公道最速伝説   作:迅海

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第42話 奇妙なMRS

午前中に雨が止み、午後2時頃から気持ちよく晴れてくれたお陰で濡れた路面が乾いて夜にはいつでも全開走行出来るコンディション。

ツバキがバイトしている中、妙義山で紗夜達はツバキに置いてけぼりになれない事といつチーム戦になっても良いように備えて念入りにプラクティスを施している。

箱根で紗夜とのチーム戦の時、律のインテグラがミッションブローして戦闘不能になったのだがあれ以来カガリがミッション載せ換えてから今ではインテグラは元気良く走り、状態は良好。

「ひゃっほーい!やっぱインテR最高だぜ!ん?なんだ?後ろ1台やってくんなー・・・車なんだ?暗くてわかんねえや」

「面白そうね」

「走り込んだ成果見せるとすっか!!」

お互い全開走行に入り、インテグラのミラーから後ろの車が見えた。

その後ろの車の正体は黄色のMRSだが、そのMRSは奇妙なマシンである事に律は違和感を覚えた。

「MRSだったのか!それにしてもなんか違和感感じるんだよなあ」

「やっぱVTECは気持ち良いわぁ!MRSは元々車として悪くはないけど折角のMRなのにパワー無いのが泣き所だったんだけどぉ、K20Aに載せ替えてから凄く気持ちいい!」

「このMRSおかしいって!本当だったら差は離れてる筈だぞ!?まさか!?」

 

パーキングエリア

ツバキがバイトを終えた後妙義山へ直行するも、周囲はざわついて何が起こっているか状況が全く分からず、自分のカプチーノをパーキングエリアに駐車して紗夜を探し、このざわついている事の状況を説明してもらう事にした。

「紗夜、これはどういう状況?皆ざわついているのだけれど?」

「ツバキがバイトしている間に私達妙義のプラクティスをしていたのですが、その最中に田井中さんがプラクティスしている間途中からバトルしている状況になってしまいまして・・・・」

「律は今誰とバトルをしているのかしら?」

「箱根のエースの1人がここに来ているという話しがあります」

「箱根のエース⁉︎他にいたと言うの!?」

「おそらく。貴方が目的でここに来たかと思われます」

「私がピーリスとシャルロット、果林を倒したからという理由かしらね・・・・」

「あんじゅに先越されたかと思ったけど丁度良かった?」

紗夜とツバキが会話している間銀髪のロングヘアの少女がやって来る。

「貴方は一体?誰何ですか?」

「自己紹介が遅れちゃったね。私は松山ダリア。貴方がツバキ=ヤヨイでしょ?」

「ええ。私がツバキ=ヤヨイです」

「私は貴方と走りたくて此処まで来た。本当は箱根でバトルしたいけれど、どうせなら今此処でバトルしたいけど良い?」

「良いですよ。断る理由がありませんから」

 

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