イナズマイレブン〜中途半端な逆行〜   作:トライデント

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イナイレ小説あるけど、半田が活躍してるのあんま見当たらんな
→書くか

で生まれたお話です。


無印編
逆行する半田


「今日からオレも中学生かぁ」

 

 

オレの前にそびえ立つのは、この町でも有名なマンモス校。

 

 

「私立雷門中学校…か」

 

 

これから3年間の中学校生活を送るところに、胸を躍らせながら校門をくぐる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「2度目……なんだよなぁ」

 

 

彼の名前は半田真一。"2度目"の雷門中生活を送る少年である

 

 

 

 

 

 

いつも通り、稲妻KFCの練習を見て、帰宅してそのまま就寝…したと思ったら、何故か小学生の頃に戻っていた。

夢かと思ったら、夢でもない。

しかも、その1週間後には雷門中の入学式が控えていたんだ。

 

 

「これって、目金が言ってた…たしか逆行ってやつだよな…?」

 

 

現在の記憶を保ちながら、過去へ時間と肉体が巻き戻る…だっけ。そんなことを前に飲んだ時言ってた気がする。

 

 

「空想のものじゃなくて、実際に起こるって…しかもなんでオレが…?」

 

 

目金から聞いた話から、そういうのって円堂や豪炎寺たちがなると思ってたんだけど、どうしてオレがなったんだ…?いや、理由なんてないのかもしれないけど…

 

 

「……でも、2度目…か」

 

 

正直、一度も思ったことはないと言ったらウソになる。

過去に戻って、やりたいことがない、ということは。

 

 

(………やっぱり、いるよな)

 

 

少し雷門の敷地内を歩いていると、オンボロの建物がひとつ。

そこの前には、オレンジ色のバンダナを巻いた男の子…円堂がいる。その隣には女の子…木野も。

そしてその近くを、強面の男…染岡が通り掛かる。

 

 

「サッカー部…?」

 

 

この時期の雷門中に、元々サッカー部はなかった。

円堂が当時顧問だった…えーと、なんだっけ。ふゆ…ふゆ……ふゆかき?に入部届を出したところ、部員が1人もいなければ、部室も放置されるという、ひどい有様だった。

それを円堂と木野が部室を掃除して、サッカー部の看板を見つけて、部室の前に掛けた時に、オレと染岡が通り掛かったんだ。

 

 

「お前たちもサッカーに興味あるのか!?オレは円堂守!一緒にサッカーやろうぜ!」

 

 

サッカー部に反応してるオレと染岡に、円堂が飛びかかる。

そう、雷門中サッカー部はここから始まった…いや、再始動したんだ。

前回のオレは、この2人と、後から入る壁山や宍戸に少林寺や栗松、それに影野にマックスと風丸、豪炎寺。それに目金もか。後から鬼道やシャドウ、虎丸も入るんだが。この雷門のみんなと、サッカーをしているだけで満足だった。

……というのも、ウソになる。たしかにみんなとサッカーをしていて満足だった。

でも、目の前にいる円堂と隣にいる染岡の2人と、オレには決定的な違いがある。

フットボールフロンティアインターナショナル。通称FFI。

少年サッカーの世界一を決める大会に、2人は日本代表として出場し、優勝をもぎ取った。

その時オレは、代表候補にすら選ばれなかった。

その時は仕方ないと諦めていた。他は豪炎寺に鬼道、風丸や、全国の強豪選手が選ばれていて、そこに食い込めるとは、オレ自身も思っていなかった。

だが再び、この瞬間に戻って来ると、やっぱり…と思う。

 

 

(オレもこの2人と一緒に、世界でサッカーをしたい)

 

 

なぜオレが逆行したかは、今はどうでもいい。

改めて原点に戻ってしまったら、この想いは止められない。

 

 

「改めて!オレは円堂守!よろしくな!」

 

「……ああ!オレは半田真一。小学校の頃もサッカーやってたんだぜ」

 

「オレもだ。染岡竜吾、フォワードやってたぜ」

 

「わたしは木野秋。マネージャー、させてもらいたいな」

 

「よーし!半田と染岡!それに木野!オレたちでフットボールフロンティアに出て、優勝だ!!」

 

「ああ!日本一の次は、世界一だ!」

 

「ンだよそれ、気が早すぎるだろ!」

 

「ふふっ、わたしも見てみたいなぁ。世界でサッカーをするところ」

 

 

こうして、雷門中サッカー部は再始動した。

オレにとっても、二度目の雷門中サッカー部。

中途半端と呼ばれてもいい。最後まで、食いついてやるんだ…!




とくに逆行特典とかもなければ、GO時代の円堂たちと違い、プロサッカー選手としての経験もないので、ほぼ丸腰のままで放り込まれてます。
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