公道最速伝説   作:迅海

85 / 85
いよいよツバキが本格的に榛名へ赴きます!


第82話 ピリピリする空気

第82話 ピリピリする空気

ツバキと紗夜にモカと律、カガリにモカは昼に榛名の下見を終えてから一旦去り、夜になって再度榛名に行く前にお店の駐車場で皆揃ってから出発し、再度夜に榛名へ行く。

しばらくして榛名山へ着いてから頂上へ登ろうとする時に、ギャラリー達はツバキ達が走っている事に快く思っておらず通る車を何かを憎んでいるピリピリしている印象が強く、ツバキ達にとっては初対面な人達で恨みを買うような事をしていなければ身に覚えがない。

 

➖今まで箱根や妙義ではこのような視線で見られていなかったのだけれど榛名の人達は何故ピリピリしているのかしら?➖

 

➖初対面の方々でこの人達に喧嘩を売ったり恨まれる行為は一切していないのですが、何なんですか!?➖

 

➖榛名の走り屋がこんなにピリついてるのは何かあったんだろうね。面倒事に巻き込まれないと良いけど。特にツバキ➖

 

そう思いながらもツバキ達は頂上まで上り切って車を端に寄せて駐車してから車を降りる。

降りてからの印象では頂上でもピリピリしている威圧感が強く、榛名全体的に皆イライラとピリピリをしているこの重たい空気の所為で今すぐにでもこの場を去りたいという気持ちだ。

そんな中1人のピンク色の髪をした少女フェルトがツバキ達の元へ行こうとする。

 

「1人私達の元へ向かって来ますね。榛名を走っている人なのでしょうか?」

 

「貴方達見ない顔ですね。ここ走るの初めてですか?」

 

「ええ。私達此処で本格的に走るのは初めてで、さっきのお昼の時間で直接コースの下見をしていました。申し遅れました。私はツバキ=ヤヨイで・・・・」

 

ツバキが説明と自己紹介しようとしたところフェルトはツバキの言っている事を無視して律を睨みつける。

フェルトの目は殺意剥き出しで律は思わずオドオドし、カガリとモカと飛鳥はジト目で律を追い詰めるかのように睨む。

 

「な、なななな何だよ!?私達初対面だろ!?私が何したってんだよ!?」

 

「律悪い事言わないから素直に謝れ」

 

カガリが言った途端にフェルトの中の標的がカガリも加わってしまう。

律とは反対にオドオドせず、自分はフェルトに恨まれる事はしてない為堂々としている。

 

「初対面にそんな因縁ふっかけるような睨みつけはいつもやってるのか?」

 

「いいえ。この2人は見ているとどうも胸糞が悪いんですよ。インテグラにシビック・・・・・ホンダの赤エンブレムを見ていると不愉快なんです」

 

「それって言い掛かりなんじゃないか!?」

 

「何があったかは深く追求はしないが、タイプRやVTECが悪いんじゃなくて乗っている人間が悪いだけだ。それと一緒くたにしてもらうと迷惑であり、車の製作者に失礼だ!」

 

「そうだ!そうだ!」

 

取っ組み合う空気になりそうなところ黒髪のロングヘアの絢辻と青髪ロングヘアの巴珠緒が仲裁しようとツバキの仲間とフェルトの元へ駆け付ける。

 

「ちょっとフェルト!いきなりいちゃもんつけない!ごめんね。うちのフェルトが迷惑かけて・・・・」

 

「最近私達他所に負けが込んでいて・・・・最近皆ピリピリしてるの・・・・ごめんなさいね」

 

「全く・・・・良いフェルト。タイプR乗りが全員メイファンのような人ばかりじゃないの。貴方ロードスター乗りだけど仮にロードスター乗りが全員人馬一体と大興奮するまともな人じゃないと言われたらどうする?」

 

「それは!それは・・・・違う・・・・そんな目で見ないで欲しい」

 

「今やっている貴方はそれと同じ。ちゃんと謝って」

 

「ごめんなさい・・・・」

 

フェルトがツバキ一行に謝罪し、何故榛名の走り屋達がピリピリしているのかを珠緒が詳しく説明をした。

ツバキ一行にとっては榛名を走っているドライバー達のレベルを全然把握しておらず、周りの車を見る限り敗因は車の性能差だと推測し、この中でFD2と渡り合える車は白のS14だと考えたツバキ。

ツバキが色々と推理しているところ薄紫色の髪をした柊シノアに話しかけられる。

 

「貴方がツバキ=ヤヨイさんですね?」

 

「ええ。私がツバキ=ヤヨイですけど何か?」

 

「箱根で頭を張り、妙義で十二王国を倒した・・・・やっと榛名へやって来た事にとても嬉しいです。とこで、貴方は何故私達が負けが込んでいる原因がなんなのか推理してましたよね?」

 

「何故それを!?」

 

「動きからして私達の車を見回っていましたから。それに・・・・貴方の考えでは絢辻さんの14が渡り合えると?」

 

「そうですね・・・・まだやった事は無いけれど車の仕上がりと腕に関しては相当な者だと感じましたね」

 

「絢辻さんは結構速いんですよ。貴方は絢辻さんとは面識もなければバトルすらしていない。何故『相当な者』と言えたんです?」

 

「確信は無いですけど車を外観だけ見たところオーラを感じまして・・・・」

 

「分かる者には分かる、ですかね。先ず私とバトルしてください。貴方がここに来るのをどれだけ待っていたか・・・・」

 

「良いですよ。断る理由なんてありませんから」

 

ツバキはバトルする事に了承し、自分のカプチーノに乗り込んでスタート地点へ向かい、シノアのマシンはスバルのヴィヴィオ RX-Rでスタート地点へ向かう。

横2台並びシノアは走行車線側、ツバキは対向車線側に並んでから空吹かしを始める。

 

 




次回は柊シノアとやり合います!

車種とキャラ紹介していきます。

柊シノア
登場作品:終わりのセラフ
誕生日:12月25日
血液型:AB型
身長:150cm
特技:速度維持のパワースライド、ハンドル捌き
飄々とした性格でどんな窮地な状況に追い込まれても基本顔一つ変えず、感情的になる事もなく冷静に対処。
4WDであるヴィヴィオをFR寄りに設定している為意図的にパワースライド発生する様に調整し、速度が下がらない様に維持したままコーナーに突っ込むテクを身に付けている。

ヴィヴィオ RX-R
メーカー:スバル
エンジン:EN07
駆動:4WD
改造箇所
・スパークプラグ:イリマック8
・エアクリーナー:トラストAIRINX
・マフラー:FUJITSUBO Legalis R
・サスペンション:車高調 TRUST GReddy STREET DAMPER
・インタークーラー:ARC
・点火時期進化方向
ナンバー:八王子583を41-547
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。