モガ村に轟かせ、我が名声   作:ただのおじさん

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・竜ジジイ
加工屋の竜職人のこと
加工の腕は一級品、推定スラッシュアックスの生みの親


2話目 目標設定!いざ火山!

「あーもう!これもサイズが合わないじゃあないか!」

「だから言っただろ、胸以外のサイズはあわねぇ」

「殺すよ」

 

 現在、私とこのめちゃクソ失礼なことを言いやがったウルトラド畜生ファッキンモスこん畜生セクハラクソ竜ジジイと共に装備の物色をしている。

 何せ師匠とのマイルームにはボクの古い装備しかない。師匠の予備防具はサイズが違いすぎるが、ボクのお古も同様だった。

 

「はぁ…最悪だよ。ボクのラギアクルス装備が…」

「なんならまた狩ってくればいいだろ?ラギアクルスがただでいかねぇ相手ってのは知ってるが、もうお前の実力ならいけないか?」

「ふぅむ………ま、それが妥当か…武器も新調したいなぁ…」

 

 しかし問題は素材だ。素材ひとつ取るにも中々手間がかかるというもの。

 師匠なんかは古龍の装備を作るためには古龍を絶滅するまで狩り尽くすしかないとかも言っていたかな?まあジョークだろうけど、そう言われる程度に装備には色々な素材が必要だ。

 

「地道に森に繰り出すしかないかなぁ…」

「乱獲はギルドに目ェつけられるから気をつけろよ」

「わかってるよ。」

 

 

 

 とは言ったものの、である。

 防具にするモンスター、武器にするモンスターの目処をまず立てないといけない。

 個人的にだけれど、できれば色んなところをばたはた回りたくない。ひとつの場所で収めたいんだけれど…

 

「何かいいモンスターいるかい?」

そうやってすぐ頼るから色々成長しないんですよ!

「うるさいな!プロフェッショナルがいるのに態々調べるなんてめんどくさいじゃないか!」

「でも私に聞くって事は長くなる覚悟があるということ、その覚悟を買ってあげましょう!10zで!

「取引停止をお願いするよ」

「ではとくと聞いてくださいね!まず防具に適したモンスターですが━━━」

 

 随分早口のアイシャが次々と言葉を羅列していく。

 まあその内容の八割方はわからないけど、大凡の理解はできた。

 要約すると「おおよそどのフィールドでもいける」ってことと、「こういうモンスターが武器作りにいい」ってことだ。

 アイシャのオススメはブラキディオス、強力な敵ながら武器防具に素材を活かせて、トリッキーなそれらを上手く扱えばかなりの火力が出る…ってことだ。

 

「━━━なのでブラキディオスを狩猟するなら火山へ行くことをオススメします!鉱石も取れますし他にも様々な素材が手に入ります。火山は正義です!

「………ハッ、ああなるほど。うん、火山に行けってことだね?OKOK」

「…聞いてましたか?私の迫真の説明を!」

「勿論聞いていたとも、まるで演説のようだったね、記憶に焼き付くこと待ったナシさ。まぁほら、ボクは急ぐ必要があるからね。今のままじゃモガ村での狩りが楽しめないよ!」

「では早速火山行きを手配しておきますね?お隣のトレビニャ〜ンなお食事を一流の腕で調理した絶品のお食事を忘れずに!…ちなみに、私はまかないメシ……」

 

 

 

 ドカーン、ドカーン!ドカーン!!

 アイシャから伝えられた火山の前情報はこれだけ。

 あとは師匠の「クーラードリンクはもっておけ」という言葉を信じて持ってきたんだが…

 

「これ、ホントに効いてるんだろうね…暑くて脳が溶けそうだよ…」

 

 思わずクーラードリンクが入っていた瓶の中身を見てしまう程度には…ここは暑い。いや、熱い!

 残念ながら瓶にはもう入ってなかった、まだ四本あるけどキープしておきたいし…こんなとこで狩猟なんてできるんだろうか…




・ウルトラド畜生ファッキンモスこん畜生セクハラクソ竜ジジイ
竜ジジイのこと
推定アテンスの胸いじりの生みの親
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