公道最速伝説   作:迅海

47 / 85
第44話 両者の武器

ツバキとダリアの差が無くなってべったり張り付き、ダリアはブロックする体勢に入っている事でツバキが抜きたくても抜けない。

「隙がないわね・・・・私が行きたいところを全て見破られている」

「決して軽くはない33Zだけど妙義なら前に出た者勝ち。軽くてコーナーの速いカプチーノの前に出たらこの大きいボディが邪魔で本来のカプチーノを活かす事が出来ない」

 

ギャラリーノエルサイド

「妙義は道幅が狭くスタートダッシュの時点で前に出た者勝ちのようでそうではなかったりする」

「序盤では上り坂になるけど上りきった後から麓までが本格的なダウンヒルになるけどさツバキの武器は軽さでコーナーとてつもなく速く走らせるけどZ33ボディ大きいじゃん?」

「リサの言う通りZ33のボディが大きく妙義ならではのブロックする武器として使える。これはあくまでZ33が前に出ていればの話になるけど」

「状況からしてツバキは後ろになるのは確実でさ、Zにブロックされて自分の思い通りに描くライン作れなくなるけど・・・・あのセクションに突入しちゃえばZ33の武器が無くなってしまうよね」

「良い所に目を着けたね。もし私がツバキの立場ならリサが指摘したセクションで勝負を決める」

「あのセクションだけ道幅が広くなるからさ。勝負に出るとしたらそこしかないかなと思ったんだよね」

 

戻ってバトルサイド

低速コーナーでブロックしながら全開走行しているのだが、カプチーノに張り付かれっぱなしでZ33は決して鈍く走っているのでは無い。

カプチーノの武器は軽さという強みではあるのだが、道幅の狭い妙義ならではの大きいボディを武器とするZ33は前に出る事が出来たらその武器は思う存分活かす事が出来る。

しかし、Z33にとってのネックは重さによるタイヤの熱垂れだが、その前に3連続直角が待ち構えている事にツバキはアウト側に走り、そこで勝負に出る。

ツバキがあの3連続で勝負に出たのは道幅がそこだけ広くてZ33の武器である大きいボディが無になる瞬間を利用して軽さを本領発揮させてコーナーでZ33を抜く作戦。

3連続で道幅が広くなる事にダリアは痛感し、ここでは大きなボディが使えない事とコーナーは軽いカプチーノの圧勝の使える武器が無くなってしまい、カプチーノが前に出てから差がどんどん開き、ツバキの形勢逆転勝利で終了した。

「ピーリスやシャルロット、果林を倒した実力は本物みたいだね」

ツバキとダリアのバトルは終了し、2台共パーキングエリアに戻るも下のバトルを禁じられてしまう。

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。