公道最速伝説   作:迅海

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第52話 勝敗が全てじゃない

バトルを終えてパーキングエリアへ戻って来た3台。

が、しかしバトル始まる前は賑やかだったのだがバトルを終えた今空気は重たい状況。

「私は貴方に負けてツバキちゃんとバトルする資格無いから帰らせてもらうわ・・・・・」

そう告げて自分のMRSを乗り込もうとするもノエルが声を掛ける。

「バトルはしないんですか!?」

「だって負けたのだから・・・・」

「私は負けたらツバキとバトルする資格がないといつ言いました?」

「え・・・・?それじゃあ良いのかしら?」

「偉そうな事を言ってしまいますが貴方は合格です。このバトルでツバキとバトルしたらどんな結果が来るかとても興味があります。どうです?」

「そう。それなら断る理由もないわね。明日ツバキちゃんとバトルしたいわね」

「ええ。明日楽しみにしているわ」

「また明日」

 

翌朝 花咲川

「昨日の妙義でまさかツバキが紗夜ちゃんのFDに乗ってその上助手席に乗るだなんてね」

「正直驚きですの。短時間で他人の車を乗りこなしてしまうだなんて」

「ええ。普通ならあり得ません。私達の考える常識を遥かに超えています」

「昨日ツバキの運転で2人のバトル目の前で見たのでしょ?ノエルちゃんのハチロクについて何かわかった?」

「ノエルのハチロクについてなのですが、エンジンは高回転型エンジンで足も完璧に仕上げていると言っても良いでしょう・・・・」

「そんなに凄かったんですの?」

「車とドラテクだけでなく心理戦でも強く、ツバキにとっては朝香さん以上に厄介な相手かもしれません」

「伊達に十二王国のメンバーで妙義の頭を張っている訳では無いという事ね」

「ねえツバキさん・・・・」

「どうかした?カジュン」

「もし、よろしかったら私のAZ1に乗ってみません?」

「い、良いわよ!カジュンの大事にしている車に乗るだなんて」

「偶には違う車に乗って刺激を受けるのも一つ良いかと思うんですの!」

「カジュンちゃん一度言い出したら止まらないと思うから運転してあげたら?」

「仕方ないわ・・・・今日は無理だけど明日なら良いかしら?」

「良いんですの!?明日が待ちきれませんわ!!」

「ごめんなさいねツバキ・・・・余計な事を言ってしまって」

「気にする事なんて無いわ」

「今夜優木さんとバトルするのですが、カプチーノの仕様はどうします?」

「今のところそのままでいいと思うけど、ノエルと戦いに備えてアンダー気味の仕様に変更出来ないかしら?」

「踏めるアンダーステアという事ですね。わかりました」

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