栞子side
練習が終わり、皆さんが少し話しているときの事、未唯さんが彼方さんにあることを話していた
「今日はよろしくお願いしますね」
「うん、OKだよ~」
「あの、今日はお二人で何かあるのですか?」
「あ、私たちがって事じゃなくって」
「今日は苺ちゃんがお泊まりにくるんだ~」
苺さん……確か未唯さんの双子の妹の……会ったことはないけど、侑さんや歩夢さんから話を聞くと警戒心が強い猫みたいな子らしいけど…………
「苺ちゃん、ちょっと遠慮とかするけど気にしないでくださいね」
「分かったよ~未唯ちゃんもお泊まりすればいいのに~」
「あはは、誘われたのは苺ちゃんなので……私は遠慮しますね」
「そっか~じゃあ今度だね」
さて私は一旦生徒会に行って残っている仕事がないか見てみないと……そう思って部室から出ようとすると、
「あ、栞子ちゃん、ちょっといい?」
「はい?」
「ちょっとお願いしたいことが」
侑さんと歩夢さんが私にお願いしたいことって……なんだろう?
彼方side
「お邪魔します」
「お姉ちゃん、ただいま」
「遥ちゃん、おかえり~苺ちゃん、いらっしゃい」
遥ちゃんと一緒に苺ちゃんがやって来た。前に会ったときは普通に話せていたのに、今日は本当に警戒心が強い猫みたい。
「その、今日はよろしくお願いします」
「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ~」
「す、すみません」
これは本当に慣れさせるまで大変かもしれない
「もう少ししたらご飯できるから待っててね~」
「あ、お姉ちゃん、私も手伝うよ」
「わ、私も……」
「今日はお姉ちゃんが作るから大丈夫だよ~折角苺ちゃんが遊びにきたんだから腕によりをかけてごちそう作るから」
私はそう言って、台所に戻るのであった。遥ちゃんと苺ちゃんは部屋に行くのであった。本当に仲良しだな~
遥ちゃん、あんな風な苺ちゃんとどうやって仲良くなったんだろう?
夕飯を作り終えて、三人で一緒に……
『いただきます』
ご飯を食べながら少し苺ちゃんを観察してみたけど、おかずを食べる度に美味しいのかちょっと嬉しそうにしていた。
「ふふ」
「どうしたの?お姉ちゃん?」
「ううん、なんでもないよ~」
「そう?そう言えば苺ちゃんって料理とか作ってるの?」
「うん、お母さんたち夜遅いから私と未唯姉で交代で…………」
「一緒に作ったりとかは~?」
「たまにするかな?料理の腕は歩夢姉に教わってる未唯姉が上だけど」
未唯ちゃんがたまに見せる女子力の高さは歩夢ちゃんのお陰なんだ~
「まぁ今日は大丈夫か心配だけど……」
「心配って?」
「彼方さんは未唯姉の印象ってどんな感じですか?」
「えっと……」
印象か~私が見る限りだと……
「頑張りやさんで、誰にでも優しいけど、大切なものに対しては起こったりする感じかな?」
「未唯姉ってそんな感じですけど、あまり人に見せないところがあるんです……」
「それって?」
「………………」
苺ちゃんの話を聞き、ちょっと後悔した。もう少ししつこくお願いすれば良かったかな?
二人がお風呂に(遥ちゃんの押しの強さに負けて)入っている間、私は心配になった。でも本人に聞くのは悪いし…………ここは歩夢ちゃんにでも……
『もしもし?』
「あ、歩夢ちゃん、あのねちょっと未唯ちゃんの事聞いて……大丈夫かな?」
『そっか苺ちゃんが話したんですね。それなら大丈夫です』
「そうなの?もしかして歩夢ちゃんと侑ちゃんがいるの?」
『今日は私たちは無理だったんですけど…………』
そっか、それならたぶん大丈夫だね
「ごめんね。わざわざ電話して」
『いえ、私たちも心配してたので……』
電話を切ると丁度二人がお風呂から上がってきた。
「お姉ちゃん、上がったよ」
「うん、次は私が入るね~あ、そうだ苺ちゃん」
「はい?」
「未唯ちゃんは大丈夫みたいだよ」
「?」
「帰ったら話してくれるかもね」
次回に続きます
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