ホロライブラバーズ ~難易度【オーディション】を脳筋でクリアしたい実況~ 作:てらバイト
一日中ずっとYoutube見る仕事したい(脳死)
まず初めに知覚したのは、陽光の眩しさ。
次いで少し離れた所から風がそよぐ音、小川の潺、小鳥達の囀り。それぞれが順に私の耳に自然の音色を届けてくれる。それらはきっと聴いた人の心を落ち着かせるであろう天然の旋律なんだろうけど。今覚醒したばかりの寝ぼけた頭には喧しい騒音でしかなくて。仕方なく私はどこか陰鬱とした気分で体を起こしたのであった。
「はあぁ、よく寝た。……うぁ、身体いったい…」
ベッドから身を起こすと、想像以上に身体の強張りを感じる。背筋を伸ばすと身体の節々からパキパキと骨が鳴った。少し長く寝ただけで鈍るような軟な鍛え方はしてないんだけどなぁ…もう一度鍛え直したほうが良いかな。
そんなことを思いながらふと携帯を見てみると、まつりから通知が来ていた。先程まで頭にあった陰鬱さがどうでもよくなる程の嬉しさが込み上げてくる。自分の口角が上がっているのを自覚しながらメッセージを見ると、こちらの安否を心配する内容だった。さらに遡っていくと遊びの誘いや体調不良を心配するメッセージが毎日のように送られていた。
私はそのメッセージに首を傾げながらテレビの電源を付けた。画面には朝のニュース番組が始まるところのようで、ニュースキャスターがカメラに向かってお辞儀をしていた。
『おはようございます!
「えっ」
携帯のカレンダーを開く。そこには4月4日に丸印が当てられ、本日がその日であるという事をまざまざとこちらに伝えていた。
思わずベッドへ倒れ片手で顔を覆った。少なくない時間を浪費したという後悔、明日入学式を向えるのにも関わらずまるで準備が済んでいない焦燥、そしてまつりに不安と心配をかけてしまった事への罪悪感が一気に押し寄せて頭の中でグルグルと駆け巡る。ずっとここで倒れこんでいても事態は何も好転しないことは分かっているのに、心身ともに虚脱感に包まれてまるで動く気がしない。まるで重い鎖で身体を雁字搦めにされてるみたいだなぁ、なんて他人事のように思っていた時、
クウゥー
と私のお腹が鳴った。
これは私の持論だけど、空腹というのは何か一つの物事に集中してるとほとんど気にならなくなる反面、自覚してから一気に飢餓感が襲ってくる。そして一度でも空腹であると認識したらもう誤魔化せない。胃の中に食べ物を送り込まない限りいつまでもお腹が鳴り続ける。要するに…
「………先にご飯たべよ」
人間は食欲には逆らえない、という事だ。
こんあくあ〜(気さくな挨拶)
文字化けくんを信じた瞬間裏切られて3週間分キンクリされたホロラブ実況パート7、もう許さねえからなぁ?(全ギレ)
前回をスキル確認パートだからと飛ばした兄貴達に向けて軽くあらすじを説明致しますと、就寝時にクロエはぐっすりと眠ったテキストが21回連続で表示されて21日後に飛ばされました。何を言ってるかわからねーと思うが、私も何をされたのかわかりませんでした。どうして(悲愴)
普通に考えてバグなんでしょうが、3週間スキップは流石に聞いたことないです。内部でどういう処理しているのか非常に気になりますが、原因を考えたところで失われた3週間は戻って来ないのでホロラブ公式のサポートセンターに報告だけで留めておきましょう。
さて、そんな渦中のクロエちゃんは朝食タイムですか。メニューは皿に盛られた果物にテーブルから溢れんばかりに乗せられた果物、最後に果物で作ったスムージーです。ご機嫌な朝食だ…*1って果物食いすぎぃ!人間が1日に摂る糖分余裕で超えてるんですがそれは…もっとバランス良く食べて、どうぞ。こんなん糖尿病不可避なんだよなぁ…。
にしてもクロエちゃんまるで動じて無いですね。普通自分が3週間も眠ったと知ったら困惑するし、そもそも身体碌に動かせない筈なんですけど。…というか栄養失調で死ぬと思うんですけど(名推理)何でピンピンしてるんでしょうね…コレガワカラナイ。
もしこの状態が【奈落】で隠蔽されたスキルが原因で起きてるとしたら正直お手上げです。しかもそれが固有スキルやアプデで追加されたスキルならwikiにも情報が無いなんて事もあり得るのでクロエちゃんの人体解明コーナーはまた今度にします(次回開催未定)
今はそれよりも不慮の事故(バグ)で飛ばしてしまった3週間の埋め合わせをどうするかを考えます。クロエちゃんが果物の山と格闘してるシーンをバックにちょっと現状を整理します。
一番重要なホロメンとの関係構築は、友人関係になれたのが団長とまつりちゃ先輩の2人。本音を言えばあと2人くらいと知り合っておきたかったですがまぁ2人でもやれない事はないのでヨシとします。入学後でも知り合いになれますしね。
現状で問題なのはスキル取得数の少なさ…いや、より正確に言うなら使用出来るスキルが少ない事でしょうか。文字化け達を筆頭に【武術の心得】の技スキルも未解放のものがまたまだたくさんあります。予定だと、全部とは言わず最低でも【武術の心得】技スキルは3分の2以上は解放するつもりだったのに…こんなんでバトロワで勝ち残れるのか不安になってきたゾ…こうなったら桜嵐くんみたいにバトロワ中で一気に解放されるのを願うしかないか…?いや、運否天賦に頼ってはダメだ。私の屑運っぷりは私が一番理解してるだろう…!(自戒)
はぁ、せめて誰かが技スキル解放のヒント教えてくれたら……ん?「教えてもらう」……?
・・・・・・・・・
そ れ だ !
そうですよ、わからないなら聞けばいいんですよ!【武術の心得】は指南書を読むか第三者の教えによって発現するスキル!手本があるのなら、それを有効活用しない手は無い!残された1日を【武術の心得】の解放に費やせばワンチャンあるか…⁉︎よし希望か見えて来た、この案でいきましょう!
確か…パート4辺りでクロエちゃんが特訓中に‟そういえばこんな技習ったわ…‟とか言いながら武術の心得技思い出してたような。なら技を教えてくれた師匠ポジの人に会いに行けば未開放の技開放フラグ立つやん!やったぜ。じゃあ早速お師匠さん探しに行くかぁ!ほらクロエちゃん、山盛りフルーツ(推定5kg以上)で腹ごなししたら出かけるで!
ーふぅ、ごちそうさまでした。…あっ!まつりに連絡するの忘れてた…!早く電話しなきゃ…うーん、連絡出来なかった理由をどう説明しようかなぁ。
・正直にずっと寝ていたと伝える
・理由は話せないと伝える
・急な仕事が入って連絡が出来なかったと伝える(嘘)
ここで選択肢ですか。って何で正直に伝えるが選択出来ないんですかね?しかも嘘選択肢もあるし…う〜む、まつりちゃんのようなカンの良い子相手にあんまり嘘吐きたくないんだよなぁ。高確率で嘘見抜いてくるし…ここは理由は話せないとはぐらかしておきましょうかね。
プルルルル…
『もしもしクロエ⁉︎今どこにいるの⁉︎急に連絡取れなくなって、まつりすっごく心配したんだよ⁉︎』
「連絡出来なくてごめんねまつり。ちょっと色々あっ」
『身体の調子悪いの?それとも怪我?もしかして家から出られないくらい酷い状態なの?もしそうならクロエの家の住所教えてよ、直ぐに駆けつけるから』
「え、いやあの、違うよ。身体は平気で、むしろ元気だか」
『大丈夫、まつりの友達に凄腕のエッチでセクシーな保険医*2いるから!死んでさえいなければどんな病気や怪我だってすぐ治してもらえるから、きっとクロエもすぐに良くなるって!』
「え、エッチでセクシー…はっ!だ、ダメだよ。家は今散らかってるし、そもそも私はどこも悪くなんて」
『ちなみにめっちゃおっぱいデカいよ』
「ヴッ…!急に頭が痛くなってきた…まるで500時間ずっと眠り続けた時みたいな頭痛が痛むよぉ……あっ…」
『……』
「ま、まつり?違うんだよ今のは、ちょっとした出来心というか、口が勝手に」
『ふふっあははは!なんだ、全然元気そうじゃん!そんな冗談言えるくらいなら大丈夫だね!』
「えっ?…ま、まつり!もしかしてからかったの…!?」
『ごめんごめん!どんな反応するかでクロエの体調とかが分かるかなと思ってさ。でも、まつり嘘は言ってないよ?エッチでセクシーな保険医とは知り合いだし、クロエのことすごく心配したのも本当だよ?……3週間前のあの日に会ってからずーっと連絡取れなくなっちゃって…まつりさ、クロエの身に何か良くない事が起きたんじゃないかってすごく心配して…すごく怖かったよ』
「まつり… 」
『雰囲気で察せるけど、何があったかは言えないんだよね?』
「…うん、ごめんなさい。今はまだ……でも、いつか必ず打ち明けるから。心の準備が出来たら、絶対に」
『そっか…なら良し!まつりはクロエのこと信じて待ってる。だから、約束!いつか絶対に話してね!』
「……!ふふっ、約束するよ。まつりにはいつか必ず、私のすべてを話すって…!」
『うん!あっでも待たせすぎないでね?あんまり遅いと、全身くすぐりの刑で無理やり聞き出しちゃうから!』
「あはっそれは怖いなぁ。そうならないように気をつけなきゃね」
ドンドンドン!
「あっ…誰か訪ねてきたみたい。ごめんねまつり、もっと話していたかったけど…」
『お客さん?それならしょうがないって!それに、またいつでも話せるでしょ?行っておいで』
「うん、それじゃあね……まつり、その、最後に………ありがとう」
『…!えへへっどういたしまして!また今度遊ぼうね、クロエ!』
ピッ
―どうしよう…口角が下がらなくなっちゃった…!嬉しすぎてニヤニヤが止まらない。そっかぁ…まつりは私を信じて待ってくれるんだぁ…!ふふっふふふふ……!
―まつりと交わした‟約束‟、絶対に守るからね…何があっても、必ず、絶対に…
うわぁ、クロエちゃんの顔すっごい事になってますね。顔を紅潮させて涎垂れちゃって…あぁ、涎は後で回収してネットで高値で売りましょう。いい稼ぎになりそう(ねねち並感)
ドンドンドンドンドンドン!
ヒェッ…そういえばお客さん来てるんでしたね。待たされてご立腹ですねクォレハ…ほらほらクロエちゃん早くお出迎えして差し上げろ。入って、どうぞ。
―…あ、お客さんのこと忘れてた…ここに訪ねてくるって事は…あの人かな…?今行きまーす。
ガチャッ
>おやっやっぱり家に居た…全くもう、いるならすぐに出てきてくださいよ~クロエさん。ずっと連絡がないもんだから、私てっきり死んだのかと思いましたよ?
―やっぱりハザマさんだぁ。ここに来るのなんて貴方以外いないもんね。…って、私が死ぬ?面白い冗談だねぇ。あの程度の相手に負ける訳ないでしょ?回収班からの報告見てなかったの?
>ちょっ、そんなに睨まないでくださいよぉ、軽いジョークなんですから!仲良く仲良く、ね?
なんだこの兄ちゃん!?
黒い中折れハットに黒スーツ、おまけに黒いコートまで羽織ってる全身真っ黒コーデの怪しい糸目男が現れました。どこからどう見ても不審者です本当にありがとうございました。大空警察に通報しなきゃ(使命感)
しかしクロエちゃんと親しげに会話してるところを見るに、お互い面識がありそうですね…もしかしたら同業者の人かな?とりあえず会話を進めてみましょう。
―…はあぁ。もういいよ、要件はなに?わざわざここまで来たってことは、電話じゃ伝えられないことがあったってことでしょ……本部から
>はい?いや全然違いますが。ここに来た理由は貴方の容態確認の為ですよ?何度端末に連絡しても出ないもんだから、また眠りについたと思って見に来たんですが…その様子だと、着信履歴確認してませんね…?
―えっ?……本当だ、3日おきくらいに連絡来てる…まつりのしか見えてなかった…ごめんなさい、全く気が付かなかった…
>やれやれ、まぁそんなことだろうと思ってましたが。それで?
―う~ん、今のところは…後は実際に身体を動かしてみないと何とも……あっそうだ!良い事思いついた!
>…貴方が言い出す‟良い事”に今まで碌なことが無かったんですが…一応聞きましょうかね。何か思いついたのですか?
―わからないなら、実際に身体を動かせばいいんだよ!そういうことだからハザマさん、
>パスってアリですか?あらーダメですかー……これだから脳筋は……はぁ、まぁいいでしょう。こちらとしても
サクッと終らせましょうか?
【悲報】全身黒づくめの変質者、師匠だった
というところで、今回はここまで。
ご視聴ありがとうございました!
早く学園編したいのに話が中々進まないジレンマ
なのにBBキャラ出したい欲求もある…これも全部確率事象ってやつのせいなんだ…(大嘘)