公道最速伝説   作:迅海

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第13話 決着

低速コーナー後しばらく中高速コーナーからの直角コーナー後再度中高速コーナーからの2連続ヘアピン手前でAW11の走りがより鋭さを増す。

「此処らで終わらせますかねー」

「さっきよりも鋭さが増している。気のせいじゃない、クソ!」

AW11はドリフトで2連続ヘアピンをクリアし、セリカは堅実的に攻めるも差が大きく開く。

「ついていけないコーナー抜ける度に差が開く・・・」

呆気なく決着がついてしまった。

 

ツバキサイド

「お前、序盤は相手に付き合ってただろ?」

「えへへ、バレた?」

「普通にバレバレだよ」

「いやー見抜かれてしまうなんてモカちゃんまだまだですなー」

「そんな事よりも私達4連勝の完勝だぞ!?本当にありがとな!!ツバキ!」

「え、ええ。どういたしまして」

「いやー、ツバキが来なかったら私達どうなっていたとやら全く」

「本当ツバキに感謝しても仕切れない」

「そんな!?大袈裟よ」

ツバキ一行でワイワイと談笑している間紗夜がやって来る。

「ツバキ、少し良いですか?」

「?良いけどどうかした?」

「私は貴方と走ってわかった事があります。貴方なら私のセッティングを大いに発揮するのでは無いかと思いました。もしツバキが良ければ私は貴方の専属チューナーになろうかと思います」

「私の専属チューナーに・・・・・(そうね。紗夜と走った時相当仕上がり良かったわね。それに、このカプチーノ私のではないから良いのかしら?)嬉しいのは山々だけどカプチーノは今私が代理人として乗っているからセッティングして良いか私にはわからないの。叔母さまに許可を得たらお願いするわ」

「わかりました。何かわかったら教えてくださいね」

「ええ。ありがとう」

そこで律達が「あのー、今回だけで無く、これからも私達ツバキと共に行動はだめ?」

「今回限りというなら仕方ないけど」

「それも良いわよ。改めてこれからもよろしくね」

ツバキは嬉しそうに快く受け入れる。

何故か皆ドキッとし、一同に思った事が。

『この笑顔で優しい口調、反則過ぎるだろ』と。

 

ツバキ達と談笑している間、箱根のヒルクライムで赤色のR33 GTR今井リサと先程モカのバトルを見ていたランエボ6トミマキエディションがドッグファイトを繰り広げている。

「ランエボからして見ればGTRなんて玩具のようなものよ」

「何?前のランエボ、此処を知ってる人かな?お手並み拝見だね!」

だが、ランエボがシフトチェンジする度にパンパンと爆音とマフラーから勢いよく火が吹く。

「ちょっとあのランエボうるさすぎない?音だけで何かあるのかわかったりするかな?麻弥なら」

「ふふ。ランエボは良いわね。前乗ってた車より疲れがなく楽で何も気にせず攻めれるわ!ふふ!うふふふ」

 

ギャラリー

「シャルロット、あのランエボ」

「間違えないね。ミスファイヤの魔女」

『久音=グラムレッド=シュトルハイム!!』

「33Rのドライバーは悪くはないが、峠でランエボ相手だと部が悪過ぎる」

「ハイパワーターボで4WD。それにGTRよりとても軽い」

「その通りだ。ランエボはラリーで勝つ為に作られたストイックマシンだからな」

「峠だと壺になるよね」

 

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