていた。
「けどどうやってここまで来たルン?」
「確かに、助けてもらっておいてなんだけど、あんなにタイミング良く駆けつける事が出来るなんて・・・・一体どうして?」
「それはね、校長先生の占いについて調べていたからみんなのピンチに駆けつける事が出来たの!」
『占い?』
ララとえれなが質問するとことはがその理由を答えたがひかる達はまだピンとこなかった。
「そうなの。私達が通ってる魔法学校の校長先生の占いで何か良くない兆しが現れたらしくて・・・・」
みらいが校長先生についてひかる達に説明した。
そんなひかる達とみらい達が出会う数時間前に遡る・・・・
「校長先生! 新しい占いが出たって本当ですか!?」
「うむ。そうなんじゃよ」
魔法学校に来ていたみらい達は校長室へやって来ると校長から新しい占いが出たと伝えられた。
「それで、占いは何と?」
「あぁ、『星の彼方より来る紫の石と生命の石が混じわれば、大きな災いが訪れる兆しあり』ここに記されている生命の石とは恐らくエメラルドの事じゃろう」
「それじゃあ、その紫の石っていうのは?」
「ワシにもわからん。じゃが、その力が何か良からぬ力を持っているのは間違いないじゃろうな」
「星の彼方、という事はその石は宇宙から来るという事でしょうか?」
「恐らくは・・・・それと、占いはもう一つある」
「もう一つですか?」
「その内容は?」
「うむ。『災いが世界に降りかかりし時、災いを退ける光の力を持つ戦士あり』」
「光の力を持つ戦士?」
「一体誰の事を言ってるのかしら?」
みらい達は校長と共に少しずつ予言の内容を読み解いていったが全てを解き明かす事は出来なかった。
「皆、気をつけるんじゃぞ」
「はい!」
「私達に任せてください!」
校長先生の言葉を聞いたリコとみらいは元気良く返事をした。
こうしてみらい達は校長室を後にしてひかる達のいるナシマホウ界へと戻り、魔法の水晶にも協力してもらい占った結果、何とか場所を観星町にまで絞り込む事が出来て・・・・
「そしてこの町を調べている途中に今回の騒ぎに気づいて駆けつける事が出来たんだ」
「成る程・・・・」
「それにしても光の力を持つ戦士って誰なんだろう?」
みらいの説明にひかるは納得し、えれなは占いにあった光の力を持つ戦士が誰かなのかを考えていた。
「貴女達も知らないの?」
「ルン。私達にもわからないルン」
「そう。貴女達にもわからないとなると正直お手上げね」
「光の力を持つ戦士・・・・」
「ユニ?」
「何か心当たりがあるの?」
リコとララが話している近くで何かを思い出しそうなユニにえれなとひかるが声をかけた。
「・・・・もしかして」
『ん?』
何かに気づいたユニだったがそれを近くで見ていた他のメンバーはそれをわかっていなかった。
ブラジルのとある村
村の人口は数十人という小さな村、その中でフード付きのマントで顔まで隠した1人の人物がそのまま一件の家の中へと入っていった。
「おかえり、こうた」
10歳の少年が声をかけた人物こそ、ひかる達がずっと心配していた本物の如月こうただった。
To Be Continued
次回予告
みらい達と協力してデラスト海賊団に立ち向かう事にしたひかる達・・・・
そんな中でこうたの捜索が本格的に行われようとしていた。
果たして彼女達はこうたに再び会う事が出来るのだろうか?
次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』
第89話 一緒に帰ろう! 届け、ララの想い!
次回もお楽しみ!
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