ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~    作:てらバイト

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無知で愚かで学ばない。他人の力を頼らなければ、生きていく事すら儘ならない。




だからこそ、甘やかし甲斐があるんでしょう?


重い 想い 後

 

 

 

 

 

紫咲シオンは天才であった。

 

 

 

 

潤沢且つ洗練された魔力、優れた魔術の素養、神懸かり的な発想と独自のセンス。魔導を志す者であればどれか一つでも手に入れんと欲する要素を、シオンは生まれながらにして全て持っていた。

 

 

魔術師の家系として古い歴史を持つ紫咲家に於いてもその比類なき才は異質であったのか、シオンはいつしか『魔導の寵児』と呼ばれ、魔界でも有数の魔女としてその名を欲しいままにしていた。

 

 

 

 

しかしその反面、身体能力には一切恵まれなかった。

 

 

 

 

同年代と比肩しても小柄な体格、少し走っただけで息が上がる持久力、本気で力を籠めなければ分厚い魔導書(グリモア)すら持てない筋力など、列挙すればキリが無い数の短所を抱えていた。シオンは、虚弱体質とまでは言えないものの、肉体面では大きなハンデを背負ってこの世に生を受けたのであった。

 

 

しかし、シオンに悲観は無かった。身体スペックが他人よりも劣っているなら、それ相応に補えばよいと理解していたからである。幸いにもシオンにはそれを実現するだけの力……魔法という己の才覚を存分に活かし、自在に揮える力があった。

 

 

懶惰(らんだ)気質のシオンが、生活を快適にする為の努力を惜しむ訳が無く。構想期間僅か一週間という短いスパンでありながら、既存の魔術よりも遥かに簡単で、子供でも扱える改良版を新たに生み出し、シオンは自身の生活様式を一変させたのであった。

 

 

紫咲シオン、当時7歳。

魔術界隈でも有名な幼少期の逸話。その一つである。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして10年の月日が流れ、ホロライブ学園の二年生となった現在。シオンは幼少期に自身で作り上げた魔術を、魔術として認識しなくなった。

 

 

これは10年の時間を経たシオンが既存の魔術を過去にするような発明をした訳でも、若かりし頃の功績を何らかの理由で封印した訳でも無い。先述したとおり、ただ単に認識が変わってしまったのだ……意識して発動する魔術から、無意識に行う動作の一部へと。それは無駄を極限にまで削ぎ落した、一魔術師としての最適解。

シオンは簡単な魔術であれば、術式を介する事無く、息をするように発動出来るようになっていた。

 

 

特段、変わった事をした訳ではない。

自転車の操縦に苦戦していた子供が練習を重ね、ある日を境に突然スラスラと運転出来るようになるのと同じように。繰り返し繰り返し同じ動作をする事により、頭だけでなく身体にも経験と感覚が刷り込まれ、結果的にシオンは普通では考えられない速度での魔術発動を実現したのである。

 

 

故に、シオンの魔術発動速度は間違いなく、群を抜いて学園最速であった。

だからこそ―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ……、にやってんだよ、アンタッ!!!」

 

 

 

寸前で。間一髪で。

シオンは目の前の狂行の阻止に成功した。

 

 

後にシオンはこう語った。

「あとコンマ1秒遅れてたら、絶対に間に合わなかった」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

初めて会った時から、どこかおかしな奴だとは思ってた。

 

 

人様のパンツをいきなり覗いてきたり、ちっちゃい身体に似合わない馬鹿力だったり、ダメージ喰らっても楽しそうに笑ってたり。何て言うか、外見と性格のギャップが限界突破してる変態って印象だった。

 

 

けど、孤立はしてなかった。ああいうクセの強いタイプはグループに馴染めずに浮くと思ってたから、そこに関しては意外だった。食堂で偶然会った時、友達と楽し気に話してたのが印象的でよく覚えてる。

 

 

……あぁ、そうだ。「コイツは二面性を上手く使い分けるタイプの変態なんだ」って思い始めたのも、確かこの時だったっけ。

 

 

普段は大人しく慎ましやかに振舞って、戦いの時だけ素を曝け出してガス抜き。そうして表と裏の顔を使い分けてストレス発散をしてる……そんな根拠も何もない、適当な推測で自分を納得させてたんだ。

 

 

けど、思いつきの割にはいい線行ってたと思う。二面性を使い分けるなんて今時珍しくも無いし、現にウチのクラスにも強烈なお手本が一人居る(・・・・・・・・・・・)。だからコイツも似たようなタイプだって……普通に話してる分には真面なんだって……そう思ってたのに。

 

 

 

 

とんだ勘違いだった。

戦う時だけじゃない。コイツ……常に狂ってる。

 

 

 

 

「…?どうして止めるのシオン。すぐに終わるから大人しく……あ、そっか。手で直接は嫌だったんだね?ごめんなさい私ったら、配慮が足りなくて……」

 

 

「~~~ッ!!そうじゃなくて、抉るのをやめろって言ってんのッ!いきなり指突っ込むとか何考えてんだよ!」

 

 

 

 

まさかこんな所で“省略魔術”が活きるとは思わなかった。あとほんの少し魔術の拘束が遅かったらどうなってたんだか……うえぇ、想像したくね~……

……それにしても、何でコイツは急にトチ狂いだしたの?ただ目を、魔眼を近くで見ようとしただけじゃん……普通それだけでこんなになる?コイツの情緒、意図、行動理由、何一つ理解できない。意味が分からな過ぎて、頭がどうにかなりそう……

 

 

 

 

 

「だって…シオンが言ったんだよ?研究の為に魔眼を見たい、調べたいって。だから見やすいように一度取り出そうと思って……もしかして、嫌だった?」

 

 

「……何で?なんでそこまですんの?こんな、ちょっとしたお願い程度で…どうしてそこまで」

 

 

「……嬉しかったからかな。シオンが少しでも心開いてくれたのが分かって嬉しくなって……そしたらね、貴女の気持ちに応えなくちゃって、貴女の為にもっと頑張りたいって、そんな気持ちが溢れてきたの。

 

 

だから…ね?コレを解いてシオン。私、もっと貴女の役に立ちたいの!

 

 

 

 

当の変態は何食わぬ顔でこっちに声をかけてくる。力だけで拘束魔術を解こうとする様は、どこまでも狂信的で、どうしようもなく盲目的で。

そんな、自分の考えや行動に何の疑問も抱いてない綺麗な笑顔を見た時……何故か食堂での会話が、シオンの頭を過った。

 

 

 

 

 

『私は、「私」の心を満たしてくれる人が何よりも好き。そして、そんな素敵な人達が何よりも信用できる存在だっていう事も知っているの』

 

 

『私が好きになった人はみんな正しくて尊くて、かけがえのない素晴らしい存在なの。だから私はシオンの事を絶対に信じるし、疑わない』

 

 

 

 

 

何でこんな時にこんな事思い出してんだろ……あぁ、そっか。似てるんだ、あの時と。

 

 

そう、確か…“シオンの事を疑わない理由”を聞いた時と……あ~そうだ、それでコイツの感情が重すぎてドン引きしたんだった……思い返してみると、こうなる兆候は前から―――

 

 

 

 

 

 

 

……んん?「私の心を満たしてくれる人が何よりも好き」……?

あれっ、コイツの奇行の原因って、もしかして…………えぇ、そういう事…?そういうオチなの……?

 

 

……とりあえず聞いてみっか。ひょっとしたらシオンの勘違いかもしんないし、まだそうと決まった訳じゃないし……うん、一応ね?

 

 

 

 

 

 

 

 

「もしかしてなんだけどさぁ……シオンを喜ばす為に目ん玉取ろうとした(・・・・・・・・・・・・・・・・・・)?」

 

 

「うん、そうだよ。ただ近づいて観察するより、すぐ傍に実物があった方が役立つし、貴女も嬉しいでしょう?」

 

 

「……もしそうだとして、アンタの負担はどうすんの。失った視力は?抉った時の痛みは?自分が背負うリスク、ちゃんと考えてる?」

 

 

「あははっ、大丈夫だよシオン。貴女は何も心配しなくてもいいの。眼球ならアテがある(・・・・・・・・・)し、痛みなんて一瞬……一過性のものにすぎないんだから」

 

 

「ほら、これで分かったでしょう?貴女が気に掛けたリスクなんてたったのコレだけ。私がすこぉし我慢すれば全部解決するものばかり……ふふっ!そうすれば魔眼の研究は今よりもっと早く進んで、シオンは叶えたい夢にグッと近づける」

 

 

「そして私は、シオンの役に立って喜んだ顔さえ見られれば、それだけで幸せに浸れる……どうかな?お互いにとって損の無い素晴らしい提案でしょう?」

 

 

 

 

……はぁ~~~~~……なんでイヤな予感に限って当たっちゃうんだろ。ツイてなさなさ過ぎて逆にウケるんですけど。

 

 

ま、いいや。おかげでやる事決まったし。とりあえず~……

 

 

 

 

「……シオン?どうしたの、魔導書を(そんなもの)掲げて。落としたりしたら危ない―――」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コイツ、思いっきりシバくわ。

 

 

 

 

 

 

 

「喰らえオラぁッッ!!!!!」

 

 

「ぐふぅ……ッ!?」

 

 

 

 

広辞苑より分厚い魔導書で勢いよく脳天に振り下ろす。なんかゴシャって音が聞こえたような気もするけど…まぁいいや。コイツにはこれくらいやんないとダメージ通らなそうだし。

 

 

 

 

「い、痛いよシオン……私をぶつのは構わないけど、次からはもう少し前以て言って……舌を噛み切るところだったよ……?」

 

 

 

 

頭から煙を出しながら涙目で見上げられる。どうやら、何で叩かれたのかまだ分かってないみたいだった。

大丈夫だって。そんな顔されなくてもすぐに説明してやっからさ。

 

 

 

 

「ふ~ん、その様子だとシオンが何で怒ってるのか分かってないっぽいね。しょ~がない、ダメダメな後輩の為に色々教えてやるか~」

 

 

「え……お、怒ってる?し、シオンっ、わたし、貴女に何か失礼な事を―――」

 

 

まずひとーつ!思い込み激しすぎ。前にも似たような事言ったけど、アンタ自分の価値観が一般的だって勘違いしてるでしょ。まずさ~そこからズレてんだよね」

 

 

「ズレてる……?そ、そうだよね、やっぱり眼球を手で直接はダメだよねっ衛生的じゃなかったよね……!ごめんなさい、考え足らずで……」

 

 

「ちっげーよ、そこじゃないんだよ!取り出し方云々じゃなくて、そもそも目を取り出そうとすんなって言ってんの!普通さあ、目ぇ見せてって言われて目ん玉抉ろうとする奴いるぅ?いねぇよなぁ!?」

 

 

 

 

急に目の前で目ん玉渡される身にもなれっての!トラウマになるわ!

 

 

 

 

「だ、だって……シオンの研究の為になって、喜んでもらえるって思ったら、目を見せるだけじゃ足りないかなって……それよりもっと喜んでくれるなら眼球の一つくらいあげちゃってもいいかなって……」

 

 

そんで二つ目!他人を優先しすぎて自分を蔑ろにしすぎ!……前にアンタが話してた“自分の愛した人に尽くしたい”って思想を否定する訳じゃない。その考え自体は、まぁ分からなくもないし?勝手にする分なら『ハイハイお好きにどうぞ~』って感じなのよ。シオンちゃん的には」

 

 

「けど、アンタの場合はやりすぎ。喜んでほしいって思いが強すぎてそれしか見えてない上に、自分の行動で相手がどう思うのかぜ~んぜん考えてない。だから目を抉るなんて“あたおか”な選択肢が浮かぶし、それを実行する事に躊躇いが無いんだよ……アンタさぁ、プレゼント選びのセンス悪いってよく言われない?」

 

 

「ッ!?………い、いつも“独創的で飽きさせないですね”って言われるよ…?

 

 

「はいダウト~!声震えすぎでバレバレで~す。ビブラートでも掛けてんのかぁ~?」

 

 

 

 

コイツ…隠し事下手すぎない?魔眼の件で探り入れてる時はあんなに鋭かったのに、受けに回ったら超ザコなんですけど。攻撃極振りかよ。

 

 

さて、大体言いたい事は言えたけど…三つ目(・・・)はどうしよっかな。シオン的には一番重要なトコだけど、だからこそデリケートな部分だし……人から指摘されてもすぐには受け入れられないだろうしなぁ。う~~~ん……

 

 

 

 

「し、シオン……他には?他には無い……?」

 

 

「あん?ま~、有るか無いかで言えばあるけど……」

 

 

 

 

「もしまだあるなら、遠慮せずに言って!私、必ず直して見せるから!貴女の望むいい子になるからっ!だから、お願い………

 

嫌いにならないで……私を見捨てないでっ……!

 

 

 

 

不意に切羽詰まった声が鼓膜を揺らした。

前触れもなくそんな声が聞こえたら、当然声を上げた張本人の方を向く訳で。

 

 

 

 

「はぁ~?ちょっ急になに、どうした、の……」

 

 

 

 

人の顔を見て言葉を失ったのは、生まれて初めてだった。

世にも恐ろしい表情をしてた訳じゃない。でも、決して平常とは言えない……そんな表情(泣き顔)だった。

 

 

どうして急に泣き出したのかは分からない。知らずの内にコイツの地雷を思いっきり踏んだのかさえも心当たりが無いから。ただ一つ分かるのは、目の前で流れる涙は深い悲しみに起因している、という事だけだった。

 

 

バトロワの時の余裕綽々で不敵な笑みとは全然違う、不安と恐怖に圧し潰されそうな弱弱しい表情。上目づかいでこっちを見る視線は水面みたいに揺れていて、心細さを隠そうともしていない。目元から溢れて止まりそうにない涙が、纏う悲壮感を更に際立たせるようで。

 

 

例えるなら……そう、買い物中に親とはぐれた子供に似てる。知らない場所で一人取り残されてぐずってるような、誰でも一度は見た憶えのある泣き顔にそっくり。

 

 

そんな表情をした後輩が……シオンを負かした生意気な後輩が、端正な顔を歪めて、縋るような目でこっちを見ていて―――

 

 

 

 

「―――ッッ!!」

 

 

 

 

慌てて顔を逸らした。

別にジッと顔を見合わせるのが気まずかったとか、そういう訳じゃない。ただ……足元からせり上がってきた嘘のような感覚が信じられなくて、思わず顔の向きを変えちゃっただけ。大した理由じゃない……ないったら、ない。

 

 

 

 

「……ふふっあははは!ちょっと~何泣いてんだよ~!このシオン様がこんなんで一々嫌いになる訳ないじゃ~ん!」

 

 

「……ほん、と?ほんとうに、嫌いになってない?」

 

 

「なってないって……あーあー、こんなに泣いちゃってさぁ。ちょっと本気でビビらせすぎちゃったかな~?ほら、これで顔拭きな」

 

 

「わぷっ!……はは、はははっ……そっかぁ、全部早とちりだったんだね……ごめんなさいシオン。私ったら、こんなはしたない顔を……」

 

 

 

 

……咄嗟に誤魔化したけどバレてないっぽい。コイツ妙に勘鋭いからヒヤヒヤしたけど、杞憂だったかな。

 

 

念のため、投げつけたハンカチで拭ってるコイツの顔をもう一度見る。……うん、さっきみたいなおかしな感覚はまるで沸いてこない。やっぱりさっきのは、ただの気のせいだった……?

 

 

 

 

「シオン……その、魔眼の件なのだけれど……どうする?結構日が暮れてきたけど、まだ続ける……?」

 

 

「へ…?って、もうこんな時間!?やっば、そろそろ引き上げなきゃ先公に見つかる……しゃ~ない、今日はもうお開き!続きは来週ね」

 

 

 

 

自然と会話を続けるごとに、さっき抱いた違和感が間違いだったという確信が深まっていく。まぁそうだよね、シオンがコイツの顔見てあんな気分(・・・・・)になるとかナイナイ。ありえないから。分かりきってた事だってのに、何勘違いしてんだよ。ほんっと、アホらしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……てか、ヤバイじゃん。もし気のせいじゃなかったら……コイツの泣き顔で興奮したのが間違いじゃなくて事実なら……

 

 

シオン、ただの変態じゃん。

 

 

 

「そう、わかったよ。それじゃあ週明けにまた来るね。素材の引き渡しと魔眼の見分、それと……洗ったハンカチも、その時に……

 

 

「……ん、りょうか~い。それじゃあまた放課後そっちに迎えに行くから……忘れて帰んなよ~泣き虫クロエちゃん♡」

 

 

「も、もうっ!それは忘れてったら!」

 

 

 

 

揶揄いながら見送ってる最中でも、頭の中を占めるのはさっきの出来事ばかり。

元々は魔眼目的で呼んだ筈なのに、どうしてこうなったんだろ。魔が差したにしても意外すぎる新たな自分の登場に、何故だか笑みが浮かぶ。一周回って笑えてくるってこういう事なんだね。また一つ学びを得たわ……

 

 

 

 

「なんてね……アホな事考えてないで、ボチボチ帰るかぁ」

 

 

 

あんまり遅いと、お腹を空かせた同居人(ポンコツメイド)がうるさくなる。そうなる前に帰ろうと腰を上げて……ふと、飲み残しの紅茶(・・・・・・・)が目についた。

 

 

 

 

「……まぁ、残すのも勿体ないし」

 

 

 

 

自分一人しかいないのに、誰に言い訳してんだか。

そんな自問自答に蓋をして、冷めきった紅茶に口を付ける。嗅ぎ慣れた茶葉の香りと共に一気に飲み干し―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっっっま……」

 

 

 

 

想像の上を行く甘さに悶える。

糖分がたっぷり沈殿したアイツの飲み残しは、胸焼けするくらい甘かった。

 

 

 

 

















魔が差した没ネタ




シオン「はぁぁぁ。アンタ重すぎ。常識無いの?」


クロエ「ごめ―――」


かなたそ「(謝らないで!)」


クロエ「!?」


かなたそ「(常識が無いのは向こうも一緒!魔女っ子はバトロワでグラウンド更地にした事忘れてる!そうでしょ!?)」


クロエ「(で、でも私がメンヘラで性格が重いのは事実だし……言い訳は出来ない……)」


かなたそ「(クロエが望むなら……魔女っ子をぎゅ♡ぎゅ♡握りつぶしちゃうぞ☆)」


クロエ「(……そんなのダメ)」


かなたそ「(何で!?この握力があれば一撃だよ!?)」


クロエ「(かなたが人をぎゅ♡するとこなんて見たくないよ……)」


シオン「あww?“ごめ”ww?ごめ、なんだよwww??ハッキリ言えよwあwww? 」


かなたそ「(クロエ……)」


クロエ「……ナゲットのソースはバーベキューしか勝たん!!!!」


かなたそ「Yeah!!!!!!! you’re choice Drop it on me!!!」


シオン「(やべキレてるわw、流石に言い過ぎたw謝ろww)…ごめ──」


かなたそ「(謝らないで!)」





以下ループ。地獄かな?
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