ギャグ(Vtuber)っていうのは大抵クセが強い 作:マリモ先生
なんか妙に調子が良かったです。
色々と書き方を変えました。どっちの方が良いですかね?
アドバイス下さい(乞食)
あと書きたいものを書く欲張りセットはまだ食べてる途中なので美夜sideです。
そして紅茶ネタをどうしても入れたかった...(切実)
※あくまで紅茶至上主義者への偏見であり、作者はコーヒー嫌いという理由もありません。
あくまでネタです。あくまでネタです!!(大事な事なので二回)
では紅茶を片手に優雅(?)な一時をどうぞ。
「はぁぁあ」
私がで公園の端に行くと、下を向き、頭を抱え、ため息を吐く少女がいた。だが声は少し低めで、それでいてよくクールな女性寄りの声だ。
つまり容姿と声が全く合っていない。違和感しかないぐらいに。
灰色のフードを頭に被せ、表情を窺えないが、周りから漂う雰囲気で大体察する。
「何をそんな世界の終わりみたいな顔をしてるのかしら?」
「そんな絶望してるように見える?」
「実際そうでしょ」
声を掛けると、楓は顔を上げた。
栗を連想する茶色の髪と栗色のくっきりした目で端正な童顔と、完全に幼女だ。背丈は150程度、胸も拳サイズで、成長したら確実に美人になると想像出来る。もう成長しない事を私は知っているが。
「.....街行く人達に毎回毎回温かな目で見られて、挙句の果てには綺麗な妹さんですねって言われる人の気持ちがお前には分かるかァァ!!」
「あっはははは」
楓が震え始め、絶叫する。
私は顔を背け楓とは違う震え方をし、抑えている口元から笑いが漏れる。
事のあらすじは街を歩いていると、色々言われ涙目になっていた楓だが、おばちゃんにトドメを刺され発狂に近い形で公園に駆け込んだ。
周りからは可哀想な
因みに私は後ろで爆笑していた。
「笑うなぁ!命が惜しかったら笑うなぁぁ!!」
「はいはいそーだね」
「泣いていい?」
「.....ところで公園の片隅のベンチに座る必要ある?」
「ムードだよムード」
「今ので全部台無しじゃない」
楓に適当に返事すると、目に涙を浮かべ上目遣いをしてくる。別に狙いは分かるので微塵も庇護欲など起きない。いいぞむしろもっと泣け。
そんな事はいざ知らず疑問に思っていた事を言うと楓がケロッとした表情で、今までの雰囲気を台無しにしてきた。とりあえずシバく。
「.....もういい加減に行きましょうか」
そんなやり取りをしていても公園にいる大人は温かい目で見る。また暴走しそうなので、早めに切り上げようとする。
温かい視線に敏感なのか楓も首が千切れそうな勢いで縦に首を振っていた。
「はぁぁ疲れたぁ」
「これで終わりね」
小さな体を伸ばし手と体を下げた楓と歩く。
隣のテクテク歩くピクミンの背中は青色のバッグを背負っていて、何か色々と入っている。見た目は遠足前の少女に見える。そう考えると笑えてきた。
対して私は空のショルダーバッグしか持っていない。
「んじゃ次は美夜の番だね」
「えーとゲーム売り場はここから.....真っ直ぐ行って右ね」
「右に行く道いっぱいあるんですけど?」
「細かい事気にしてたら禿げるわよ」
「そんな細かくないでしょ」
「え?」
私はまだゲームを買えてないので、地図を広げる。かなり大規模なショッピングモールなので、地図自体は広く、私の視界を覆う。場所を呟き、適当に返すと、予想外のツッコミをしてきて困惑する。
楓もキョトンとした顔で此方を見てくる。こっち見んな。(ヤクザ)
そんなこんな、てんやわんやがありゲーム屋に到着した。
「えーと...あったあった」
「え?なにこのダークなんちゃらってやつ、厨二心が擽られるんだけど」
「鬱な鬼畜ゲーだけど?」
「ゑ?」
今回の目当てのゲームを手に取る。よこから楓がゲームの表紙を覗いてくる。表紙はDARKと書かれ、幽霊っぽい人が2人おり、剣が刺さっている。そして未だに厨二病を拗らせてる楓から隣から間抜けな声が上がる。
その横をさり気なくを通りレジへと並ぶ。
「用事終わったし帰...」
店員からカセットの確認をされ、返却用の紙とレジ袋を受け取りバッグの中に入れる。そしてお釣りを回収して外の方へ歩こうとすると、ふとそこで
(
予想は付いていたのであまり気にしない。視線を変え、商品棚の売れ筋と書かれてあるゲームのパッケージを見上げている楓へと向ける。間抜け面を晒している。
面倒なので放置し、店の外へと足を動かした。
「それは分かったのだけれどなんで喫茶店に来たのかしら?」
「まあまあ、あとちょっと用事があるんだし休憩休憩」
「あと単なるムーd」
「今後それを言ったらハンバーグにするわよ?」
「ミンチにした挙句焼いて美味しくしないで?」
「不味いからゴミ箱行きね」
「散々な人生だな」
楓がまだ用事があるらしいので、強引に喫茶店に連れて来られた。
早く帰りたかったが本人の意思は尊重されないらしい。腹いせに楓は後でハンバーグにする事が決定した。不味いのでゴミ箱へ産地直送だ。
「店員さんとりあえず紅茶一つと......あと何にしよう?」
「なんでも良いから早く決めて」
「え?コーヒーが良いって?」
「前言撤回、コイツぶち
「流石、紅茶至上主義者の中でも過激派なやつだわ」
楓が店員さんを呼びとめ、何か飲み物を注文しようとする。
私が紅茶好きなので楓は紅茶を注文し、自分の飲み物を迷っている。なんでも良いと言うと、禁句を口にしてくる。楓は紅茶への不敬罪で即刻ギロチンだ。
「やっぱ紅茶キメてるやつはヤバいわ」
「あとで紅茶への不敬罪でギロチンね」
「頭にマーマイトでも詰まってんのかよ」
「紅茶=イギリス=マーマイトの発想止めない?」
「え?その中にアヘンは入ってないの?」
「王室を馬鹿にしたので反逆罪で磔ね」
「やべぇぞコイツ」
私が
あとイギリスを麻薬を取り扱ってる国のように言うので王室への不敬罪及び反逆罪で磔にする事が確定事項となった。
「逆に私はあれを飲料と認めないわよ.....ただの黒く濁った泥水じゃない」
「全国のコーヒー飲んでる人侮辱したぞコイツ.....あと普通に美味しいじゃん.....」
「カフェイン中毒になるじゃない」
「おい特大ブーメランが頭に刺さってるじゃねぇか」
泥を飲料とは認めない、これは誰に問いかけても同じ答えが返ってくる。当然の事だ。楓は泥水を美味しいと言うので、楓は人間では無いらしい。
そして中毒になるので健康に悪いだろう。しかし紅茶は健康食品なので中毒等とは無縁の美味しさを兼ねた嗜好の逸品である。
因みに私は朝に一杯、学校で一杯、帰りに一杯、寝る時に一杯と、欠かさず飲んでいる。
「..............あのお客様ご注文は?」
あっ、
「優雅なティータイムはまあそこそこ良かったわね」
「ただの紅茶講義では?」
「有意義な時間だったでしょ?」
「...................ていうかなんで私も紅茶になったの?」
「紅茶の素晴らしさを享受するためよ?」
「もうやだコイツ......」
泥水かジュースで迷っている楓に茶々.....否、救いの言葉を告げた。
紅茶の素晴らしさを語るとお花摘みに行くと意味分からん事で話を中断された。無論、帰ってきた後も語った。そして楓は何かを諦めたらしい。
「時間も結構経ったしもう行くか」
「はいはい」
一時間は休憩したので、もう十分だと判断したのか提案に見せた強制行きの言葉を告げる。その事に溜息を吐き、外を歩く。
目的地は知らないが道中に電車に乗るらしい。つまり絶対遠い事が分かる。遅くなる事を察したので楓を絞めた、ざまあみろ。そして渋々、電車に乗る。休日だからか乗客は少なかった。
ゆらりゆらり、ガタンガタンと電車が揺れる。気が付けば終点の駅に近づいていた。次第に電車の動きが止まる。
駅を出て、周りのガヤガヤした声を背景に楓と駄弁りながら歩き、楓が灰色のビルを背に止まった。大体この駅に止まるという事もあり私も大体察していたので然程驚きもしない。
「今日はなんでまたここに来たの?」
「ちょっと用事があってね」
ビルに入り質問すると、誤魔化す様にはぐらかされた。目の前のドアが開き、階数のボタンを押す。ピンポーンと軽快な音が流れるとエレベーターを降りる。
エレベーターを降りると右が受付的なもの、左には広場的スペースがある。そして広場の椅子に腰掛けている業務用の服を着ている人に声を掛けた。
「ちーっす
「.........ようやく来たんですね、遅いですよ楓さん」
「それは美夜が紅茶講義をしていたせいなので私悪くないです」
「それも予測して動いて下さい」
「出来るか!?この脳内堅物生物め!!」
清掃員おばさん的な人もとい
此処はVtuber企業である『メーテル』の本社である。そこそこの大きさと都会であるこの街のビルの一角を占める事から企業としての大きさを感じ取れる。
御心さんは玲だけのマネージャーだけでなく一期生全員のマネージャーを勤めているらしい。癖が強く、暴走に暴走を重ねまくっている
毎回ストレスから胃痛にも悩んでいそうだ。後でオススメの胃痛薬でも提供しよう。
「んであの人って何処にいるの?」
「あぁこの先の部屋に代表がいますよ」
ブーブー、ブーブー
「ていうか携帯の通知うるさいなぁ」
「ってこれアカリからじゃん.....えっと?なになに?..................え?」
「あ、バレましたね」
楓はこの企業の代表さんに用事があるらしい。楓は先程から震えている携帯の中身を見る。書かれている内容に驚きを隠せないのか目を見開き呆然としている。.....私は驚かないのだが。
「え?ちょま........え?」
「時間稼ぎも出来たので十分だと思いますよ、黒江さん」
「では私たちはズラかるとしましょう」
「せめて説明しろぉぉ!!」
唖然としている楓を横に、私は黒江さんと談話する。話している最中に後ろから悲鳴染みた声が飛んでくる。折角だし楓の姿が面白いので種明かしをしようと口を開く。
「まず、私と黒江さんがオフコラボをさせようと画策するじゃない」
「初っ端から不穏なんだけど」
「んで楓の家に泊まった時に、楓の仕事のデータを見させてもらって空いている日時を確認する.....」
「おいそこの犯罪者」
「そして他の一期生にオフコラボの情報を流して、呟いてくれればもう逃げ道無しという結構簡単な作戦という訳よ」
「やってる事ほぼ脅迫なんだけど」
私達がやった事は至ってシンプルで、仕事が空いている日を確認した後に外堀りを埋めただけだ。やっている事は犯罪紛いだったが気にしたら負けだろう。
「ほら代表待ってるので早く行ったほうが良いですよ」
「覚えとけよ......」
「さて私達は私達で、違う話をしましょうか」
楓がグルグル唸っていると、代表さんの件で楓は強制的にも連行される。眼を見開き、恨めかしく此方を睨みながらも奥の部屋に足を進めた。やったぜ。
私は黒江さんと話があるらしい。楓からは結局逃げれないので後で煮るなり焼くなりされる。いやまあ勿論拳で抵抗するのだが。
「話とはなんでしょう?」
「あの人の仕事ってぶっちゃけどのくらいの量なのですか?」
「それはあの意味分かんないくらいの量の方ですか?」
「いえ........」
犯罪者が連行され、私と二人きりになった黒江さんは近くのテーブルと椅子に座り対面する形となった。
「
一番の被害者は待ちぼうけを食らい一人の部屋でショボンしていた代表さんです。
あと前回結構露骨に伏線貼ってたんで即回収されました。現実は非情なのだよワトソン君。
あと、私の知り合いの目の前でコーヒーを飲んだら裏切り者呼ばわりされました。なんで???