元軍人トレーナー   作:ユウ0725

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ウマ娘とトレーナー視点になります。



26話〜1日目午前〜その参

「はぁ、はぁ、はぁ、もうムリ……。」

 

誰が言ったかすら認識できない。

 

私達は荒い呼吸のまま、芝の上に仰向けに寝転がる。

 

「ていうか、2人担いで息切れすらしないなんて………ウマ娘以上」

 

「おーい、大丈夫か?」

 

トレーナーさんが呼んでる。

 

「これが大丈夫に見えますか?」

 

「すまん。俺らもヤバかったからなぁ。」

 

「それより午前中の反省会を朝食を取りながらしましょう。」

 

東條トレーナーが言う。

 

「でも、食堂は閉まってるんじゃ?」

 

「彼が置いていったわよ。」

 

「いつの間に?」

 

東條トレーナーが指を差した方向には大きな釜が4つあった。

 

そこからは、美味しそうな匂いが漂ってくる。

 

「疲れて固形物がキツいだろうからって、味噌汁とおじやを置いていったわよ。全員で食べなさいとね。」

 

沖野トレーナーと東條トレーナーを除くトレーナー2人で配膳していた。

 

「さ、食べましょう。」

 

グラウンドの端で全員で輪になって食べ始めた。

 

「んじゃ、まずはスペ何で遅れた?」

 

「すみません……一回起きて二度寝してしまいました。」

 

「なるほどな。」

 

「本当にすみませんでした!!」

 

「スペシャルウィークそれは違うぞ。最後に部屋を確認しなかった私の責任だ。」

 

会長が頭を下げた。

 

「会長さん!?」

 

「それを言ったら、年長者である私達の責任ですよ〜。」

 

お互いに悪いの応酬が繰り広げられる。

 

「そこまでよ。それなら役割を決めましょう。最後に部屋を確認する者と、起こす係をね。」

 

「あ、起こすならあたしがやりたいな〜、なんて……。」

 

「ナイスネイチャ、君がやるのか?」

 

「いやぁ、結局はターボとマチタン起こさないといけないから、どうせならやろうかな〜って思って。」

 

「そう、なら適任ね。頼むわ。」

 

「わっかりました〜!」

 

元気よく答える。

 

「なら、部屋を確認するのは、全員でって事でいいわね?」

 

「はい!」×11

 

「スマートファルコン少しいいか?」

 

「はい! いいですよ!」

 

「君のトレーナーは………本当に人間なのか?」

 

「そうですけど………どうかしましたか?」

 

その言葉に全員がギョッとする。

 

「いや、嬢ちゃん流石に有り得ねぇだろ?」

 

「むしろロボットって言われた方がしっくりくるが。」

 

「むしろサ○ヤ人?」

 

「2人も担いで速度を落とさずに走れるのがおかしいのよ!?」

 

「いや、そもそもウマ娘に走りで勝つって方がおかしいよな?」

 

「「「「それな!!!」」」」

 

トレーナー4人が叫ぶ。

 

「それはそうとしてエアグルーヴ、昨日今日と君らしくない。」

 

「すみません、昼からは切り替えますので……。」

 

エアグルーヴ先輩少し雰囲気が暗いなぁ。

 

話し合いはあれから少しして終わった。

 

ゆっくりしていると、人外トレーナーが何処から持ち出したか分からない日本刀5本でジャグリングしながら私たちの前に来た時は、度肝を抜かれた事については言うまでもない。

 

 

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