ウマ娘 泡沫の安寧   作:小鳥遊 小佳夏

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R-18に片足踏み込んじゃったかもしれません
怒られたら修正します


クレナイとキタサト

「今日もお疲れ様です」

「お疲れ様です」

ある日の夜。私がお風呂を済ませて部屋に戻ると、いつもはサトちゃんだけがいるのに、今日はサトちゃんとキタちゃんの二人がいた。

「あれ? 今日は二人してどうしたの?」

私が首を傾げつつ聞くと、なんかサトちゃんが手で鼻を抑えた。鼻血でも出たのかしら?

「今日はいつもお世話になってるクレナイさんに恩返しと思いまして」

サトちゃんの隣のキタちゃんが、サトちゃんを放置して私に言う。

「恩返しって程のことしてはいないのだけれど?」

そう言ったら二人して目をくわっと開けてまくし立ててきた。

「そんなことないですよ! クレナイさんはいつも私のトレーニング見てくれてますし!! そのおかげで成績がぐんぐん上がっていますし!!!」

「私もお世話になりっぱなしで、家のみんなも感謝してるくらいですし!! 姉・・・クレナイさんにはもらってばっかです!!!」

「そ、そう・・・」

二人の勢いに押されて少し後退る。というかサトちゃん、今二人っきりの呼び方で呼びそうになったね?

「まあそれはともかく。今日は日頃のお返しをしに来たんです!」

「私たちのお返しで、クレナイさんを癒すんです!」

まあわざわざ何かしてくれに来たのを追い返すこともない。私は二人のお返しを受けることにした。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「それじゃあ、まずここに横になってください。あ、できれば服は脱いじゃってくださいね」

そう言われて連れていかれたのは、私の部屋で使われてないベッド。色々あって私は二人部屋を一人で使わせてもらっている。相方がいないものの、机とかベッドなんかはしっかり二人分そろっている。

そのベッドには大きいバスタオルが引いてあり、ベッドわきにいくつかの化粧瓶が置いてある。

「オイルマッサージ?」

こう、ちょくちょくASMRなんかでオイルマッサージの音声を聞いているだけに、何か察するものがあって聞いてみると、二人に頷かれた。ふむ、それなら脱ぎましょうかね。

私は来ていたパジャマと下着も全部脱いで布団にうつぶせで寝る。と、二人がベッドの左右に分かれて立つ。

「それじゃあやっていきますね~」

「オイルつけますけど、びっくりしないでくださいねー?」

手にオイルを取り、少し掌でオイルを温め、私の背中にそーっとオイルを垂らす。そうしてある程度オイルを垂らしたところで背中に手をぴとーっとつける。それからオイルを伸ばすようにぐるぐる~と円を書きながら背中を撫でていく。あふっ、これ気持ちい。

「あ、今クレナイさんのいい声聞こえちゃいました」

「その調子でどんどん気持ちよくなってくださいね~。これは恩返しなんですから」

そのまま二人がオイルを伸ばし私の背中を撫で、それでオイルがたてるぴちゃぴちゃという音、それから私や二人の吐息が部屋を支配する。

「それじゃ足の方に行きますねー」

「キタちゃんが足なら、私は腕をやっちゃおうかな」

今度は足と腕。太ももと二の腕を二人の手が撫で上げる。

「ふふっ、クレナイさんの太もも、すっごいぎっしりと筋肉詰まってますね。これが早さの秘密なんですね」

「腕もすっごい硬いのに、でもしっかりやわらかい」

なんだろう、ゆっくりだけど、頭がこうふわふわしてくる・・・。体に力はいらにゃい・・・。

そうして後ろを二人に弄ばれてしっかりオイルで体をほぐされた。

「後ろはこれくらいでいいかな?」

「うん、キタちゃん。それじゃクレナイさん、今度は前やるので、ごろーんって回ってください」

「「はい、ごろーん」」

二人の言うままに半回転し、くてっとしたまま二人に全身を晒す。

「じゃあ前もやっていきますね」

「おね・・・クレナイさんはそのまま脱力しててくださいね~」

そのままお腹、肩、首、胴と撫でられてオイルまみれになっていく。

「クレナイさん、完全に顔とろけちゃってるねぇ」

「気持ちよさそうですねぇ」

そうして体中を撫でられていると、自然と眠気が襲ってくる。目を閉じそうになって開けてを繰り返していると、二人に私が眠いことが伝わったらしい。

「クレナイさん、眠いなら寝ちゃってもいいですからね?」

「私たちはしっかりとマッサージを終わらせちゃいますから」

「ふぁぁい・・・」

二人にそう言われて、もはや限界とばかりに目を閉じる。そのまま夢の中に落ちていった私を見て、二人の顔がにやりと歪んでいったのを私は知らなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日の朝、私はいつも以上に気持ちよーく目覚ましの前に目覚めた。オイルは拭き取られて、寝巻も着せてくれた二人には後で少しお礼をしないといけないかもしれないわね。というかこれ普通に気持ちよかったし、また今度やってもらおうかしら。

そうそう、夢の中で、二人が

「クレナイさん寝ちゃって起きないね」

「だね。これなら、いろんなことできるね」

「二人でいーっぱい気持ちよくしてあげなきゃね」

とか

「私達も脱いじゃったね」

「このままクレナイさんに抱き着いてっと」

「えへへ、ぬるぬるだぁ」

とか

「クレナイさんにキスしちゃったぁ」

とか

「クレナイさんの指きもちいい」

「クレナイさんの中あったかい」

とかいう声が聞こえた気がしたのと、オイルマッサージ以上に肌がつやつやしている気がするのはいったい何なのかしら? 何もなければいいのだけれど・・・。

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