イナズマイレブン〜中途半端な逆行〜   作:トライデント

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( ゚д゚)
急なUAとお気に入り爆上がり。
(;゚Д゚)
初めて評価に色が着く。
((((;゚Д゚)))))))

何が起こったか分かりませんが、色々とありがとうございます。
これからも中途半端な逆行を温かく見守ってやって下さい。

(° Д°)


尾刈斗戦・前奏

昨日は軽い練習で済ませ、尾刈斗中との練習試合の日となった。

いや、明日試合するって昨日言われたんだから、そりゃ最速で試合の日になるんだけどさ。よく尾刈斗も了承したな。目的は分かるけど。

今はそれぞれベンチ前にいる。最後の調整中ってやつだ。

 

 

「しっかし、ホラー映画に出てきそうなヤツばっかだな。学校の名前と一致しすぎだろ」

 

「違いますよ、染岡くん。オカルトというのは、主に超常現象のことを表す言葉です。ですから彼らを表すならホラーの方です。しかも主にB級の」

 

「お、おぉ?なんだB級って。あと目金、お前そういうとこはイキイキするよな」

 

「………不気味だ……」

 

「まぁ、そりゃ影野より不気味だよな。えーと、フランケンとかドラキュラとかと、うっわ、ジェイソンまでいるな」

 

「へぇ。けっこう詳しいんだね、半田くん」

 

「んー、そこまでじゃないぞ。ホラー映画ってあまり観ないからな。というか、年齢的に観れないのもあるし。大体ゲームに出てくる敵とかで覚えるのがほとんどじゃないか?」

 

「まぁね。エクスカリバーとかグングニルとかだって、大体強い武器って認識だもんね」

 

「エクスカリバーはアーサー王物語、グングニルは北欧神話に登場するものです。それぞれとても大事な…」

 

「いや、オレが話を振ったからだと思うから悪いんだけど、そろそろ試合が始まるから駄弁るのもそれぐらいにな?」

 

 

しかし、エクスカリバーか。エクスカリバーって、FFI本戦に出てたイギリスのエドガーのシュート技だったな。たしか、ゴールから離れてるほど威力が上がるとかだったかな。

んー…そこまでじゃないにしろ、オレもローリングキックの威力あげたいんだよな…どうすればいいかな。

 

 

「貴方たち、そろそろではなくもう始まりますので、グラウンドに整列してください」

 

「へーい」

 

「……まったく」

 

「ねぇ、半田くん。なんだか冬海先生への反応が雑だけど、いいの?」

 

「まぁ、冬海だし」

 

「本当、本人がいる前でよく言えますよね。大谷さん、良くはないですからね。これは諦めと言うんです」

 

「…………そ、そうなんですか」

 

「分かるぞ、大谷。それでいいのかってなる気持ち、分かるぞ」

 

「染岡くん……」

 

「でもな、大谷。昨日も観ただろ?サッカー部の十八番。あれだけじゃないんだよ」

 

「……えっ、そういうこと?」

 

「そういうことだ」

 

「本当にそれでいいんですか?冬海先生」

 

「………ははっ。これで2年目ですからね。慣れましたよ」

 

(哀愁漂ってるなぁ……)

 

「あのー、染岡くんと冬海先生。早く行かないと、尾刈斗の選手と監督が待ってますよ」

 

 

なんかベンチで染岡と大谷と冬海が話してて、木野に言われて染岡と冬海が急ぎ足でこっちに来た。

 

 

「なに話してたんだ?」

 

「いつものことだよ。気にすんな」

 

「染岡くんが言うことじゃ…いえ、もういいです」

 

「?」

 

 

変な染岡と冬海だな。あとなんか、ベンチの目金とマネージャー3人がオレの方見て苦笑いしてるけど、本当に何があったんだ。

 

 

「えーと、雷門中サッカー部顧問の冬海卓です。お待たせして、申し訳なく」

 

「いえいえ、構いませんよ。尾刈斗中サッカー部監督の地木流灰人。今日はお手柔らかにお願い致します。しかし、顧問とは。監督ではなく?」

 

「えぇ。私はサッカーにそこまで詳しくなく、下手な指揮をするワケにもいかなくて。文字通りの部員の監督役ですよ。その分、選手たちの判断力は上がっていってるので、悪いことだけではありませんが」

 

「ほほぉ!そうですか。しかしまぁ、豪炎寺くんがいたのなら帝国学園に勝利したのも納得です。豪炎寺くんさえいれば、対抗出来るでしょうからねぇ…」

 

 

そう。この監督は豪炎寺が目当てで、雷門との試合を受けたんだ。

なんか雷門曰く、練習試合の申し出を受けないと呪われるとか言われてたらしい。そこでオカルト出すのかよ。

 

 

「あの監督、嫌な言い方するでやんすね…」

 

「たしかに、豪炎寺さんが点を取ってくれたから勝てたっすけど…」

 

 

壁山の言う通り、豪炎寺のおかげで廃部にならないで済んだのは事実ではある。

でも、言われると分かってても、他のみんなはいても変わらないって言われるのは、腹が立つ。

 

 

「………豪炎寺くんが優れているのはそうですが、それだけではありませんけどねぇ」

 

「……ほぉ?どういう意味です?」

 

「どういう意味と言われても、サッカーは11人でやるものでしょう。あまりサッカーに詳しくない私でも、そこは分かりますからねぇ。まさか、豪炎寺くん1人で試合をすると思ってましたか?」

 

「…………くくっ、それはそれは。では、お手並みを見せてもらいましょうかね」

 

 

その間に両選手間で握手を済ませていたから、それを皮切りに尾刈斗の監督はベンチへ戻って行った。

隠してるつもりだったろうけど、顔が歪んでたぞあの監督。

 

 

「………珍しいな。冬海が煽り返すとは思わなかったけど」

 

「最初は言わせておけばいいとは思いましたが、やはりこういうのは面と向かって言わないとですからねぇ。それに、豪炎寺くんだけのワンマンチームと思われるのは、貴方達だけじゃなく、私も悔しいものですから。そうでしょう?円堂くん」

 

「はい!豪炎寺だけじゃない、オレたち雷門のサッカーを、あの監督に見せてやります!」

 

「やる気が上がったのなら、私も慣れないことをした甲斐がありました。では、後は任せますよ」

 

 

そう言って、冬海もベンチへ戻って行った。

 

 

「……冬海先生、やる時はやる先生なんですね」

 

「…オレたちも、頑張らないと」

 

 

少林や宍戸たち1年もやる気が上がってる。これはまぁ、冬海のおかげだな。オレ達が言っても、あの監督は何とも思わなかったろうから、冬海が言ってくれたおかげで、胸が軽くなったはずだ。

 

 

「よーし!この試合に勝って、フットボールフロンティアに行くぞ!」

 

『おぉ!!!』

 

 

 




本当は試合までやるつもりだったんですけど、なんか冬海がからげんきでイキイキしだしたので、分けますね。
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