ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~ 作:てらバイト
敗北を知りたい(不遜)
Good evening!(気さくな挨拶)
折角の休みを上司命令で潰されるホロラバ実況、もう許せるぞオイ!
えー前回はあまりにも早く動画を終わらせてしまった弊害と言いますか、特に振り返る程の事が無かったので今回はあらすじを挟みません。詳しくは前回の動画をご覧ください。
もし「そんな時間ねぇよ!」という忙しい人向けに説明するならば、『変な兄ちゃんに休日出勤命じられた後に渡された本読んだらめっちゃ強くなった』って感じです。意味がよく分からない?そうだね、私にもわからん。考えるな感じろ(無茶振り)
はい、てな訳で今回は予告通り特訓を終えた次の日からのスタートです。仕事は夜かららしいので夕方までは自由行動です。特訓は昨日やったし、ここは誰か誘って外出でもしましょうか……おっ、既に誰かからメール来てますねぇ!遊びのお誘いかな?
ハザマ:おはようございます。本日の任務についての詳細を送ります。遅くても20時までには現場入りするように。分かっているとは思いますがあまりはしゃぎ過ぎないようにして下さいね?
業務連絡~!殺すぞ~!(SUSURU TV)
休みの朝に同僚からのメールとか辞めたくなりますよ~仕事ぉ~。何が悲しくてゲーム中でも仕事で苦しまれなけりゃならんのだ……悪い…やっぱ辛えわ……(社畜)
……ん?あ、もう一件来てる。
ノエル:おはようクロエちゃん!突然で悪いけど、もし今日空いてたら一緒に遊べないかな?午前中だけでもいいから、お願いっ!
何と返事しよう?
・誘いに乗る
・用事を理由に断る
・誘いに乗り先約を無視して夜まで遊び耽る
やったぜ。何と団長からの遊びのお誘いでした。団長ありがと~!お、早速選択肢…って、三択なのに下二つが選べないのか(困惑)
最初から誘いに乗るつもりだったので全然OKなんですが、それにしても一番下の選択肢が選べないのはちょっと意外ですね。テルミさんとの先約を無視できないって事は、クロエちゃんの中で団長よりもテルミさんを優先したって事ですからね。女の子好きのクロエちゃんにしては珍しい。余程長い付き合いなんでしょうかねぇ……
ままええわ。それよりも今は返事をしときましょう。こういうメールって返信したつもりでも実は送れてなかったなんて事が結構あるので、返信したらちゃんと確認するようにしましょうね。ホロメンによってはたった一つの返信ミスで好感度変動したりするのでね!(九敗)
<ノエルに了承の返事を送る。するとすぐに待ち合わせ場所を示すメールが返ってきた。そのレスポンスの速い返事を嬉しく思いながら、クロエはいそいそと支度を始める>
<待ち合わせ場所は今から向かうには早く着きすぎてしまう程の距離だが、それでも構わなかった。誘ってくれたノエルを待たせてしまうのは淑女として……否、友人として見過ごすわけにはいかないのだから>
<鍵を閉め外へ出る。見上げれば、厚い雲に覆われた曇り空が一面に広がっていた。『こんなにもいい天気なら、今日は素晴らしい一日になるだろう』。どんよりとした空を眺めながら、クロエは心の中で一人呟くのだった>
《 街中・ショッピングセンター前 》
―ノエル、こっちこっち。
>あっ、クロエちゃん!待たせてごめんよぉ、団長から誘ったのに~。
―気に病まないで、私が早く着いただけだから。それにホラ、しっかり待ち合わせの10分前に来てくれたじゃない。
>でもでも、誘った手前クロエちゃんより遅れたのは申し訳ないっていうか……ちなみに、着いたのいつ頃?
―えっと……9時半くらい?
>や、約束の30分前ぇ!?ぬおぉ……お待たせし過ぎて申し訳なさすぎる……誠にごめんなさいっ……!
―ノエルは律儀だねぇ……でも、本当に気にしなくてもいいんだよ。こうして友達と遊ぶ待ち合わせをするなんて初めてだから、待ってるだけで楽しくて、すごく新鮮だったもの。
>クロエちゃん……なら、今日は思いっきり楽しまなきゃだね!しっかりリードしちゃるから、団長に任せろい!
―……ふふっ!なら、エスコートをよろしくね。頼もしい騎士さま?
<クロエはノエルと二人で街中を散策した。二人きりの外遊びにより、ノエルとの仲がとても深まった>
<白銀ノエルと凄く仲良くなった!>
<クロエのコンディションが絶好調になった!>
あぁ~!好感度上昇の音ォ~!!ついでにクロエちゃんのコンディションも上がって、うんっおいしい!
やっぱ【魔性】持ってるとサクサク好感度上げれて楽ですわ~。このゲームってヒロインの好感度の詳細は分からない仕様なんで、魔性の有る無しの違いが伝わりにくいと思うんですけど、実際やってみると効果の程を実感できます。
他所のゲームで例えると、そうですね……キャラクターに一回話しかけるだけでコミュランクアップ確定のペルソナって言えば凄さが伝わるでしょうか。初期からコミュ上げに必要なステータスが揃ってるキタローや番長、屋根ゴミって感じです。つよい(確信)
……でもね、前にも話した通りこのスキルにはデメリットがあって……
え?何でこのタイミングで【魔性】について話したかって?それはね……
<そこはかとない不穏な兆し……?>
―あら、もうこんな時間。楽しい時間は本当にあっという間だね……ありがとうノエル。とても充実した休日だったよ。貴方のエスコートの賜物だね。
>そっかぁ、楽しんでくれて何よりだよ!夕方からの用事が無ければ、団長ももっと遊びたかったんだけども……
―白銀騎士団の定例会議、だっけ?仕方ないわ、肝心の団長が私用で不在という訳にはいかないでしょうし。しっかりお勤めしてきなさいな、団長殿。
>うぅ~、仕方ないのは分かるんだけど、何も休みの日にしなくても~……日曜の夕方に頭使いたくないんじゃ~……ヨヨヨ……
―あら、そんなに嫌なの?それなら曜日をズラせばいいのに。
>……え?ずらす?会議の曜日を?
―そう、曜日を。仮に申し出たのが騎士団入りたての新米なら軽くあしらわれてお終いだろうけど、今の貴女は団長でしょう。団員が一堂に会する時…それこそ定例会議の時に、ついでに曜日変更を提案すれば簡単に通ると思―――
>そ、その手があった……!凄いよクロエちゃんっ!ここ最近の団長の悩みをまたしても解決するなんて……助かったよ、ありがとう~!……そっか、団長は団長だもんな。団長が団長権限のこと忘れてどうすんだ……!
―そ、そう……?力になれたのならいいけど……さて、ここで別れてしまうのは些か心残りではあるけれど、そろそろお開きだね。いい頃合いだし私も準備しなきゃ。それじゃあねノエル、また学園で会いましょう。
ガシッ
―……ノエル?どうしたの?
>え、えっと……お別れする前にさっ!次にまた
―まぁ…!素敵な提案だわノエル、是非そうしましょう!次はいつがいいかな……あぁそうだ、今度は二人だけじゃなくて、他の人も誘ってみるのはどうかな。予定が空いてる人に声をかけてまたここに集まるの!みんなと一緒に遊べば、きっともっと楽しく―――
>イヤ。二人がいい。
―……え。
>あ、ごめん言い間違えた……
<白銀ノエルは【心の病・偏愛の坩堝】を発症した>
エンダアアアアアアアアアアアアアイヤァアアアアアアアアアアア(L5発症)
はい、これが【魔性】のデメリットの『イベント発生中の攻略対象キャラに【心の病】を確率でランダム付与』です。ご覧の通り何の前触れもなく発生しては場を搔き乱し、発動した状況次第で即リセを促してくるはた迷惑な効果となっております。なんてスキルだ!(小峠)
で、今回引いたのは【心の病・偏愛の坩堝】ですか。う~ん…【偏愛】ならまだマシですね。【倒錯】とか【嗜虐】と違って解除自体は楽なタイプなので、今後のプレイに支障はないことでしょう。とりあえずはセーフ……まあ発症した時点で運ゲー的にはアウトなんですけども。ほんと、なあ~んで序盤で引いちゃうかなぁ……?
まぁ何はともあれさっさと解除しちゃいましょうか。
【偏愛】は一度発症すると罹患者が特定のキャラにしか関心を示さなくなり、それ以外のキャラとのコミュニケーションの一切を断つようになる心の病の一つです。厄介なのは、その特定のキャラというのが必ずしも主人公では無いという点でしょうか。確率的にはかなり低いようですが、もしそうなったらストーリー序盤での解除はほぼ絶望的だと思ってください。何せ自力での解除が不可能になるので……
で、ある種巨大なコミュニティと言える学園内でそんな態度を取れば当然周りから顰蹙を買ってしまうのですが……その結果、最終的に罹患者を中心とした人間関係が拗れに拗れて泥沼化してしまいます。当然の如く主人公も大体近しい間柄なので問答無用で撒きこまれて……苗木君、ここまで言えばわかるわね?(超高校級並感)
要約すると……
今、【偏愛】放置を行なっている視聴者兄貴は、やめようね!って事です。面白半分でやっても得られるのは深い悲しみだけなんだワ……
……具体的にはどうなるのか知りたい?
それなら動画サイトで「ホロラバ 偏愛 検証」とかで検索かけてみてください。些細な不和から始まる陰惨なヒューマンドラマが繰り広げられるので、そういうのがお好きなら一見の価値はあるかと……私は遠慮しておきます(確固たる意志)
さて、そんなコミュニティクラッシャーな【偏愛】君ですが、実は【心の病】シリーズの中では当たりの部類だったりします。その理由は、さっきも言った通り解除方法の容易さにあります。
その驚きの方法とはズバリ、罹患者の要望を叶えること!気を荒立たせない受け答えをして望みを聞き入れるだけ!
まぁその、つまり……御機嫌取りをするだけで一発で治っちゃいます……お願い一つきくだけで治まる病とはいったい……ウゴゴゴゴ……
まぁ罹患したキャラによっては某狩人×狩人のナニカばりの惨いおねだりされる時もあるので完全に油断はできませんが、今回は遊ぶ予定を入れるだけなので簡単ですね。無難に空いてる日を伝えておきましょう。これにて一件落着!
―……そっかぁ。なら、来週末にもう一度此処で待ち合わせよっか……また二人だけで、ね。
>うんっ!それじゃあ今日と同じ時間で集まろうね。『約束』だよ?
―『約束』……そうだね。しっかり結んで、忘れないようにしないとね……お互いに。
<次に遊ぶ予定を立てると、ノエルは満足気に去っていった。しばらくその場で佇んでいたクロエも、遠ざかる後姿が見えなくなるとやがて歩き出す>
<友人と初めて待ち合わせをし、存分に遊んだ。更には別れ際に次の外出予定も立て、この後も楽しみな〝お手伝い”が控えている。充実が約束された一日となる事は最早疑いようもなく、クロエ自身それを待ち望んでいた>
<しかし、だからこそ……
不穏なテキストやめろぉ!そういう厄介なトラブルの匂わせはしなくていいから……
えー、とりあえずは目下の脅威である【偏愛】はこれで取り除けた筈です。選択肢が出なかったのはちょっと焦りましたけど、結果的に上手くいけばそれでヨシッ!重要なのは過程ではなく結果だってどこかのボスも言ってたしね。コレデヨイ!
さて、本当なら仕事の集合までまだ1時間以上あるので買い物とか散策する予定でしたが……ここは大事を取ってちょっと早めに現場に向かっちゃいましょう。さっきの意味深なテキストがどうにも気掛かりというか、変なイベント入って余計な時間食いそうな気がしてならないんですよね。臆病すぎ?これは慎重と言うものだ(震え声)
という事でちょっと早めに移動開始ぃ!甥の木村、加速します(倍速)
え~と場所が……
ん?依頼内容詳細のエネミー名が【???】になってる……そういえば仕事の話しをした時に生き物の護衛をするとは言ってたけど、
なんで等速にする必要があるんですか?(半ギレ)
見つけた
―……………はぁ。
見つけた 見つケた
みつけた
みつけた
―何となくそんな気はしてたんだよ。だって昔っからそうだもん……楽しいことの後には、幸せを台無しにする不幸が音を立ててやって来ては、私の幸福に水を差す。
ミつけタ
見ツケタ
みつけた
見つけた みつけた ミツケタ ミツケタ
ミつケた
みつけた
―そうだね、慣れてはいるよ。何度も経験してきたから……でも、だからって苛立たない訳じゃないんだよ。何度も何度も小蠅みたいに視界の端でチラつかれたらさぁ、いい加減にしてって気分にもなるでしょ?……ほんとう、うんざりしちゃう。
ミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタミツケタ
―だからね?これから行うのは力任せな八つ当たりなんかじゃなくて、正当な怒りなの。理不尽な暴力ではなく、意義のある訴えなんだよ
……で?あなたはだぁれ、かわいい
>漸く見つけたのです……この人殺し。
アイエエエ!るしあ!?るしあナンデ!?
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「遅いねぇあやめちゃん。時間、間に合うかな」
「あやめるなら心配いらんでよぉ。あの羅刹斯ならちょいと遅れても、戦いの匂い感じ取ったらす~ぐ飛んで来るってぇ」
「あはは、ころさんったらそれは流石に言いすぎだよ~……でも、あやめちゃんならやりそうだね。生粋の戦闘狂だし」
隣から聞こえた賑やかな会話を境に高めていた集中が途切れる。ひと息つきながら校舎に取り付けられた大きな時計に視線を走らせると、あと数分で作戦が始まる時刻になっていた。
こんな時間ギリギリまで集中するなんて、我ながらちょっと気を張りすぎたのかもしれない。今回は本家に入ってくる依頼と違って一人でやる訳じゃないんだし、もう少し自重した方がいいのかな……
……いや、気を引き締めるに越したことは無い。相手はミオ達四人を単独で倒した相手なんだ。激しい戦いになる事は避けられないはず……
「ころね、おかゆ。もう少しで始まるみたいだからそろそろ気を引き締めて。油断大敵だよ」
少し離れた位置で駄弁ってた二人を戒めの意味を込めて注意すると、何故かジトっとした目で不満を訴えてくる。な、なんだいその目は……
「なぁ~聞いたかよおかゆぅ。「集中しろ」だって~。集中し過ぎていくら話しかけても無視して冷気と殺気垂れ流してたやつぁ言う事が違えよなぁ」
「そうだねぇ、僕達もフブキちゃんを見習わなくちゃね~。……それはそうと、ころさん。なんかここ寒くない?僕風邪ひいちゃいそうだよ~」
「すいませんっしたぁ!白上、そこらであったかい飲み物買ってきますッ!!」
や、やらかしたぁ~……!そりゃあんな目で見られるよ私のバカタレ!戦う前に仲間の士気下げてどうすんだい!これはもう平謝りするしか……
「きゃははっ!別にいいってそんな気にせんでもぉ。ジョーダンジョーダン!」
「そーそー、ちょっとした悪ふざけ~。……それで、どう?少しは緊張解れた?」
「え?あっ……」
そっか、ころね達は私の様子を気遣ってわざと……
ふふっ、いい友達を持ったなぁ白上は。この
「あぁ、あやめちゃん?さっき『別の仕事とブッキングしたから遅れる!』って連絡来てたよ~。だからとりあえずはこの三人行動だね」
「……何でいつもギリギリになってから連絡するんだあやめぇ……!」
頼れる仲間が早くも一人欠けてるなんて……そう頭を抱えている最中、突然頭の中に聞き慣れた声が響いた。
『え~、テステス……よし、ちゃんと繋がってるな……皆さん、間もなく作戦開始時刻です。最終準備をお願いします』
オペレーターのAちゃんの声に釣られて時計を見ると、開始まで残り1分を切っていた。慌てて緩んでいた気を引き締めなおそうとした時、横から声が掛けられる。
「安心してな。どんだけ緩く見えても、こぉね達の根っこの部分はフブキちゃんと一緒だでな」
「ころね……?」
「勘違いはせんといてよってこと。変に気ぃ張らずに自然体でいる方が……手加減無しの全力をぶつけやすいってだけだから」
「……!」
息を飲んだ。穏やかな声色とは対極に、ころねの瞳は黒く、沈み込んだ色をしていたから。
私にはそれが、今にも暴れ出しそうな怒りを抑えて静寂を装っているように見えて……真っ黒な瞳から、ころねの並々ならぬ思いを垣間見た気がした。
『時間です、行動開始!目標は
走り出す直前。
握りこんだ拳から血が滲んでいるのを、きっと私だけが気付いていた。
脂身を食べるのが辛くなってしまい、以前よりも肉類を食べる頻度が落ちました。
そうか これが 老いか(