ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~    作:てらバイト

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ネトフリ沼にドップリと嵌ってしまった初投稿です。


ゆるキャンを見てから水どうのヨーロッパリベンジ見るとあまりの落差に笑える。ここをキャンプ地とするッ!!(道路脇)


お前も敵か?(全ギレ)

 

 

 

 

 

 

 

 

こんるし!(気さくな挨拶)

 

 

圧倒的暴力で敵も攻略ヒロインもデストローイしていくホロラバ実況、Let's Rock!

 

 

 

 

さて、今回で通算20パートの大台を迎える本実況ですが、非常にめでたい記録とは裏腹に私の気分はとんでもなくブルーです。

 

 

……何でかって? 攻略ヒロインを意図せず手にかけちゃったら、そりゃつれぇでしょうよ(プロンプト)

 

 

見ました? 前回の最後。鎖でぐるぐる巻きにしてからの圧殺フィニッシュって、今日日グロゲーでも中々見ませんよそんなオチ。拘束して留まればよかったものを、クロエちゃんの漆黒の意思が強すぎたあまりにプチッとイッちゃいましたね。殺意が高すぎるっピ!

 

 

これがもし喰らったのが団長やゲボカワドラゴンなら自慢の高耐久で生き残ったのでしょうが、よりにもよって被害者が紙耐久のるしあっていうね。どう考えても助かりません。ザ・エンドってね。はい、お疲れ様でしたってね。

 

 

更に言えば、タイミングと相性の問題もある意味最悪でした。【奈落迷彩】の時間帯バフ+【ハンターの流儀】の対異形ボーナス状態は流石に強すぎる。一回瀕死になった後に動きが格段に良くなったので、もしかしたらこの間取った【死線渉猟の獅子】も発動してたかも……。

 

 

うん、そりゃ死ぬわ。条件が嚙み合った時の脳筋はオーバーキル余裕だってハッキリわかんだね。俺もこっちで強くなり過ぎた(天下無敵)

 

 

……怖れていた操作不能の弊害が遂に現実に、って感じですね。まぁ強スキルに感けて問題を先送りにしてきたツケだと言われればそれまでですが。

 

 

そもそもの話、るしあが襲ってきたのは先週の死霊討伐がキーっぽいので、フラグ管理とか上手く調整すれば未然に防げた事態だと思うと余計にこう……やるせないと言いますか……

いや~へこむなぁ。ここまで盛大にやらかしたのは久々なので、余計心にきます。

 

 

しかし、起きてしまった以上もうどうする事も出来ません。いつまでもうだうだ言ってないで前へ進みましょう。

という事で気は進みませんが前回の続き、リザルトの方へ移っていきたいと思います。はぁ~~~……(クソでか溜息)

 

 

 

 

 

 

 

<『ネクロバースト』のヒントを手に入れた!>

 

 

<『宵闇の浸食』が使用可能になった!>

 

 

<『術式展開』が使用可能になった!>

 

 

<『奈落迷彩・壱式』が使用可能になった!>

 

 

<『奈落迷彩・零式』により隠蔽されていたスキルを開放した!>

 

 

 

<潤羽るしあから一方的に嫌われた。深い溝が生まれてしまったようだ……>

 

 

 

<『わたしをあいして』の力が成長した>

 

 

 

 

 

 

 

……ん? “るしあから嫌われた”? ていうか、ホロメン死亡判定が出てない…出てなくない?あれっ、これってもしかして…もしかするのか!?まさかっ…

 

 

 

るしあはまだ生きてる…ってコト!?

 

 

 

 

 

 

<その身に降りかかるのは多大な快感と、膨大な喪失感。正と負、相反する強大な感情が混ざり合い溶けゆく中で、クロエの中に最後まで残ったのは『虚無』という色の無い感情だった>

 

 

<何も浮かばない。何も考えられない。では、閉じた瞼から零れる涙の正体は何だというのだろう。考えの纏まらない朦朧とした頭で自問を続けるクロエの思考を遮ったのは、僅かな衣擦れとぐぐもった呻き声であった>

 

 

<ゆっくりと振り返る。そこには、今しがた殺し終えたと思っていた死霊術師が息も絶え絶えな様子で、しかし力強い眼差しで此方をじっと睨んでいた>

 

 

 

―……あら、あらあら。まだ生きてたの、貴女。ごめんなさいね。私が未熟なばっかりにいらぬ苦痛を与えてしまって。

 

 

 

 

 

 

い、生きてる~~~!!!

 

 

やりました、どういう訳かは分かりませんがるしあはまだ息があります! クロエちゃんがとどめに(勝手に)使った技が内部でどういう処理をされたのかは不明ですが、死んでないならとにかくヨシッ!一刻も早く助けましょう!

 

 

え? 新しい入手スキル群? るしあとの関係値?

そんなのは後回しだ、いいから救命だッ!

 

 

ヒロインの命に勝るものなんかないって、それ一番言われてるから(至言)

 

 

 

 

 

 

 

 

―……あぁ、そうだ。貴女にはいくつか聞きたい事があるんだったわ。待っててね、今すぐに―――

 

 

 

 

後戻りのきかない分水嶺だ。選択には責任が伴うだろう……

 

 

 

助けてあげる

 

嬲る

 

気が変わった。やはり死ね

 

……なんだかおなかがすいたなぁ

 

・死ぬ前に無理矢理直す

 

 

 

 

 

 

おいゴラァッ!!助けるっつってんだルルォ!?

 

 

悪意しかない選択肢に頭痛を覚えましたが、ここで取り乱してはいけない。冷静に一つ一つ吟味していきましょう。

 

 

まず一つ目の助ける。本来であれば迷わずこれ一択なんですが、無情にも棒線引かれて実行が出来なくなっています。これの原因は恐らく、クロエちゃんのカルマ値が悪寄りに傾いてしまったからでしょう。思考や行動理念を決める性質が『悪』に染まったので、親しくない相手を助けるという『善』の選択肢を取れなくなってしまった、というわけです。悲しいなぁ……。

 

 

このカルマ値は内部データなのでプレイヤーが詳細な数値を確認する事は出来ませんが、こうした選択肢や普段の行動などでその傾向を把握する事は可能です。上から2~4番目とかその最たる例ですね。この選択肢で『善』寄りは無理でしょ(断言)

 

 

話を戻しますが、ここで採るべき選択は救命が最優先です。なので自動的に残されるのは最後の『無理矢理直す』なんですが…これもこれでなぁ。無理矢理って辺りが良からぬ匂いプンプンしますし、『直す』の字が『治す』じゃないのがちょっと気掛かりというか……

 

 

……ええい、ままよ! 一人の命が助かるのなら迷う必要は無い。ここは、五番目! 『死ぬ前に無理矢理直す』だッ!!

 

 

……2~4番目も選べ?

ふぅ~~……すまない、リョナラーは帰ってくれないか。可哀想なのは抜けないんだよ(確固たる意思)

 

 

 

 

 

 

 

 

―まずは血を止めないとね。他人にするのはあまり慣れてないんだけど。……先に謝っておくわ、痛くて死んだらごめんなさいね?…【影刺縫合】

 

 

…い、ぎぃッ!? あぐ、がぁぁあッ……!!

 

 

―あぁ、暴れてはダメ。手元が狂って苦しむのは貴女なんだよ? 落ち着いて、気を鎮めて…ふふっ、あともう少し……♥

 

 

<クロエの影が裂けた肌から内側へ入り込み、傷付いた臓器を無理矢理縫い合わせてゆく。麻酔も無しに行われるそれは、言うまでもなく地獄の苦しみ。痛みにのた打つるしあの姿が、その苦痛を如実に物語っている>

 

 

<しかし、その姿を目にしても尚浮かぶのは喜悦の色。心配する口ぶりで語りかけるクロエの言葉の節々には、苦しむ様を見て悦に浸る悪徳の情が滲み出ていた>

 

 

<死に瀕した人命を失わせぬよう懸命に治すというよりも、壊れた玩具を拙い手で継ぎ接ぎ直すという方が正確か。無邪気に、無慈悲に縫い合わせていく治療の手は、悲鳴をバックに淡々と行われていった>

 

 

 

 

 

 

 

あぁ~!カルマ値減少の音ォ~↑!!

 

 

予想はしてたけどやっぱり碌でもない事になりましたね。まさか無理矢理直すって文言がそのままの意味になるとは思いもしませんでしたよ。麻酔無し縫合は超痛くて死ぬぜぇ!?(KBTIT)

 

 

しかもこの【影刺縫合】って技、もしかしなくてもバトロワで見せた傷修復のスキルと同じっぽいですね。対象が自分だけでなく他人にも使えるとは……これは思わぬ収穫です。習得スキル一覧に載ってないので操作不能状態限定技なのがネックですが、疑似的とはいえ治療スキルはやはり貴重。ここは素直に喜んでおきましょう。

 

 

……しっかしえぐいですねぇ、この絵面。編集で多少ぼかしてるとはいえ、モザイク貫通するくらい痛々しい鮮血と悲鳴が心を衝いて止まないんですが。あれっ、このゲームのジャンルって『学園恋愛シミュレーション』でしたよね。『猟奇的バイオレンスホラー』などではなく。(年齢区分)擬態型かぁ~?

 

 

どうしてクロエちゃんがこれ程までの残虐性を見せたのかは不明ですが、今回のるしあ戦がトリガーとなったのは確かです。今までも怪しい部分はありましたが、ここまで露骨ではなかったですからね。もしかしたら、るしあとの会話の中に何かヒントが隠れていたのやもしれません。あるいは、クロエちゃんが言ってた『聞きたい事』にその答えが……?

 

 

あ、どうやら修復(直喩)が終わったようですね。重傷人に鞭打つようで気が引けますが、ここは謎解明の為にるしあにはキリキリ吐いてもらいましょう。おらっ、隠してること全部話しなっ!

 

 

 

 

 

―よし、これで全部かな。それじゃあるしあちゃん、今からいくつか質問するから嘘偽りなく、清廉潔白に答えてね。

 

 

>はぁっ…はぁっ……ふざ、けろ…! お前みたいな狂人に話す事なんて、なにも、な……ゲホッ!

 

 

―……? 何か勘違いしてるね、るしあちゃん。貴女に拒否権なんて微塵も無いんだよ?

 

 

>はぁ…? 何言って……ぎぃッ!? ぁぁああ……!?

 

 

 

<目を細めたクロエが指を軽く振ると同時に苦しみだするしあ。内臓を異物に搔きまわされるような激痛と不快感に目を白黒させる彼女を余所に、クロエは残酷な現実を突きつける>

 

 

 

これは『お願い』じゃなくて『命令』なの。貴女は聞かれた事だけに答えればいい……分かった?

 

 

>……ッ!!

 

 

―沈黙は肯定とみなすね。それじゃあ一つ目。『どうしてお母様とお父様の死因が分かったの?』

 

 

>…………死者は、霊体となって現世を彷徨う時は生前の姿で現れる。魂に蓄えられた記憶を基に、傷一つ無い真っ新な状態で。それこそが死者の在り方で、常世の者たちの当たり前……真っ当な死に方をすればね。

 

 

>でも、みんながみんなそうって訳じゃない。死ぬ間際に強い未練を残して死んだ者は、どれも等しく死に至った痕跡をくっきりと形に残しながら、その在り方を歪めてしまう。

 

 

―……。

 

 

>将来に絶望して首を括った人は、ろくろ首みたいに首を伸ばして。痴情のもつれで刺し殺された人は、全身に穴を開けて血を垂れ流しながら。死ぬ要因となった人間や場所に執着して、現世を彷徨い続ける……。

 

 

>今回だってそう。日中、遠目で見たお前の足元で『上半身だけになりながら這いずり回る男女の姿』が見えたから、それで―――

 

 

―そこまでで結構…そう、上半身だけ、かぁ……それを見て“真っ二つにした”っていう結論に至ったんだね。……あれ? それならどうして足元に群がる二人を私の両親だと断定したの? 赤の他人という可能性もあった筈でしょう。

 

 

>…それくらい分かるよ。血と魂で繋がれた強い結びつきは、たとえ死んでたって色濃く残る。視える人なら、るしあじゃなくたって一目見ただけで気付けるよ…だって『家族(・・)』なんだから。

 

 

―…………あら、そう。ふふっ、家族だから、ねぇ……ふふふ! それじゃあ二つ目。『この事を他の誰かに話した?』

 

 

>……話す訳ないじゃん。復讐の事で頭一杯になっててそれどころじゃなかったし、それに……こんな事話しても、信じてくれる人なんていないし……。

 

 

―……死者への傾倒具合から薄々感じてはいたけれど、貴女…友達いないでしょう。

 

 

あ゛ぁ゛ッ!? いるに決まってんだろなめんなッ!! 少なくともお前みたいなイカレ女よりはいるし!

 

 

 

 

 

 

 

友達マウントは私にもぶっ刺さるからやめて差し上げろ。心は硝子だぞ(震え声)

 

 

え~、先の問答から察するにクロエちゃんが聞きたかったこととは、るしあが言っていた『お前の両親真っ二つ』発言の真意みたいですね。プレイ中はただの挑発だと思って聞き流してましたが、今になって考えてみればその発言直後に操作不能状態になってたのでクロエちゃんにとっては相当の地雷発言だったようです。

 

 

脅してまで聞き出したり他の人間に言いふらしたりしてないかを確認したり、余程デリケートな問題のようですが、クロエちゃんは一体何を隠しているのでしょう。厄ネタなのは間違いないので早いトコ解決したいんですが、こうも本人のガードが堅いと核心に迫るのも骨が折れそうです。ドウスッペ……。

 

 

あぁそうだ、後はるしあとの関係値修復もしておかないと。今回のプレイは特にハーレムENDとか目指してるわけじゃないんで最悪このままの状態で進めてもOKなんですけど、超個人的な理由でホロメンとは出来るだけ良好な関係を築いたままやっていきたいんですよね。なので、このバッチェ冷え切った関係値を何とかして友達以上に戻してみせます。茨の道やでこれは……。

 

 

超個人的な理由は何かって? ヒロインとケンカ別れしてそのままだなんて、そんなのあまりにも悲しいじゃあないですか。ここは『学園恋愛モノ』っぽく大団円な終わりを目指していきたいと、そう思った次第なわけです。

 

 

……え? ホロラバは恋愛ゲーじゃくてバリバリの戦闘ゲー? ヒロインの涙を見る回数よりも血を見る方が圧倒的に多い? さてはアンチだな、オメー(言いがかり)

 

 

 

 

 

 

 

 

―そんなに強がらなくてもいいんだよ。今の貴女は、昔の私とどこか似ている。だから抱えてる問題も苦悩も、私にはお見通し。それに……ふふっ、どうやら波長も合いそうだしねぇ。

 

 

>っ! ……そうやっていい気になれるのも今の内だけだから。いつか必ず復讐して、地べた舐めさせてやるっ……!

 

 

―うん、楽しみにしてる。……あっ、そうそう言い忘れてた。今日の夜起きたことは誰にも話しちゃダメだからね。もし破ったら、キツ~いペナルティ(・・・・・)があるから。

 

 

>…………ペナルティ?

 

 

―どっちかって言うと、お(まじな)いに近いかな。おばあさまに教えてもらった、特別なお呪い。さっきあなたを直した時に私の影を埋め込んだでしょう? あれにちょっとした秘匿の術を組み込んでおいたの。明かされたくない秘密を思い浮かべながら『絶対にバレませんように』って、呪い(願い)を込めて。

 

 

―だから、今日の事はナイショだよ? 口伝はもちろん文字でも、そして記憶を覗かれてもダメ。私達以外の誰かに知られてはならない、二人だけの秘密だから。気を付けてね? 全身の穴から血を噴き出して死にたくはないでしょう?

 

 

>なっ―――

 

 

―さて、伝えるべきことは伝えたし…もう行っていいよ? 秘匿の契りを結んだ以上、ここで貴女を処理する理由は無くなったから。

 

 

………ろす。

 

 

―うん? なあに?

 

 

 

 

 

 

次、会ったら……殺すッ!!

 

 

 

―……行っちゃった。やっぱり初心(・・)だなぁあの子。あんなに顔を紅潮させて……ふふつ、楽しみが増えちゃつた……♥

 

 

 

<潤羽るしあと特別な関係、【秘匿共有者】になった!>

 

 

 

 

 

 

 

 

わりぃ、やっぱダメかもしんねぇ(挫折)

 

 

ちょっとテキスト進めただけでヒロインに致死のお呪いかけてて草も生えない。おいやめろ馬鹿この実況は早くも終了ですね。こんなんで仲良くなれる訳ないだろいい加減にしろ! おばあさまもさぁ、こんな危険なお呪い身内に教えちゃ…ダメだろ!(マジメ君)

 

 

しかも見た事無い『特別な関係』になってるし。なんだこの【秘匿共有者】って。私が求めてるのは【恋人】とかの甘い関係であって、破ったら即アボンする物騒なオワタ式じゃないんですよ! ちくしょう、どうやったら解消できるんだコレ……。

 

 

現状思いつく対処法は対象の記憶を一部消す事ですが、当然そんなスキルをクロエちゃんが持ち合わせてるわけありませんし、もし手に入れたとしても使えはしないでしょう。そういう系統のスキルは専ら魔法職の領分だと相場が決まっていますので、宝の持ち腐れ不可避です。暴力全振りな脳筋に扱えるわけないんだよなぁ……。

 

 

…よし、ここは正攻法でいきましょう。要は二人の仲が親密になって、クロエちゃんに『るしあは信用に値する』と思わせればいいんです。そうすれば厄介なお呪いを自ずと解除してくれることでしょう。“好感度がマイナスに振り切ったるしあ”はこのゲーム屈指の攻略難度ですが、何とか頑張っていきたいと思います。何パートかかるんやろ…(戦慄)

 

 

おっ、空が白みはじめましたね。気づけばどうやら一晩中戦っていたようです。では、日光を避けるようにクロエちゃんを動かしながら今日の予定をお話ししたいと思います。

 

 

まずは、先週に開放したシオンちゃんのサブクエ進行に必要な素材を貰いに【狩人協会】本部に行きます。この本部では今までに狩った魔物の素材を貯蔵したり不要な分を買い取ってくれるので、第二の倉庫として運用するプレイヤーもいるのではないでしょうか。まぁ利用するにはハンターになるための試験に合格しなくてはならないので、ちょっと手間なのが難点でしょうね。

 

 

そして今回、長らく放置していた消化した仕事分の報酬もついでに受け取ってやれば一石二鳥というわけです。あんまし放っておくと口うるさい同僚から催促されるので忘れずにこなしましょう。ただのロスになってしまうので(二敗)

 

 

その後は……んにゃぴ、特に決めてなかったです。どうすっかな~、戦闘の疲れを癒すために早めに休ませるか、或いは……ん? 道脇の木々から何者かが近づいてきました。誰だお前は!?(蜘蛛男)

 

 

 

 

 

 

 

 

―……まぁ、どうしたのテルミさん。そんな血塗れになって。

 

 

どうしたの、だぁ…? 誰の尻拭いでこうなったと思ってやがる。そういうテメェこそ、今の今までどこほっつき歩いてやがった。朝帰りたぁ、結構なご身分じゃねぇの……覚悟は出来てんだろうなぁ、メスガキィ……!

 

 

<爽やかな朝日には似つかわしくない噎せ返りそうな血の匂いに、怒気を孕んだ男の声。鬱蒼とした木々を縫うようにして現れたのは、袈裟に伸びた刀傷(・・・・・・・・)が目を引く一人の男>

 

 

<黄色いフードを目深に被った特徴的な出で立ちを見紛うはずも無し。クロエの恩人にして師であり、今回の仕事を言い渡した張本人。テルミの姿がそこにはあった>

 

 

 

 

 

 

 

ア゛ッッ!!! やっべ、そういえば仕事の件すっかり忘れてた! 

 

 

マズいですね。この傷だらけで血塗れな様子と荒々しい言動は、テルミさんかなり怒ってます。そりゃ任せた仕事バックレられた挙句ズタボロになったら誰だってこうなるわな……うん、全面的にこっちが悪いわ。ここは素直にごめんなさいして怒りを鎮めてもらいましょう。許してください、何でも許してください!(傲慢)

 

 

 

 

 

 

―あぁ、その事……ごめんなさい、実は―――

 

 

>御託はいらねぇ。言い訳もだ。今はそれよりも、この傷を癒すことが最優先だ。……俺様が言いてぇ事、わかるよな?

 

 

―……はぁ、わかったよ。今回は私に非があることだし。……朝だから大丈夫だとは思うけれど、くれぐれも静かにね。おばあさまを起こさないように。

 

 

>百も承知だっつーの。おら、勿体ぶってねぇでとっとと入れろ(・・・)や。

 

 

―もう、野蛮なんだから。……はい、どうぞ。

 

 

<渋々といった様子で両腕を広げるクロエ。テルミはそのまま躊躇なく不躾に近づき…クロエの影に身体を沈み込ませた

 

 

んっ……! ほんと、慣れないなぁこの感覚。私の中に異物が入り込んでくるような、でもちょっとだけ心地好いような……。

 

 

(毎度毎度気色悪ぃ例えしないと気が済まねぇのかテメェは。悶えてねぇでキビキビ歩きやがれ)

 

 

―はいはい。人使いが荒いんだから……。

 

 

 

 

 

 

 

……?????????

 

 

あ、ありのまま今起こった事を話すぜ! 

「会話相手が何の脈絡も無くクロエちゃんの影に潜り込んだ」

 

 

な…何を言っているのかわからねーと思うが、私も何が起きたかわからなかった…頭がどうにかなりそうだった…文字化けだとかチートだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗(バグ)を味わったぜ……。

 

 

なんて冗談はさておき、真面目に解説します。一見クロエちゃんが成人男性を丸ごと飲み込んだように見えるこの現象は、恐らく【憑依】によるものだと考えられます。

【憑依】とは種族が霊体、又は精神体である敵が持つ固有の種族スキルの一つで、文字通り他人にとり憑く事が出来るスキルです。確証は無いですが、以前別のデータでプレイした時に似たような場面を見た事があるので今回も【憑依】特有の演出であると思われます。

 

 

なので、バグでない事は確かです。何故実体のある(暫定)人間のテルミさんが【憑依】を使えるのかは不明だし、無抵抗にそれを受け入れるクロエちゃんの態度にも疑問は残りますが…まま、えやろ。プレイに実害が無い内はセーフとみなしましょう。こういった謎もシナリオ進めていけば明らかになっていくでしょうからね。焦らない、焦らない……。

 

 

あっそうだ(唐突)

冒頭のお悔みモードで言い忘れてましたが、今回からホロラバのバージョンを新しくしました。各種細かい調整点に加え、新種族や新職業の追加など、真新しい要素てんこ盛りのバージョンとなっております。オラわくわくすっぞ!

 

 

そしてもう一つ、忘れてはいけない要素がございます。そう、新規攻略キャラの追加です。今回のアップデートに伴い、「ラプラス・ダークネス」「鷹嶺ルイ」「博衣こより」「沙花叉クロヱ」「風真いろは」のholoxメンバー五人が今パートよりヒロインとして攻略可能となりました。ウレシイ…ウレシイ…。

 

 

という事で今回…は、尺的にキツイか。次回以降からまた積極的にホロメン捜索に力を入れていきたいと思います。個人的な狙い目は沙花叉でしょうか。偶然とはいえ名前被りは謎の親近感が湧きますからね。積極的に狙っていきたいところです。

あぁ、やはり新キャラはいい。否応なしにテンションがぶち上がるこの感覚が堪らない。こちらも捜さねば、無作法というもの……(チャキ丸抜刀)

 

 

おっ、そうこう言ってる内に着きましたね協会本部。では、キリもいい所で今回はこのあたりで……ん? なんか入り口辺りが騒がしいですね。イベントかミ?

 

 

 

 

 

 

 

―? 何だかいつもに増して賑やかだね。お祭りでもやってるのかな?

 

 

(んなわけあるか。この辛気臭ぇ場所がそんな娯楽施設に見えんのか? どうせテメェのような特異級のバカが騒いでるだけだろ。ほっとけほっとけ)

 

テルミさん、後で話があるから。……それにしても誰だろう。ぱっと見た感じ…女の子、かな……?

 

 

 

 

ねーねー、なんでダメなの!? 『沙花叉』なら試験くらいヨユーだって言ってるじゃん!!

 

 

 

<入口にて喚きたてているのは、一人の銀髪の少女。『沙花叉(・・・)』と名乗る少女に対し、クロエは不思議なシンパシーを密かに感じ取っていた>

 

 

 

 

 

 

 

フラグ回収早すぎィ!!

 

 

 

というところで、今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 









「サウナで“ととのう”の気持ち良すぎだろ!」と友人に力説したら何故か引かれました。どうして……
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