それでは、どうぞ
〜阪神レース場・立花side〜
「まさかもう一回ここに来ることになるなんてね…」
大阪杯の再レースのニュースから3週間後、僕達は再び阪神レース場へと足を運んでいた。もちろん僕だけではなく、沖野さんを始めとするチームスピカやオハナさんとチームリギルも来ていた。今日のオハナさんは珍しく観客席の方ではなく前の方に来ていた。何でもこの前の燈馬君の走りを見てもう一度分析し直すとのこと。沖野さんもオハナさんと同じ気持ちだそうだ。
「ねぇ立花。今日はあの人達は来ていないんだね」
「そう…みたいですね」キョロキョロ
「色々聞きたいことがたくさんあったんだけどね…」
「それは俺も同じだぜ?オハナさん。特にあの理事長っていう人からは只ならぬ雰囲気があったからな」
この前来ていたあの理事長と呼ばれていた女性。あの人は一体何者なんだろうか…。
「それよりも今はレースだぜ?ほら入っていくぞ」
と沖野さんがゲートを指差す。今回出走するウマ娘達が続々とゲートの中に入っていった。もちろん燈馬君の姿もあった。
「出走取消した奴らはなし。この前と同じ枠順。ただ違うところがあるとするなら、“アイツがどう動くか”だ」
「えぇ。彼の動きが今一番気になるわね」
僕達トレーナーの間で一番話題となっているのは“燈馬君の本当の実力”について。僕も彼のトレーナーをやっている身ではあるけど彼の実力ははっきり言って分かってはいない。だからこそ、このレースで燈馬君の実力をこの目で見たい。
『ゲートイン完了、各ウマ娘出走の準備が整いました。URAの意向により再び設けられた大阪杯!栄冠は誰の手に握られるのか、注目です!!』
全員がスタートを切る構えをするのに対し、僕は一度気を張る。この前のような感覚が来るかもしれないと思ったから。
パァン、ガコン!
『スタート!おおっと、やや数名出遅れたようだが大丈夫か!?』
『レースに支障をきたさないといいのですが…』
ゲートが開き、ウマ娘達がスタートを切る。数名程出遅れてのスタートに対しマルゼンスキーさん達は出遅れなくスタートした。
『さあ、まず先頭を行くのはやはりこのウマ娘マルゼn…いや違う!!』
「おいおい、まじかよアイツ!」
意気揚々と先頭に出ようとするマルゼンスキーさんの隣を一つの影が通り過ぎる。
『“シノン”だ!シノンがマルゼンスキーを抜かし先頭に立った!これは作戦なのか!?』
「立花!どういうことだ!アイツは“差し”や“追込”のはずじゃないのか!?なんで“逃げ”で行ってるんだ!?」
「僕だってわかりませんよ…!燈馬君は基本レースでは差しや追込でしか走りませんし、何より“逃げ”の練習なんて一度も…」
「となるとすれば“彼は掛かってる”と言うべきか、あるいは彼の
僕は再びレースの方へと視線を向ける。燈馬君がマルゼンスキーさんと10バ身程離して第2コーナーを曲がり、向こう正面へと進んでいく。燈馬君を追う形となったマルゼンスキーさんは必死に燈馬君を追いかけていた。後続のウマ娘達も燈馬君のスピードに焦っているのかペースを上げる。そして、先頭を走る燈馬君を見てあることに気づいた。
「ペースが、上がってる…?」
『第3コーナーを曲がりました!タイムは…、“52秒96”!?』
「52秒ってスズカよりも早ぇじゃねぇか!」
スピードは落ちるどころかどんどんと上がっていく。まるで天皇賞で見せたサイレンススズカさんのように─────。
「燈馬ァアアアアアアアアアッッッッ!!!」
「「「ブライアン!!」」」
『ナリタブライアンだ!ナリタブライアンがスパートをかけたッッ!!』
「ガァアアアアアアアアアッッッッ!!!」
向こう正面で雄叫びを上げながらナリタブライアンさんは燈馬君のいる先頭へとスピードを上げマルゼンスキーさんのすぐ後ろの3番手の位置まで上がってくる。2番手のマルゼンスキーさんも決死の表情をしながら燈馬君を捉えようと懸命に走る。そして燈馬君は───────。
『シノンだ!シノンだけが最後の直線に入り、スパートをかける!!残り300m!もう既に勝利が確定した!誰も寄せ付けない、もはやシノンの一人旅!!』
そして燈馬君はペースを落とすことなくゴール板を通り過ぎたのだった。
『ゴール!シノンが1着でゴールイン!!このスピードは間違いなく“レコード”でしょう!!』
「“レコード”、か…」
あのスピードだと間違いなくレコードに違いない。1分25、いや20秒くらい───────。
『タイムはなんと“1分10秒34”!!これは正に
「ま、じかよ…」
「あり得ないわよ…」
昨年の優勝者のナリタブライアンさんのタイムを優位に上回る記録。もはや、彼を止める者はいないんじゃないのか…と。
「ハ…ハハッ…」
もう乾いた笑いしか出てこないや…。燈馬君の圧倒的な強さに僕は感服し、ただただターフを見つめることしか出来なかった。
〜控え室・燈馬side〜
「燈馬さん、本日は本当にありがとうございました」
「別にいい。俺の出してくれた要求にこたえてくれれば、それだけで構わない」
「わかっています。それでは今後のご活躍を心からお祈りします。それでは失礼します」バタン
「…これからが本腰の入れどころだな」
俺の要求も無事通ったみたいだし、後は出るレースに向けてトレーニングするだけだな。俺はゆっくり息を吸って大きく背伸びをする。これから面倒くさい奴らの相手をしないといけないからな、先が思いやられるよ。
「…行くか」
俺は控え室の扉を開けて
「シノンさん、大阪杯を終えた感想は?」
「まぁ、勝てて良かったなって思ってます」
「ナリタブライアンさんやマルゼンスキーさんは強かったですか?」
「強かったですよ。まぁ、気を抜いたら追い抜かされそうだったんで気は張ってました」
あー、早く帰りてー。インタビューってこんなにもしんどかったのか?受けるだけでもしんどい。
「普段、レース後のインタビューを受けないアナタがどうして今回インタビューを受けているのですか?」
「…」
やっと本題が来たか…。これでやっと帰れる。
パシッ!
「あ、あの…」
俺は一人の記者からマイクを取り上げ、自分のところに持ってくる。
「ガキ共、見てるよな?今から俺の言うことを耳の穴かっぽじってよく聞け」
「あの、一体誰に…?」
俺は記者を無視して続ける。
「お前らは俺の夢を知りたいと言ったな。だったら今ここで教えてやる。俺の夢は“歴史を創る”ことだ。自分にしか創れない歴史を創る、誰も成し得ることの出来ない歴史を創る、それが俺の夢だ。俺は夢の為にこれからもレースを走る、だからお前達も夢を叶えられるよう努力しろ。いいな?」ポイ
と俺はマイクを放り投げる。
「シノンさん!歴史とはどういったものでしょうか!」
「シノンさんの今後のことについてお聞かせ下さい!」
後ろから記者達の質問が飛び交うが俺は無視してその場を去る。これ以上ここにいると面倒だし、時間をかなり削られる。
「(待てよ?記者達の質問を適当に返していたが、質問とかを返さずにさっきのことを言えばよかったのでは?)」
…まぁいいか。理事長から「強制!大阪杯のインタビューは受けろ!」とか言ってたし、ちゃんと受けたからいいか。
「「「シノンさ〜〜ん!!!」」」タタタ
「…ガキ共、どっから入ってきた?ここは立ち入り禁止だぞ」
「でもでも、さっきのインタビューを見ていたら居ても立っても居られなくって!!」
「だからってな…」ハァ
ガキのする行動は本当に分からない。まぁ、バレなければいいか。
「あの、シノンさん。“歴史を創る”と言ってましたけど、何をされるおつもりですか?」
アーモンドアイが不安そうな顔をして聞いてくる。別に不祥事を起こそうとするわけじゃないぞ。
「アーモンドアイ、今自分の知るトゥインクルシリーズ史上もっとも凄い歴史とはなんだ?」
「わたし、ですか…?う〜ん……、あ!シノンさんの「俺以外でだ」じ、じゃあシンボリルドルフさんの七冠です!」
「キタサンブラック、サトノダイヤモンド。お前達はどうだ?」
「わたしもアーちゃんと被るんですけど、シンボリルドルフさんの無敗の三冠、とかですか?」
「わたしもキタちゃんと同じです」
「そうだな。他にもシンザンの五冠やディープインパクト、ミスターシービーの三冠もあるな。だが俺はもっと上のレベルを目指そうと思ってる」
「上の、レベル…」
「そうだ。絶対に成し得ることは出来ない、絶対的不可能なこと。そう、俺は─────────」
「ぜ、全G1制覇…ですか!?」
日本G1は芝とダートを含めて全部で30もある。これら全てを制覇するには芝とダートだけでなく、短距離から長距離全ての適正が無ければならない。ルドルフやマルゼンスキー、先人のウマ娘達では到底出来ないこと。ましてや適正を上げるのでも一苦労するのだ。
「じ、G1制覇だなんて不可能に近いですよ!だってシノンさんは芝のレースを出ているのに急にダートに変えることなんて…」
キタサンブラックが顔を俯かせる。芝のレースを走っていたウマ娘がダートで結果を出せる者はまずいない。逆もまた然り。
「それは次のレースで証明しよう。楽しみにしておけ」
と俺はキタサンブラックの背中を優しく叩き顔を上げさせる。
「心配する必要ねぇよ、次も勝ってやる」
「…本当ですか?本当に本当に本当ですか!?」
「本当だ。だからそんな顔するな。かわいい顔が台無しだぞ」
「か、かわ…///」
「「む〜〜!!」」プク~
ガキの励まし方なんて知らないが、元気になったのなら良しとしよう。
「ほら、もう帰んな。係の人間に見つかる前にさっさとここを出ろ」
「「「は〜〜い」」」タタタ
と3人は出口へと走って行った。俺は腰に手を置き深呼吸する。
「…そういうこった。俺は俺のやりたいことをやる。夢を叶える為に突き進む。それがどんな道であろうとそれが茨の道であろうとも、俺は迷わず突き進む。安心しろ、アンタに迷惑はかけねぇよ。アンタはアンタのやるべきことをしろ」
と俺は影で見ていた
「────。」
〜武天學園、生徒寮〜
「…来たかな」
「何だい、こんな遅くに呼び出して」ガチャ
武天學園にある生徒寮の一室の扉が開かれる。部屋に入ってきたのは武天學園理事長を務める風間史子。その後ろには校長の西宮が続いて部屋に入る。
「わざわざ遅くにすみません。どうしても理事長にお伝えしなければならないことがありまして」
と部屋の中で待っていたのは武天學園生徒会長を務める石井栄一だった。
「アタシを呼び出すってことはそれ相応のことなんだろうね」
「えぇ。こっちに」
と石井は史子達を部屋の奥へと案内する。部屋の奥にはありとあらゆるコンピューターやモニターがズラリと並んでいた。石井はコンピューターの前にある椅子に座り、カタカタとキーボードを叩き始めた。
「実は、2人に見てほしいのはこれなんです」カチ
と正面にあるモニターにある記事が映し出されていた。
「“警察署から脱走”…、誰がだい?」
「元外務大臣の柏木源太郎とそのバカ息子」
「それで?そいつらがなんたってんだい」
と史子が聞くと石井の表情が険しくなる。
「
「なんだと?」
「柏木達が捕らえられてた警察署、防犯カメラや警備が凄くて簡単には脱走出来るようなところじゃないんです。それに柏木達に脱走を企てるような知識も計画性もないし、監視の目をくぐり抜けて抜け出せるようなことも出来ない…。となると…」
「彼が脱走の手助けをした…、いや“脱走させた”と言うべきでしょうね」
「そうです、校長」
西宮が顎に手を当て、「ん〜」と考え始める。
「石井、確固たる証拠はあるのかい?」
「今のところありません…が、今も探している最中です。アイツ、証拠を隠すのが上手いので。クソ腹立ちますけど」カタカタ
と石井は再びキーボードを叩き始める。
「取り敢えず、あなた達2人にはこの柏木達を警戒してほしいことを伝えときます。何らかの動きが絶対にあると思いますので」カタカタ
「ありがとう石井君。それとすまないね、こんなことに巻き込んでしまって…」
「いいっすよ、気にしないで下さい。これも全部燈馬のためですよ。俺は燈馬に感謝にしてますし、燈馬と出会わなかったら俺はこんなにも変われてなかったと思います。だから俺は陰ながら燈馬のサポートに徹することを選んだ、それだけです」カタカタ
石井の言葉に西宮は笑みをこぼす。石井にとって燈馬という存在はそれだけ大きかったのだろう。
「…なら、今後もよろしく頼むよ。“栄一”」
「!……おうッ!!」
「では、私達はこれで失礼します。“栄一君”、無理はほどほどに。私も手が空けばお手伝い致しますので」
「ありがとうございます、校長先生」
と史子達は石井の部屋を出る。2人は手すりに身体を預け、石井が教えてくれた情報を整理する。
「確か柏木というと、ウマ娘の賭博や闇カジノ、自分の起こした事故の隠蔽、外務省のお金を使用など。挙げれば挙げるほどキリがない人間でしたよね」
「まあそれも警察が捜査してた時に発覚したんだけどね。けど、問題はそこじゃない」
「彼が関与しているかもしれない、というところですね」
「…何がともあれ警戒はしておいたほうがいいのかもしれないね。いつ何時、場所は問わずアイツは何かしらの行動は起こすはずさ。特にあの子がいるところは警戒したほうがいい」
「彼らにはお伝えますか?」
「どうせ耳に入るさ。変に言わなくたっていいよ」
と史子は生徒寮の階段へと向かい、西宮もそれに続いた。
「「ハァ、ハァハァ…、ッハァハァ…」」
「こっちに逃げたぞ!!追え!!」タタタ
「!!!」バッ
「お、追ってき…ムグッ」
タタタ…。
「いたか!?」
「いや見失った…。クソッ」
「まだ近くに居るはずだ。絶対に探し出せ!」
「「「はい!!」」」タタタ
「「……」」
・・・・。
「「ハァー……」」
暗い路地裏に逃げ込み、物陰に隠れていた男達が安心したかのようにその場に座り込む。何かから逃げていたようで息を切らしていた。
「どうして…どうして僕はこんなことしなきゃいけねぇんだよ!ふざけんな!!」
「喧しい!元はと言えばお前があの女をさっさと襲わなかったのがいかんのだろうが!!」
「うっせぇ!!僕は拗らせながらするのが好きなんだよ!!あんただってあんたがちゃんと警備させてなかったのが原因なんじゃねぇか!それに他にも余罪が出てきて、俺までとばっちりを喰らっただろうが!」
「オメェだって楽しんでたじゃねぇか!!負けすぎて金を貸してやったのは誰のおかげだと思っとるんだ!ワシが居なかったらお前は今頃マグロ漁行きだ!」
「なんだと!!」
と2人の男がいがみ合い、取っ組み合いになっていた。そして男が拳を握り、振り下ろそうとした…その時だった。
「おや、いけませんねぇ。こんなところで暴力沙汰ですか…。余程、警察のお世話になりたいそうですねぇ」コツコツ
「!だ、だれだ!」
と男は声のする方を見るとフードを被った人達が出てくる。
「確かあなた達は警察から逃げている人達ですよね?テレビでもトップニュースになってましたよ〜?」
「だ、黙れ!!貴様等は一体なんなんだ!!」
「おいおい、コイツ俺達の“恩”を仇で返すみたいだぜ?ならさっさと警察にでも付き出すか?」
「恩…、もしやあなた達は“あの御方”の!!」
「た、大変申し訳ございませんでした!!!」バッ!
と2人の男がフードを被った人達の頭を垂れる。
「それで?折角逃してやったのにまた捕まるのかよ。どんだけ警察が好きなの、お前ら」
「い、いいいえいえ!滅相も御座いません!!騒いでいるのはこのバカ息子でして…」
「はぁ!?お前が大声上げてたんだろうが!!」
「何だと!?親に向かって何─────」
バキッ!!
「おい、口を慎めって言ってんだよ。耳ついてんのか?あぁ?」
「た、たひへん…もうひわへ「息が臭ぇんだよ、喋んじゃねぇ」…」
フードの一人が男に蹴りを入れ、男を黙らせる。
「まあまあ、その辺にしときなよ。息子ちゃんがビビっちゃってるからさ〜」
「チッ」
とフードを被ったもう一人が男達の前に現れて屈んだ。
「さて、本題に入ろっか。今回あなた達にやって欲しいのは“とある場所を襲撃すること”、至ってシンプルな仕事さ。あなた達が裏で繋がっていた連中全員で襲撃してね」
というと蹴りを入れられていないもう一人の男が顔を上げる。
「あ、あの…私達はあの一件で裏の連中とも連絡が途絶えてしまって…」
「途絶えてしまって?」
「な、なので私達にはそれが出来ないとい─────ヒッ!」
と男の目にサバイバルナイフを突きつけられる。
「ごめんね、実は私さ耳が遠くってね〜。それで?何て言ったのかな?」
「い、いいえ!な、何でもありません…。か、必ずやり遂げてみせます…」
「うんうん!良かった良かった!私の耳は間違ってなかったんだね!!」
とナイフを下ろし、立ち上がる。
「決行は4月。それまでにちゃ〜んと集めといてね〜」
「「は、はい」」
と男達はまた頭を下げる。
「ち・な・み・に〜、あなた達2人がボスの出すミッションを達成すると特別報酬が手に入りま〜す!!」
「と、特別…報酬…!」
「それはね、これ!」ピラ
と1枚の写真を見せる。
「これに写ってる人物の首を持ってくるとボスがあなた達の願いを何でも聞いてくれるそうです!!」
「こ、コイツの首を…!」
「そ!だから、頑張ってミッションを達成しちゃお〜う!!」
「コイツの首を持ってくれば…」
「あの御方から…、報酬…!!!」
「後はお前達次第だ。精々ボスの為に働くんだな」
とフードの人達は暗闇の方へと歩いて行った。
「…パパ」
「何だ?」
「僕、カジノでつるんでた組の場所粗方知ってるから連れて来るわ」
「奇遇だな、ワシも同じことを考えていた」
「コイツの首をあの御方に…!そうすれば────!」
「あぁ!ワシらは世界の頂点に立てる────!!」
「フフフ…」
「ククク…」
「「アーハッハッハッハ!!!アッハッハッハッハッハ!!!アーハッハッハッハ!!!!アーハッハッハッハ!!アッハッハッハッハッハ!!!────────────」」
ビュービューと風が吹き始める。果たしてこの吹き始めた風は彼ら達に降り注ぐ予兆の前触れか─────。
まだ誰にも分からない。
読んで頂きありがとうございます。
燈馬の知らないところで不穏な空気が漂い始めていますね。何が起こるのやら。それではまた次回。
それでは、また〜