「あ、おはようございます」
「時間ぴったりですね。流石は貴方ですね」
「え?もう少し早めに来たかった?どうしてですか?」
「早く私に会いたかったって……うふふ、そんなことを言ってもらえると嬉しいです」
「それにしても貴方の希望でこの服を着ましたが……そんなにお気に入りでしたっけ?」
「え?前にみんなと遊びに行ったときに見て……それに肩を出してたから気合入ってるから勝負服かと思ってた?ま、まぁ勝負服ですけど……」
「も、もう早く行きましょう。貴方とゆっくり一緒にいられる時間は少ないんですから」
「しずくちゃん、凄いね。未唯ちゃんの誉め殺しに耐えてる」
「未唯さん、今回は全力でしずくさんを照れさせたいらしいですよ」
「しず子はしず子でみい子の思惑を読んで演技してる」
「何の演技だろ(はてな)」
「多分ですが、遠距離している相手とデートをしている子の演技じゃないでしょうか?」
「もしくは身分違いの人とのデート?」
「あ、二人ともソフトクリーム買ってる」
「かすみんたちも二人が離れたあとに買おうよ!」
「あの、本来の目的である。誕生日企画の撮影をしている侑さんのサポートを忘れてませんよね?」
「私はイチゴ。貴方はチョコ……こうして別々の味を食べるってデートの定番ですね」
「あ、頬にクリームついてますよ」
「はい、取ってあげましたよ。あの、どうして身構えたんですか?」
「取り方にちょっと身構えた?どういうことですか?」
ペロッ
「あ////」
「し、舌で舐めとるなんて……恥ずかしくないんですか?」
「私相手にしかやらないって///もう///」
「なんですか///私の照れた所を見れたって、嬉しそうにしてますし///」
「あれは……素だね『ドキドキ』」
「というかみい子ってあんな風にやったりしたっけ?」
「え?しますよ」
「「え?」」
「未唯さん、たまにあんな風に積極的なことを無自覚にやって来ます。私も良くされるので……心臓が持ちません///」
「りな子、みい子の無自覚って……」
「幼馴染二人の影響だね」
「何だか遊園地や水族館とかに行くだけかと思ってましたが、ただ街を歩いているだけでしたね」
「ダメだった?いいえ、こうして貴方とこんな風にいられるだけで私は幸せですよ」
「でも貴方と一緒にいる時間ももう終わりですね……明日からはまた今までと同じようになってしまうのは寂しいです」
「え?寂しくならないように出来なかったって……そんなことないですよ。私にとって素敵な思い出です」
「帰る前に……素敵な思い出だけじゃなく、幸せな思い出を?」
「え、あの、未唯さん?顔がちか……未唯さん!?」
「つ~~~~~~~~////」
次の日、
「えっ?キスしてない?」
「うん、する寸前で指で唇を当てたよ」
かすみちゃんたちに最後のシーンはキスしたのか聞かれたので、ありのままを答える私
「角度的にしてるように見えたよ」
「あはは、私的にはキスは大好きな人しかしないよ~」
「大好きな……」
「ひと……」
かすみちゃん、璃奈ちゃんが栞子ちゃんの方を見た。栞子ちゃんは顔を真っ赤にさせていた。
「えっと、未唯さん///」
「私的にはしずくちゃんをドキドキさせることが達成できて良かったよ」
そんな話を四人で話していると、前を歩くしずくちゃんを見つけた。私たちはしずくちゃんに声をかけると……
「あ///未唯さん///その///おはようございます///」
あれ?何であんなに顔真っ赤に?
鼓子せつ菜ちゃんの声がイケメンだった
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