妙義のパーキングエリアに戻ったツバキとダリアは他の走り屋からダウンヒルのバトルまたは走行禁止を告げられた事に2人は疑問を感じて、ツバキが先に何故ダメなのかを説明を求める。
「一体何があったのですか?」
「これからヒルクライムのバトルが始まるからダウンヒルのバトルや走行を許してしまうとすれ違いに大事故になるでしょ?」
「そういう事だったのですね。状況を教えて頂きありがとうございます」
そこでリサがやって来る
「やっほー。久しぶりだね!ツバキ」
「り、リサ!?どうして貴方が此処に!?」
「何でって走り屋だからに決まってんじゃん!そうそうツバキに会わせたい人居るんだよね〜着いて来てくれる?」
ツバキはリサの言う通り着いて行き、彼女はとてつもなく驚愕した表情をする。
「ツバキとは最後見たのは中等部だったかな?こうして会うのは。車としては初めまして?箱根以来?」
「ノエル・・・・まさか貴方も走っていたなんて驚いたわよ・・・・箱根以来って私はノエルと走った事なんて・・・・まさかあのハチロク!?」
「そうだよ。この車見覚えあるよね?ここでは私が頭を張っている。それともうひとつ私、十二王国のメンバーの1人だよ」
「そう。貴方とのバトル楽しみね(モカが言ってたのはノエルの事だったのね。おそらく果林以上の実力を持つ集団と考えても良いかしら?)」
ヒルクライムスタート地点
ST165型セリカとR32GTRが並びヒルクライムのバトル準備をし出し、お互いドライバーは顔合わせする事に。
「貴方が風野灯織ですね。久音から話しを聞きました。こうも簡単に会えてしまうなんて」
「天堂真矢・・・・私も貴方に合う事が出来て光栄です」
話が終わった頃にダウンヒルのギャラリーからのOKをもらい、マイはその2人にお知らせしてヒルクライムのバトルが始まるその時、久音は真矢の助手席に乗り込む。
「シートベルトは閉めました?」
「ええ。閉めたわよ。いつでも良い」
「それじゃあカウント始めるよ!!5!!4!!3!!2!!1!!GO!!」
マイのGOサインと同時に2台がスタートダッシュを決め、排気量と馬力の高いR32GTRが威圧を出して前に出るも今回の真矢は本気のスタートダッシュをした。
今までは後ろを選ぶ為に遅れてスタートをしているのだが、車の性能を考えた上で本気を出さなければ着いて行く事は不可能と判断したのだろう。
「今回のスタートダッシュ本気でしょ?灯織腕良いからいつものようにスタートしたら着いていけなくなる所よ」
「ええ。あちらの車が前に出るのは目に見えていたので本気を出す事にしました。あの32Rまだ本気出してないですね。タイヤマネジメントに専念している走りをします」
「GTRのボディは重たいからね。はなっから全開走行したらブレーキとタイヤが逝く。スパートを掛ける時は全開走行に入るわ(いつにも増して真矢の目が鋭い。何度か真矢のバトルで助手席乗せてもらっているけどこんな目をするのは初めてよ)」
妙義のヒルクライムスタートセクションはストレートが長く、本来はGTRが圧勝している筈がセリカとGTRの距離は無いという事は灯織は本気を出し切っておらずタイヤとブレーキマネジメントに専念しているであろう。
「私のST165とGTRの駆動は同じなのですが、4WDでもそれぞれの役割が違うのですよ。私や久音の様な4WDは雨や雪、ダートという悪路を速く走らせる為に考えて開発し、GTRのような4WDはサーキットで最速を目指す為に開発されました」
「サーキット最速マシンでも峠となればGTRに部が悪く、私や真矢のマシンには最適よね」
「ドライバー本人は不利を承知ながらも腕でカバーすれば遜色無く対等に戦えるでしょう」
「そうね。灯織はそれぐらいの腕持っているわ」