中央トレセン学園……今日からここが俺の仕事場か。
不安なんてない俺は命令通り動きそれを果たすまで。
まずは理事長室だったか……
~理事長室前へ~
コンコン
ト「失礼します。」
秋川理事長「歓迎ッ!新しいトレーナーよ!」
ト「えぇ、これからよろしくお願いします。」
たづな「では私が学園のご案内を……」
ト「いえ、結構です。」(理事長室を出ていき)
ト「食堂に行って腹ごしらえだな。」
~移動中~
ト「よし、ここだな。」
ト「ここのシステムは……どうやるんだ?」
?「どうしたんだい?」
ト「あぁ、すまない。邪魔だったかな?」
?「いや困ってるのかなと思い話しかけてみたんだ。……ところで見ない顔だが……新人トレーナーか?」
ト「今日からここに所属することになった……槇下 空太郎(偽名)という者だ。」
?「ほぅ、槇下 空太郎……それなら私も名乗らねばならないな。私の名はシンボリルドルフ。この学園の生徒会長をしている。」
ト「シンボリルドルフ……良い名前じゃないか。」
シンボリルドルフ「ふふっ、ありがとう。」
~なんやかんやあり~
ト「ありがとうシンボリルドルフ。色々教えてくれて」
シンボリルドルフ「いや、気にすることはないさ」
(シンボリルドルフは去っていき)
ト「そういや選抜レースなるものがあるらしいが……行ってみるか……」
レース会場へ行くともうすでに始まっており
ト「うわ、すごい人が多いなぁ……とりあえずここら辺で眺めるか……」
ん?と出走者を見ると先ほど助けてくれたシンボリルドルフの姿が見え
ト「彼女も出ていたのか……まぁ、終わったら挨拶しに行くか。」
とレースが終わるまで待ち
ト「シンボリルドルフ、さっきぶりだな。」
シンボリルドルフ「あ、あぁ、君か。君も……スカウトかい?」
ト「いや、俺は挨拶しに来ただけだ。それに、そこのベテラントレーナー達が君のこと狙っているようだし。なんか……うんざりしている顔つきだな。」
シンボリルドルフ「ここに来るまでにスカウトをいやというほどされたからね。自分の出世欲のためだけに私をスカウトしようとするトレーナー達に」
ト「それは災難だったな。」
シンボリルドルフ「……!そうだ、君が私の専属トレーナーになってくれないか?」
……突然のことだった。脳の理解が追い付かない。どんな状況にも慣れて居たはずの俺がこの状況にはさすがにすぐ出来なかった。
ト「……俺で良いのか?」
シンボリルドルフ「もちろん。君じゃないと駄目な気がしたんだ。」
ベテラントレーナー達の視線が痛い。だが……
ト「わかった。君のトレーナーになろう。」
シンボリルドルフ「……感謝する!」
今ここから俺とシンボリルドルフの物語が始まった。