公道最速伝説   作:迅海

67 / 85
第64話 因縁

翌日 大黒パーキングエリア

メイファンは榛名山で大暴れをした次の日大黒パーキングへ向かい、青色のFD3Sの隣に駐車した後メイファンはFD2から降りて誰かを探しているようで軽くキョロキョロしながら歩きだす。

しばらく歩き回ってから数十分後愛華を見つけ出したメイファンは威圧のある早歩きで愛華の元へ向かって距離が間近になってから肩を握り締める。

「久しぶりだな・・・・!岬愛華!!」

「メイファン=ラピスラズリ。最近榛名で随分派手にやってるみたいだけど何を企んでる?」

「感動の再会だと言うのに随分冷たいな」

「大凡見当がついてるよ。榛名で私とまたバトルしたんでしょ?今すぐにやっても良いけど呆気なく終わってしまうのは目に見えている」

「相変わらず強気なんだな。だが忘れてもらっては困る・・・・・今の私は1年前の私とは大違いだと言う事に。あの時は負けたが今度こそ勝たせてもらうぞ!!貴様に、最上の痛みを与えてやろう・・・・」

「ふふっ。悪いけど私はもう榛名を走る事をやめて今は首都高で走っているけれど、メイファンに勝ち逃げされたと思われたら癪だしね。リターンマッチ受けて立つよ。猶予を与えるからしばらく好きなだけ榛名を走り込むと良い。楽しみにしている」

メイファンは愛華が去るのを見送り、自分のFD2の隣に駐車してある青色のFD3Sに乗り込む事に驚いていた。

(貴様は前にGDBの中期型インプだったはずだ。この1年の間にFDに乗り換えるとはな。まあいいやる事は変わらない。榛名に行くとするか)

 

榛名山 スタート地点

「榛名のブルーゴーストとやり合うまでの間ここ(榛名山)でお世話になる。貴様らに私のウォーミングアップを手伝ってくれないか?」

秋風塁は昨日の件でピリピリしており今夜のトップバッターとしてメイファンとダウンヒルのバトルが始まる。

ターコイズマイカMカラーのセラがFD2の横に並び、メイファンは呆れたため息をしながらFD2に乗り込んだ後、絢辻詞がカウントを取ろうとしたらメイファンがストップした。

「カウントは不必要だ。スタートはハンディキャップ方式にしてくれ。ハンデをくれてやらなきゃ勝負にならんからな。貴様がコーナー立ち上がったところから私はスタートしてやる。いつでも好きなタイミングで発進するがいい」

塁にとってここを走り込んでいるコースであるのに、他所から来た走り屋に憧れの珠緒を侮辱しただけでなくハンデを与えられた事で怒りのヒートアップしてしまい、塁は自棄になったままスタートした。

「ッ!!このまま振り切って珠緒先輩に謝らせてやる!!」

塁のセラが全開走りで第一コーナーに突入時に左足ブレーキを駆使して果敢に攻め込み、安定感のある走りでクリアをした。

「こちら第一コーナー!塁のセラがクリアしました!」

スタート地点で待機しているメイファンはギャラリーからの連絡を受けてから、ロケットスタートせずにスロースタートした。

「ハンデをくれてやったんだ精々楽しませてくれよ。それは無理な話しか?FD2からして見てセラなど雑魚(オモチャ)も同然だ」

「このバトルだけは絶対に負ける訳には行かない!!榛名の砦は私が守り、珠緒先輩の無念を晴らす!!」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。