ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~    作:てらバイト

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引っ越しの悪魔に忙殺され、一ヶ月間投稿を疎かにしてしまった初投稿です。


忙しさを理由に執筆をサボったのは私の責任だ。だが私は謝らない。その怠慢を克服して、必ず週一投稿に戻せると信じているからな(できるとは言ってない)





な〇でも鑑定団出張版スペシャル(大嘘)

 

 

ららーいおん(気さくな挨拶)

 

 

放課後デートとお宝発掘を同時進行するホロラバ実況、あじまるあじまる!

 

 

前回はししろんに夢現堂なる骨董屋に案内されたところで終ってましたね。ホロラバで骨董屋を巡るのは初めてなので、実は結構楽しみです。という事で早速続きからやっていきましょう。(店内へ)入って、どうぞ。

 

 

 

カラン カラン…

 

 

―わっ、大きな古時計。入り口すぐに時計があるなんて…斬新な配置だね。

 

 

>あ~これね。あたしも最初来た時びっくりしたなぁ。入った瞬間ゴーンゴーンて鳴り響いてさぁ…ビクって反射的に扉バーン閉めたもん。

 

 

―そうだねぇ、身構えてないと確かに驚くかも…それにしても、どうしてこんな大きな物をこんな所に置くのかしら。見渡した限りスペースにはまだ余裕があるように見えるけれど…。

 

 

 

―――そこがその時計にとって、最も適した位置だからですよ。闇のお方(・・・・)

 

 

<声のした方へ顔を向ける。奥の暗がりから杖を突く音と共に現れたのは、白いスーツを身に纏う老年の男性。老いを感じさせないスラリと伸ばされた体躯と、天井まで届きそうな長身は、見る者に例外なく威圧感を与える風貌であった>

 

 

デカァァァァァいッ説明不要!! この店主さん、低身長のクロエちゃんと並ぶとそのデカさが際立ちますね。恵体すぎるっピ!

 

骨董屋の店主は何パターンか用意されているって聞いたことがあるんですが、今回はこの『長身ダンディイケおじ』を引いたようですね。噂によると店主毎に外見はもちろん、性格やら取り扱う品もガラリと変わるのだとか。このおじ様は一体どんなキャラしてるんでしょうね。最近登場してくるホロメンが悉くぶっ飛んだキャラしてるから、この人は真面であってほしいなぁ…。

 

ちなみに店主の他パターンは、『クール系銀髪ショタ』や『ミステリアス系オッドアイ美少女』など、制作陣の性癖がこれでもかと詰め込まれたキャラが多いらしいっすよ。まるで性癖の見本市みたいだぁ…(戦慄)

 

 

 

>おっ、早速お出ましだ。や~店主、先月ぶり。

 

 

これはこれは、獅子のお方(・・・・・)。二度目のご来店、誠にありがとうございます。再びこの夢現堂へお越しになられたという事は…此処にはまだ、貴方と縁のある品が眠っておられるようだ。

 

 

―店主…この人が…。その、「最も適した位置」っていうのは?

 

 

お答えしましょう、闇の方。ここ『夢現堂』に流れ着いた品々は、それぞれ我が強い物ばかりでして…置かれた場所が少しでも気に入らなければ、勝手に飛び回ったり、お客様にぶつかってしまったりと、好き勝手に暴れてしまうのです。

 

 

―物が勝手に…成程、だから品物の配置が普通のお店とは違うんだねぇ。入り口の古時計に当て嵌めて言えば、あそこがあの時計にとっての“お気に入りの場所”って事なんだ。

 

 

左様でございます。ですので…何卒、何卒! ワタクシの配置センスが壊滅的などという勘違いだけはなさらぬよう、ご理解いただければと存じます。全ては、物の機嫌を最優先にしたが故の惨状っ、暗澹たる配置なのです…! …ゴホン、ご納得していただけましたでしょうか?

 

 

―ええ、とっても。此処が愉快で不思議で一風変わったお店だというのがね。…あとね、それとは別にもう一つ、言いたい事があるのだけれど。

 

 

何なりと、闇のお方。

 

 

それ(・・)よ、その呼び方。どうして私のことを『闇のお方』だなんて呼び方をするの? 可愛くないわ、リテイクを希望します。

 

 

できません(・・・・・)

 

 

―えぇ…できないの…? なんでぇ…?

 

 

>あっはっは、諦めなクロエ~。ここの店長、「店のルールだから」とか言って客の要望とか全然聞いてくんねーの。こだわりが強すぎるっていうか…頑固? 偏屈?

 

 

頑固でも偏屈でもございません、獅子の方。以前訪れた時にも再三説明いたしましたでしょう? 「あくまで店のルールに従っているだけだ」と。

 

 

>…ほらね? 頑なでしょ。

 

 

―ホント、ぼたんの言った通り。ここまで頑固で意固地で変な人、私初めて見たわ。

 

 

……変人度合いならクロエも十分負けてないと思

 

 

今、何か言ったかしら、ぼたん? よく聞こえなかったのだけれど。

 

 

>ナ、ナニモイッテナイヨー。ホントダヨー。

 

 

 

おぉ、初顔合わせでクロエちゃんを面食らわせるとは、この店主なかなかやりますねぇ。キャラが濃すぎる店主の場合もあるって噂は本当だったんやなって…。

 

さて、それはともかくとして…話を聞いていくにつれて、ししろんが此処へ何を求めてやってきたのかが気になってきましたね。“曰く付き”というフレーズから察するに、あまりよろしくない物であるのは確かでしょうが…商品が勝手に動き出す摩訶不思議ショップに眠る曰く付きとは、一体どれ程の物なのでしょうか。もしかすると、滅多に手に入らないレアアイテムなんかも見つかったり…? もう少し話を進めてみましょう。

 

 

 

>よしっ、店主との顔合わせも済んだことだし…早速お目当てのブツを拝みに行きますかっと。…あっ、一応聞いとくんだけど、前あたしが来た時と配置変わってないよね?

 

 

ええ、全く。新たに流れ着いた物(・・・・・・)もございませんので、二週間前にご来店なされた時と寸分違わぬ配置かと存じます。…そのご様子であれば、ワタクシの案内は不要ですね?

 

 

>ん、大丈夫。あたしらだけで周れるよ。それじゃあクロエ、行こっか。

 

 

―はぁい。さて、どんな物があるのか…心が躍るね。

 

 

 

<夢現堂 一階>

 

 

 

―青い火が灯るランタン、閉じて開く毎に内容が変わる絵本…凄いねぇ。玉石混交とはいえ、目に入る物全てが魔道具だなんて。どうやって仕入れたのやら…。

 

 

>ま~普通はそこ気になるよね。それに関してはあたしも疑問に思って訊いた事あるんだけど、「自然に此処へ流れ着いた」の一点張りではぐらかされちゃってさ。なんか怪しいな~とは勘ぐってたけど…なるほど、全部魔道具ねぇ…そりゃ迂闊に口外できんわな。

 

 

―昔に比べればだいぶ数は増えたけど、それでもまだまだ希少な部類だからね。大方、魔道具の仕入れ先や製作者の詮索を避ける為に敢えて口を濁したんでしょう。人付き合いが苦手そうな店主さんが思いつきそうな事だわ。

 

 

 

なんだこの品揃え!? 対ゴースト系エネミー戦で大活躍の『青白い幽鬼カンテラ』とか、使用するだけでINT値が上昇する『つかみどころのないえほん』とか、超有用な魔道具が平然と陳列されてるんですがそれは…。しかもどれも一律で一万って、これマジ? 性能の割に価格が貧弱すぎるだろ…。

 

今回は手持ちが心許ないので買えませんが、次来た時は絶対買いましょう。まだ全部の商品見れてないのであれですけど、品揃え次第では全買いもあり得ますねぇ。「店の商品全部買ってみた」ってタイトルで動画一本作れそう(小並感)

 

 

 

>しつこいコレクターとか多そうだもんね~そういうの。そう考えると、割とあっさり手に入れられたあたしってツイてる方なのかも。夢現堂さまさま~、ってね。

 

 

―そっか、ぼたんは一度来てるんだったね。その時は何を買ったの?

 

 

>これだよ、この腰に着けてるポーチ。今日は小銭とかしか入ってないけど、いつもは予備の弾倉(マガジン)とか入れてて……あ、やべっ…忘れてた(・・・・)…。

 

 

―ん? 何を?

 

 

>あ~っと…ほら、覚えてない? バトロワでかち合った時さ、「リロードせずに銃弾撃ち続けるカラクリはなんだ」って、あたしに訊いたじゃんクロエ。あの後色々あって今の今ままで忘れてたけど、ちょうど思い出したしここで言っとこうかな~と…。

 

 

―…あぁ、そういえばあったねぇそんな事。「これを凌げたら教えてやる!」だっけ? 言ってた言ってた……え? まさか…そのポーチが、そうなの? 

 

 

>そ、正式名称『バレットメイカー』。これを着けてる間は、どれだけ銃を連射しても自動的に弾が装填されて、半永久的に引き金を引き続けることが可能になる。正真正銘の…魔道具だよ。

 

 

 

おおっ『バレットメイカー』! これまた強力なもん持ってますねぇししろん。なるほど、だからあの時一度もリロードせずに…バトロワ越しの謎がようやく解けました。

『バレットメイカー』は発動コストが重い分非常に性能が良く、銃を扱うししろんとは特に相性の良い魔道具です。基本的にホロメンの所有物は入学前にランダムで決まるので、今回のししろんの神引きは本当に偶然なんでしょうね。これはゲームに愛されてるまであるな…。

 

で、そんなベストマッチなブツを手に入れたのが、この骨董屋だったと…。いいもん仕入れてますねぇ夢現堂! ダイナモ感覚! これは“曰く付き”とやらの品定めが俄然楽しみになってきましたよ! 脳筋御用達の『100tダンベル』とかあったらいいなぁ。

 

…ん? 待てよ…つまり、ししろん戦でめっっちゃ苦戦した元々の原因って…あっ、ふ~ん…(察し)

 

ちなみにホロラバ未プレイ勢への捕捉なのですが…『魔道具』とは、以前の動画で出てきた『マジックアイテム』とはまた別種のアイテムです。わかりやすく言えば、一度きりの使い切りがマジックアイテムで、コストを払う事で何度も使用できるor装備できるのが魔道具って感じです。経験者でも間違えて使用してしまうぐらい紛らわしいので、くれぐれも要注意だ!(十二敗)

 

 

 

―無から弾丸を生成できて、且つ射撃中の銃に自動(オート)で弾丸を装填させる魔道具…とても強力だけど、その分対価(コスト)が重そうだね。これの場合は何だろう…寿命は重すぎるし、痛みか…あっ、血とかかな?

 

 

>おっ、正解! 便利で使い勝手良い性能なんだけど、使う度に血ぃ吸われちゃってさ~。てか、よくわかったね。パッと見じゃ絶対気付けんと思ったのに…詳しいの?

 

 

―私が、というよりも、おばあさまがかな。暇潰しと称して作っていたのをよく隣で見ていたら、いつしか私までね…まぁできる事と言ったら、性能を加味しての対価予測ぐらいだけれど。

 

 

>いやいや、素人目線からしたらそれだけでも十分すごいって。こりゃ本命の目利きも期待できそうだな~。

 

 

<先導するように前を歩いていたぼたんが、不意に足を止める。背後から覗くように顔を出したクロエの目に映ったのは、地下へと続く薄暗い階段だった。日の届かない位置故か、屋内にしては冷たい空気が二人を歓迎するように下から這い上がってきていた>

 

 

―雰囲気あるねぇ…こっちに本命が?

 

 

>店主曰く、「一階が雑貨・インテリアで、地下はそれ以外の曰く付き」なんだってさ。もしその言葉に偽りが無いんだったらさぁ…面白そうな武器(・・・・・・・)の一つや二つ、転がってると思わん?

 

 

―怪しげな地下室で、まだ見ぬ掘り出し物探し、か…いいね、そういうの。浪漫に溢れてて好きだよ、私。

 

 

<顔を見合わせながら静かに笑みを浮かべ、二人はゆっくりと地下への階段を下りてゆく。不思議なことに、二人の胸中に不安や期待外れといった懸念は無く、自分たちだけの秘密基地を見つけた無垢な子供のような期待と高揚感だけが存在していた…>

 

 

 

地下室に隔離された曰く付き(本命)…一体どんな物が眠ってるんだ…。

 

 

という所で、少し早いですが今回はここまで。

ご視聴ありがとうございました!

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はい、ころね様。これ、昨日頼まれてたやつ。片手間でやってたからまだ全然洗えてないけど、とりあえず経過報告ね」

 

 

「いんやぁ、片手間でもやってくれるだけでありがたいってぇ。あんがとな、ちょこ先生」

 

 

「構わないわよ、大した事はしてないし。それで侵入者の手掛かりが少しでも掴めるのならお安い御用」

 

 

 

学園の保険医、癒月ちょこが数枚の資料を手渡す。

受け取ったのは学園の生徒である獣人、戌神ころね。

ころねはそれに素早く目を通したかと思うと、小さく唸り…ため息を一つ。

 

その資料には、白髪紫眼の少女…『クロエ.A.ラヴラックの経歴』が記されていた。

 

 

「経歴に不審な点は無し(・・・・・・・)かぁ…強いて挙げんなら、あの歳で狩人やってるってトコぐらいだけど…それだけでクロ認定はちょい強引すぎるよなぁ~…」

 

 

「不審が無いと言っても、あくまで“現時点の調査では”だけどね。もっと深くまで掘り下げてみれば、何か見つかるかもしれないわよ?」

 

 

 

そう宥めたちょこは、「それにしても」と資料の顔写真に視線を向け、目を細める。

嫋やかな微笑を浮かべている少女の、透き通った紫水晶色と目が合った。

 

 

 

「こんな華奢でお人形さんみたいな子が、まさか二つ名持ちの狩人だなんてね。人は見かけによらないとはよく言うけれど、これはあまりにも…」

 

 

「【宵狩り】…あのちんちくりんにこんな物々しい肩書ついてるとはなぁ。人員は豊富って前に聞いた事あったけど、実は狩人協会って人手不足なんか?」

 

 

「んー…それはないと思うわよ。あそこは昔から徹底した実力至上主義だから、いかなる理由があろうとも…たとえいくら人材不足であったとしても、未熟者を二つ名持ちに抜擢はしないわ。恐らく【宵狩り】という二つ名は、この子が自力で勝ちとったのでしょう。その辺は直接会ったころね様なら、なんとなくわかるんじゃないかしら?」

 

 

「…言われてみれば確かになぁ。あんな化けもんみたいな威圧感(プレッシャー)、相当場数踏んでなきゃあ出せんわ」

 

 

 

思い起こすは、底知れぬ雰囲気と存在感を放つ少女の面影、不敵な笑み。

あれが見せかけのものだとは、実際に立ち会ったころねにはどうしても思えなかった。

 

 

 

「いや、それについてはどうでもい…くはないけど、今はいい。問題なのは、これからどうやってアイツに接触すればいいかって事なんよぉ。半端な尾行じゃ勘付かれてボロは出さなそうだし、じゃあ直接いこうにも面と向かって会う口実が無いしでよ~…」

 

 

「協会の手練れが相手なら、尾行はほぼ間違いなく失敗するでしょうね…でも、口実の方ならなんとかなるんじゃない?」

 

 

「んえ?」

 

 

「簡単な話…合って直接話す口実や取っ掛かりが無いのなら、こちらで作ってしまえばいい(・・・・・・・・・)のよ。相手に不自然さを悟られないようにね」

 

 

「えぇ…? 作るったって、んな簡単に…」

 

 

 

提示された打開策に疑問を呈し、ころねは思わず眉を顰めた。

「果たしてそう簡単にいくのか」と言いたげなころねを余所に、ちょこはしたり顔で人差し指をピンと立てた。

 

 

 

「ころね様が懸念するように、何も材料の無い状態から無理矢理作ろうとすればそりゃあ困難でしょうね。色々と根回しとかが必要になるし…けどもし、口実作りに利用できる材料(・・)が転がっているとしたら? 用意する手間も、時間も、大幅に短縮できると思わない?」

 

 

「…あるってのか? そんな都合の良い材料が、本当に」

 

 

「えぇ…一周回って作為的かと怪しんでしまうぐらい、都合の良いもの(・・・・・・・)が」

 

 

 

ちょこは机に広げられた資料の、ある一点に指をあてる。

そこには、「無断の遅刻、及び校内での非常識な行動有り」と記された素行調査欄があった。

 

 

 

 

 

 

「この子には、学園の慈善活動に参加してもらいましょうか」

 

 

 












おま〇け

夢現堂に他のホロメンが入店したらなんと呼ばれるのかシミュレーター


店主「いらっしゃいませ、猫のお方」

フブキング「き、キツネじゃいっ!」


店主「いらっしゃいませ、不純のお方」

まつり「は? 学園一の清楚なんだが?」


店主「いらっしゃいませ、平のお方」

るし「……すぞ」


店主「いらっしゃいませ、天s…失礼、ゴリのお方」

かなたそ「ぶっ飛ばされてえかお前」


店主「最近、店の評判が何故か落ちてまして…」

ししろん「落ちるべくして落ちてんだよなぁ…」
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