箱根 パーキングエリア 夜
「おーい‼︎助けてくれー!!」
茶髪のショートヘアでカチューシャでデコ出している少女がツバキの元へと向かって叫んでいる。
一体何が何なのか状況が飲み込めていないツバキである。
「な、何よ!?急に?何かあったの!?」
「初対面にいきなり言って悪いけど、私の代わりに走ってくれ!!」
「え、えと貴方の代わりに走るってどういう事?」
「まぁ、なんだ。とりあえず私に着いてきてくれるか?」
ツバキは言う通りその少女に着いていく事にする。
後からバレないようにノエル、リサ、マイも着いて行きながらヒソヒソと何か話している。
「声と容姿からして完全にツバキじゃない?」
「偶々声が似てて違う人かもしれないし、まだツバキと決めるのは早いよ!」
「ノエルはツバキだという事は認めたくないんだね」
「認めてないというのは事実になる・・・・」
「図星だね」
「もし本当にあのカプチーノのドライバーがツバキだったらどうする?」
「最初のうちはショックを受けるかもしれないけど、もし事実だったら走りは見ておきたい」
別のパーキングエリアに移動するもお互い威圧出して向き合っているのが複数がいる所に少女が呼びかける。
「おーい!!皆お待たせ!助っ人を読んだぜー!」
だが、そこでライトグリーン色のロングヘアの少女とツバキが目を合った時お互い驚き出す。
「ど、どうして貴方がここにいるのですか!?」
「さ、紗夜こそ何で此処に!?」
「BBS読んでいますが、まさか貴方も走りに身を投じているなんて思いもしませんでしたよ」
「紗夜こそ、走りに身を投じるなんて想像つかないわね・・・・」
「私も人の事を言えませんが、貴方が走りに身を投じるなんて思いもしませんでした」
ツバキと紗夜が話ししている最中金髪のショートヘアが割り込み出す。
「悪いけどお前達、長話するんだったらバトル終わってからにしてくれないか?」
「え、ええ。そうですね。そちらの助っ人はツバキって事で良いのですか?」
「どうなんだ律?」
「やってくれるよね!?」
「良いか悪いか聞かず連れて行ったのか?」
「探して中々見つからなくってつい・・・あははは・・・」
「おい・・・・」
「私が律という人の代わりに走ると紗夜達と戦う事になるのかしら?」
「そうなりますね。向こうが急に助っ人が必要と言い出して」
「丁度走ろうと思っていた所だから良いわ」
「助けてくれるのか!?ありがてえ!!」
「すまないな。付き合わせてしまって」
ツバキが少しずつどんな状況なのか飲み込めるようになった。
このバトルが大きく本格的に動き出す事にまだ誰も知る術は無い。