更新は平日は厳しくなると思いますが、休日と祝日は更新していきたいと思います!
評価は人の好みもあるので、受け入れていこうと思います!
高評価してくださった方は有難うございます!
「何故、受け持たないのですか?」
「もうちょっと全員を見てみたいと思うし、俺が声を掛けても応じないでしょ?」
新人だし、あと新人だし、そして新人だし?
「でも、1日で成果を出してるじゃないか?」
そうだけどねぇ?
「見たのなら信じれるかもしれないけど、見てない奴からすれば信じられないよな?」
それもあるけどね。
「俺のモットーは、『来るもの拒まず、去るもの逃さず』だからねぇ。」
「「「「「なにそれ? 怖っ!」」」」」
周りが少し引く。
「いや、冗談だよ。来るものは受け入れるけど、俺から動こうとは思わないんだよ。」
だって、めんどいし。
「担当を持つまではどうするつもり?」
「ん〜、適当に業務して、適当に目に止まった娘にアドバイスしての繰り返しかな?」
「「「「「うわぁ、1番タチが悪い。」」」」」
何故だ?
これくらい普通ではないのか?
「トレ公、それをやっちゃうと、相手からは自分の担当を取られると思っちまうよ。」
「んだよソレ。そいつの指導力がないだけじゃないのか?」
「貴方ほど、観察眼に優れた人がいる訳じゃないのよ………。」
おハナさんが呆れてる。
「まあ、そうだろうな。おハナさんだってミスはある。俺にだってあるさ。」
そう言うと、周りのウマ娘が目を見開く。
「おい、なんだその反応は? 俺がミスをしない人間だと思ってるのか?」
「いや、純粋に驚いただけさ。」
ポン帝が答える。
「そうだなぇ、1つ話そうか。あれば、俺が前職に就いていた時の話だ。」
俺は記憶から呼び起こす。
うん、やっぱり失敗談だな。
「俺の所でどうしても馴染めないヤツが居たんだ。どうしたら馴染めるか考えて出した結果が、部内格闘大会だったんだ。まあ、俺の所は格闘技も習わないといけなかったからね。その時、絞め技の練習してたんだよ。」
ウマ娘達は、予想がついたんだろうか遠い目をしだした。
「んで、ソイツは運悪く綺麗に絞め技決まっちゃってさ、落ちちゃったわけ。」
「もしかして………。」
「起きてみるとあら不思議、落とされるの大好きなドMに成り果ててましたとさ。ちなみに、女性がだぞ?」
「「「「「あ………。」」」」」
ウマ娘達は呆然とする。
「ちなみにソイツは、怪我しても恍惚とした表情を浮かべながら、嬉々として突っ込んでいく様なヤツになっちゃいました。」
アレは流石に俺でも怖かったな。
『捕まったら拷問ですか!? ナニされるのでしょうか!? 凌辱? 激痛? 楽しみで仕方ありません!! 1番槍逝っきま〜す!!!』って言いながら敵陣地のド真ん中に空挺降下したからな。
パラシュート無しで。
「「「「「えぇ〜」」」」」
「これが俺の失敗談だな。これもあるから、俺がスカウトに動くことはないよ。」
「そう言うことね。」
おハナさんは納得した様に頷いた。
「そう言うことなら分かりました。」
「そしたらトレ公担当持てないじゃないか?」
「だったら、こう言う噂を流してくれ。」
俺は言う。
「どんなのだい?」
「学園には圧倒的強さを与えてくれるトレーナーがいるが、指導を受けると人格が変わるか、アブノーマルになると。」
自分で言うのもなんだが、実際にそうだし。
「トレ公がそれでいいのかい?」
「評判は気にしないし、来るのは限られるだろうからな。」
「分かった。なら、そうしとくよ。」
褐色のウマ娘は、腑に落ちない様子だったが了承してくれた。
「さて、負けた女男と似非ルチャ・ドーラには、この栄養満点、愛情たっぷりの超熱々おでんを食べていただこうか?」
「「「「「この鬼畜!!!」」」」」
リギルのウマ娘達の怒声が響いた。
ヤハハ!