ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~    作:てらバイト

22 / 50
待望の6期生がデビューしたので初投稿です。



まさかクロエで名前が被るとは思わなんだ……


そんな怒らんといてやw

こんかぷ~(気さくな挨拶)

 

 

選択肢すら出してくれない自キャラに四苦八苦するホロラバ実況、始まっちゃっ……たぁ!

 

 

 

前回のあらすじぃ!

ねねぽるとの放課後特別レッスン(意味深)、ししろん、お嬢、シオンちゃんと食事等の好感度アップイベが続けざまに発生し気を良くした投稿者。このまま好調な波に乗れるかと思いきや、クロエちゃんの予期せぬ天然煽りが発動!この失言によりシオンちゃん先輩を怒らせてしまう。

まさかのアクシデントに油断しきっていた投稿者の心はしめやかに玉砕され、和やかなお昼休みは瞬く間に一触即発の空気へと一変したのであった。果たして、天然クソ重メンヘラのクロエちゃんはシオンちゃんの怒りを鎮めることが出来るのであろうか……以上!説明終わり!

 

 

 

ということで今回も始めていきたいと思います、が……めっちゃ気が進まないんだよなぁ。嘗て無いですよ、ホロラバプレイしててボタン押す指がこんなにも重く感じたことは……助けて…真乃…めぐる…!

 

 

 

ま、愚痴っててもしょうがないんでやりますがね。大丈夫、きっと選択肢が出てきますからまだ立て直しは自体は可能です。こんな所で心折れてちゃ念願のイチャラブ百合が遠ざかるだけですからね、気合入れていきましょう。自分を信じて「夢」を追い続けていれば、夢はいつか必ず叶う!(顔無し)

 

 

 

 

 

 

>まぁまぁシオンちゃん、そういきり立つ事もあるまい余。クロエとて悪気があってああ言った訳ではないだろうし、のう?

 

 

 

>悪気がどうとか関係ないっ!この生意気でふざけた後輩にシオンの怖さを分からせてやんないと気が済まないんだよ!おいコラ変態、さっさと表にで……って、何ちゃっかり食ってんの!?

 

 

 

―ごめんね?あまりゆっくりしすぎたら午後の授業に間に合わなくなるかなって思って。悪いとは思ってたけど先に頂いてたの。だからね、決して……あむっ、お腹が空いて我慢が出来なくなった訳じゃないの……もぐもぐ……ホントだよ?

 

 

 

>だったらサンドイッチ食いながら言うなぁ!クリーム付いた顔で言われてもさぁ、説得力1ミリも無いかんねそれ!……あと、しれっと一人増えてっけど誰!?シオン知らないんだけど!

 

 

 

>相変わらずマイペースだねぇ……あっお邪魔してまーす、一年二組の獅白ぼたんでーす。趣味と職業は傭兵ですよろしくおなしゃーす。

 

 

 

>おぉ、やっぱり新入生か!道理で見ない顔なわけだな。余は二年の百鬼あやめだ、よろしく頼む余!それじゃあ自己紹介も済んだことだし……シオンちゃん、まずは先に食事を済まさないか?今日の食堂はえらく盛況だ、あまり長居しては他の生徒にも迷惑だろう。それに……余も流石にのびのびのおうどんは食べたくない……

 

 

 

>むぅ……それは、そうだけどぉ……はぁ~~はいはいわっかりましたぁ~~。ここはあやめちゃんに免じて“大人”のシオンが折れてあげますぅ~。ふんっ……よかったね~変態、命拾いできてさ~。ほら、優しい先輩にありがとうございますって言ってみな!

 

 

 

 

 

 

 

 

―ふぅ……ご馳走様でした。美味しいとつい食べ過ぎちゃうなぁ。

 

 

 

>うわ、クロエ食べるの早っ!あの量のフルーツサンドもう完食とか……フードファイターの素質あんじゃない?大食い大会出たらワンチャン優勝狙えるって。

 

 

 

―そうかなぁ。う~ん、でも私甘いモノしか食べないし苦手なモノも多いから……あれ、シオンまだ食べてないの?オムライス冷めちゃう……あ、もしかして熱いの苦手?私も猫舌だから分かるよ、その気持ち。辛いよねぇ……

 

 

 

 

 

 

 

ね゛え゛え゛え゛え゛え゛え!!人の話ちゃんと聞いとけよお前ぇ!!あやめちゃん、やっぱ今ぶっ飛ばしていい!?コイツシオンの事絶対舐めてる!

 

 

 

>あ゛~出汁が染みる~……やはりおうどんは濃い目の関東風だな~……ん?シオンちゃん今何か言ってた?ごめん、余なんも聞いとらんかった。

 

 

 

>もうなんなのこいつらマジでさぁ!?マイペースすぎて会話になんないんだけどぉ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<四人で食事を共にした事で仲が深まった>

 

 

<獅白ぼたんと凄く仲良くなった!>

 

 

<百鬼あやめと凄く仲良くなった!>

 

 

<紫咲シオンと少し仲良くなった!>

 

 

<紫咲シオンのコンディションが不機嫌になった>

 

 

 

 

 

 

よし、楽しく話せたな!(事象改変)

 

 

今の会話部分だけ切り取ると何故交友が深まったのか疑問が残りますが、誰一人好感度が下がらなかったので結果オーライです。期待した選択肢くんも結局出てきませんでしたが、お嬢のフォローと【魔性】のコミュ補正のお蔭でギリギリって感じですね、よかったよかった……

 

 

 

 

 

え?約一名だけコンディションが下がってる…?シオ虐助かる…?

 

 

 

 

 

シオンちゃんは犠牲になったのだ……古くから続く犠牲(愉悦)……その犠牲にな……

 

 

 

 

 

さて、そろそろ塩っ子に刺されかねないので弁明をしておきますが今回の様なホロメンのコンディション低下は一概にもガバとは言えません。何故なら一部のホロメンはある特定のコンディションでなければ発生しないイベントが存在するからです。

 

 

 

イベントとは言っても本当にちょっとしたおまけ要素程度のサブイベントが大半ですが、中には有用なアイテムやスキルを獲得できるイベントもあるのでやっておいて損はありません。そのサブイベントでしか手に入らない物とかもあるので、結構馬鹿にできないんですよねこれが。

 

 

 

そしてシオンちゃんはその一部のホロメンに偶ぜ、ん゛ん″っ!……ではなく、私が事前に調べていた通りコンディション発生イベ持ちのホロメンの一人という訳です。だから、怒らせて不機嫌にする必要があったんですね(mgtn構文)

 

 

 

wikiによるとシオンちゃんのサブイベは“コンディションが不機嫌且つ自キャラとの関係性が友達未満”が発生条件らしいので、まだあまり親交が深まっていない今の状態は正に絶好のタイミングですね。後からやろうとしたら条件である友達未満を達成するのが難しくなってしまうので……

 

 

 

よしっ条件は満たせたので後は向こうから声を掛けられるのを待ちましょう。運が良ければ今日中にでも呼び止められるはず……

 

 

 

 

 

>おい変態。さっきさぁ、“私に出来る事なら何でもする”って言ってたよね?なら明後日の放課後、ちょっと面貸しなよ。言っとくけど拒否権は―

 

 

 

―うん、いいよ。何するの?

 

 

 

>無いから、って……え?いいの?

 

 

 

―え?うん、いいよ?何でも言って?

 

 

 

 

 

……え?クロエちゃんそんなこと言ってたっけ?悩みがあるなら力になるよ、的なニュアンスなら前回のラストで言ってましたが、何でもするとまでは言ってないよなぁ……事象改変を軽々とやってのけるなんて、さすがにハバ卒天才魔女は格が違った(ブロンティスト)

まぁサブイベは早目に消化してなんぼなんでサクっとフラグ立ててくれる分には全然良いんですけどね。寧ろ想定よりずっと早くサブイベが発生してありがたいまである。

 

 

 

そしてまたしても選択肢を選ぶ間も無く、というより画面に出ないので選択すらさせてもらえません。今のところオート選択で致命的なミスはしてない様ですが、いつか取り返しのつかない突飛な奇行に走りそうで心配です……う~ん、バトロワ直後くらいまでは普通に出来てたのにどうして……これは文句なしの要検証案件なので、後でワザップの有識者にアドバイスでも貰いましょう。(選択肢君に)また会いたい……

 

 

 

 

 

>……あのさぁ、何でそんなあっさり頷けんの?何させられるかわかんないならもうちょっと疑うじゃん、普通……シオンが言うのも変だけど、もし無茶な要求されたらどうしようとか考えなかったわけ?先輩命令だ~とか、バトロワの恨みを晴らしてやる~、とかさ。

 

 

 

 

―……ふふっ。おかしなこと聞くねシオン。

 

 

 

 

戦いでしか満たされる事の無い闘争心を、身体の奥底で燻り続ける身を焦がす熱情を。バトロワで貴女が最後まで諦めずに受け止めてくれた事、しっかり覚えてるよ。歯ごたえの無い相手ばかりでうんざりしてた所に貴女が空から舞い降りてきてくれて……私、本当に嬉しかったんだから。

 

 

 

あの情景を振り返る度に思うんだ、あの時の邂逅は決して偶然なんかじゃないって。きっとあの日あの場所で、私達は出会うべくして出会ったんだって……だってそうでしょう?そうでなきゃ、私の中で膨れ上がったシオンへの信愛の情について説明がつかないもの。

 

 

 

私は、「私」の心を満たしてくれる人が何よりも好き。そして、そんな素敵な人達が何よりも信用できる存在だっていう事も知っているの。だって私に手を差し伸べてくれた人はみんな私を一人の人間として見てくれて、優しくしてくれて……何時も正しく導いてくれたから。

 

 

 

それに気が付いた時にね?ふと、こう思ったんだぁ。

「私が好きになった人はみんな正しくて尊くて、かけがえのない素晴らしい存在なんだ」って。

 

 

 

だから私はシオンの事を絶対に信じるし、疑わないよ。好いた人を疑うだなんて、これ以上無いくらい無駄で無意味で無価値な行為だって分かっているもの。そんな事に時間と思考を割く暇があるなら、私をクロエ()として見てくれる人達に愛を注いで尽くした方が遥かに有意義でしょ?

 

 

 

どう、シオン?私が貴女を疑わない理由、理解してくれた?

 

 

 

 

 

 

 

 

お゛っっっも゛っ!!!アンタ普段からそんなこと考えて生きてんの!?過去一のわかりかねなんですけどぉ……あの、すいません、ちょっと距離とってもらえます……?

 

 

 

―えっ何で敬語?……私、そこまで重くないと思うけどなぁ。これくらいなら普通じゃない?シオンの価値観がちょっと特殊なだけで、きっとみんな私と同じ考えに近いんじゃないかな?

 

 

 

>うわ出たぁ~メンヘラ女特有の“私、別に普通だよ?”ってやつ~……言っとくけどねぇ、みんながアンタと同じアブナイ考えしてたらもう終わりだよ?この国。アンタがどんな考え持ってようが勝手だけど、自分がマイノリティ側って事だけはちゃんと自覚しときな?マジでギスる原因になっから……はぁああ~、ほんっと調子狂うわアンタと話してると。軽く話題振っただけで何でこんな疲れなきゃいけないの……?

 

 

 

>あ~、とにかくっ!明後日は空いてんだよね?ならオッケー、放課後にそっちの教室に迎えに行く。無いとは思うけどぉ……もしバックレたりしたら承知しないから。

 

 

 

―心配性だね……あれ?結局何をするかは教えてくれないの?

 

 

 

>え~なにぃ?もしかして何をさせられるか、今更怖くなったぁ?でもざ~んねん!もう言質取ったからキャンセル出来ませ~んww!どんな目に逢うかわぁ……ナ・イ・ショ♡明後日を精々楽しみにしときな変態メンヘラ女!それじゃ、ばいば~い!

 

 

 

―行っちゃった……ふふっそうだね。すぐにネタ晴らししちゃ、盛り上がりに欠けるもんね?そんなの、ショートケーキのイチゴを初めに食べてしまうのと同じくらい呆気ないもの……ならシオンの言う通り、楽しみは最後までとっておこうかな?

 

 

 

 

<シオンと約束を交わした!日時は明後日の放課後。予定を空けておこう……>

 

 

<サブイベント『放課後の魔女会』が開放されました>

 

 

 

はい、と言う訳で明後日の放課後にシオンちゃんと会う約束を交わしました。そしてサブイベ開放テキストの確認ヨシッ!このように条件さえ満たしてしまえば開放自体はほぼ100%成功するのがサブイベの利点ですね。お祈りする必要が無い事がこんなにも嬉しいなんて……サブイベ is GOD。異論は弾圧する(過激派)

 

 

 

開放さえ済ませば後は簡単。今の様に会う約束を取り付けるか放課後に暇してるシオンちゃんにダイナミックエントリーして最後までイベントを進めていけば工事完了です……クロエちゃんがいつもの如くクソ重感情をCOした時はヒヤリとしましたが、何とか一日でサブイベ開放まで漕ぎ着けられたので良しとします。1パートに一回は病まないと気が済まんのかこの子は……(呆れ)

 

 

 

 

 

 

 

キーンコーンカーンコーン……

 

 

 

―ふぅ、ようやく終わったぁ……やっぱり身体動かす方が性に合うなぁ、私。さて、放課後だけど何をしよう?偶には散策するのも良いかも……

 

 

 

 

・一人で帰る

 

 

 

・誰かと一緒に帰る

 

 

 

・まだ残る

 

 

 

 

あっ選択肢くんいらっしゃい!ご無沙汰じゃないっすか!つい最近は……岩に隠れとったのか?

さっきまでうんともすんとも言わなかった選択肢くんが戻ってきてくれたのでようやく行動を選択できます。そうですね…ここはまだ残るを選んで校内探索といきましょう。こういう浮いた時間を使って自キャラに校内巡りさせると後々ちょっとした恩恵があるので、ホロメンとの下校ルーチンの合間に校内探索を挟む事をお勧めします。まぁ優先順位は低いので余裕があったらで充分です。必須では無いのであしからず。

 

 

ということで……校内探索イクゾォーーッ!まずは今いる第一校舎の二階から行って

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<サブイベント『鬼気爛爛』が開放されました>

 

 

 

は???サブイベ?……何で急に?てか誰の……鬼?あっ……(察し)

 

 

 

 

 

 

>随分と間が良いな……探す手間が省けて何よりだ余、クロエ。

 

 

 

―お昼休みぶりだねあやめ。探してたって……私を?何か用事でもあった?

 

 

 

>然り。あっ、そう身構える必要は無いぞ。難しい事でも無いからな。ただ、クロエの都合次第だが……この後、何か用向きはあるか?

 

 

 

―この後?ううん、何もないよ?今こうして散策してるのも単なる暇つぶしの一環だから。

 

 

 

>……うん、嘘は言っていないな。重ねて確認するが、この後の予定は、本当に無いのだな?絶対だな?途中から急用とかも無いな!?

 

 

 

―わぁ、周到……ならちょっと待ってね?急な仕事が入ってないか、端末で一応確認するから………うん、新しいのは入ってきてないね。これなら絶対……とは言いきれないけど、九分九厘は大丈夫だよ。

 

 

 

>そうかそうか大丈夫か、それは良かった!じゃあ、

 

 

 

 

 

 

 

今から二人で死合いを行う事に何ら不都合は無いと。そう受け取ってもいいわけだな?

 

 

 

 

 

―それって前にした約束の事?……もう、あやめったら気が早いんだぁ。そんなに急かさなくても私は逃げないんだから、もう少し早く教えてくれてもいいのに……

まぁでも、丁度私も凝り固まった身体を解したいなって思ってたところだったから。私にとっても好都合ではあるんだよねぇ。だからぁ……

 

 

 

乗ってあげるよ、その誘い♡

 

 

 

<クロエとあやめは戦闘演習室へ向かった>

 

 

 

 

 

 

うわ~マジか~……まさかこのタイミングでお嬢とかち合うとか……しかも全然対策とか準備終わってない状態でって……あれ、これ詰んでない?負けイベかな?(現実逃避)

 

 

 

恐らくですが、お嬢とエンカウント直前でサブイベ開放された点を鑑みるに知らずの内にサブイベの条件を満たしてたっぽいです。wiki見てみないと正確な開放条件は分かりかねますが、『お嬢と戦う約束を交わした後、特定の時間内(放課後?)で遭遇する』とかが条件ですかね……あれ?もしかしてこのサブイベって……

 

 

 

私が放課後に校内探索を選択したが故に発生した……ってコト!?…うせやろ?

 

 

 

いやいや……そんなん分からんて!こちとらホロラバ自称中級者のぺーぺーやぞ!?普段ノーマルモードで遊んでるプレイヤーが、オーディション産のサブイベ把握してる訳ないだろいい加減にしろ!あぁ、何て言ってる間に既に移動を始めてる……ほんと何で選択肢出さずに勝手に動くんだクロエちゃん。操作不能とかよりマシとは言え、ここ最近自由すぎない?メンヘラ少女の頭には闘争の二文字しかないのか(呆れ)

 

 

 

しゃーない、ここまで来てしまったらもう腹を括ります。考えてみればこれは只のサブイベ、仮に負けてしまっても何ら問題は無いんです。それなら二回目以降のバトロワで当たるであろうお嬢とのスパーリング程度に考えた方が建設的ってもんです。それに現状のクロエちゃんがお嬢にどこまで通用するのか見れるなら寧ろプラス……そう、一石二鳥だ!全てはチャンス!(カズヤの教え)

 

 

 

 

 

<戦闘演習室>

 

 

 

 

―あやめ、そんなところで何してるの?始めないの?

 

 

 

>まぁそう急くな、すぐ終わらせる。

演習室の設定変更と、利用者名簿を書いて……これでよしっ、と。待たせたなクロエ!さぁ、いつでも始められるぞ!

 

 

 

―…分かるよあやめ。貴女、高揚しているんでしょ?早く斬り合いたくて、ウズウズしてるんでしょ?私にはお見通しだよ。だって顔にそう書いてあるもの。全部、ぜーんぶ……ふふっ!

 

 

 

>お?すまん、顔に出過ぎていたか……やれやれ、戦う前に気取られるなんて余もまだ未熟だな。しっかり矯正しないとな。

 

 

 

―…え?直しちゃうの?欲求や感情に素直っていうのはそれだけで美点だと思うけど……私としては、あやめが気持ちを抑えつけてる姿は見たくないなぁ。無理して辛そうにしてるあやめより、今の無垢な笑顔を浮かべているあやめの方がずっと魅力的だって想像しただけで分かるもの。

 

 

 

―だから、私は反対……やっぱり自分の気持ちには正直であるべきだよ。楽しい時に笑い、悲しい時に泣く。それが自然に出来てこそ初めて、人生は色づき華やいで行く……そうやって考えた方が幸せだと思わない?

 

 

 

……ふふっ、それにね?もしあやめが上手く感情を押し殺して、完璧に平静を保てたとしても、結局バレちゃうんじゃないかなぁ。だって……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抜き身の太刀を構えながら熱い闘気をぶつけられたら、ねぇ?

こっちも熱くなって、昂って、昇りつめて……そんなの、身構えるなっていう方が無理だよ♡

 

 

>……くふっ、あはははは!そうかそうか、漏れ出ていたか!余としてはしっかり抑え込めているつもりだったが、よもや見え見えとは思わなんだ……これは一本取られたな!

 

 

 

―私は直にあやめの興奮を感じ取れたから大満足だよ。身体を巡る血が沸騰しそうなくらい鮮烈で情熱的な闘気(アプローチ)、しっかり受け取ったから♡

 

 

 

 

 

 

 

―ねぇ、そろそろ始めよう?たっぷり焦らして、我慢して……これ以上の“おあずけ”はもうっ、出来る自信無いんだよね……!

 

 

 

>……あぁ、そうだな。尋常な死合いの前にこれ以上言葉を重ねては無粋と言うもの。熱が冷めるだけで一利も無い。故に、ここから先は……

 

 

 

 

 

 

 

互いの“武”で以て、存分に語り明かそうか!!『宵狩り』!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!

鬼人なんて怖くねぇ!お嬢ぶっ飛ばしてやらぁあああああ!!!(やけくそ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なついろ~~……ドロ~~~~~ップ!!

 

 

 

メシャアッ

 

 

 

ぎゃふんッ!?

 

 

 

―……え?

 

 

 

えっ?まだ何もしてないのにお嬢が勝手に吹っ飛んだ……?いや違う、誰かに吹っ飛ばされた!?ま、まさか今の声は……!

 

 

 

 

 

 

ふぃ~~、何とか間に合ったぁ……あっ、クロエ!こんなとこで会うとか超奇遇!どれどれ~……うんっ今日もバッチリかわちいね!百点満点!

 

 

 

―……まつり?どうしてここに?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイエエエ!?マツリ!?マツリナンデ!?

何という事でしょう。突如現れたまつりちゃんがお嬢にドロップキックかましながらダイナミックエントリーキメてにこやかに挨拶してきました。ならばこちらも返さなければ……無作法と言うもの……(兄上)

 

 

 

いやっそんなふざけてる場合じゃありません!今は何故まつりちゃんがこのタイミングでここに現れたのかを考えないと……!無いとは思いたいですが、今最も来てほしくないイベントが始まった可能性も否定できないのが怖い……頼む、乱入イベントだけは勘弁してくれ……後生だから……!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>……急に現れて不意打ちとは、随分なご挨拶だなまつりちゃん。一応聞くが、何故こんな真似をした?尋常な死合いに水を差すなど……斬り捨てられても文句は言えんぞ?

 

 

 

>おっ復活早いね。って、怖ぁ~、完全にスイッチ入ってんじゃん。も~そんな怒んないでよ百鬼ぃ~!まつりはちょこ先に頼まれてこうして百鬼を呼びに来ただけなんだからさ!というか、放課後に一人で校内探し回ったまつりに寧ろ感謝してほしいんだけどなぁ~?

 

 

 

>え?ちょこ先生が?……あぁ!?そ、そういえば今日の朝、話があるから16時までに来てって言われてたような……ま、マズイ!まつりちゃん、今何時だ!?

 

 

 

>ん~……ギリギリ16時いってないくらい?多分、走っていけばまだ間に合うんじゃない?

ほら、演習室の設定変更とか消灯確認はまつりがやっておくから早く行ってあげな。

 

 

 

>本当か!?ありがとう、恩に着るっ!それとすまんクロエ!余から誘った手前申し訳ないが、これにてお暇させてもらう。この埋め合わせは必ずするからどうか許してくれ!では、さらば!

 

 

 

―あ、あやめっ!……そんなぁ。

 

 

 

 

 

 

……ん?お嬢帰った?ちょこ先生の呼び出しがどうとか言ってましたが……

あれ?対戦相手が居なくなったって事はつまり……戦闘イベは、中断?ガチぃ?

 

 

 

はぁ~よかった~……さっきは強がって負けてもOK的な事言っちゃいましたけど、正直今は戦わずに済んでホッとしてます。あのまま乱入イベに発展でもされたらかなり面倒な事になっていた可能性が高いんで……やっぱり平和が一番ってはっきりわかんだね。ラブアンドピース!争いなんてやめましょうよ!(穏健派)

 

 

 

まぁぶっちゃけると、何故開放されたサブイベが途中で中断されたのかはまるで分かっていないですが……バグの類ではないので気にしなくても問題ないでしょう。文字化けやバグ前兆に起きる画面のブレが無かったので、恐らく今のは私が把握していないゲーム上の仕様ってだけでしょうからね……バグりすぎてバグの症状に詳しくなってしまった自分が悲しい……まるでバグ博士だ(自虐)

 

 

 

何はともあれまつりちゃんの武力介入によってサブイベが中断になった事ですし、こちらもお暇しましょうか。戦う予定無いのに戦闘演習室に居ても仕方ないですからね、後片付けはまつりちゃんに任せて一足先に帰宅……ん?

 

 

 

何かクロエちゃんの様子がおかしい……おかしくない?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

>ったく、百鬼はあのポンがなければ……もうちょっと落ち着き持ってくれるだけで結構変わると思うんだけどなぁ……ね、クロエもそう思わない?

 

 

 

―……うん、そうだね。

 

 

 

>でしょ?ほんと勿体無い……まぁでも、そこが百鬼のかわいいところでもあるからどうにも強く言えないんだよね~。こう、憎めないっていうか何というか……あっそうそう、さっき聞きそびれたんだけどさ。今日クロエがここに居るのって、この前百鬼と約束してた件絡みだったり?

 

 

 

―……うん、そうだね。

 

 

 

>だよね~。普通駄弁る目的では選ばないもんね~。じゃあクロエは百鬼と手合わせするために来たけど、肝心の百鬼がいなくなっちゃってど~しよ~って状態なんだ?なるほどねー。

……それじゃあクロエ。さっきの会話聞いてたと思うけど、残りの後始末はまつりの方でやっておくからさ、今日のところは帰ったら?百鬼は多分この後は戻って来ないだろうし、まつりもまだここでやることあるからさ。やる事無いのにここに居ても退屈でしょ?

 

 

 

―……うん、そうだね。

 

 

 

―(そう言うとまつりは安心する様に笑って、こちらに背を向けた。あやめが弄っていた操作盤の方へ歩いていく後姿を見やりながら私は……ゆっくりと大鎌を呼び寄せた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……はあああッ!!??ちょっ何やってんのクロエちゃん!?今のはもう帰る流れだったじゃんか!何で突然そんな奇行に走る!?いやそりゃあ今までが真面だったとは言わんけども!勝手に戦闘に入るような奇行の方が多かったのは事実だけれどもさぁ!わざわざこんな時におかしくならんでも……

 

 

……ん?勝手に戦闘に入る?もしかして原因って……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         _人人人人人人人_

         > 【戦闘狂】 <

          ̄Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

 

 

 

 

 

 

 

あっこれかぁ!どおりでねぇ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あああああああああああああああなんでなんでなんでなんで!!(自業自得)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―(ごめんねまつり。私もね、分かってはいるんだよ?こんな急に襲い掛かるなんて真似を、他でもない貴女にするなんて。こんなのおかしいって、しちゃダメだって……抑えようと、したんだよ?)

 

 

 

―(でも、やっぱり無理……限界だよ。だって私の身体はもう、あやめの闘気に中てられて焚きつけられて……すっかり出来上がっちゃってるんだもん。早く気持ちよくなりたくて(この渇きを癒したくて)……じくじくじくじくって、身体が疼くんだものッ!!!

 

 

 

―(だから、いいよね?私と戦いたいって自分から誘ってくれた貴女になら……この気持ち、ぜーんぶぶつけても……いいんだよね?)

 

 

 

―(私は、そう自分に言い聞かせるように心の中で吐き捨てて……まつりの頸目掛けて大鎌を薙いだ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(でも両手から伝わってきたのは、空を切る味気ない虚しさだけだった)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

へぇ~、クロエって見かけによらずパワー系だねぇ!

 

 

 

―(躱された(・・・・)。その信じがたい事実を前に思わず大鎌を振りぬいた姿勢のまま固まっていると、大鎌の先―左横の方から楽し気な声が聞こえた)

 

 

 

―(姿勢はそのままに、首だけを動かし真横を見る。そこには……口元に弧を描きながら大鎌の上でしゃがみ込むまつりが居た

 

 

 

>そんなほっそい身体でこんな重そうなモノ振り回すとか、ギャップの塊じゃん。そんなの……すっごく好み!まつり、そういうの大好きだよ!!ほんと、まつりのツボを押さえるのが上手いよね~クロエは!

 

 

 

……でもね?そんなぶっといのでいきなり後ろからっていうのは頂けないなぁ。まつりは無理やりっていうのもキライじゃないけど、あんまりガッツきすぎちゃうと他の女の子に引かれちゃうよ?もっと優しく丁寧に接してあげなきゃ。

 

 

 

>……しょうがないにゃあ。後輩を正しい道へ導くのも先輩の務めだし?ここは特別に、まつりが一肌脱いで教えたげる!

 

 

 

 

 

 

 

女の子の扱いってやつをね♡

 

 

 

 

―(その蕩ける様な蠱惑的な笑みに、私は喜悦に浸る醜い自分を自覚しながら、酔い痴れた)

 

 

 

 

 

 

 

 

ま、まつりちゃん!?何だその強キャラムーブ!?

 

 

 

 

というところで、今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました!

 






ちょっと執筆時間が取りづらくなってきたので一時的に週二投稿にします。師走とはよく言ったものですわほんま……





こんな忙しい時はダクソ2で脳死巨人マラソンするに限るな!ソウル山ほど寄越せオルルァ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。