公道最速伝説   作:迅海

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第40話 クレイジーダウンヒラー

雨という晴れ以上恐怖の中ダウンヒルでマイと灯織のバトルが終わりを迎えつつある。

「もっと!もっと!攻め込む!!」

「レビンの動きが変わった・・・・やっている事が無駄な事ばかり。この調子で走っていたら間違いなくハーフスピンする。今は大人しくして相手のミスを待つ」

灯織は早い段階でマイのやっている事が無駄な事に気が付き、ブレーキマネジメントに注ぐ事に専念して最小限にペースを落とすのだが、それともう一つはマイに大きな罠を仕掛ける作戦だ。

結果としてマイは灯織の罠にまんまとハマに嵌り、自分が走りを変えた事で差が開いていると思い込んでしまう。

「よし!差が開き始めてる!このまま行けば!」

妙義にもツバキの得意分野のあの左直角3連続が存在ししており、3連続中の2連続目のコーナーでマイがハーフスピンをしてしまう事にそれを灯織はチャンスを物にして呆気なく抜き去り、マイが今の走りをしても差が大きく開く一方となり、ここでマイは自分の首を絞めている事にようやく気がついたも時は既に遅かった。

 

ノエルサイド

「用が無いなら今夜は帰らせてもらうわ。塾生の時以外会いたく無いのよね」

「あはは・・・・東堂塾って大変なんだね」

久音は用を達した事で走らずこのまま真っ直ぐ家に帰る事にするも、その時東堂塾について話しをしていたノエル達は恐ろしいバトルが始まっている事を気づいていなかった。

 

バトルサイド

今日も引き続きプラクティスする事にしたツバキだが、プラクティス中後ろから一台煽って来ている。

「後ろの車1台やって来るわね。この煽り方もしかして勝負を仕掛けているのかしら?」

「見せてくださいよ。先輩のダウンヒルを」

「良いわ。ここ(妙義)は何となくあの峠(箱根)に似ているわ!」

雨の中ツバキは全開走行に突入し、それをついて行くかの様に全開走行するのだが、後ろの車種の正体は青いS13。

ツバキは晴れの時より雨をなんとも思わず、平然とドリフトで果敢に攻め込むもS13もドリフトしながらコーナーを攻め込んでいる。

「やっぱり雨は曲がるオーバーステアのいう考えだよね。それに改めて思うけれどやっぱり先輩は変態(クレイジー)だ」

妙義は箱根とは違って低速コーナー尽くしの為軽さという武器ががよりフルパワーに活かす事が出来るコースでツバキにとっては嬉しい場所であろう。

コーナーでは話にならないくらいカプチーノが圧勝しているのだが、その以前にツバキは雨を恐さを物ともせず加速、挙動からして見て躊躇う事なく全開に攻め込み、綺麗に駆け抜けて行く。

S13のドライバーも雨に慣れている走りをしているのだがリスクマネジメントしつつ攻めている事が露骨に出ている事と車両重量の所為で本領発揮出来ずにあっさり千切られてしまう。

「もし私がカプチーノに乗ってもここまで攻めきれないよ。変態(クレイジー)で異常だよツバキ先輩は」

 

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