ブリテン屈指の邪悪(笑)な魔女   作:一般マスター候補生

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手記

V月J日

 

ふっざけんなよクソ親父ッ!!!

 

失礼、取り乱した。最近忙しく色々と忘れ事も多くなりそうなので近辺整理の意味も込めて日記を始めてみようと思う。

無論誰かに見られたら困るで前世で愛用していた言語である日本語を使い書くので読まれる危険性も無いので何を書き込んでも心配がないので安心だ。

 

 まずクソ親、俺の父親であるゴルロイスから名付けの儀式が終わった後についてだ。

俺はあの時、すんなりと魔術の研究に戻れると思ったんだけどあのクソ。半洗脳状態のまま修道院に修行しにいけとか言いやがった。内心親父に文句を垂れ流すが半洗脳状態なので了承する他なく俺は工房を置いて修道院へと連れて行かれた。

あの時はマジな方でキレたね。だって魔術の研究についてはあのクソ親父に秘密でやってたから結果的に研究成果をほとんど持って行けずに修道院へと放り投げられたんだからさ。まぁ一番大事な研究成果を記入したノートを持ちだせたから許すけど。

まぁそんなこんなあって俺は現在、ブリテン島にある修道院へと馬車で向かっている……はぁ、サスペンション導入してぇ。

 

夜は道が見ず危険なので野営となる。本当は護衛の騎士達のお手伝いをしたいんだけど一応は俺自身プリンセスだ、つまりは守られる者。彼らの仕事を取ったらあとからあのクソ親父から騎士達に罰が下るかもしれないから手伝えない。ックソ、前世でもできなかったと思うキャンプしてみたかったYO。

 

寝床に監視は俺は一応女なんで襲われないよう馬車の中に用意してもらった。流石にそのままで寝るには寝心地が悪いと思いお手製の寝袋を敷いて寝るんだけど……寝心地は堅かった。今度改良しなければ。

 

 

V月K日

 

修道院についたー、まさか到着までに一週間もかかるとは思わなかったぜ。 あと道中の水浴びの時に俺の裸体を覗きに来た不届き者には不能になる魔術をかけたのでザマぁ!

 

 話は戻して建物の見た目は【古い】!【石】!【コケぇ】!  って感じの建物だ。後から聞いた事だけどこの建物自体が古城をベースに作られてる物だから古いのも納得ちゃ納得だけど100年前の城って割には老朽化の進行具合が凄くない?

 

その後自分の部屋へと案内されたけど……隙間風が凄かった。 あとクセェ! なんで隙間風が凄い部屋なのに匂いがとどまってんだよコラぁ! 

 

幸い修道院での活動はもう既に遅い時間なので明日からでいいみたいで明日に備えて寝る必要があるのですが……ってこんな部屋で寝るか!って事でリフォームの匠、モルガンちゃんの出番です。

まず隙間風に関しては解決方があるのでさっさと塞いでしまいましょう。用意しましたのはコレ。

 

 

 

モルタルモドキ~(青狸ボイス)

 

 

 

過去魔術研究の時に生まれてしまった材料だけど荷物を運び出す際に混ざって持ってきちゃったらしい。ラッキーではあるけどモルタルモドキをもってくるぐらいなら触媒とか持って来たかったなぁ。

 

匂いに関してはコレを使う。その名も―――

 

 

 

SUMI(青狸)

 

 

 

おっと炭は炭でもこの炭はただの炭じゃない。だって魔術で消臭効果を何百倍にも高めてあるからさ! 元々はクソ親父から漂う性臭を消すために魔術で強化した消臭用の魔術礼装で名付けの日に渡そうと思って偶然持ってたモノの一つだ。これをベッドの下に設置したらあら不思議、部屋にこもっていた臭い匂いもスッキリ消臭!

 

これで住みやすい部屋に―――ってもう朝日が見える……既に日付が変わってたのか。

 

 

☆月♪日

 

 修道院の初日。

 

 ここの一日は朝礼、つまりは神への祈りから始まる……らしい、知らんけど。修道女になるため独身を貫けなど神に色々と捧げろといかなんか偉い人が言ってるけど俺ってば信仰信そのものが無いから興味無いんだよなぁ……ぶっちゃけ眠い。ってか話半分ぐらい寝てて聞いてなかった。

それからの話も右から左、左から右へと聞き流しているうちに興味をそそる内容に入った。何と修道院、魔術が学べるのだ。 この時は内心喜びの感情で満ち溢れたね。だって俺が身に着けてる魔術はどれもこれもが独学だったり我流の術式を使ってたりと正式なモノじゃないものばかり、だから正式な魔術を学べると聞いて食らいつかない訳ないでしょう。

 

その後はまぁ、飯がちょっとまずいぐらいで問題なく一日が終わり俺は寝た。だって眠かったから。

 

ベッドは案の定堅かった。

 

P月A日

 

修道院での生活にも馴れて普通の魔術論と俺自身が生み出した我流の魔術論の違いに戸惑いながらもなんとか他の皆に遅れないようにしがみ付いて行っているこの頃、俺にはある悩みがあった。

 

 それは―――他の修道女と仲良くなれねぇ! だ。 

 

 いや、確かに俺ってば魔術の研究ばかりで他の修道院の皆と話さなかったど避けなくてもいいじゃん……これはアレか? いじめって奴か? まさかこの年……って言ってもミルクを美味しく飲めるぐらいのガキなんだけどそんな歳でいじめの被害を受けるだなんて……ツライっぴ!

魔術を学ぶ研究室や研究資料を探すのと単純に英雄伝などの書物を読み漁る為に行く書物庫、食堂だったりいろんな場所でそれはもう、居心地が悪すぎる!

 

だからと言って自分の部屋で魔術研究をやるには狭すぎるしどうしたものか―――――

 

 

 

 

 

P月G日

 

いいモノを見つけた!

 

 昨日は歩きながら日記に記入している途中、ベットの下にある凹凸に足を引っかけて転んでしまう。それと同時にベットがせり上がり床に地下へとつながる通路が現れた。まぁ、代償として顔面からもろにコケてしまい一晩気絶していて顔が痛いのだが要なのはそこではなく隠し部屋を発見したという事だ。

 

とりあえず軽い回復の魔術を顔に施して傷を癒し、隠し部屋の中が気になるところだが断腸の思いで修道院の行事に参加。つまらない神への祈りやら正式の魔術研究やらを乗り越えいざ、隠し部屋へと俺は足を運ぶ。

 

 

 部屋の中はとにかく暗く、異臭が凄かった。多分あの部屋に不自然にこもっていた激臭の正体はこの部屋の匂いだったんだろう。とりあえず明るくなる魔術をかけてあら不思議、俺の目に映るのは魔術の触媒やら古くカビに侵食されつつある古書やら色々と魔術に関するものだらけがそこにはあった。

全てかなり古いものではあるものの修道院や城では見た事の無い物ばかり……まさに"コレは良い物だ"って感じの物しかなかった。

 

 

いやぁ~あの時の俺は俺自身でもテンションが高まり過ぎてどうかしてたんだろうな、柄にもなくアイドルがやるような歌を歌いながら踊ってしてしまったぜぇ。うまぴょい!うまぴょい!

 

気付いたら一晩中踊っていたのは言わずも語るまい。

その後知ったんだけど修道院内で夜中、聞いた事もない言語の不気味な声が聞こえるんだと。怖い話もあるもんだなぁ……

 

 

▽月★日

 

 あの部屋を見つけてからというもの生活が一変した。お日様が登っている間は詰まんない神の何たらやらやもう予習済みの魔術の授業を受け、日が落ちて部屋に戻ってからは隠し部屋で部屋の中にあった本の解読やら触媒の扱い方を独学で学んでいった。

 

でも本ってのが油断ならないものばっかりで少しでも油断していたら確実に死ぬ物ばかり。開いたらSAN値チェック要求してくるモノやら対策してないとミーム汚染してくるモノ、中身を読んだら悪魔が現れるモノだったりとヤバいモノばっかりでぶっちゃけやべぇ。悪魔に関しては過去飛び出してくるって知らずに一匹外へと逃がしてしまったから次からは気を付けとかないと……そういえばあの悪魔、見た目悪魔ってよりも宇宙人みたいだったなぁ……。




型月専用wikiやアーサー王伝説のwikiとかを探って今書いてるけど幼少期のモルガンに関する情報が少なすぎる……
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