あとがき
まずは、御拝読頂きありがとうございました!
終わり方には皆様思うところがございますでしょうが、作者としては概ね三部を書き始めた当初通りの幕と相成りました。
ここからはちょっとした蛇足というか、余録をば。大した話ではないので、お暇な時間にでも読んで頂けると嬉しいです。
作者は基本的に『原作を知らなくてもある程度読める』作品として二次小説を書いていますが(実現できているかは別にして)、ジョジョに関してはわりと不親切設計です。
というのも、どう書いてもアニメ(原作)の焼き直しになってしまうからなのですね。それならいっそ主眼をオリ主に置いて、他の原作準拠の戦闘シーン諸々はアニメ補完でばっさりカット、と自分でもちょっとびっくりな決断を下したのが今作になります。
その辺り、三部ラストのDIOと承太郎のシーンが一番顕著に出ています。オリ主が物理的に退場してるので当然といえば当然なのですが。
オリ主のスタンドは結局『一応スタンド?』ぐらいの認識で落ち着きました。ジョナサンがつけてくれた名前は皆様で考えるもよし、もしかしたらこの先お披露目の日を迎える時が来るかもしれません。
また、ラスト近辺を読めば気付いた方もおられるでしょうが、三部第一話の文言を各所に配置しています。これは作者のちょっとした遊び心と、ジョースター家の物語は彼らで締めくくって欲しいという願望からです。
オリ主はこれからDIOの呪い()と周囲のちょっかいを受けながら、ジョナサンとの約束通りに日々を頑張って生きていくことになる…と、思います。誰かの嫁になるかひとりでどっかに出奔するか←はわかりませんが、元気にやっていくことでしょう。
最後に、原作者の荒木飛呂彦先生に心からの感謝を捧げます。御大の魅力的なキャラクターをあんな目やこんな目に遭わせて申し訳ありません。でも、愛です。愛なんです(決死)。
この小説が皆様のちょっとした暇つぶし、娯楽の一端になれていたなら、これ以上嬉しいことはありません。
おまけ:余談の余談
実はあのオリ主のラスト、連載当初から決まってるとは言ったけど阻止される√も存在はしていました。
なので、書いてる途中でキャラが勝手に動いてフラグへし折ってたらまた別√になってたんです、これが。
しかしスターダストクルセイダーズご一行様はものの見事にフラグを建造しまくってしまったのだっだだだ。
オリ主のフラグをへし折る、もといあのラストを防ぐ方法は超簡単。
『真意を吐くまで容赦なく問い詰める』
『「それをお前がするのは『俺が』イヤだ」と言う』
こ れ だ け
しかし、あの旅路の人は基本的に善性というか『黄金の精神』持ちで『優しい』ので、誰も達成できませんでした。
『相手の気持ちを慮って』深く問い詰めないし『相手の意思を尊重して』実力行使には出なかった。
そういう意味で一番可能性あったのは実はDIO様。
オリ主の最終目的という部分をさっ引いても、そういう意味でガツンとできる可能性が一番高かったので、最初の物理的エンカウントで先手打てばワンチャンありました。
オリ主のやらかしを止めるには、相手より自分の意思を優先させてオリ主の決意をいっぺん踏み潰さないとダメでした。くるむようなやさしさでも相手を尊ぶ恋でも届かないんだなぁ、これが(満面の笑み)。
そういう意味ではザーシーさんもワンチャンあった勢ではあります。ただ、ちょっと年数分恋心こじらせたのとアレッシー戦で安心しちゃったからまずかった。
作者的には29話のタイトルが気に入っています。
あいにいく
会いに行く
愛に、逝く
こういう言葉遊びができる日本語が作者は大好きです。
ちなみに、連載本編において一番フラグ阻止に近かったのは承太郎。なんせ勘が良いから…特に『女教皇』戦での決意を本人の意思ガン無視で貫徹してたらなんとかなってました。
なので、承太郎とあのあと何か(ピンクな意味で)フラグが立ってオリ主に向けるベクトルが完全に→固定されてたら√阻止でしたが、残念、あと一歩届きませんでした。
オリ主に挑むには、好意でも淡い恋でも信頼でも遠く、意固地と自分勝手を貫き通せる醜く強い感情。つまりは愛だったのでした、という報われない話。
なので、トト神の予言もこうなります。
『だって(本人以外)ダレも幸せになれないぞ!』
作者はメリーバッドエンドが大好きです(六倍角)。
そんな裏話でした。
こちらは、夏休み前のお中元品となります。
なんとしても夏休み前、もとい海の日までにすべてをアップしたかったので、一部と二部をまとめて更新せざるを得ませんでした。
外出の難しい昨今なので、皆様の夏休みの娯楽の一助となれば、これ以上の幸いはありません。