スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES   作:hayato0121

95 / 129
やっと最新話が完成しました!
待ってくれていた方々、遅くなってしまい申し訳ありません!


第94話 大ピンチ!? ゴルドラ襲来!

「「ハアアーッ!」」

 

オリバスが呼び出した巨大バリスレイダーと戦っているミラクルとマジカルはそれぞれの光の玉を足場にして高くジャンプすると巨大バリスレイダーの胸に向かって2人同時にパンチを繰り出してそれを受けた巨大バリスレイダーはバランスを崩した。

 

「なっ!?」

 

「ハアアーッ!」

 

ゴォーン!

 

オリバスがそれに驚いている間もミラクルはマジカルの分の光の玉も合わせて巨大な光のハンマーを作るとそれを巨大バリスレイダーの頭に思いっきり叩きつけた。

それによって巨大バリスレイダーはその場で跪いてしまう。

 

「マジカル!」

 

「えぇ!」

 

「「リンクルステッキ! 」」

 

「モフーッ!」

 

「「トパーズ!」」

 

ミラクルとマジカルはリンクルステッキを召喚するとモフルンから光の玉を受け取りトパーズがリンクルステッキにセットされた。

 

「「金色の希望よ!私たちの手に!」」

 

モフルンからトパーズを受け取った2人は互いの手を握りしめながら呪文を唱え始める。

 

「「フルフルリンクル!」」

 

2人がステッキを稲妻の形に振りながら呪文を唱えると黄色い竜巻と稲妻が発生させるとそれは巨大なリンクルステッキへと変化してステッキから発せられる魔法陣で巨大バリスレイダーは動きを封じられた。

 

「「プリキュア・トパーズ・エスペランサ!!」」

 

ミラクルとマジカルが呪文を唱えると巨大バリスレイダーをレールガンのように射出し、射出された巨大バリスレイダーはその直後に破壊された。

 

「そんなバカな!?」

 

「さぁ、残ってるのは貴方だけだよ!」

 

「大人しく降参しなさい!」

 

「くっ」

 

ミラクルとマジカルから降参の呼びかけを受けたオリバスはどうするか考えていた。

 

 

 

こうしてそれぞれの戦いが終息しつつある状況でスターとコスモの事を見つめる謎の存在が遂に動き始めた。

 

「・・・・・・・・」

 

その黒いロングコートを着た謎の男は建物の上から高くジャンプすると走っているスターとコスモの目の前に突然降り立つと辺りには着地の衝撃で土煙が舞っていた。

 

「ええっ!?」

 

「何っ!?」

 

目の前で突然起こった出来事にスターとコスモは立ち止まるが驚きを隠せずにいた。

 

「なぁ、お前ら・・・・強いのか?」

 

「えっ?」

 

「何言ってるの、コイツ・・・・」

 

「返事ナシか・・・・まぁいい・・・・なら直接、戦って確かめる!」

 

「っ!? ううっ!」

 

男はスターの目の前まで一気に距離を詰めると右手の拳を思いっきり振りかぶって殴ろうとするとスターは両手をクロスして防御するが、衝撃で後方まで吹っ飛ばされてしまった。

 

「スター!? ・・・・っ!?」

 

すかさず男はコスモに右足の回し蹴りを繰り出すとコスモは腕を盾にして防ごそうとするがやはりこちらも衝撃を抑えられずそのまま蹴り飛ばされてしまう。

 

「うぅ・・・・アンタ、一体何なのよ!」

 

「俺か? 俺の名はゴルドラ・・・・強さを追い求める者」

 

「ゴル、ドラ?」

 

「アンタもデラスト海賊団なわけ?」

 

「知らんな。俺はただ宇宙で最強となったデラストと戦う為に一緒にいるだけだ」

 

ゴルドラは今まで出会った中で一番強かったデラストが宇宙で一番強い男を目指していると知り、そうなったデラストと戦いたいと思ってその時を待ちつつデラストを相手に時々模擬戦をしたりして行動を共にしている。

なのでゴルドラ自身は強い相手と戦えさせすればそれ以外はどうでもいいのだ。

 

「最強って・・・・強い相手と戦えさえすればそれで良いの?」

 

「構わない。強い相手と戦い、己を高められればそれで良い」

 

「そんなのおかしいよ! 宇宙には強さ以外にも楽しい事や嬉しい事がいっぱいあるんだよ!」

 

「ふむ。ならば俺が間違っていると力で示してみせろ!」

 

スターの言葉を聞いたゴルドラは立ち上がったスターに向かって再び突っ込んでいった。

 

 

場所は戻り、追い込まれたオリバスは懐から何かを取り出した。

 

「ここぞという時まで温存するつもりでしたが、どうやら今がその時のようですね!」

 

オリバスが懐からデラストが使っている紫色の魔石とは違うビー玉サイズの紫色の球を取り出すとそれを一口で飲み込んだ。

 

「っ!? ううっ!?」

 

すると突然オリバスは苦しみ始めると身体中から紫色のオーラのようなエネルギーが漏れ出していた。

 

「何? 何が起こってるの?」

 

それを近くで見ていたマジカルにも何が起こっているのか分からなかった。

 

「うぅ・・・・うおおおおおおおっ!」

 

するとオリバスの身体が徐々に大きくなるにつれてかけていたメガネは砕けて上半身の服は破れて長ズボンも下の部分は破れて最早半ズボンと殆ど変わらなかった。

 

変化したオリバスは身長が3メートルぐらいまで大きくなり、上半身のみ裸で手足は筋肉ムキムキとなり身体からは今も紫色のオーラが溢れ出ていた。

 

「どうなってるの?」

 

「これはデラスト様の力の一部を取り込む事で得た力・・・・本来であればこのような醜い姿を晒したくはなかったのですが致し方ありませんね」

 

ミラクルが動揺しているとオリバスは自ら説明を始めた。これは彼が道中でデラストが戦闘中に放出した自身のエネルギーをクライスに回収させてそれを圧縮させた物が先程のビー玉サイズの紫色の球だったのだ。

 

「(ぐっ! ですが強引な強化で私の身体にも負担が・・・・)」

 

デラストが使う魔石の力はデラストが使うからこそ問題ないが戦闘能力が皆無のオリバスが強引に使うと身体に大きな負担が生じた。

 

「(しかし、これも全てはデラスト様が宇宙の頂点に君臨する為に必要な事・・・・私が必ずデラスト様を宇宙の頂点に!)」

 

オリバスがこの球を用意していたのはいつか自分自身が戦う時がくるかもしれない時に備えての事だった。例え自分がどうなろうとデラストが最強になる為の全力を尽くすというオリバスなりの覚悟が今の状況を作り出していた。

 

「行くぞ。プリキュア!」

 

オリバスがミラクル達に突っ込むとミラクルとマジカルも臨戦態勢に入った。

 

 

 

そしてゴルドラと戦うスターとコスモだったが、その強さの前に苦戦を強いられていた。

 

「プリキュア・おうし座・スターパンチ!!」

 

「フン」

 

ゴルドラはスターの技を身体を横に逸らす事であっさりかわした。

 

「このぉ!」

 

その背後からコスモが飛び掛かるがゴルドラは開いた左手をコスモの方に向けるとその手から紫色のエネルギー弾が連射されてそれがコスモに襲いかかる。

 

「ううっ!」

 

「コスモ!?」

 

エネルギー弾が直撃したコスモは落下して地面に落ちるがそれでも何とか立ち上がった。

 

「スター、同時に行くわよ!」

 

「わかった!」

 

スターとコスモは左右から同時にゴルドラに殴りかかるがゴルドラはその場から動かず両手を使って2人の拳を受け止めた。

 

「「っ!?」」

 

「その程度の拳、避ける必要すら感じられないな」

 

「「うわああっ!」」

 

ゴルドラはそのまま2人の手を掴んで投げ飛ばした。

 

「つ、強い・・・・」

 

「けど、諦めない! 最後の最後まで・・・・こうたが、そう教えてくれたから!」

 

ゴルドラの強さに動揺するコスモの横でスターはこうたのこれまで戦ってきた姿から得たもの『諦めない気持ち』を胸に再び立ち上がった。

 

「そうね。ここで諦めたらアイツに笑われるニャン」

 

そしてコスモも立ち上がるとスターとコスモは互いを見て頷くと【何かをやり取り】してスターが先頭を走り、その後ろからコスモがついて行く形でゴルドラに突っ込んでいった。

 

「何度やっても同じだ」

 

ゴルドラは右手から再びエネルギー弾を連射するとスターが星形のバリアを生成してそれを盾にしながら真っ直ぐゴルドラに突っ込んで行った。

 

「プリキュア・スター・・・・」

 

「遅い」

 

「うわあああっ!」

 

そして至近距離までやってきたスターがバリアを解除して技を発動しようとするがその前にゴルドラがスターを殴り飛ばしてそれを阻止した。

 

「コスモ!」

 

「っ!?」

 

スターの言葉を聞いたゴルドラが慌ててコスモの方を見るとそこには【チャージ済み】で光り輝くレインボーパフュームを持ったコスモがゴルドラの懐まで辿り着いていた。

 

「プリキュア・レインボースプラッシュ!!」

 

ほぼゼロ距離から放たれた技がゴルドラに直撃して爆発が起こった。

 

先程、ゴルドラに向かって行く直前にスター達かしていたやり取りはスターがコスモにおうし座のペンを渡してコスモはそれを受け取っていた。

そしてコスモはスターの後ろを走りながらおうし座のペンのエネルギーをレインボーパフュームにチャージし続けた結果、スターに気を取られたゴルドラの隙をついてレインボースプラッシュをゴルドラに当てる事が出来たのだ。

 

「やったニャン!」

 

「・・・・思っていたよりやるな」

 

「っ!?」

 

爆発の煙が晴れるとそこにはグレー色の姿をした怪物のような姿をしたゴルドラの姿がそこにはあった。

 

(イメージは全身がグレー色になった仮面ライダーカブトのカッシスワーム・ディミディウス)

 

「そんな・・・・」

 

「お返しだ」

 

するとゴルドラの右手に虹色のエネルギーが集まり始めていた。

 

「嘘・・・・」

 

「レインボースプラッシュ」

 

「ああああっ!」

 

今度は逆にコスモが至近距離でレインボースプラッシュを受けてしまい、それによって吹き飛ばされたコスモは直後に変身が解除されてしまった。

 

「どうして・・・・貴方が、レインボースプラッシュを?」

 

「俺の能力は特殊でな。受けた技を吸収して自分のものに出来るんだよ」

 

ゴルドラには相手の技を吸収して自分の力としてその技が使えるようになるという特殊能力があり、様々な相手の技を吸収してはそれを糧にしつつ自身を磨いてゴルドラは強くなっていった。

 

「ユニ! ハアアーッ!」

 

そんなユニを守る為にスターはゴルドラに向かって行き格闘戦を仕掛けるがスターの攻撃をゴルドラは完璧に防いでいた。

 

「やああーっ!」

 

「フッ!」

 

「ああっ!」

 

しかしゴルドラのカウンターを受けたスターはゴルドラから後ずさるとゴルドラは肘を曲げた両手を広げるとその手にエネルギーが収束されていき、その両手をゴルドラが前方に突き出すと合わせた両手から光線が放たれてそれがスターに直撃する。

これはザラブ星人が得意とする光線技でゴルドラは以前ダラスからこの技を受けた事があったので使う事が出来るのだ。

 

「うわあああああっ!」

 

光線を受けたスターは倒れているユニの近くまで転がるとその直後にスターの変身も解除されてしまう。

 

「ひかる・・・・」

 

「終わりだな」

 

 

 

別の場所では強化されたオリバスの力はミラクル達を圧倒していた。

 

「ハアアーッ!」

 

「「うわあああっ!」」

 

ミラクルとマジカルが光の球を盾にして攻撃を防ごうとするがオリバスの拳の前に簡単に砕かれてしまいオリバスの拳を2人ともまともに受けてしまった。

 

「ううっ!」

 

「この、離しなさいよ!」

 

そしてオリバスはミラクルとマジカルの身体を左右の手で掴むと高くジャンプして高さが限界まで辿り着くとオリバスはミラクルとマジカルを思いっきり地面に向かって投げ飛ばした事で高い場所から勢いよく落とされた上に、地面に直撃した時にかなり強い衝撃を受けた事で2人の変身は解除されてしまった。

 

「みらい! リコ!」

 

「うっ、うぅ・・・・」

 

「モフルン、来ちゃダメ・・・・」

 

その様子を心配したモフルンは慌ててみらい達に駆け寄った。

 

「さぁ、私と一緒に来てもらいましょうか?」

 

そう言いながらオリバスはみらい達に徐々に近づいていくと背中に何かが当たったような違和感を覚えたオリバスが背後に振り向くとそこには弓を構えるセレーネとその隣に立つソレイユの姿があった。

 

「ソレイユ、セレーネも」

 

「来てくれたのね」

 

「みんな、遅くなってごめん!」

 

「ここはわたくし達に任せてください!」

 

みらいとリコがソレイユとセレーネの登場に安心していると2人はみらい達に声をかけた後に再びオリバスの方を向いた。

 

「何人増えた所で同じ事、全員纏めて相手をしてあげましょう!」

 

そしてセレーネは矢を放って攻撃する横でソレイユがオリバスに向かって突っ込んでいった。

 

「ハアアーッ!」

 

「オオオオオッ!」

 

オリバスは矢を片手で弾くとその直後にソレイユの炎を足に纏った飛び蹴りを胸に受けてしまうがすぐに体制を立て直してソレイユの足を掴んでセレーネに向かって投げ飛ばした。

 

「「ぐうっ!」」

 

その隙にオリバスが右手の掌から紫色の光線を放ちそれがソレイユ達に直撃して爆発が起こった。

 

「フン。他愛もない・・・・くっ・・・・」

 

しかしオリバスも力を使った反動で少しだがダメージを負っていた。

 

「「ハアアーッ!」」

 

すると煙の中からソレイユとセレーネが飛び出すとオリバスに向かって突っ込んで行った。

 

「愚かな。ハアッ!」

 

オリバスが右手の拳で殴りかかるとセレーネがそれを綺麗に受け流して攻撃を外させた。

 

「なっ!?」

 

その間にソレイユとセレーネはオリバスの両足の脛をそれぞれ蹴る事でオリバスは体制を崩してその場で跪いた。

 

「おわっ!」

 

「「プリキュア!」」

 

「てんびん座・ソレイユシュート!!」

 

「やぎ座・セレーネアロー!!」」

 

「うわああああっ!」

 

2人の技がオリバスの身体に当たって爆発するとその隙にソレイユとセレーネは倒れているみらい達に駆け寄った。

 

「大丈夫?」

 

「うん。何とか・・・・」

 

「えぇ、おかげで助かったわ」

 

「どういたしまして」

 

「さぁ、今の内にスター達と合流を・・・・」

 

「危ないモフ!」

 

「「っ!?」」

 

ソレイユがみらい達に大丈夫か聞くとみらいもリコも大丈夫だと伝えてセレーネがスター達と合流する為に移動しようと提案した直後にモフルンが危険を知らせてきて振り向くとソレイユ達の後ろには紫色の光線がすぐそこまで迫っていた。

 

回避は不可能と判断したソレイユとセレーネは自分達の身体を盾にしてみらい達を守った。

 

「「うわああああっ!」」

 

「ソレイユ!」

 

「セレーネ!」

 

攻撃を受けた直後にソレイユとセレーネの変身も解除されてえれなとまどかはその場で前のめりに倒れてしまう。

 

「えれなちゃん! 大丈夫!?」

 

「まどか! しっかりしなさい!」

 

「うっ、うぅ・・・・」

 

「やってくれましたね」

 

「「っ!?」」

 

先程の攻撃はオリバスの右手から放たれたものでダメージは確かに与えているが倒すには至らなかったようだ。

 

「そんな・・・・」

 

「もうあなた達を人質にするなんて生温いやり方はやめです。全員ここで消えなさい!」

 

「「「「「っ!?」」」」」

 

オリバスは彼女達にトドメを刺そうと先程より強い光線を両手で放った。

 

その頃、ゴルドラもひかる達に近づいて止めを刺そうとするとユニがそんなゴルドラの前に立ちはだかった。

 

「待ちなさい」

 

「ほう?」

 

「この子には指一本触れさせない!」

 

「面白い」

 

「ぐぅ!」

 

「ユニ!」

 

ゴルドラは右手でユニの首を絞めるとそのまま右手を上に上げたらユニの足は地面から離れていた。

 

「ううっ!」

 

「何故他人を庇う? 自分さえ良ければ周りの者達などどうでも良いではないか?」

 

「そうね・・・・以前の私なら・・・・貴方の考えに賛同してたかもしれないニャン・・・・」

 

「ならば何故?」

 

「伝染、かしらね。アイツのお節介をずっと見てきたから・・・・」

 

「アイツ?」

 

ユニもまた先程のスターのようにこうたの事を思い出していた。

 

「アイツは・・・・こうたは・・・・どんなに自分が傷ついても・・・・苦しんでも・・・・それでも誰かの為に頑張れる。そんな姿を見てきたから・・・・私もこうたみたいに誰かの為に頑張りたいって・・・・そう思ったのかも・・・・しれないニャン」

 

「フン。くだらん」

 

そう言うとゴルドラはユニを離して地面に落ちたユニに向かって右手の掌にエネルギーを集めて光線を放とうとしていた。

 

「ユニ! 逃げて!」

 

「案ずるな。2人纏めて消し飛ばしてくれる」

 

ひかるが必死に叫ぶがユニは目を瞑り甘んじて受け入れるつもりでいた。

 

「(私は・・・・多分、ここで終わり・・・・けど、例え私が死んでも貴方ならきっと、宇宙を、惑星レインボーを救ってくれるって信じてる)」

 

そしてゴルドラの収束したエネルギーが限界に達するとゴルドラは光線を放つ体制に入った。

 

「(さよなら、こうた・・・・)」

 

そしてゴルドラが光線を放つとユニとひかるがいた場所は跡形もなく消し飛ばされてしまい、辺りは光線によって発生した土煙で覆われていた。

 

「ハァ・・・・プリキュアなど所詮この程度の連中だったという事か・・・・ん?」

 

土煙が晴れるとゴルドラは一つ疑問に思った。それはユニとひかるの身体、もしくは衣類の痕跡が全くなくて、あるのは光線によって地面が削れた跡しか残っていなかった。

 

「どういう事だ・・・・っ!?」

 

ゴルドラが辺りを見渡すと何かを目撃して驚いた。

 

それは・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユニを抱き抱えて立っているキュアスペースの姿だった。

 

「貴様は!?」

 

「うっ・・・・っ!? 貴方!?」

 

「ごめん。遅くなった」

 

ユニ自身も何が起こったのか理解出来ずにいると自信がスペースに支えられている事に気づいて驚いていた。

 

「いたっ!」

 

「間に合ったフワ!」

 

「ギリギリセーフでプルンス!」

 

その近くでは突然現れたひかるが地面に落ちるとそこへフワも一緒に現れた。ひかるはフワのワープによって助けられてそこへプルンスも合流した。

 

「ひかる、大丈夫フワ?」

 

「フワ!? 助けてくれてありがとう!」

 

「どういたしましてフワ!」

 

 

 

 

 

 

そしてオリバスの光線にやられそうになっていたみらい達は目を瞑っているが、いつまで経っても光線がこない事が気になってゆっくりと目を開けると・・・・

 

「・・・・っ!」

 

「「ハアアーッ!」」

 

みらい達の前でフェリーチェとミルキーがピンクトルマリンの花形のバリアとハート形のバリアを展開して彼女達を守っていた。

 

そして光線を受け切った事で2人はバリアを消滅させた。

 

「何だと!?」

 

「フェリーチェ!」

 

「ミルキー!」

 

「みんな! 大丈夫ルン?」

 

「遅くなってすみません!」

 

みらいとまどかがそれぞれ名前を呼ぶとミルキーとフェリーチェも遅くなった事を謝罪しつつみらい達に大丈夫かと尋ねた。

 

 

 

「こうた・・・・」

 

「ユニ、よく頑張ったな。後は任せてくれ」

 

「待って!」

 

スペースが歩き出すとユニはスペースの手を掴んでそれを止めた。

 

「貴方、大丈夫なの?」

 

「あぁ、俺はもう逃げない。決めたんだ。嬉しい事も、辛い事も全部受け入れて前に進むって。だからどんな事があっても最後の最後まで俺は戦う!」

 

「そう・・・・」

 

それを聞いたユニは掴んでいたスペースの手を離した。

 

「必ず勝ちなさい。負けたら承知しないわよ!」

 

「あぁ!」

 

ユニが右手の拳を出すとそれに合わせてスペースも右手の拳を出して2人は拳を重ねた。

 

その後スペースは再び歩き出すとその後ろでユニはスペースから自身の顔の見えなくなったのを確かめるとユニは心配そうな表情でスペースの事を見つめていた。

 

「貴様、何者だ?」

 

「俺はキュアスペース。お前達を倒してみんなを、大切なものを守る者だ!」

 

「守るだと? くだらん。他人の為に自分の力を使うなど愚かな行為に他ならない」

 

「そんな事ない! 誰にも傷ついてほしくないから・・・・苦しんでほしくないから・・・・俺は全力で戦う! そして・・・・アンタを倒す!」

 

「面白い。やれるものならやってみろ!」

 

こうして、スペースとゴルドラの戦いの火蓋は切って落とされた。

 

 

 

 

To Be Continued

 

 




         次回予告


仲間のピンチに駆けつけたスペース達

しかしゴルドラは手を緩める事なくスペースに襲いかかる。

苦戦するスペースだったが黄金の光を纏ってそれに立ち向かう。



次回『スター☆トゥインクルプリキュア NEW GENERATION HEROES』

第95話 纏うは極み! 金色のスペース!

次回もお楽しみ!


※もしよろしければ、お気に入り登録や評価をお願いします。
感想やコメントがあれば送って下さい。
よろしくお願いします。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。