公道最速伝説   作:迅海

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第46話 本領発揮

妙義 ヒルクライム

第1セクションから第2セクションまで灯織はタイヤとブレーキマネジメントに専念しているも極端にペースダウンせずに後ろに真矢がいる事を無視して自分のペースコントロールに集中。

「あの32の子自分のペースを徹底的に守る為に私が後ろにいる事を無視していますね。集中力はとてつもなく高いと見て良いでしょう」

「東堂塾の中で集中力は1番高いわよ。特にペース配分を維持する事に専念すれば。それにあの子の前に出たら弄ばれるわ嫌になるくらいに・・・・」

 

ギャラリーサイド

「妙義ってさコーナーだらけで上りでも下りでも両方ともキツいんだよね。Rにとっては泣き所のブレーキとタイヤ直ぐ垂れちゃうからさどこでスパート掛けるか重要になる」

「ヒルクライムは序盤からは上り坂だけど終盤頃に下り坂になってそこからがタイヤの使い方が上手いかどうか性格がはっきり出てしまう。妙義のコースはリサの言う通りコーナーがメインのコースで軽い車やパワーの無い車がフルに発揮出来るコースになる。1番重要なのは足回りのセッティングが全て」

「コーナーが多いと足回りのセッティングがうまく決まらないと良いタイム出せないもんね」

「そうだね。今回のバトルでは灯織が何処で本気を出すか。32Rは重いボディだからタイヤとブレーキがセリカより早く消耗してしまうから下手に序盤から本気出したらゴールまでは持たない。かといってそれが怖いから本気出すタイミングが遅くてもだめなんだ」

「そこが悩みどころなんだよねぇ。GTRの峠ならでは」

 

バトルサイド

セリカとR32の2台が第3セクション突入して右直角3連続クリア後灯織はペースを上げて逃げる体制に変更してからタイヤとブレーキを気にせずいよいよ本気を出す事に決意するも真矢は表情一つ変える事なく飄々としているも少しずつだが、彼女も本気を出して勝負に出る事に。

「32Rいよいよ本気出しましたね。本気出すタイミングとしてはベストかと思います。そろそろ私もアクションして行きましょう」

灯織が本気になって攻め込んでもコーナーはR32より軽いセリカが勝り、距離の差は0で詰めた後に真矢は勝負に出ようと最終セクションに突入する手間に灯織の横に並び出す。

最終セクションに突入してコーナー5つ目に2人はブレーキング勝負をし、ボディが重いR32は痛感するも灯織はお構いなしに負けじとアウト側でセリカをブロックしようとするもその直後にコーナーがやってきて距離として灯織はペースダウンして道を譲らざるを得なく、真矢が完全に前に出てこのままゴールした。

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