ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~    作:てらバイト

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みこちのBus Simulatorを見て安全運転を心掛けた初投稿です。




サナトリ村のBGMが頭から離れない誰か助けて


クソ重地雷系メンヘラ主人公?いいえ、私は遠慮しておきます

 

 

 

分からない、って……本当に皆、そう言ったんですか…?

 

 

えぇ、目を覚ました四人全員がはっきりと口を揃えてね?…”どうしてあんなところで倒れていたのか分からない”って。

 

 

…け、怪我とか魔法の影響で一時的に記憶が混濁してるとかじゃ、

 

 

もちろん、その可能性を真っ先に疑ったわ。何せ四人全員が地下通路で気を失った状態で発見されたのだから。科学と魔法、両方の技術を惜しみなく使って四人の身体を検査した。

結果は……異状なし。残念な事に四人全員、頭部に目立った損傷も、記憶を弄られた様な魔力の痕跡も。何一つ見つからなかったわ。

 

 

…ッ!じゃあ、どうしてミオ達は敵と…侵入者と戦った時の記憶が無いんですか(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)!頭の怪我も魔法の痕跡もないなら、どうして…!

 

 

……あまり確証の無い事を口にはしたくないけれど。それでも敢えて言うのであれば、そうね…“既存の魔法・呪術系統とは別物の未知の技術”としか考えられないわ。

そして、もし仮にこの絵空事がただの妄言ではなく、紛れも無い真実だとしたら……悪い事は言わない、手を引いた方が賢明よ。フブキ様。

 

 

……なら、諦めろって言うの?

すいちゃん、みこちゃん、ロボ子さんに…ミオ。

私の大切で大好きな仲間を負かした敵を…

何度も何度も、嬲る様に足蹴にしたような奴を(・・・・・・・・・・・・・・)っ…!

諦めて見逃せって…そう言いたいの…!?ちょこ先生…!!

 

 

…フブキ様。

 

 

……わかってたんだ。魔物や凶悪な犯罪者と戦う事がある以上、いつか必ず傷付いて、怪我を負うかもしれないっていうのは。そんな当たり前の事、私もミオも…この学園の門をくぐった時から覚悟してた……死と隣り合わせの戦いにルールなんて無いって事も、負けたらどんな目に逢っても文句は言えないって事も全部、割り切れてた……筈だったんだけどね……

 

 

でも、ごめん。やっぱり無理だよ……決死の覚悟を嘲笑うみたいに身体ごと踏み躙られて……悔しそうな顔で横たわるミオ達を見たら、我慢なんて……理性で抑えつけるなんて、出来ないよッ…!

…お願い、ちょこ先生。侵入者が特定出来たら私にも捜索を手伝わせて。…ミオ達の仇を討ちたいの。

 

 

……はぁ~~~…そんな顔されたら断りにくいじゃない…あ~も~、分かったわよ。今回の犯人がわかったらフブキ様にも伝える。ただし、捜索メンバーに入れる事は約束できないわ。あくまでちょこの仕事は侵入者の身元を割り出すまでなんだから…これでいいでしょう?

 

 

……充分だよ。ありがとう、ちょこ先生。……その、ごめんね?こんな無理なお願いしちゃって…本当はこういうの、生徒に話しちゃマズかったよね…?

 

 

まったくよ、もう。そこまで分かってるなら初めからそんなおねだりしないで欲しかったわ……でもね?本音を言えばちょこだってミオ様達をあんな目に合わせた輩には頭に来てたし、放ってはおけないと思っていたの。だからフブキ様が自分から志願してくれるのは嬉しかったし、人手が増えて助かるっていうのが正直な気持ちよ。フブキ様がそこまで気負う必要は無いわ。それに……

 

 

……ちょこ先生?

 

 

……いいえ、何でも。あっ、そうだフブキ様。言い忘れてたけどこの件についてはくれぐれも、

 

 

他言無用、だよね?大丈夫、分かってるよ。変に広まっても混乱するだけだもんね?

 

 

ん、よろしい。…そろそろ片づけに戻った方がいいんじゃない?確かフブキ様は……メル様とまつり様と一緒の班だったわよね?……早く戻らないと大変な事になりそうね。

 

 

あはは、そんな大袈裟な~。まだそんなに時間経ってな…えっ、もうこんな時間…?

い、急がねば…!これ以上遅れたら白上の貞操がどえらい事に…!ごめんちょこ先生、もう行くね!失礼しました~~~!!

 

 

廊下は走らな~い……聞こえてないかぁ…

ふぅ……あっ、そろそろミオ様達の様子を確認しないと。昼食はその後ね……食堂、まだ空いてるかしら。

 

 

……それにしても、ここ最近は物騒ね。

全国で発生してる『魔族狩り事件』に続いて今回の『侵入者騒動』……しかも盗まれたのはよりによって『要警戒対象指定魔族』についての詳細なデータ、か……只の偶然で済めばいいけど、もしそうじゃなかったら……はぁ、面倒な事にならなければいいけど……

 

 

…そういえば『自称大統領』の件もまだやってなかった……けど、まぁこっちは後回しでいいわね。アレ(・・)はこちらから手を出さなければ基本無害だし、放置でいいでしょう。それよりも今はきな臭いこっちを優先するべきね。

 

 

さて、これ以上後手に回る前にちゃっちゃと終わらせようかしら。

フブキ様にああ言った手前、あまり悠長に構えてはいられないものね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だってさ、ころさん……どうする?」

 

 

「わがりきったこと聞くなよぉおがゆ……探し出してきっちり落とし前つけさせたらぁ……!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんねね~!(気さくな挨拶)

 

 

情緒不安定な主人公に頭を悩ませるホロラブ実況、スタートぉ…

 

 

前回はノエフレとのイベント中にクロエちゃんが突然発狂。これはリセットも止む無しかと諦めかけた時、団長のファインプレー(脳トロASMR)によりクロエちゃんがどこぞの竜騎士*1みたいに正気を取り戻し復活。これにより何とか生き延びたってところでしたね。何言ってんだコイツ…(自問自答)

相変わらず意味不明のあらすじですまない……でも事実だからこう書くしかないのよね。だから私は謝らない。

 

 

さて、辛抱弱い兄貴達から「いつもゲーム開始前のお話が長い」という早漏コメントを頂いているので今回はさっさと始めたいと思います。え?言ってない?とぼけちゃってぇ…

 

 

とりあえず登校二日目の目標は『同クラスのホロメン全員と顔見知り以上になる』です。クラス対抗戦というイベントがある以上、一日でも早く級友と知り合い親交を深めておくのは非常に大事です。対抗戦は個の力以上にクラス内の連携が肝要ですので決して疎かにしてはいけません。気づいた時にやりましょう(五敗)

と言う訳でちゃちゃっと準備済ませて登校じゃあ!行くぞクロエちゃん、弁当の用意は充分か?

 

 

 

―なんだか日差しが強いなぁ。日傘でも持ってくるんだった……はぁ、憂鬱……

 

 

 

しかしクロエ、意外にもこれをスルー…!選択肢すら出さない悪魔的強行…!否、悪魔的所業……TMT……!

え~見て分かる通り、このゲームでは主人公の性格や得手不得手により特定の行動が出来ない場合があります。今の様に選択肢すら出さずしれっと先へ進む時もあるので初見兄貴は特に注意してくださいね。条件満たしてるのにイベントが起きないやんけ!とお怒りの兄貴はバグを疑う前にこの性格チェックを忘れずにしよう!

 

 

ま、ゲーム内部で管理してる隠しステータスなんで普通にプレイしてても気づけないんですけどね!何だこの仕様は、たまげたなぁ……

 

 

それじゃ失礼して性格確認をば……あっ、これはダメです。【料理嫌い】と【不器用】の二つがあります。そりゃ選択肢も出ない訳だよ……無理ゲーすぎる。

何故なら…こいつ、料理をする気が無い…「マジ」だ……「ウソ」なんかじゃない…隠しステ欄(こいつ)には、苦手な事は死んでも御免だと訴えかける……「スゴ味」があるッ!

 

 

ということで非常に残念ですが、今後クロエちゃんがホロメンに手料理を振舞う可能性はほぼ完全に消失しました。せめて【料理嫌い】が無ければまだチャンスがあったのに……痛いですねこれは痛い……

 

 

しゃーない、切り替えていきましょう。他のイベントでも好感度を上げるチャンスはたくさんあります。そう例えば……結構な確率で起きる一緒に登校イベントとかね!稼げる友好度は少ないですが頻度が高く発生しやすい部類なのでありがたいですね。さて、今日は誰と一緒に登校するんでしょうか?

 

 

 

 

 

 

――少女登校中――

 

 

 

 

 

 

<学園前>

 

 

 

―漸く、着いた……何だか昨日よりも時間が掛かったような……はぁ……

 

 

 

んっ、ゴミ!持ち前の屑運っぷりを遺憾なく発揮していくぅ!(自虐)

弁当の件と言い今日は幸先が良くないみたいですね……ま、まぁこの程度なら全然リカバリーきくし余裕ですけどね?うん全然大丈夫想定内想定内……ホントダヨ?

 

 

何て言ってる内に教室前に着くゥ^~。さーて、ここはいっちょ元気よく初手挨拶キメて悪い流れを断ち切りますか!オッハー!オッハーーー!!

……ん?あれ、何かクロエちゃん扉の前で固まってない?何だこれは!?バグか?またバグなのか!?やだ!小生やだ!(逃れられぬカルマ)

 

 

 

―……そういえばノエルって、確か同じクラス……ど、どうしよう。もしノエルと話す度に昨日のアレがちらついたりしたら、私……どうにかなっちゃいそう……!

 

 

 

あら^~。どうやら昨日の団長の生ASMRが刺激的過ぎた様ですね。教室前で二の足を踏んでたのは単に恥ずかしいからと……意外と初心なのね!嫌いじゃないわ!

でも扉前で立ち往生するのは通行の邪魔だからやめようね!ここは心を鬼にしてクロエちゃんを入室させましょう。入って、どうぞ(無慈悲)

 

 

 

>あ、あの~…大丈夫?さっきからずっと扉前で固まってるけど……

 

 

―……あぁ、ごめんなさい私ったら。ちょっと考え事をしてて……すぐ退けるね?

 

 

>え、入らないの?君も僕と同じ1-1じゃないの?

 

 

―そうなんだけど……気まずい、いや、気恥ずかしい……?えっと、詳細は省くんだけど、教室に足を踏み入れる勇気が出なくって……その、怖いの……

 

 

>怖い?教室に入るのが?……あ~、なるほどそういう……なら僕と一緒に入る?それなら少しはマシになると思う…あっ、僕の名前は天音かなたっていうんだ。よろしくね!

 

 

 

お、なんと1-1クラス最後のホロメンであるPP天使の方から声を掛けられました。探す手間が省けるよ!やったねクロエちゃん!

二日目の朝の段階で出会えたのは普通に僥倖です。乱数の悪魔に弄ばれると同じクラスなのに一週間以上会えないとかザラにあるのでね……私がプレイした中でもしかしたら一番早いかもしれません。やったぁ!

 

 

ちなみに私が以前プレイした時はクラスのホロメン全員と出会うまでに最長で二週間要しました。同じ教室で授業受けてるのに出会えないってなんなんでしょうね。教室内で空間断裂でも発生したんでしょうか?解せぬ……

 

 

 

―……かなたは優しいんだね。ありがとう……あのね、その前に一ついい?貴女の種族って…なに?

 

 

>え、わからない?ほら、よく見て!この頭の輪と背中の羽だよ?ということは~?

 

 

―……あ、その輪っかは天使の……!そっかぁ、でかい手裏剣が頭に突き刺さってる訳じゃないんだね。

 

 

>どんな勘違い!?ちょいちょい、僕の種族何だと思ってたの!まさかコスプレしたイタイ人間だと思われてた!?

 

 

―えっと、アンデッドかなぁって。不死性を上手く活かした斬新なファッションだと思って感心してたんだけど……

 

 

>あ、アンデッドォ!?天使と真逆の存在じゃん!ウソ、もしかして僕…匂う?腐敗した感じ出ちゃってる……?

 

 

―ち、違うの、そうじゃない……見間違えたのはちょっと動揺してたからで、匂いで判断したんじゃないの。かなたのフローラルで清涼感のある素敵な香りをアンデッドと間違える訳ないよ。

 

 

>えっフローラル……素敵な香り……?そ、そうだよね~!僕のエンジェルフレグランスは素敵でフローラルだって評判だからね!えへへ……よしっそれじゃあそろそろ入ろっか!いつまでもここで立ってたら周りに迷惑だもんね?

 

 

ガシッ

 

 

―え?ま、待って、まだ心の準備が……力つよっ……

 

 

 

知らなかったのか?天使の握力からは逃げられない。

うん、脳筋のクロエちゃんを軽々引っ張れるって事は……どうやら本ルートのかなたんは近距離パワータイプみたいですね。これで我が1-1における主要キャラの役割が前衛4、支援・撹乱1、遠距離1で確定となってしまいました。純魔法担当はどこ…ここ…?

 

 

かなたんは天使ということで一応弓と魔法での遠距離支援型になる時もあるらしいんですけど、この様に高確率でゴリゴリの物理アタッカーになってしまいます。つまりかなたん=ゴリラという図式が公式でも定着しているという証明に他らないという事ですね。(ミーム汚染が)もう始まってる!

 

 

まぁこうなってしまった以上仕方ないので、ここは脳筋同士交友を深めるとしましょう。……あー、クラス対抗戦の配置考えないとなぁ……

 

 

 

―(そうしてズルズルと引っ張られいざノエルと顔を合わせると、緊張や羞恥心が噓の様に消えていた。かなたに手を握られた瞬間、波打つ心が穏やかに凪いでいく様な、不思議な感覚……かなたの「少しはマシになる」という言葉の本当の意味を、私はこの時理解した。あれはその場凌ぎの気休めではなく、必ず良くなるという自負から出た言葉であると)

 

 

―(一部の天使だけが持つ特別な力、【清浄の施し】……手で触れた者の心の闇、邪気、穢れを祓う事が出来る神の御業の如き力……噂には聞いていたけど、まさか私自身で体験することになるなんて考えてもみなかった……人生何が起きるか分からないものだね)

 

 

えっ【清浄の施し】?うわマジか、結構レアなの持ってますねかなたん。こんな初期段階で持ってるとこなんて初めて見ましたよ。流石難易度オーディション……

【清浄の施し】とは何ぞや?という視聴者兄貴達に分かりやすく言うと、精神系バッドステータス…恐怖とか混乱、洗脳等の状態異常を一発で治す超優秀スキルです。天使族のみが使用可能なので当然かなたんも習得可能、なんですが……私の記憶が正しければこのスキル、習得に要求されるINT値が結構高かった様な…?

 

 

あれっという事はこのかなたん……もしや魔法支援型か!?箸で握り寿司粉々にする脳筋ゴリラ天使じゃなくて、箸も持てない清純派僕ッ子アイドル天使だった……!?

 

 

……いや無いな、うん。自分で言っておいてなんですが、ひ弱な魔法職が超人クロエちゃんの手を引いて移動できる訳ないですからね。恐らく【清浄の施し】の効果と習得条件がアプデで変更になっただけでしょう。近接かなたんでも習得可能という事は、もしかしなくてもこのスキル、結構なナーフを受けてそうですね……

 

 

ん?STRとINT両方をバランスよく高めたハイブリッド型の可能性もあるって?

なるほど最高な展開っスねーーーっ不可能という点に目をつむればよぉ~~~(煽り全一)

 

 

 

―(結局かなたは、私がノエルと話してる間中ずっと手を繋いでくれた。そのお蔭でいつも通りの調子で会話が出来たのは素直にありがたかった……ありがとうかなた。今日会ったばかりの私にここまでしてくれて……やっぱり先入観を持ちすぎるのは良くないね。目を曇らせる要因にしかならないもの他人の目を恐れることはないわ、クロエ。飛び回る羽虫を潰したところで誰も貴女を責めたりはしないもの。もっと自分に素直になってもいいのよ?心行くまで殺して壊して犯して穢して暴いて嬲って終わらせてもいいの。無理な我慢は身体の毒だわ早く発散しましょう?貴女にはそうするだけの力があるでしょう?

 

 

 

 

 

 

―(かなたの様に優しくて善良な天使もいるって事はわかっていた筈なのに。天使というだけでかなたの事を一瞬とは言え警戒してしまった自分に嫌気が差す……とっくに割り切れたと思ってたけど、どうやらそれは私の都合の良い妄想に過ぎなかったみたい……やっぱり私って弱いね、おばあさま……あぁ、クロエ。貴女のその猜疑心は何も間違っていないのに、他人を信じる余り自分の気持ちを信じ切れないだなんて。どこまでも可哀想で、愚かで、滑稽で、惨めで哀れで下らないわ。今すぐに磨り潰して犬の餌にしてしまいたい程の白痴ね

 

 

 

 

 

 

―(後日、かなたにしっかりとお礼をしようと決めた私は、かなたの好きな物はなんだろう、何をしたら喜んでくれるだろう。そんな事を考えながら、自身の内に蠢く醜い感情から目を逸らし続けたでもそれ以上に愛おしくて堪らないわ、クロエ。その醜くも美しいどっち付かずの貴女らしさをワタシは気に入っているのだから。大丈夫、たとえ貴女が全世界の生命から嫌われても私だけは愛し続けてあげる。いつまでもずっと一緒に居てあげる。だから貴女も、ワタシヲアイシテ? 名残惜しいけどそろそろお別れね。おやすみなさいクロエ。ワタシのカワイイお人形さん

 

 

 

 

 

 

―(そんな事を考えていたからかどうかは分からないけど。今一つ授業に集中出来なかった私は、漠然と授業を聞き流しながら教室を見渡す。すると教壇近くのノエルの後ろ姿が偶々目に入った)

 

 

―(姿勢良く真面目に板書をしてる姿はとても凛々しく絵になる。普段のおっとりとした物腰とは違うノエルの一面にときめきながら思わず見とれてしまう。そっか、おばあさまが言っていた“ギャップ萌え”ってこういう事なんだ……また一つ賢くなったなぁ)

 

 

(……そういえば、朝の時……かなたと繋いだ私の手をじっと見ていたけど、あれはどういう意味だったんだろう。そう思った瞬間、授業の終わりを告げるチャイムが喧々と鳴り響いた)

 

 

―(まどろんでいた頭を頭蓋からかち割る様な音量のそれに眉を歪めていると、続々と廊下へと向かうクラスメイトの姿が……あぁ、そっか。もうお昼の時間。通りでお腹が空く訳だね)

 

 

―(とりあえずさっきの件は後にして、先ずはこの空腹を鎮めよう。まつり曰く、此処の食堂は味が良いと評判らしい。私の口に合うといいなぁ)

 

 

―(逸る気持ちを抑えながら綽々と席を立つ。淑女たるもの、如何なる時も清雅の心を忘れてはいけないものね?)

 

 

 

<天音かなたと友人になった!>

 

 

<天音かなたと仲良くなった!>

 

 

 

ん~……このクロエちゃんの語りを見るに、ほぼ間違いなく過去に天使族と何かありましたね。でなきゃ初対面のかなたんを警戒したり“善良な天使もいる”なんて発言は出ません。一体クロエちゃんと天使の間に何があったのかは分かりませんが……反応から察するにちょっとしたいざこざ、というオチではなさそうなんだよなぁ……

それにしてもクロエちゃんはどれだけの厄ネタを抱えてるんしょう。正直これ以上増えることは無いと高を括っていたのですがどうやら私の目算が甘かったようです。これだけ出てもまだありそうなのが怖い……お前の厄ネタを数えろ!

 

 

あと気になったのは……うん、団長の反応ですが……いや、大丈夫でしょう!まだそうと決まった訳ではないですし、あくまで私の予測でしかありませんから!【魔性】がまさかこんな序盤で悪さ(・・)するなんて、ねぇ?質の悪い気のせいです。きっと、たぶん、おそらく、めいびー……

 

 

……よしっ!ここは一旦ね、気持ち切り替えましょう!こうも悪い事ばかり想像してても気分が落ち込むだけですからね!こういう時は女の子同士の癒し空間を眺めるに限るってんですよ!さぁクロエちゃん、誰か誘っていざ食堂へ

 

 

 

―誰かと一緒に、と思ったけど……間の悪い事に誘える相手が見当たらなかった。……うん。そういう時もあるよね。今日は一人で食べよう。

 

 

―食堂でオーダーした料理はまつりの言う通り、確かに美味しかった。これなら毎日ここで食事を摂っても良いとさえ思える出来……だけど、なんでだろう。料理には何一つ不満は無い筈なのに。どこか満たされないと感じる私がいる……何が足りないんだろう……?

 

 

 

<クロエのコンディションが低下した>

 

 

 

狂いそう……!(静かなる怒り)

はじめてですよ……この私をここまでコケにしたおバカさん達(クソ乱数)は……

教室でホロメンが見つけられなかったのはまだいい……そういう時もある……だが比較的ホロメンと遭遇しやすい食堂で誰一人出会えないとはどういうことだぁ!?どんだけ運が下振れすればこんな事になるんじゃ!ちくしょう、ホロメン遭遇率がランダムエンカウントだからちくしょう!

 

 

 

<放課後>

 

 

 

―さて……終礼も終わったことだし帰ろうかな。それとも……

 

 

 

……あっ放課後になっとる。どうやら怒りで我を忘れてAUTOボタン押してたみたいです。あっぶなー、早く気付けてよかった……

う~~ん。正直さっきのぼっち飯がまだ尾を引き摺ってて怖いですが、ここは帰宅しますかね。これなら先日の様に誰かと帰れるチャンスがありますからね!

学園に残るも別に悪くはないですが、まだ学園に来て日が浅い状態だと探索だけで終わりそうなのがなぁ……うん、ここはやっぱり帰宅で

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ク~~~ロち~~~~~~~!!!ちょっち来て~~~~~~~~~~!!!!!!!

 

 

 

―! これは、ねねのっ……!ふふっ今行くよ、ねね……♡

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イベントきちゃああああああやっぱ残りゅううううう!!!(手のひらマッハドリル)

 

 

 

というところで、今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました!

 

*1
おれは しょうきに もどった!










ダクソの実況動画見てたら何故か無性に初めからやりたくなってしまいます


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