公道最速伝説   作:迅海

28 / 85
第25話 激戦に向けての準備

箱根ダウンヒル ゴール地点

「言い訳にしかならないが、あの時焦らなければあんな無様なアンダー出す事が無かったろうにな。これも実力のうちに入る。私の完敗だ」

「私は1年箱根を走り込んでいましたが、ここまで全開走行するの初めてだです」

「1年間私達と走る時間帯ずらして走っていたという事か。あれだけの芸統が出来れば納得せざるを得ない。悪いが今日はこの辺にさせてもらう。さらばだ」

「ええ」

ピーリスが自分のコペンに乗り込み、この場を去るのをツバキは見送った。

その後ツバキも家に帰る事に。

 

翌朝 花咲川女子学園 朝

カジュンにカプチーノのエンジン見せて以降ツバキはカプチーノの自動車通学する事にした。

いつも通り駐車場に止め、紗夜がやって来る。

「おはようございます。昨日はお疲れ様でした。まさか貴方が箱根のエース、ハイファイのソーマ・ピーリスまでを倒すとは驚きです」

「おはよう紗夜。もうそんな噂流れているのかしら?」

「なんでもその話が持ちきりのようで・・・」

「そう・・・・コペン以上のドライバーがこれからもやって来るかもしれないわね。昨日は油脂類交換したのだけれど、今日タイヤが届くの。タイヤを新しくするからセッティングお願い出来るかしら?」

「許可は降りたのならやらせて頂きます。期待裏切るような事はしません」

「ありがとう。紗夜」

ツバキが優しく微笑んで頼む時、紗夜は何故か頬が赤くなった。

(何故かしら?あの子の笑顔見ると何故かドキッとしてしまうわ)

 

同時刻 羽丘女子学園

「おっはよノエル。噂は聞いたよね?」

「リサ、おはよう。ツバキがハイファイを倒したんだよね?」

「やっぱり知ってたかー。今夜からツバキが妙義来ても良いように準備しちゃう?」

「そうだね・・・・もう少し見たいけど準備は念入りにしたいから。只者じゃないよツバキは・・・・」

「あのキレたダウンヒル、見ててゾクッとしちゃうよ」

「ダウンヒルはただでさえ恐ろしいのに・・・・命知らずな攻め方をするツバキが恐い・・・・とてもじゃないけど攻めきれない・・・」

 

そして夕方

今日はどちらのバイトが休みでツバキのバイト先で注文したタイヤを早速交換してもらう事に。

交換後箱根パーキングエリアに向かい、紗夜にセッティングしてもらう。

セッティングをしてもらった後にツバキはカプチーノを試走。

走りを見る限りバンドルの曲げ具合やアクセルの踏み加減次第で車の動きがハッキリとし、少しでもタイミング悪かったらスピンしてしまうというシビアな仕上がりになった。

中高速コーナーで程よくスライドさせ、スムーズにクリアさせる事が出来、ツバキの得意分野右ヘアピン後の直角左3連続コーナーもより鋭さをましている。

 

パーキングエリア

「どうでしょうか?」

「前よりシビアさが増したけれどその分コーナーでより攻め込むようになって来たわ。これなら限界まで攻められる」

「それなら良かったです。何かあったら遠慮なく言ってください。出来る事があればなんでもしますので」

「ふふっ。ありがとう紗夜」

こうしてツバキの車の準備が出来た所に

「たのもー!!!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。