ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~ 作:てらバイト
生存報告とモチベ維持、両方の性質を持つ初投稿です。
色々と立て込んできたので、今後しばらく不定期更新になりそうです。すまぬ…すまぬ…。
それはそれとして、無表情金髪ダブルピースメイドやばくね? ぴーすぴーす
>へぇ、わたしが眠ってる間にそんな事が…それにしても、最近は随分と充実した日々を過ごしていたようね。これ程までに饒舌で上機嫌なクロエを見たのは何時ぶりかしら。
―あっ…ごめんなさいおばあさま、私ったらつい夢中で…。
>フフフ…謝る事はないわ。市井の話はちょうどいい暇潰しになるし、それに…少し興味深い話も聞けたから。
<高揚感からか矢継ぎ早に近況を話していたクロエは、微笑ましさを覗かせるおばあさまの一声で我に返り、ばつが悪そうに恥じ入る。時間を忘れて一方的に喋り散らすなど、貞淑な淑女の名折れであると>
<けれども、対するおばあさまは気を悪くするどころか柔和な笑みを浮かべるだけ。クロエはその余裕ある優雅な態度と居住まいに憧憬を覚え、親愛なる祖母への敬意をより深いものにした>
>さて、他愛もない四方山話は十分に聴かせてもらったし…そろそろ
―……すごいね、全部お見通しなんだ。
>全部じゃないわ、クロエの事だからわかるの…さ、話してみなさいな。可愛い孫の頼みだもの、内容如何によっては叶えてあげなくもないわよ?
<そう言っておばあさまは脚を組み直し、試すような視線をクロエにぶつける。自分と同じ色をした愉し気に細められた紫眼を確認したクロエは、緊張をほぐすように小さく息を吐いてから脳内で慎重に言葉を選ぶ>
<何故なら、クロエは知っているからだ。おばあさまの機嫌を損ねた者達がどのような末路を迎えたのかを。言葉一つ分の過ちで呆気なく命を散らしていった人間を、その目で何度も目撃していた>
<そして、その暴虐的な気まぐれが例外なく自分にも向けられる事も重々理解している。クロエにとっておばあさまという存在はかけがえのない愛する家族であると同時に、癇癪で死をまき散らす恐怖の象徴でもあったのだ>
―(……それでも、私を見捨てないでいてくれるのなら。
<されども、心に迷いは無かった。クロエがおばあさまに対し真に恐れるのは、気まぐれに襲いくる理不尽でも、高確率で訪れる死の脅威でもなく…愛想尽かされ見捨てられる事であるが故に>
<微かに想像するだけで息が詰まる絶対的恐怖に比べれば、死に直面するかもしれない程度のリスクなどあってないようなもの。クロエは愛する祖母に倣い、気品ある微笑を携えながら気丈に目を合わせた。身体の奥底から生じる震えには気付かないフリをして…>
こんぺこ~(気さくな挨拶)
満を持して登場した祖母がまさかの主人公と瓜二つのロリBBAだった混沌のホロラバ実況、始まっちゃっ…たぁ! 祖母の概念こわれる~。
前回はクロエちゃんの影からキャストオフして出てきたおばあさまと対面した所で終ったので、今回はその続きからです。え、字面が意味不明過ぎる? んなこと言われても事実だからしょうがないじゃんねぇ…(開き直り)
とりあえず、何故クロエちゃんの影に出入りできるのか、何故今まで姿を見せなかったのか…等の疑問を解消する為にも、ひとまずは本命であるシオンちゃんの件のお願いからしてみましょう。会話をする事で全てとは言わずとも明かされる可能性があるのでね。
…冒頭のクロエちゃん評の『死をまき散らす恐怖の象徴』があまりにも不穏過ぎて正直全っ然気乗りしないんですけど、これも好感度と新サブクエ進行のため…ええい、ままよ! もうどうにでもな~れ☆
ヘイばっちゃん! 起きて早々悪いけど、愛する孫の頼み聞いてくれや!
<クロエはおばあさまに、シオンの頼みである魔眼の件を打ち明けた…>
>魔眼を自作したい友人に協力してほしい、と……最近の子供は変に進んでいるのねぇ。あんな地味で緻密で面倒なモノを率先して造りたがるだなんて。類は友を呼ぶとはよく言ったものだわ…。
―事後承諾になってしまってごめんなさい。でも私、どうしても友達の力になりたくて…ダメ、かな?
>そうねぇ…わたしが関与する約束を与り知らない所で勝手に取り付けるだなんて蛮行、本来なら万死に値する極罪だけれど…他ならぬクロエの頼みだもの。いいでしょう、特別に引き受けてあげる。
―あ、ありがとうおばあさま! よかった、これでシオンをがっかりさせずに済みそう…。
>そういえば、その肝心の友達の名前を聞いていなかったわね。何ていう子なの?
―あっ、忘れてた…えっとね、名前は紫咲シオン。私の一個上の先輩で―――
>え? ……むらさき、って…紫が咲くと書いて、紫咲?
―そうそう、その紫咲…って、え? おばあさま、知ってるの?
>知ってるも何も…
―そうだったんだ…おばあさまは紫咲家と交流があって、そうとは知らずに私はシオンと友達に…ふふっ、なんだか運命感じちゃうなぁ…。
>交流と言っても、貴女が生まれるよりもずっと昔の話よ? ……それにしても、あの“ひよっこ紫咲”の子孫ねぇ…少しばかり興味が湧いてきたわ。
>…決めた。クロエ、そのシオンとやらに伝えておきなさい。『二日後に顔を見せに行く。それまでに
―はぁい……その、殺さないでね?
>フフ……その子の態度と素養次第、とだけ言っておくわ。
<おばあさまに約束を取り付けた。シオンへの報告を忘れないようにしなければ…>
な、なんとか無事に約束の取り付けに成功しました。これで以前開放したシオンちゃんの
そして新たな情報として、“おばあさまが過去に紫咲家と面識があった”という事実が明らかになりましたね。求めていた情報であるおばあさまの謎の核心に迫るものではありませんでしたが、一応忘れずに覚えておきましょう。何かの役に立つかもしれませんので。
さて、これで主目的である約束の取り付けは達成したので、俺はこのまま就寝でもいいんだが? って感じなんですけど…ここでこの語らいを終らせてしまうと、得られた情報が少なすぎて尻切れトンボ感が強いってのもまた事実です。現状、おばあさまが何者なのか…それこそ人間であるかすらはっきりとわかってないし…。
なのであともう少しだけ会話を続行して、『クロエちゃんの過去関連』or『おばあさまのアレコレ』についての情報を引き出したいと思います。明日も学校あるから早めに床に就きたいのは山々だけど、今日逃したら次いつ会えるかわからないからね、このロリあばあちゃん…もっと出現率上げてくれてもええんやで?(切実)
という事で~…何か都合よく話広げられそうな選択肢出てこいやぁ! いくらRTAじゃないとはいえ、これ以上のタイムロスはノーサンキューだ。テンポ良く進ませてくれよな~頼むよ~。
>…さて、これで望みを叶えてあげた訳だし…ねぇクロエ、今度は私のお願いを聞いてほしいのだけれど。
―え…おばあさまが、私に?
>あら、そう身構えなくてもよくってよ。無理難題を押し付ける訳でもなし…ただ一つだけ、貴女に答えてほしい事があるだけだから。
―ええ勿論、喜んで! 返礼も為さずただ与えられるばかりだなんて、そんなの淑女らしくないものね。何でも訊いて、おばあさま。
>ああ良かった、貴女ならそう言ってくれると信じていたわクロエ。流石はわたしのカワイイ孫娘…それじゃあ訊くけれど、
その邪悪で穢らわしい首輪は誰に付けられたのかしら。
<喜色から一転、空間が軋んだと錯覚するような重圧がクロエを襲う。その重圧を放った当の本人は、突如として張りつめた空気に目を白黒させる孫の様子など気にもかけず、凍てつく眼差しで見据え言葉を重ねる>
>わかってはいるでしょうけど、これ以上私の前で隠し立てなんかはしないように。もし正直に告白するのであれば、この私を欺こうとした不敬は不問にしてあげるし、今と変わらぬ“愛”を約束しましょう。…それでも尚、隠し通したいやましい事情があると言うのなら是非も無し。その時は…フフ、フフフ。
<値踏みするかのような視線がクロエを射抜く…>
・正直に話す
・赦しを乞う
・嘘を吐く
・逃げる
えぇ…何故か急に圧かけられたんですがそれは…(困惑)
まぁ特に誤魔化す理由も無いので、ここは『正直に話す』一択ですけど…こんな威圧感出されて詰問される心当たりがマジで1ミリも無いんですよね。とは言え、もし見慣れないアクセ付けただけでこうなったのだとしたら、それはそれで戸惑うというか…おばあさまちょっと過保護すぎやせんか?
それとも、何か別の原因があったりするのでしょうか。邪悪な気配を放ってる物を身に付けているからだとか…うん、こっちの理由の方がまだありえそうですね。信じて送り出した可愛い孫娘が、見ず知らずの誰かから渡されたであろう怪しげなブツ首に巻いてたら、そりゃあおばあさまからしたら物申したくもなるでしょう。はぁ~…ほんっっとあのクソ上司(テルミ)碌なことしないな……ん?
いや待てよ…“見ず知らずの誰か”、ではないのか…? 前にハザマさんが匂わせていた“クロエちゃんの昔を知っているような口ぶり”から、ハザマ・テルミの蛇コンビとクロエちゃんの付き合いがそれなりに長いというのは明白。という事は必然、クロエちゃんの影にずっと潜んでいたであろうおばあさまも、二人と面識は既にある筈…つまり、おばあさまはチェーンチョーカーに刻まれた邪悪な気配の持ち主を当然知ってる訳で……あっ、ふ~ん…(察し)
……な~んか
逃げるなら…いや、もう遅いか(諦観)
<誤魔化しは不可能と判断したクロエは、敢えて避けていた“チェーンチョーカーを手に入れたいきさつ”について洗いざらい白状した>
>……そう、やっぱり
―えっ…あ、ありがとう…?
>わたしに不義を働きたくないが為に、正直に事情を明かしてくれたのだってそう。わたしが見てない間にも、あなたは着実に昔よりも成長してくれている。授けた技術も、心もね…幼い時から見守ってきた家族として、こんなにも嬉しいことは無いわ。あぁ、あなたは自慢の孫よクロエ。本当に愛おしい…。
―…っ! う…嬉しいなぁ、大好きなおばあさまにそう思ってもらえるだなんて! 私も、すっごく…。
<『嬉しい』。そう口にはしつつもクロエは汗を滲ませ、ぎこちない笑みを浮かべながら一歩後退る。過去の経験と直感から、目の前で優し気に微笑むおばあさまが一切本心を口にしていないと察したからである。笑顔の裏に潜むただならぬ怒気を垣間見たクロエは、今にも降りかからんとする暴力から逃れるため、脚に力を込める―――>
>でも残念、ソレとコレとは話が別なのよねぇ……『跪け』。
ザシュッ
―ぐぁッ……!?
<―――よりも速く、クロエの両脚に火で灼かれるような熱が走った。両脚の感覚から細く鋭利なナニカに貫かれたのだと気付いたクロエは、数瞬遅れてやって来た激痛によって倒れ込む。前のめりに膝をついたその様は、あたかも
ガンッ
―う、ぐぅ…!
>あぁ、気持ち悪い。何が悲しくて寝起きにあの忌々しい蛇の邪気を感じなくちゃならないのかしら、本当に不愉快…ねぇクロエ。このわたしをこんな気分にさせてくれたお馬鹿さんにはそれ相応の
<そして、伏せた頭を容赦なく踏みつけられる。クロエは万力のような力で頭を踏み躙られる最中、遅ればせながら自身の失敗を悟った。
<濃密な破滅の予兆を前に、魂が否応なしに震えあがる。ゆっくりと近づく死神の足音を聴いた気がした…>
・誠心誠意謝る
・一思いに殺してほしいと慈悲を乞う
・抵抗を試みる
・諦める
・沈黙する
イタァイ! ちょ、イベント中の回避不能攻撃はやめロッテ! HPごりごり削れちゃ^~う!
う~ん、マズイですね…チェーンチョーカー見て不機嫌になった辺りから「もしかしておばあさま、テルミさんの事嫌いなんじゃね…?」っていう嫌な予感はしてましたが、まさか直接攻撃を仕掛けてくる程とは。しかも初撃だけでHP3割消し飛ぶくらい痛いし…ちょとsYレならんしょこれは…。
そして更に最悪な事に、<死神の足音>テキストが表示されてしまいました。これは何なのか端的に言うとですね、え~…ゲームオーバー秒読みの時にのみ現れる演出です。本来であれば現状では勝てない強敵とエンカウントした時ぐらいにしか見れないテキストの筈なんですが、今回は会話イベ中にしれっと現れてくれやがりましたね。身内との会話中に死ぬリスク背負うとかそんな事ある…?(絶望)
当然、こんな所でクロエちゃんを潰れたトマト(意味深)にするつもりは無いので、ここは一番生存率が高そう且つやり過ごせそうな『誠心誠意謝る』…ではなく、敢えて『沈黙する』を選びます。てゆうか、実質コレ一択っス。
なんで一番安牌そうな謝罪にしないのかというと、所謂人読み…ならぬ、キャラ読みに依る所が大きいです。前々回でも軽く話した通り、このゲームに登場するNPCは乙女ゲーの攻略キャラよろしく性格というものが設定されています。なので、NPCと円滑に会話イベを成立させる為には、そのNPCが喜びそうな選択肢を考慮して選ぶというのが肝要になってきます。
で、以上の点を踏まえて改めて考えると、『誠心誠意謝る』は一見無難で安全な選択に見せかけた罠である…と私は判断しました。だって、おばあさまだよ? 正直に話したら許すゾ♥とか言っておきながら癇癪で孫をデストローイしようとしてくる人に謝り倒しても、あんまり効果無さそう…無さそうじゃない? 冷めた目しながらそのまま踏み潰されそう(偏見)
後はもう消去法です。『諦める』と『慈悲を乞う』はそのままプチッと殺されそうだから論外だし、脚潰されてるからか『抵抗する』も選べない…という訳で、この選択肢は『沈黙する』こそが唯一の命綱であり、そしておばあさまをこれ以上刺激しないベストな回答なのです。沈黙! それが正しい答えなんだ(クルタ族並感)
さて、では選択肢を選び終えたのでこのシリーズ恒例のお祈りタイムです。手塩にかけて育てたクロエちゃんが汚い床の染みにならないよう願いつつ見守りましょう。リセはいやだリセはいやだ…。
>あら? あらあら…なぁに急に押し黙っちゃって。もしかして、ささやかな抵抗のつもり? 健気で可愛いじゃない……それ以上に生意気だけれど。
>…まぁいいでしょう。そっちがそのつもりなら、コチラも好きにやらせてもらうわ。そうねぇ…時間も限られてる事だし、ここは“最近のあなたのダメな所”について手短にお説教でもしようかしら。あなたにとっては耳が痛い話でしょうけど、聴き洩らさないようしゃんと静聴なさいね? これは、言いつけを守れなかった罰も兼ねてるから。
―……。
>まず一つ目、『蛇共に気を許し過ぎ』。あなたは昔から“好意的に接してくれる人間を盲目的に愛する”という、どうしようもない欠点を抱えているでしょう? それ自体は愚直で考え無しなあなたらしくてとても良いのだけれど…それでも最低限、相手は選びなさい。あんな
>……なんて警告を以前から何度もしてあげてるのに、これに関しては一向に改善が見られないのは何故なのかしら。ねぇ、そんなにあの蛇の事が気に入ったの? それとも、わたしの言葉は信じられない? あなたが抱く私への信頼は、その程度のモノなの?
―そ、そんなこと……ぐ、ぅっ…!
>言い訳は無用……はぁ。まったく、男を見る目が無いのは親譲りね。どうでもいい所ばかり似るんだから…。一応その
―…‥はぁい。
>よろしい。じゃあ二つ目だけど……実を言うと、わたしは一つ目よりもコッチの方が、あなたにとっては重要だと思うのよねぇ。
―……?
>『
―…ち、ちがうよ。私は…偽ってなんて…。
>―――本当に? 湧き出る闘争心と破壊衝動を抑え、懸命に猫被りながら学園へ通っている今の姿に偽りは無く、後ろめたさも無いと? もしそうであるのなら…目なんか逸らさずに、はっきり言い切れると思うのだけれど。
―……っ!
>あぁ、勘違いしないでね? 偽った事に関しては別に怒ってはいないの。昔からおかしな事ばかりするクロエのことだもの、私が眠っている間に“血腥い本性”を隠したい事情を新たに持ち込んだ程度、今更咎めたりしないわ。こんな些細な事で憤ってたらキリがないものね。
>私が本当に危惧しているのはね、その見せかけの仮面が剥がれた後の話…つまり、あなたの凶暴性が身の回りに周知された時のことよ。ねぇクロエ、あなたまさか『自分の本性はいつまでも隠し通せる』…なんて考えてないでしょうね?
―え……。
>あなたが何故、突然自分を偽ろうとしたのか。何故、本性を仮面で隠そうとしたのか。知識も記憶も共有していない、ただ影に潜っていただけの私には知る由も無いわ。けれど、もしその動機が『新たに出来た友人に幻滅されたくない』のだとするなら…いつまでも隠し通せるなんて甘い考えは、今すぐに捨てなさい。どれだけ精巧な仮面であろうとも、いつか必ず綻ぶ瞬間が訪れるのだから。…
―…そう、だね。『ああはならない』って誓ってた筈なのに、いつのまにか同じ事をしていたなんて…ありがとうおばあさま、大事なことを気付かせてくれて。私、もうすこし考えてみる。友達との接し方とか、割り切り方とか、色々…。
>足蹴にしてる相手からお礼を言われるのは新鮮ね、悪くないわ…ま、色々と試してみなさいな。無知で愚昧なあなたの事だから、どうせ仮面を被る以外の対策なんてまだ試していなかったんでしょう? 他にやれることは無いか、今一度よく探すといいわ。フフフ…精々悔いの残らないように、ね。
>さて、それじゃあ三つ目…といきたい所だけれど、日が昇ってきた事だしそろそろお開きかしら。残念ねぇ…あともう少しだけ、踏み心地の良い頭を楽しみたかったのに。名残惜しいわぁ…。
―えっ嘘、もうそんな時間? そっかぁ……ねぇおばあさま、三つ目って何なの? いくら私へのお説教とは言え、こんな中途半端な幕切れじゃ気になっちゃうよ。
>まぁっ、延長希望? 厚かましい欲しがり屋さんだこと…そうねぇ、教えてあげるのは吝かでは無いけれど、それじゃあ何だか味気無いし…そうだわ、なら三つ目は宿題にしましょう。今からヒントをあげるから、それで自分で答えを見つけてみなさい。
―えっ……お、おばあさま? 私は別に教えてくれれば、それで―――
>ヒントは、『奈落迷彩に関する事』。答え合わせは次に会った時にでもしましょうか。…このわたしが直々に仕込んであげた大切な奥義についてだもの、もし万が一間違えでもしたら……フフ、どうなっちゃうのかしらね?
―…挽肉じゃあ済まなそうだなぁ…わかった、絶対に当てる。まだ死にたくないもの。
>良い返事ね。
<踏んでいた足を退かし再びクロエの影へ沈みこもうとしたおばあさまは、ふと何かを思い出したかのように動きを止め、クロエへと向き直る。その視線の先には…>
>その脚、早く直した方がいいわよ? 失血死したいのなら話は別だけれど。
―え…‥? あっ…忘れ、てた―――
ドサッ…
>…あらまぁ。まったく、愚直過ぎるのも考えものね。わたしとのお話に集中するあまり、脚の修復を怠ってしまうだなんて。
<血の流し過ぎか、緊張状態からの緩和か、或いはその両方か。糸の切れた人形のように崩れ落ちるクロエの頭を、おばあさまがそっと撫ぜる。そして、血塗れの脚を操作した影で包み込むと、痛々しい傷だらけだったクロエの脚は瞬く間に元通りになっていった>
>おやすみなさい、クロエ。次に会う時は…今よりももっと素敵な姿を、わたしに見せてちょうだいね?
<掬われた髪へ、触れるだけの口付けが落とされる。朦朧とした意識を手放す寸前のクロエが最後に見たのは、優しく微笑む祖母の姿だった…>
<『わたしをあいして』の力が強まった>
やったぜ。一時はどうなる事かと思いましたが、なんとか無事に生還する事ができました…なに、「失血で失神して無事は無理がある」って? 生きてさえいれば御の字でしょ(ガバ判定)
とりあえず今回の件で学んだのは、『おばあさまの機嫌を損ねてはいけない』という事です。クロエちゃんと瓜二つの愛らしい容姿で油断してましたが、その実中身はぜんっぜん可愛くありませんでした。機嫌の善し悪しで身内殺ろうとするとか、お前精神状態おかしいよ…可愛いからって何しても許される訳じゃないぞマジで…。
しかしながら、いくらおばあさまとこれ以上エンカウントするのが嫌であろうとも、これからも幾度となく会う事になるでしょう。何故なら、おばあさまは唯一現存するクロエちゃんの血縁者。一体過去に何があったのかを知る為には、今回の様にこちらから積極的に話を振って情報を引き出さなければならないのです。本当はこんな虐待おばあさまとは金輪際会いたくないんだけどな~俺もな~。会う度にこんな目に逢ってたら命がいくつあっても足りないし…。
…まぁでも、そもそもクロエちゃんの影に居座られてる時点で「おばあさまから距離を置く」って選択が取れないんですけどね、物理的に。
という事で…脅威からの逃亡は諦め、今後おばあさまとのイベントをやる際は怒らせないよう最大限に注意しつつ、必要な情報を地道に集めていく方針でいきたいと思います。マジで気は進みませんが、過去を知りたいのであればどの道避けては通れません。死なないように慎重に、コツコツとやっていきましょう。タカキも頑張ってるし、俺も頑張らないと!
……ちなみになんですが、今回のイベで得た情報、もとい収穫は…
・おばあさまは
・おばさまがクロエちゃんへ向ける愛情がなんか歪
・『わたしをあいして』の謎強化
の三つとなっております。割に合わなすぎぃ! 殺されかけてまで得た成果か? これが…(絶望)
―……ん、うぅ…寝ちゃってた…? いま、何時…?
<微睡みの底から意識が浮き上がった。クロエは床に倒れ伏した身体を緩慢な動きで起こし、自身の内側に意識を集中させる。いつも通り
―眩しっ…。って、あー……ちょっとだけ寝過ぎた、かな…?
<窓の外を見やると、太陽は既に高く昇り切っていた。時計の針は、8時10分を指している。遅刻となる前に、早く学園へ向かわなければ……>
あとはちょくちょく強まってるトラウマスキルも気にな、おファッ!? もう朝やんけ! こんな余韻に浸ってる場合じゃねぇ、早く登校しなくちゃ(使命感)
これ以上
そうと決まれば即登校準備です。朝食は抜いて、身嗜みのセットも最低限! 学校からそこまで遠くなくて良かった~、これならギリギリで間に合
―……はぁ。血と汗でベトベト…服も汚れちゃった。
あっ…(察し)
―こんなにも薄汚れ、うらぶれた格好のまま学園へ向かうだなんて、淑女として…いや、女子としてダメだよねぇ。どうせ朝礼には間に合わなそうだし…。
―……お風呂でサッパリしてからでも、いいよね?
\(^o^)/オワタ
というところで、今回はここまで。
ご視聴ありがとうございました!
G8、世界リーグ優勝ほんまおめでとうな。
ハメコさんも、ほんまありがとうな。