今回のお話は前回からの続きとなります。
なにぶんお久しぶりの投稿ですので、前話よりも字数が少ないかと思いますが、そこら辺はご勘弁頂けるととても助かります。
それでは、本編スタートです。
【途中経過】〈先攻:優依の第5ターンまで〉
優依の手札3/ダメージ2(1)/ドロップ3
[V]ドラゴニック・オーバーロード
[中央後R]ドラゴンモンク ゴジョー
[左前R]ドラゴンアーマード・ナイト
[左後R]ドラゴンナイト ブルジュ
[右前R]クレステッド・ドラゴン
[右後R]レッドジェム・カーバンクル
──────────────────
天音の手札5/ダメージ5(0)/ドロップ3
[V]
[中央後R]
[左前・左後R]無し
[右前・右後R]無し
────────────────────────
「ダメージトリガー、チェック!」
天音のダメージ5→6
【ダメージチェック】
六枚目《サニースマイル・エンジェル》(治)
「……ヒールトリガー、ゲットです!」
「(百瀬さんのイメージが、ユニット達にしっかり届いたわね……初心者ながら、なかなか侮れない存在になるわよ)」
「ダメージ1回復して、パワーはヴァンガードに!」
天音のダメージ6→5/ドロップ3→4
刻印の守護天使 アラバキ
パワー:8000+10000→18000
「レッドジェムの支援を受け、クレステッドでヴァンガードに攻撃よ! この時点でクレステッドの効果が発動して、相手のリアガードが3枚以下なら、自身のパワーを+5000するわ。合計でパワーは33000になるわ!」
クレステッド・ドラゴン
パワー:23000+5000+5000→33000
「幾らシールド値が足りていても、最低でもヒールトリガーを1枚使わないと凌げないパワーだけれど……『まだ、持ってますよ!』へぇ?」
「《サニースマイル・エンジェル》でガードです!」
天音の手札5→4/ドロップ4→5
刻印の守護天使 アラバキ
パワー:18000+20000→38000
「……仕留め損ねたわね。ターンエンドよ」
優依の手札3/ダメージ2(1)/ドロップ3
「スタンド&ドロー! ……行きますよ、これが私の全力です!」
天音の手札4→5
「いいわよ、来なさい!」
「ライドフェイズはスキップして、メインフェイズに入ります! ここでダメージゾーンにある《団結の守護天使 ザラキエル》の効果が発動し、相手のヴァンガードのグレードが3以上なので……デッキの一番上を裏向きでダメージゾーンに置く事で、このユニットをスペリオルライドさせます!」
天音のダメージ5→5(1)→4(1)
百瀬さんがカードの効果の使用宣言をした瞬間……私は、彼女のイメージの中へと引き込まれて行きました。そこでは私は《ドラゴニック・オーバーロード》に憑依していて、目の前で佇んでいる《刻印の守護天使 アラバキ》が少しずつ変化して行く様を目撃していました。
それはまるで、柔らかく白い羽に自分の全てを包み込んで……更なる進化を成し遂げようとしているかの様で。
「戦いに明け暮れし赤き竜たちよ、我の齎す安寧に身を預けよ……スペリオルライド!《
天音の手札4→5
「これが、貴女のエースなのね」
「は、はい!」
「なら、私に全てをぶつけなさい! 叩き潰すつもりで来なければ、次のターンで返り討ちにするわよ!」
私がそう言って発破を掛けると、百瀬さんの瞳がキリッとした物になりました。まだ初心者な雰囲気は漂わせているものの、気を抜いたら一気に飲まれかねない程に研ぎ澄まされていました。
「左前のリアガードサークルに《
天音の手札5→4→3/ダメージ4(1)→3(2)/ドロップ5→4
天罰の守護天使 ラグエル
グレード2/パワー9000/シールド5000/☆1
後躯の守護天使 アールマティ
グレード2/パワー9000/シールド5000/☆1
「アールマティの後ろに《サウザンドレイ・ペガサス》をコールして、バトルに入ります!」
天音の手札3→2
サウザンドレイ・ペガサス
グレード1/パワー8000/シールド10000/☆1
「来なさい!」
「バトル開始前に、ザラキエルの効果を使い……前列全てのユニットのパワーを+3000! アラバキの支援を受け、ラグエルでヴァンガードに攻撃!」
天罰の守護天使 ラグエル
パワー:9000+3000+8000→20000
「ノーガード、ダメージトリガー・チェック」
優依のダメージ2(1)→3(1)
【ダメージチェック】
四枚目《ガード・グリフォン》
「行きます……ハスデヤの支援を受け、ザラキエルでヴァンガードに攻撃!」
「《槍の化身 ター》でガード!」
優依の手札3→2/ドロップ3→4
団結の守護天使 ザラキエル
パワー:12000+3000+8000→23000
ドラゴニック・オーバーロード
パワー:13000+15000→28000
「ドライブトリガー・チェック……ファースト!」
天音の手札2→3
【ドライブチェック】
一枚目《団結の守護天使 ザラキエル》
「トリガーは無いようね『まだです……まだ、二枚目が残っています!』……わかっているなら良いわ。見せてみなさい、貴女のイメージを!」
「はい! セカンドチェック!」
天音の手札3→4
【ドライブチェック】
二枚目《
「……ゲット、クリティカルトリガー!」
「これが、貴女のイメージなのね。仲間たちと共に突き進む、貴女の可能性」
「効果は全てアールマティに付与! ……サウザンドレイの支援を受け、アールマティでヴァンガードに攻撃! サウザンドレイのスキル発動……カウンターブラスト1をコストに、このターン中に新しくダメージゾーンにカードが置かれているので、自身のパワーを+10000します!」
後躯の守護天使 アールマティ
パワー:9000+10000+8000+10000→37000
☆:1+1→2
「……このパワーは防げないわね。ノーガード、ダメージトリガー・チェック。ファーストチェック」
優依のダメージ3(1)→4(1)
【ダメージチェック】
五枚目《槍の化身 ター》(★)
「ゲット、クリティカルトリガー。効果は全てヴァンガードに付与するわ。セカンドチェック」
優依のダメージ4(1)→5(1)
ドラゴニック・オーバーロード
パワー:13000+10000→23000/☆:1+1→2
【ダメージチェック】
六枚目《ドラゴニック・オーバーロード》
「……トリガー無し、私の負けよ」
私がダメージチェックで捲ったカードをダメージゾーンに置くと、先程まで百瀬さんが憑依していた……ザラキエルが光となって消滅し、それに合わせてオーバーロードから引き離される感覚がありました。
……負けたのね、私。ティーチングファイトだったとしても、この敗北は紛れも無い事実。でも、彼女にとっては良い刺激になったはず。
さて、ここからどう変わって行くのかしらね。
「貴女の勝ちですよ、百瀬さん」
「……」
「初めての感覚だったから、暫く戻って来そうに無いかしら。私もその気持ちはよくわかるし、なんなら経験者ですもの……痛いほどわかるわ」
私がそう言って、百瀬さんを近くにあった椅子に座らせようとした……その時でした。
「素晴らしいお手並みでしたわ、褒めて差し上げます」
「どちら様でしょうか?」
「あら、私の事をご存知ありませんの? ……いえ、名乗る必要はございません。ここでコテンパンに叩きのめせば、私がここに来た意味の説明にもなりますもの」
……はぁ?
「どう言う意味でしょうか」
「いえ、話を途中から聞いておりましたが……そこの《エンジェルフェザー》を使っていた方は、今日ヴァンガードを始めたばかりの初心者ですわよね?」
「……ええ、そうですが」
「無礼を承知で申し上げさせていただけば……初心者に負けた貴女の実力など、たかが知れるというもの。そんな事では、私のレベルには程遠いようですわね」
確かに貴女の言う事にも一理ありますが……今回はティーチングファイト……百瀬さんにルールを教えながらファイトをしていたので、そんな言われを受ける筋合いは断じてありませんね。
「この辺りには強いファイターは居ないのですね……残念ですわ、少しだけ期待しておりましたのに」
「強いファイター?」
「はい。ですが……今ので完全に興ざめしてしまいましたわ。これにて失礼させて頂きますわ」
「ちょ、待ちなさ『先程噂で聞いた「灼炎の皇女がこの街に居る」』と言う話は、ガセネタだったのですね……ガッカリですわ。それでは、ごめんあそばせ」
そう言ってその女性は、恐らく来た時と同じであろう雰囲気を纏いながら、お店を出ていきました。彼女が立ち去ったその後の店内には、未だにイライラの収まらない私と、椅子に座って休んでいる百瀬さんの二人が残されていたのでした。
……次に会った時は、目に物見せてあげるわ……。
言いたい放題言われて、こっちは大人しく引き下がる様な性格でも無いの。首を洗って待っていなさい!
今回はここまでです。如何でしたか?
次回はsideを少し変わりまして、新しい人物視点で進めて行きたいと思います。最初がだいぶラブコメっぽくなるかもしれないので、コーヒーなどをお供に読んで貰えたら嬉しいです。
それではまた次回です(今回の様なファイトのあるお話の最後では、そのキャラが使用したデッキの内容を公開する事にしました。もし宜しければ、デッキ作成の参考にして頂けたら嬉しいです)。
【百瀬 天音:使用デッキ】5KTJ
ファイトの描写について
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第2話と第3話の形式が良い
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第6話(最新話)の形式が良い