ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~ 作:てらバイト
約半年ぶりとなる初投稿です。
大量に抱えていた雑事が少し落ち着いたので、またこれからボチボチ書いていこうと思います。投稿頻度には期待しないでね。
<ホロライブ学園 教室>
―おはよう…なんて時間でもないかな?
<自嘲するように呟きつつ、クロエは教室の引き戸を開ける。入った拍子に数多くの視線が集まる中、フレアと談笑していたノエルと目が合った>
>あっクロエちゃん! どしたの、こんな時間に来て。昨日は遅くまでお仕事してたの? それとも…お寝坊さん太郎?
>お~クロエじゃん、おはよー…って言うには遅いか、お昼休みだし。そういえばこの間も遅れて来てたけど…その、大丈夫? ハンターの仕事が忙しすぎて、ちゃんと眠れてないとかなんじゃ…。
―ふふっ、心配してくれるの? 二人とも優しいね…でも、その心配は無用よ。今日の遅刻と狩人の仕事には何の因果関係も無いから。そうね、言うなれば…“
>
>そうそう、何事もないならそれが一番だよ。…あ~、でもそろそろ遅刻とかには気を付けた方がいいかもしれんね。何回もしてると、生徒指導の先生に怒られちゃうかもだし。
―生徒指導…そうだねぇ、目をつけられないように気を付けないとね……教師の小言なんて、死ぬほど聞き飽きたし。
>…? どうかした、クロエ?
―…いいえ、なんでも。もし本当に呼ばれでもしたらイヤだなぁって。ほら、もし急な依頼とブッキングしてしまったら面倒でしょう?
>だ、大丈夫だよっ。団長もああは言ったけど、半分冗談みたいなものだから! クロエちゃんまだ遅刻二回だけでしょ? それぐらいならまだ呼び出されないって~。
>ちょっ…ノエル、それフラグってやつ―――
>……へ?
>あ~らら…言わんこっちゃない…。
―…はぁ。間が良いのやら、悪いのやら。
<それは、狙っていたのかと疑いたくなるタイミングでの放送だった。クロエは備え付けられただけの何の罪も無いスピーカーを恨みがましい目で睨みつけ…ふと、横合いからの視線を感じ取り振り返る。そこには、呼び出しを受けたクロエよりも狼狽えながらも申し訳なさそうな雰囲気を醸し出すという、何とも器用な真似をした
>うぅ~…ごめんよぉクロエちゃん。団長が余計な事言うから…。
―そう気を落とさないでノエル。こんなもの、ただ間が悪かっただけ。貴女は何も悪くない…それにね? 私自身、“そろそろ呼ばれるんじゃないか”って、心のどこかで思ってたの。だから、本当に気にしなくてもいいんだよ。
>ま~…フラグなんて、言ってしまえば一種のジンクスみたいなもんだしね。クロエが気にしないんならそれでいいけど…それよりもさ、“呼ばれる気がしてた”って…どういう意味?
―そのままの意味だよ? 何かまた、うんざりするぐらい面倒で、でもそれ以上に愉快で面白そうな事が起こる…そんな予感がするの。敢えて言い換えるなら……そう、“乙女の勘”かしら。
<そう締め括り、クロエは今しがた入って来た教室の引き戸へと向かっていく。去り際に二人へ見せた顔には、意味有り気な微笑みが浮かんでいた>
―それじゃあいってきます。経験上、すぐに向かった方が心証良いんだよねぇ…こういうのって。
にゃっはろ~(気さくな挨拶)
身内に殺されかけ、頼みの自キャラすらも言う事聞いてくれないホロラバ実況、I'm Ready? ライダー助けて!
さぁ始まりましたホロライブラバーズ。前回ラストでクロエちゃんが「遅刻、何するものぞ!」と言わんばかりのタイミングで朝シャンをキメてくれやがりましたので、今回はいきなり登校直後に呼び出し食らってますね。なんでプレイ開始早々呼び出されなくちゃいけないんですか(半ギレ)
さて、では生徒指導室へ向かう道すがらでサラッと説明しますが、ついさっき放送で呼び出しを食らったこのイベは通称『生徒指導イベント』といって、規則違反の罰として面倒な課題や地域奉仕活動をこなさなければならない大変面倒なイベです。今回発生した原因は…まぁ、十中八九遅刻でしょうね。それ以外に心当たり無いし。
で、本来であれば遅刻二回程度ならまだセーフ判定の筈だったんですが…恐らく【超人】の風評デバフが悪い具合に噛み合ってしまったのかなと思われます。風評悪い生徒が立て続けに規則違反してたら、そりゃあ学園側も多少厳しめな判定下すよね~っていう…コンナハズハー!
このままでは放課後秘密の生徒指導(意味深)によって長時間拘束されてしまい、自由時間が大幅に削られてしまいます。当然そんな展開は何としてでも避けたいので、これから会う生徒指導担当教諭には出来るだけ愛想良く接して、罰の減免を狙いましょう。媚びを売る(迫真)
おっ、生徒指導室に着きましたね。なるべく優しそうな先生だといいなぁ…それでは早速ノックして入室しましょう。三回だよ、三回。
―失礼しま…――ッ!?
>どうぞ、入って。あなたが最近校内で噂になってるクロエ様ね? 私は保険医の癒月ちょこ。今回の生徒指導の担当員でもあります…よろしくね?
<クロエを出迎えたのは、濃艶でいて豊満な胸…ではなく、白衣を纏った一人の女性。『癒月ちょこ』と名乗った金髪の魔族は、一対の角を見せつけるように小首を傾げ、優しく微笑みかける。クロエはその笑みの奥から一教員とはとても思えない、隠し切れぬ大人の色香を感じ取った>
……ガチぃ? 指導担当がまさかのちょこ先ってどういう…いや、突発的とはいえ関係を築けた事自体は嬉しいんですが、少し引っかかるというか…明らか管轄外な保険医がわざわざ生徒指導担当するのって、何かおかしい…おかしくない? 面倒事が起こりそうな匂いがプンプンするんですがそれは…。
あー、でも単なる杞憂って線もあるのか……うん、一先ずはこの生徒指導イベを進めてみましょう。担当教員がちょこ先ってだけで、イベ内容に変化は無い可能性だって全然あるのでね。ここは当初の予定通り、安定の媚び売り作戦でいきましょう。先生、好きッス!
…というよりも、当のクロエちゃんがちょこ先のおっぱいガン見してるせいで留まる以外の選択肢とれそうにないんですけどね。はぁ~~~~~……(クソデカため息)
>? どうしたのクロエ様、ぼうっとして…寝不足かしら?
―……あぁ、ごめんなさい。少し見惚れていたの…まさかこんなにも麗しい先生が学園に居ただなんて、夢にも思わなかったから。
>まぁ…嬉しい事言ってくれるじゃない。お世辞だとしても、有り難く受け取っておくわね♥
―本心なのに…まぁいっか。それじゃあちょこ先生。早速だけれど、私をここに呼び出した用件をお聞かせ願おうかしら。健全で善良な一生徒としては、こんな所に呼ばれる心当たりはまるで無いのだけれど?
>…天然なのか白を切っているのか、微妙なラインね。…あのねぇクロエ様。特別な理由の無い遅刻を週に何度もされたら、
―……ええ、そうね。骨身に染みてる…じゃあ今回呼び出したのは、その遅刻に対する注意のため?
>
―……何かの間違いじゃないかな。二度の遅刻以外の規則違反だなんてした覚えは―――
>―――そこから先は、風紀委員から説明するにぇ!!
<真後ろからの舌足らずな声に振り向くと、そこには大きな胸をこれでもかと張った巫女服姿の女子が一人。自らを風紀委員と名乗った桜色の少女は、眉を吊り上げ怒り心頭な面持ちでクロエを睨み据えた>
げげーっ、スーパーエリート観光大使!? このタイミングで現れるのはマズいですよ!
学園内で風紀委員から声をかけられるという事は、ほぼ間違いなく『風紀委員から直々に罰則を命じられる』と見ていいでしょう。やらかした規則違反が重いほど声掛け確率が上昇する仕様なので、完全に油断してました…対応が早すぎるっピ!
しかし、まだ諦めてはいけません。何故ならこのゲーム、罰則を命じられた後でも口八丁で誤魔化したり、しつこくゴネて食い下がることで罰則を軽くしてもらえる時があります。誰にでも通じる手段ではありませんが、今回はチョロ…もとい、純真なみこちが相手ですので、上手いこと誤魔化して煙に巻いてやりましょう。卑怯とは言うまいな…。
……あ、唯一気掛かりと言えば、ちょこ先の意味深な発言がありますが…まぁ大丈夫でしょう。遅刻以外で思い当たる規則違反とかマジで無いのでね。ここは強気の姿勢で向かい合いましょう。我々は―、権力には屈しないぞー!
>よくもまぁ白々しく言えたもんだにぇ、クロエ・ラブラック一年!
―……え。アレ、ダメなの? 移動する時にすごく便利なのに…。
>おめー常習犯かよ!? こんな事何度もやってよく今まで無事だったで…とにかく、今後はこういった危険行為は一切禁止! 遅刻の分と併せた罰則を明日辺りに下すから、しーっかり反省するんだにぇ。
>…という訳で、クロエ様。あなたにもあなたなりの言い分はあるんでしょうけど、今回は素直に受け入れてちょうだい。遅刻だけなら最悪見逃してあげてもよかったんだけど、他の生徒に危険が及びかねない危険行為はさすがに…ね?
―…はぁ。郷に入っては郷に従え、か……うん、わかった。正直全然納得いってないし不満しかないけれど、ここはちょこ先生の顔を立てようかな。感謝してよね、ポンコツそうな風紀委員さん?
>…ねぇちょこ先生、やっぱ今から個人的にボコしてもいい? コイツ全然反省の色が見えねぇんですけど!
>まあまあ、本当の事言われたからって怒っちゃダメよみこ様。かわいい後輩の失言を許してあげるのも優しい先輩としての務めよ?
>しょ、しょーがないにぇー。先生がそこまで言うなら…あれ、何かさり気に毒吐かれたような……う~ん?
<風紀委員から罰則を確約されてしまった。憂鬱な事この上ない…>
<クロエのコンディションが下がった…>
<癒月ちょこと知り合いになった!>
<さくらみこと知り合いになった!>
すいません許してください、何でも許してください!
なんということでしょう。遅刻だけだと高を括っていたのに、とうに忘れていた余罪のせいで罰則が確定してしまいました。減免の余地すら与えられないとか、コイツ相当シビアだな? 風紀委員許してチャート壊れる!
RTAだったら確実に再走案件ですが今回はまったりプレイなので、面倒ですが罰則を真面目にこなして早めに終わらせるプランに変更しましょう。無視するっていう手も無くはないんですけど、そうした場合ホロメン含む全生徒及び教師からの風評がナオキになるので絶対にやりません。恋愛要素あるゲームでそんな暴挙に出れる訳ないんだよなぁ…。
では、規則違反の罰則が無念にも確定してしまった所で何をするかと言うと…さっさと退出して昼休みを有意義に使うとしましょう。罰則で今後の自由時間が削られるのが確定してる以上、僅かな時間も無駄には出来ないのでね。当たり前だよなぁ?
本当はみこち達と交流してコミュ上げてもよかったんですが、如何せんカルマ値の属性相性が悪くてうま味が少ないので今回は見送ります。特にみこちはクロエちゃんの『悪』と対照的な『善』寄りの風紀委員なので、下手に絡むとむしろ逆効果というか…最悪の場合、軽い敵対状態になって拗れます。相性を考慮した人間関係を築こう!(十七敗)
という事で、後ろ髪引かれる思いを胸に退室です。コミュ上げはカルマ値を中立寄りに戻してからですね。みこち、お前とイチャつきたかった…(哀愁)
―さて、面倒な呼び出しは終わったし…食堂にでも行こうかな。あまり時間はないけど、急いで向かえばまだ間に合うでしょう。
あ、いつの間にやらかなりの空腹状態…そういえばおばあさまからのオシオキのせいで、今日の朝飯抜いてましたね。そろそろ飯を食べないと死ぬぜ!
これ以上のコンディション低下は避けたいので、とりあえずクロエちゃんの提案通り食堂へ行ってお腹を満たしましょう。昼休みはもうすぐ終わりそうですが…まぁなんとかなるでしょ。パパパっと食って、終わり……ん? 誰か近づいて…
>聴き間違いかと思って念の為見に来たけど、マ~ジでいたよ……今度は何やらかしたのさクロエ、呼び出しなんか食らっちゃってさ。
―…人聞きの悪いこと言わないで頂戴、ぼたん。「今度は」だなんて、まるで私が問題行動ばかり起こすトラブルメーカーみたいじゃない。
>いや、みたいっていうか…
―…………私、正論言う人、キライ。
>ぷっ…あっははは! ゴメンゴメン揶揄いすぎたわ。ほら、機嫌直しなって。愚痴ぐらいならいくらでも聞いてやっからさ~。
エンカウントしたのはししろんでしたか。昨日のイベといい、最近頻繁に会う気がしますね。嬉しくて、嬉しい。
あっそうだ(唐突)
偶然会えたついでだ、昨日の別れ際に言ってた新調した銃の感想とやらを訊いておきましょう。クロエちゃんも選ぶのに一役買った銃なので、ししろんの評価次第ではクロエちゃんの好感度も上がるかもしれません。ワクワクしかしねぇー!
…まぁ、もし低評価だったら逆も然りなんですが。
未プレイ兄貴達、よーく憶えておいてくださいね。このゲーム、好感度上がる時も下がる時もマジで一瞬なので。ショッギョ・ムッジョ!
―…ふんっ、結構よ。こんな事で気分を害す程狭量ではないもの。それよりもぼたん、もっと楽しくて実のあるお話をしましょう。昨日の収穫品のレポ、聞かせてくれるんでしょう?
>あ~…そうだった、そういう約束だったね。えっとね、じゃあ結論から言うと…頭おかしいんかってぐらいイカレてたよ、コイツ。
―へぇ…そんなに良かったんだ?
>良いってもんじゃないよ! 見た目超ゴツイのに重量はめっちゃ軽い癖して、リコイルはほぼゼロ。まだ試してないけど、結構無茶な体勢でも安定した射撃ができるんじゃないかな。んで、肝心な威力の方もバッチシ。50口径で.500S&W弾も使えっから、軽量武器としてはマジで破格やね。誇張無しに中型の魔物ぐらいまでだったら一発でお釈迦に出来そうだよ、コレ。
―ふふっ、喜んでもらえて何より…件の呪いのせいで何かおかしな症状が出てないかと心配だったけれど、ただの杞憂だったみたいね。安心したわ。
>いや~ほんとにね。クロエの忠告聞いた後だからさ、五感とか身体の一部持ってかれたりすんのかなって思ってビビッてたけど特に何事も………あ。
―え? …何か心当たりでも?
>う~~ん……いやね? この銃試し撃ちした昨日の夜…
―へ、変態…?
>おう、ガチの変態。
―……あり得なくは無い、けど…今の段階だとただ夢見が悪かったって線もあるから、まだ何とも言えないね。もう少し経過を見てみないと…。
>ま、だよね~。たった一回で決めつけるのはさすがに早いか…おっけ、じゃあまた変な夢見たら報告するわ。悪いね~アフターケアまで付き合ってもらっちゃってさ。
―いいのよ、好きでやってる事だから。少しでも銃に違和感を覚えたらすぐに教えてね。責任もって私が手ずから壊すから。
>急に物騒じゃん…ま、そんなifは訪れないのを祈ってるよ。こんなハイスペックおばけ銃、アタシだってなるたけ手放したくはないからさ。
<ぼたんから武器選びの件で感謝された。とても満足してもらえたようだ…>
<獅白ぼたんと仲良くなった!>
しゃあっ! 成功判定!
何やら夢の中で変態がどうたらと言ってましたが、多分サブイベか魔道具固有の代償の前兆だと思うのでとりあえずほっときましょ。どちらにせよ時間経過しないと先に進まない系だし、多少はね? 今は好感度が下がらなかったという結果だけで十分です。
ではししろんとの仲が更に深まった所で、そろそろ食堂へ向かいましょう。折角だし、ししろんも誘って二人でランチと洒落込みま…ん?
<そろそろ五限目が始まる時間だ。
ちょっと待って!? ランチタイムが入ってないやん! どうしてくれんのこれ?
て、手持ちに何か食べ物は…ないですね。アカン、このままじゃ空腹でコンディションが死ぬぅ! やべぇよやべぇよ…朝飯食わなかったから…(悔恨)
>さ~て、そろそろ教室戻りますかぁ。午後からも程々に頑張るぞいっと……ん? どしたん、元気ないけど。
―……人間って本当に不便よね、ぼたん。お腹が空くだけでこんなにも切ない気持ちになってしまうんだもの。はぁ…遣る瀬ない。
>え、お昼まだだったん? て、あ~…食堂行く前に呼び止められたからか…ごめん、アタシの所為だ。
―大袈裟ね、別に貴女が謝る事でもないでしょうに…大丈夫よ、一食や二食抜くぐらいどうって事ないわ。
>え~…んなしょぼくれた顔して言われてもなぁ…あ、そうだ。確かポーチに……あったあった! ほら、これやるよ。
―? 何このブロックみたいなの…石? …ぼたん、私に神の子の奇跡を要求されても困るのだけど…。
―誰も石をパンに変えろなんて無茶振りせんて…携行食だよ、みんな大好きチョコ味の。本当はもっとちゃんとしたやつあげたかったけど、まぁ何も食べないよりはマシでしょ?
―へぇ、これがあの……PMCが食べてるの見て存在は知ってたけど、口にするのは初めてかも。ありがとう、有り難く頂戴するね。
<ぼたんから『カロリーメイトチョコ味』を貰った>
<クロエのコンディションが上がった!>
や っ た ぜ。やっぱ、持つべきものは友達なんやなって…。
という所で、短いですが今回はここまで。次回は放課後パートからやっていきましょう。
ご視聴ありがとうございました!
つい最近、カロリーメイトを130円で買えた近くのスーパーが潰れてしまいました。
どうして行きつけの店に限って無くなってしまうのか…