公道最速伝説   作:迅海

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第3話 偵察

朝 羽丘サイドと同時間帯の花咲川女子学園では

花咲川では朝から騒めいていた。

ツバキは花咲川女子学園の生徒の1人であり、その騒めきはおそらくストリートレースのBBSを見た人だろう。

ツバキ本人は気にしておらず、いつも通りに自分の教室へと向かう。

「つ、ツバキちゃんおはよう・・・・聞きたい事があるんだけど良いかな・・・・・?」

「おはよう花音。どうかしたのかしら?」

「ふえぇぇ・・・・こ、これなんだけど・・・・」

花音が自分のスマホを取り出しある写真をツバキに見せる。

ノエルが見た写真と一緒だ。

「箱根の夜、私はいたわ。けど、隠し撮りするなんてどうかと思うわ」

「箱根の夜に行ったのは認めたんだ・・・・もしかしてレースしたの、かな?」

「ええ、昨日が初めてのバトルよ」

「そうだったんだ。ツバキちゃんがストリートレースするなんて意外・・・・」

「私、こう見えて車が好きよ。ストリートレースに身を投じる事し出すのは愛華姉さんの影響が大きかしら?」

「ツバキちゃんのお姉さんもやってたんだ」

花音は苦笑しながら言った。

 

そして夜の箱根。

先頭に白黒のパンダトレノと後ろには赤色のR33がパーキングへと向かう。

駐車場に止めた後ノエルとリサはそれぞれ自分の車に窓を開けてから自分の車の後部座席に移動して隠れながらツバキが来るのを待つ事にする。

ノエルが窓を開けてる所をリサは何故か小笑いし出す。

「ぷぷっ。ごめん!ごめん!手動式なんて時代感じるなと思っちゃっててさ」

「ハチロクに電動式なんて無いからね・・・ミラーももちろんそうだけど」

「マイやノエルって凄いと思うんだよね。ハチロクってパワーステアリングやABSといった便利機能無いのに果敢に攻める事が出来てさ。私多分無理かも」

「そんな事ないよ。ハチロク乗りではノエルが凄いかな?私の知る限りだと多分右に出る物はいないんじゃないかな?それに・・・」

「それに?なるほど、そうだよねノエルは」

リサが言いそうな所を赤色のカプチーノがパーキングへとやって来た。

(来た!赤色のカプチーノ!今日今夜でハッキリする事が出来る!ツバキ本人なのか?それともツバキに似てる人か?)と、ノエルは自分の車の後部座席で様子を伺っている。

2台の車が何故窓を開けているか?

それはツバキの喋り声を聞く為である。

赤色のカプチーノが駐車後、降り出したのは今噂のツバキ=ヤヨイ。

ツバキが降り出すもその直後ショートヘアでデコ出しの少女に話かけられる。

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