虹が咲き、白が交ざる 外伝 白と翡翠   作:水甲

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スクスタ……ありがとう


127 虹と結とヒーローガール ⑥

ランボーグと対峙する私たち。バイクランバーグは身体に埋め込まれたタイヤを回転させ、タイヤ型のビームを放ってきた。

 

「任せて!」

 

バタフライが蝶の障壁を出してビームを防ぐと、スカイとウィングが前に出てきた。私は翡翠色の羽を飛ばし、ランバーグの視界を塞ぎ、プリズムが光弾でランバーグの注意をひき、スカイのパンチとウィングのパンチがランバーグに命中した。

 

「やるじゃん!エンジェル!」

 

「ウィングとバタフライと一緒に戦うの初めてなのに、合わせられるの凄いよ」

 

「こういう動きを合わせたりするのは得意だからね」

 

「スクールアイドルだから?」

 

「そんなところかな?」

 

「呑気にお喋りか!余裕をこいてられるのも今のうちだ!」

 

ランバーグは身体を捻り、回転させながらビームを発射してきた。バタフライは私たちを守り、私はお姉ちゃんたちを守るために羽を使ってバリアを張った。

 

「うーん、この間みたいに落ちた羽は動かせないみたいだけど……さてどうしたものか?」

 

「エンジェル、ここは私が隙を作ります!その間に……」

 

「それでもいいけど、気になることがあるんだよね」

 

「「「「気になること?」」」」

 

あのランバーグ……バイクを媒体にしているのに……何で突っ込んできたり、バイクそのものの攻撃をしたりすればいいのに…………こう言うとき紗桜莉ちゃんみたいに煽ったり出来たらいいんだけど、私には難しいんだよね~

 

「ほらほら、どうした!手も足も出なくなったのか?」

 

バッタさんが調子に乗ってるみたいだし、仕方ない……苦手だけど煽ってみるか

 

「よく言うよ。バイク本来の凄さを理解してないのに、そんな風に言うなんて……少しは勉強したら?」

 

「ハーーーーー!!!舐めたことを言いやがって!ランバーグ!そいつに突っ込め!」

 

「ランバーグ!」

 

ランバーグが四つん這いになり、こっちに突っ込んできた。私は背中の翼を動かし、翼でランバーグのエンジン部分を破壊した。

 

「ランバーグ!?」

 

「機械の弱点のエンジンを破壊すれば、もう動くことが出来ないよね」

 

翼を戻し、私はスカイたちに目線を送り、みんなは頷くと

 

「ひーろーがーる!エンジェル・スフィア!」

 

ランバーグを羽で包み込み、浄化していく。

 

「スミキッター」

 

「だぁぁーーーー覚えてろよ!バッタモンモン」

 

ランバーグを倒したことで壊れた場所も直っていき、私は変身を解除する。この間みたいな疲労はない。

私はかのんちゃんたちに声をかけた。

 

「ちゃんと説明しないとね」

 

 

 

 

 

 

 

 

結ヶ丘の部室に……だと人数が多く入りきらないので屋上でかのんちゃんたちにソラちゃんたちのこと、私がプリキュアに変身した敬意を話した。

 

「そんなことが……」

 

「私たちに記憶がないのは、その余計な混乱を招かないように……」

 

「信じられないことデスが……」

 

「あんなの見せられたらね」

 

「それにしてもプリキュア……そんな存在が……」

 

「驚いたっす……」

 

「科学とかではなく、魔法に近い……」

 

「凄すぎだろ……」

 

「しまった!?映像に残しておけば……マニーが」

 

夏美ちゃん、それはやめとこうね。私はその言葉を含めた笑顔を夏美ちゃんに向け、夏美ちゃんは怯えながら頷くのであった

 

「すみません……まさかバッタモンダーが来るなんて……」

 

「気にしないで、ソラちゃんたちも予想できなかったでしょ」

 

「でも何でバッタモンダーがあんなにボロボロだったんだろ?」

 

「それは……」

 

「まぁ……紗桜莉ちゃんが凄すぎたってことだね」

 

みんなで寝ている紗桜莉ちゃんを見た。何で寝ているのかと言うと私の変身した姿が良すぎたとか…………

 

「またバッタモンダーが襲ってくるかもしれません……そのために!」

 

「そうだね。かのんちゃん、提案なんだけど……」

 

私の提案はソラちゃんたちが滞在している間……合同ライブまでの間、ソラちゃんたちには別れて警備してもらうことに……振り分けとしては、ツバサくん、あげはさんは虹ヶ咲に、ソラちゃん、ましろちゃんは結ヶ丘に……別れることで親交を深めるためでもある

 

因みにソラちゃんたちが滞在する場所は一旦私の家に……明日辺り改めて話し合うことになったけど…………その日の夜、ツバサくんにある悲劇……なのかどうか分からないことが起きるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

侑side

 

ソラちゃんたちが来て、色々とあった一日だったけど、話し合うことでなんとかなりそうだった。

そんな日の夜、私は夢を見ていた。

 

「久しぶり」

 

夢の世界には私がいた。違う……この子は……

 

「あなた……ちゃん?」

 

「うん」

 

何でまた私の夢に?

 

「私がいた世界とこの世界との繋がりがなくなる。お互いに干渉しあわないほうが一番なんだけどね……」

 

「それじゃお別れをいいに?でもあなたちゃんを助けたのは未唯だよ」

 

「ううん、貴方に言うべきだと思ってね。これから先、沢山辛いことや悲しいことがあるかもしれないけど……それ以上に沢山嬉しいこと、楽しいことが……侑ちゃんにも待ってるから」

 

「それはあなたちゃんにもだよね」

 

「うん……それじゃ……またね」

 

「うん、また」




何処かのタイミングであなたちゃんと侑ちゃんのバトンタッチを書きたかったんだー
そしてツバサくんの悲劇?は……高柳家にいるあるものが……
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