未唯「使おうとしたら、消えたんだけど?」
紗桜莉「威力もう少し引き出せそうだから、改造するね」
休日、いい天気というのもあって、今日は栞子ちゃんと一緒にお出掛けをしていた。
「何だか未唯さんとのデートはのんびりできますね」
「え?そう?」
「えぇ、普通お付き合いしている人たちは一緒に服を見たり、映画を見たりと色んな所に行くものですが、未唯さんは特にそういう希望がないといいますか……」
「あー、私としては栞子ちゃんとこうしてのんびり散歩とかしてる方が落ち着くというか……好きな人とこんな感じのデートをしたいって気持ちがあるというか……なんと言うか」
改まって言うと結構恥ずかしいな~
でも私は本当にこうして二人でのんびりと過ごしている方が一番好きだから……
「私も未唯さんとならこうして二人きりでいられるのがすごく好きですよ」
栞子ちゃんは顔を赤らめながらそう告げる。うん、栞子ちゃん可愛いな~
二人でそんな時間を過ごしていると、ふと見覚えのある姿を見つけた。あれって……
「きな子ちゃんだ。散歩かな?」
「そうみた……」
「「え?」」
一人で散歩しているのかと思ったら、きな子ちゃんは見知らぬ男の人といた。
「もしかして……」
「彼氏でしょうか?」
きな子ちゃんみたいなおとなしい子が彼氏持ち……意外というべきかなんと言うか……
「少し後をつけてみる?」
「未唯さん、意外とこういうの好きですね」
「まぁ気になっちゃったから……」
と言うことできな子ちゃんたちの後をつけていく私たち。
つけていって分かったことがある
「何だか恋人同士っていうより……」
「兄妹みたいですね」
雰囲気が本当に仲のいい兄妹にしか思えない。ということは……
「あの、未唯さん」
「うん、栞子ちゃん、これは普通に……」
聞いた方が早いと言うことで私たちはきな子ちゃんたちに声をかけるのであった。
きな子ちゃんたちに声をかけ、近くの喫茶店で話をすることになった。
「初めまして、篠原灯夜だ」
「高柳未唯です」
「三船栞子です」
「灯夜さんはきな子がお世話になっている人っす」
「親同士が知り合いだからってもあってな。きな子が東京に来るってことで、僕の家に居候してることになったんだ」
「きな子ちゃん、話してくれればいいのに」
「いや、その……変に話すと誤解されたりしたら灯夜さんにご迷惑がかかってしまうっす。だから……」
「話すタイミングを逃して、気がついたら話そうとしていたことを忘れたみたいなんだ」
きな子ちゃんらしいな~
それにしてもきな子ちゃんが灯夜さんと一緒に暮らしてることって……
「かのんちゃんたちには話してあるの?」
「そうっすね~この間しあちゃんが来たときに話したっす。でも前から知ってたのは蓮華ちゃんだけっす」
「隣が蓮華の部屋だから、まぁ蓮華もきな子のことを思って話さなかったみたいだしな」
何だか知らないうちに色々とあったんだ。
「でもみんなに灯夜さんと暮らしてるってことを知られたっすから、これからはみんなに会えるっすね」
「いや、大学の方が忙しくなかったらな」
「きな子、夏美ちゃんたちのことを早く紹介したいっす」
なんと言うか本当に兄妹みたいだな~まぁ灯夜さんが悪い人ではないから安心だけど……
感想待ってます
近いうちにまたひろプリとのクロス回を書きたいけど、早くバタフライ出て……