なんか、レギオンが不憫に感じる……(笑)
まあ、数が数だから厳しいか。
挙げ句の果てにモビルスーツ擬きでも作ってきそうですけども。
それとお待たせしました!
架空OP【Raise a flag】
三日月は、考えていた。
三日月なりの考えで、今の状況を整理していた。
今の自分達は死んだはず。
実際、自分や昭弘より先に死んだノルバ・シノが自分の目の前にいて、昭弘もシノも生きている。
そして、自分の半身とも言えるバルバトスも最後の姿で今後ろに跪いている。
特徴的な変わり方がないのはシノのフラウロスだけだが、まあそもそも大規模な改修などをされていないし精々塗装が派手なピンクに変わっただけ。
それは今のフラウロスも変わらない。
ならば、他の仲間達はどうだろうか?
アストンやビスケットにラフタ、名瀬にアミダ、そして………オルガ。
彼らもまた
もし、自分達が生まれ変わったとしたならオルガや他の皆も生まれ変わったのだろうか?
三日月はそう、考えていた。
そして、前世ではなかった迷いと悩みが生まれていた。
ただ、一つ。
彼のその心の芯には一つの言葉が根強く残っている。
ー止まるんじゃねぇぞ……!
その言葉が、今の三日月を支えていて、そして自分の子供を身籠ったアトラの事や、そして彼女から貰った今この腕に付けているミサンガもまた、この異世界においての三日月を三日月・オーガスである事を教えて支えてくれる、大切なものだった。
彼ら86と合流してから既に数ヵ月。
仲が深まった彼らは、色々とあった。
ハンドラーの少女と諍い起こしたり、実は三日月が妻帯者で子供もいたり、シノが他の86の男子たちと共に女子更衣室を覗いたりと、時間が過ぎるに連れて仲間たちも幾人か死亡していった。
しかし、本来辿る未来とはかなり違うだろう。
何故なら、ある程度の各小隊に原作のメンバーに一人ずつは残り、そしてその中にカイエがいた。
ダイヤ、チセ、レッカ、マイナは三日月に昭弘やシノのカバーやモビルスーツによる敵の減少で機体を損傷させたりはしたが、本人には怪我などはない状態で生き残った。
尚、最近よく補給部隊が予備パーツや弾薬が届けに来ているが、どうせ最後の任務が来れば無駄になるだろうに、とシンは思っているがまあ脚部の磨耗がひどくても替えが沢山あって良いかと、特に何も問題しなかったが。
そして共和国内では謎の人物による革命が密かに始まっていた。
それを薄々感じていたレーナは、つい先程伯父から聞かされた話を親友に相談するためにその足を進めていた。
あの像の下で聞かされたこの国の裏での出来事を。
「密かに革命が始まっている………!?」
「ああ。諜報部が聞けた内容は組織名と重要人物の一人、そして彼らが今の政府を解体するために暗躍している事は何とか掴めている」
「何故………そんな話を…?」
少しの沈黙と共に、出口に体を向けていた彼は後ろを向き、答える。
「彼等は主に腐った上層部を中心に、暗殺をしている。毒殺、事故に見せかけた偽装殺害、狙撃…………奴等は本気でこの国を変えようとしている」
その目は歓喜にも、憂いているとも見れた。
「その組織の名はマフティー・ナビーユ・エリン」
「マフティー・ナビーユ・エリン……」
「そして、重要人物の一人の名は、モンターク。我々が掴めたのはここまで……」
「そんな情報を私に……本当に何でですか?」
「………何も知らない姪に忠告しただけさ」
と、言って立ち去った。
しかし、その翌日。
「政府官僚ならびに、サンマグノリア共和国市民に告げる。我々はマフティー・ナビーユ・エリンこと、通称マフティーである」
テレビに何故かカボチャ頭を付けた何者かが、この国の実体とレギオンの情報を告げる。
「唐突な事に驚かれる方も多いだろう。しかし、我々はこの国に革命をもたらすために立ち上がったのである。そして、近い未来、レギオンによる大規模攻撃によってこの国は壊滅する」
民衆たちは今だ信じられないと、戸惑うか怒りを露にするかと別れていた。
「サンマグノリア共和国は、86と呼ばれる差別されてしまった者達の犠牲の上に成り立っている。これが別の国に知られれば、これを良しとするか?否だ!」
演説は止まらない。
政府官僚達は、既に大半が腐りきっており、そしてその者達は粛清されたのだから。
「今、このサンマグノリア共和国の戦力をどうこうするつもりはない。今ここで86達を解放しても、彼らには諸君らのお陰で戦うことしかできない上に、そもそもレギオンという脅威がある。だが、のうのうと事実を知らず知ってもなお、人の死を良しとするこの国を変える。それがマフティーだ!!」
レーナは昨日の話を思い出す。
嘘だと思いたい。
だけど、ある意味自分が彼等とようやく真の意味で通じ合い、このサンマグノリア共和国の醜い愚かな法を覆せる。
そんな期待がどこかにあった。
「我々の要求はただ一つ、即刻今の政府を解体し、我々マフティーに政権を譲渡する事を要求する。政府には、既に腐りきった白豚達がどうなったか、解っている筈だ。良い返事を期待する」
勿論、政府や民衆はそれに従う気など毛頭ない。
今の生活を脅かす存在としてしか見えていない。
そんな反応を、各地に設置した隠しカメラから見るかつて人類を粛清すると言った男は、隣に他の人物がいるにも関わらず、溜め息を大きくついた。
「……これでは、人類がレギオンに勝つなど永遠にないな。そう思わないか?モンターク」
「ええ、私としてもそう思います。この平和は長続きしないと告げたのにも関わらず、我々に反対する。人類とは、何処の世界でも愚民なのでしょうね」
「一概に全てがそうだとは思わん。だが、私としてはかつて私のライバルが守ろうとした人類の可能性を信じたい。だからこそ、私は君達に協力するのだ。それに、色々なしがらみがないので、好きにやらせてもらえるしな」
「貴方もお人が悪い。貴方は一応、将来はこの共和国の将軍とも呼べるお方なのですから」
「それならば君も将軍だろう?………いや、このままだと平行線だな。しかし、マフティー……いやハサウェイ・ノア君、お疲れ様と言いたい所だがまだ仕事は残っているそうだ」
扉が開いて入ってきた人物は先程のカボチャを被った、一見するとふざけているようにしか見えない人物。
だが、彼は二人の意思を受け継いだ者だった。
「もう宇宙世紀のような事は起こさせない。僕はそう思っているので。この世界の人々までそうなるのを解っていて見て見ぬふりは出来ませんから」
この放送は各地の86にも、届いていた。
自分達がどうなるか、とても不安になるものだがこんなことをやって見せるコイツらなら、あるいはという淡い期待が彼らにあった。
だが、既にシン達の部隊には最後の命令が下されてしまっていた。
架空ED【アルケミラ】
尚、もしかしたらミスってる部分があるかもしれませんが、原作の小説未読な上にアニメでしか知らないので許してくださいませ。
なるべくできる限り情報収集してこの様ですので。(自虐)
レギュラーするかと聞かれたらしない確率が高いですし。
意外とこのあと死んじゃうかも…?
次回はちょっと共和国から離れます。
ちなみにオルガは出ます。
そして、皆驚くと思いますよ?(多分)
尚、彼らがいる理由は次回にて説明したいと思います。