公道最速伝説   作:迅海

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第16話 苦い再会

箱根 パーキングエリア

真矢はツバキを見かけた後、ツバキの元へと向かう。

ツバキ達が談笑している最中天堂真矢がやって来る。

「お久しぶりですね。ツバキ=ヤヨイ。私の事覚えています?」

「貴方は・・・もしかして真矢?天堂真矢!?」

「私の事を覚えて頂けてとても嬉しいです。まさかこの様な形で再会出来るなんて思ってもみませんでした」

「意外ね。真矢が走り屋やるなんて」

「私がこの世界に身を投じる様になったのは貴方の所為です。私は貴方の事を許せない。いえ、1番許せないのは貴方のお姉様が許せません。ツバキを馬鹿なストリートレース(醜い舞台の世界)に駆り立てたのは岬愛華!!それ以上でもそれ以下でも無い!!」

ツバキ一行及びリサ、久音が目をギョッとする。

「う、嘘!?ツバキの姉があの岬愛華!?」

「僕初耳なんだけど?」

「いくら中等部が同じと言えど初耳ですねー。いやーまさかツバキに凄いお姉さんを持ちましたなー」

「とは言っても血は繋がってないけど。義理の姉よ」

「本来私はツバキと共に舞台で切磋琢磨する筈でした・・・ですが岬愛華がツバキに車の魅了を見せつけ、車を選ばせた・・・・私は悪魔(岬愛華)大切な物(ツバキ)を奪われてしまいました・・・・」

「真矢・・・・」

「ツバキ、私と勝負なさい‼︎貴方が負けたらこの世界(走り屋)から降りてもらいます!!もう2度と悪魔(岬愛華)なんかに奪わせやしない・・・・この舞台(バトル)で勝利し、貴方を取り戻す!!そしてもう一度私と共に舞台に歩みましょう。」

「悪いけど断るわ!舞台は好きだけど、あの時は中途半端な気持ちだった。半端な気持ちで貴方と共に歩みたくなかったのよ!私自身車に魅了されて車の世界選んだ!貴方に見せてあげるわ!これが今の私ツバキ=ヤヨイの『バトル』(『舞台』)を‼︎」

ツバキと真矢はそれぞれ自分の車に乗り出し、2人は思いをぶつけようとスタート地点へと向かう。

それを追うように生身で久音が追いかけて、スタート地点に並んだ2台の間に久音が立つ。

「ちょっと久音!?どこへ行くのさ!?」

「このカウントは私が取るわ!!(このバトルに他の人にカウントを取る事を任せられないわ!)」

2台が空吹かしを始める。

「カウントを始めるよ!!スタート10秒前!!9!!8!!7!!6!!5!!4!!3!!2!!1!!GO!!!!!!」

久音のGOサインにより2台がスタートする。

 

ギャラリー シャルロットサイド

「ツバキとあの天堂真矢がバトルを始めたみたいだよ。ピーリスだったらどう見る?」

「そうだな・・・・このバトルはどちらとも言えん。奴は此処で走り込んでいるのに対して真矢はぶっつけ本番。勝負は五分と五分と私は見る」

「どちらが勝ってもおかしくは無いよね」

「ああ、これは仮の話だが、もし真矢とツバキがお互い箱根(ここ)を走り込んでいたらツバキは絶望的だと思うがな」

「ぶっつけ本番の真矢がどこまで食いついていけるか見ものだね」

「そうだな

 

 

 

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