公道最速伝説   作:迅海

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第59話 お節介さん

ツバキはリサとノエルを招き入れて、それぞれカジュンのご飯を作る事にする。

ツバキはゆかりうどんを作り、ノエルは変則的な?事をして料理するのたがツバキは半信半疑の状態。

半信半疑とは文字通り半分信じて半分疑うという意味で、正直なところリサの言っている事を信じていて本当に大丈夫なのか?と疑いがある。

中等部ではノエルとリサとは同じだったのだが、調理実習ではノエルのデス料理で滅茶苦茶にして病院送りになるというトラウマな出来事があった。

ノエルはお椀にご飯をよそってから卵一個ご飯の上に掛けてから水を多少入れて、白だしをちょぴっと足した後卵とご飯を混ぜる。

ツバキからして卵かけご飯にしか見えないのだが、ノエルが卵とご飯が良く混ざってから電子レンジに入れて3分に設定して、その後時間が経ってレンジから取り出し、卵かけご飯のようでお手軽卵雑炊が出来上がった。

正直ツバキはとても驚きを隠せてはおらず、新たな発想を知ってしまう。

「一見卵かけご飯と思っていたけれど、お手軽に雑炊作れるなんて正直ビックリしているわ。ノエルがここまで上達するなんて」

「リサにしごかれて来たからね・・・・地獄だったよ・・・・」とノエルは苦笑しながら言う。

「ノエルをここまでに仕上げるのとても苦労したんだよね〜」

「リサもリサで大変だったのね。所でRoseliaの練習大丈夫かしら?」

「その事なんだけどさ、もう終わっちゃってて偶々ノエルと会ってそのままカジュンの家に来ちゃってさ。それにしてもツバキはお節介さんなのは今でも健在なんだねぇ」

「そ、そんな事は・・・・!?リサには関係無いでしょ!友達の事を心配するの当たり前じゃない・・・・」とツバキは頬を赤くなっているのを良い事にリサは更にからかう。

その最中ツバキとノエルはそれぞれ自分の作ったご飯が出来上がり、カジュンの部屋に向かう事に。

部屋の中には花音と千聖が寄り添っている所カジュンはノエルを見た途端に青ざめてしまう。

「だ、大丈夫よ!カジュン!今のノエルは前のノエルとは大違いよ!味見したけど本当に美味しいわ!」

「ツバキがそこまで言うのなら信じますの・・・・・先にゆかりうどん食べたいですわ・・・・」

ツバキは箸で麺をすくってカジュンの口元へ運び込み、カジュンは素直に口を開けてうどんを口にしてゆっくりと食べた後辛そうにしていた顔が少しずつ表情が柔らかくなり、次第に落ち着くようになる。

うどんを完食した後ノエルが作った卵雑炊を口にするのに抵抗はあったものの口にしてから安心感の涙を流す。

ツバキ同様カジュンも中等部が同じでノエルのデス料理を口にした1人でもある為恐怖心を抱くのも仕方がない。

燐子と紗夜から貰った味噌汁とほうじ茶にも口にして全て完飲完食して表情が大分柔らかくなり、心が落ち着くようになる。

「皆さんには何から何までお世話をかけてしまいましたわ・・・・どれだけ迷惑かけてしまったか・・・・」

「気にする事無いわ。私がやりたかっただけだから」

「そうそう。気にする必要ないからさ。とにかく元気なカジュンに戻っておいで」

「少しでも早く治しますの・・・・」

状況が落ち着き、ノエルはツバキにある質問をする。

「ツバキ・・・・今夜のバトルだけど天候が雨で、ものすごい勢いで降るみたい・・・・良かったら後日にする?」

「いいえ。今夜でも良いわよ。雨なら純粋に実力と実力のバトルになるのでしょ?」

「そ、そうだけど・・・・」

「だったら尚更よ」

「わかった。ツバキがそこまで言うのなら今夜にしよう」

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