公道最速伝説   作:迅海

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第11話 スパート

紗夜サイド

「ミラが大分離れ出している!このままゴールして私が勝てば引き分けに持ち込める」

「普通に走っていればどうという事はないっしょ」

(妙ですね。ミラのドライバーが本気出しているように見えません。様子を見ているのでは?それとも自分がスパートに出るタイミングまで待っているのでしょうか?)

 

ツバキサイド

「何で飛鳥が様子見していると感じたんだ?」

「走りからして私的には何かを温存しているような気がしたの。速く走らせたりするとタイヤやブレーキの摩耗が激しくなるでしょ?」

「確かにな。ツバキの言う通りだ」

「相手がミスをするのを待っているかそれとも自分がスパートをかけるタイミングを待っているんじゃないかと思いわ」

 

戻ってバトル

ヘアピン前にスターレットは左足ブレーキングでは無く、右足でフルブレーキングになった。

反射的でやってしまったのであろう。

2連続ヘアピン後から中高速コーナーで飛鳥はいよいよ左足ブレーキに切り替えて本気を出し始める。

車重の差にはっきりし出しコーナーではやはりとても軽い軽自動車が勝り、ミラは対向車側に飛び出して2台並ぶ。

右ヘアピンでスターレットはシビアにブレーキングするもミラは軽さを武器にブレーキングするタイミングを遅らせてからフルブレーキングをし、飛鳥が前に出てから中高速コーナーを果敢に攻め込み、直角手前の右ヘアピンと直角コーナーは左足ブレーキングで果敢に攻めてから中高速コーナーも左足ブレーキングを使い、逃げる体制に入る。

コーナーで差を開いている事によってスターレットがストレートで抜き返す事が出来ず、飛鳥が前に出てゴールし、ツバキサイドは3勝になる。

 

ツバキサイド 

「やったぜ!後はモカが勝てば私達完勝だ!!」

「いやーモカちゃん責任重大ですなー」

「おい、なんだかわざとらしいぞ?」

「えーそんなー本当に責任重大な事に感じてるんですよー?」

「まあまあ、行ってらしゃいモカ」

「アイアイサー」とモカは言いながら自分のAW11に乗り込む。

 

紗夜サイド

(もう、なんだかうんざりです。あの人だったら共に・・・・)

「ちょっと何やってるの!?序盤は良かったのに!途中から何!?」

「ごめんなさい・・・・」

「まあまあ落ち着きなって。総合的に負けてたとしても、せめて1勝ぐらいしないとだね」

 

モカは自分の車MR2 AW11に乗り込み、紗夜側のボサボサショートヘアはZZT230最終型セリカである。

AW11とZZT230セリカがスタート地点に着き、いよいよラストバトル!!

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